深川市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日
危険農薬の使用
2019年12月11日、深川市議会の一般質問で、佐々木一夫議員が「危険農薬の使用」について質問し、経済・地域振興部長 伊藤久人が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木一夫 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 伊藤久人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 佐々木一夫
次の質問に移らせていただきます。危険農薬の使用について質問させていただきます。ことし私ども新政クラブといたしまして、少し勉強させてもらいました。JIAMという研修施設が大津市にございます。そこで全国の市町村議員の勉強会がございまして、私どもは地方自治、住民自治、それと地方創生の講義を受けてまいりました。そこで、3人の総務省の方が講師となりまして、班別の研究発表をやらせていただきました。66人の参加があったのですが、事前の課題で同じように農業問題を掲げた我が深川市を初めとした農家地区の方々と一緒に班を組んでやりました。簡単にいいますと、そこで規制緩和どうのこうのという話につきまして、種子法廃止があり、あるいは農業競争力強化支援法があり、そして逆に今度種苗法の改定があって、農家の自家採種が禁止される時代になる。要するに一方で規制緩和があって、一方で規制の強化がある。これはどちらも日本の農民にとって極めてまずいことで、逆に外国の企業とか、そういったことのための法律改正ではないかという話をいたしました。そういった中で、逆に少し問題になったのは、まさに今回のTPP、それから日米FTAもさようでございますけれども、規制緩和されたものの一つの中に、農薬、特にグリホサート、そしてネオニコチノイドがございます。簡単にいうと、私どもの認識でございますけれども、これが規制緩和されたのは、特にアメリカからの輸入を認めるために、日本の基準ではなく、アメリカの基準に合わせて緩和したものだという話もさせていただきまして、私ども農家地帯よりも、むしろ都市部の消費地の皆さん方こそ、このことを真剣に考えていただきたいということを訴えまして、大変な評価をいただきました。そういった認識のもとで、この質問もしたいと思っております。今、逆に欧米中心に進んでいるのは、グリホサート、あるいはネオニコチノイド系の農薬の使用規則についてなのです。何と中国までも使用規制を始めているのです。グリホサートは除草剤です。いわゆるラウンドアップです。これは発がん性が非常に強い。そして、ネオニコチノイドは、簡単にいいますと、子供の学習障がいの誘因や原因が高確率で疑われております。先ほども言いましたように、世界はこの両方の規制と使用禁止が広がっております。そのような中で日本だけがその基準を、物によっては数百倍に緩和しているわけです。私どもは、安心・安全の深川産農産物のためと、何より住民、子供のために深川市として何らかの対策が必要と思わないかといったことで考え方を伺います。
答弁 経済・地域振興部長 伊藤久人(経済・地域振興部長は2020年3月まで)
危険農薬の使用についてお答えいたします。農薬につきましては、その安全性の確保を図るため、農薬取締法に基づきまして、製造、輸入から販売、そして使用に至る全ての過程で厳しく規制され、試験研究の目的で農薬を製造し、もしくは加工し、または輸入する場合など、一部の例外を除きまして、国に登録された農薬だけが製造、輸入及び販売できることになっております。また、農林水産省においては、食品安全委員会、厚生労働省及び環境省と協力して、農薬を使用する農業者の健康への影響、水質や水生生物などへの影響、周辺の農作物や有用生物への影響、また農薬が残留した農産物を食べた消費者の健康への影響や病害虫防除の効果などを、これらの試験成績に基づいて評価し、登録の可否を判断しているところでございます。なお、国におきましては、グリホサート、ネオニコチノイド系の農薬につきましても、発がん性や発達神経毒性などのさまざまなデータをもとに、食品安全委員会による安全性の評価が行われております。こうした評価をもとに、厚生労働省で残留基準値を設定しているもので、使用方法どおりに使用すれば、人への健康上の問題がないことを確認した上で登録が行われているものと認識しているところでございます。このような中で、議員ご指摘のとおり、海外のさまざまな国において販売や使用の禁止、制限等がなされていると伺っているところでございますが、国においては農薬の安全性の一層の向上を図るため、また農薬の規制に関する国際的動向等を踏まえて、同一の有効成分を含む農薬について、一括して定期的に安全性等の再評価を行うこととしております。昨年12月に改正農薬取締法を施行しているところでございます。その中でグリホサートやネオニコチノイド系農薬を含む全ての農薬について、最新の科学的知見に基づいて、安全性等の再評価が行われるものと承知しているところでございます。本市としましては、農薬は現在の生産に欠かせない、あえていえば、品質のよい農産物の安定供給に欠かせないものでありますので、防除効果とあわせて、人の健康や環境などに対して安全と認められたものだけを登録し、また使用に当たっては、希釈倍数、使用量、使用時期、回数など、使用方法を遵守することが最も重要であると考えております。今後におきましても、これまで同様、関係機関・団体と連携をとりながら、安心で安全な農産物生産を推進してまいりたいと考えているところでございます。
質問 1番 佐々木一夫
やや不満ですけれども、市の立場として、それしか言えないなと思います。