みんなの議会

深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月20日

自由通路エレベーターのトラブル

2018年6月20日、深川市議会の一般質問で、佐々木一夫議員が「自由通路エレベーターのトラブル」について質問し、建設水道部次長 井原淳が答弁しました。

質問者
佐々木一夫 議員
答弁者
建設水道部次長 井原淳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 佐々木一夫

その法体系の話をしているのですけれども、2回しかできませんので、次に移ります。5番目、自由通路のエレベーターについて。一昨日の太田議員の質問で、私の質問は削除になるかなと思っていたのですけれども、残念ながら、あの答弁では言葉足りずではないかと思いますので、質問させていただきます。一つ目、事故といいますか、トラブルの原因について。確かに直接原因は、ルーフドレイン配管の継ぎ手の腐食ですけれども、なぜそれでブレーキ制御装置の故障になるのか。今回は漏水ですけれども、例えば暖房のない鉄骨造であれば、大量結露現象が起きても不思議ではありませんし、あるいはバリアフリーによって、グラウンドラインとフロアラインに段差がない以上、床上浸水等は想定内のはずです。それへの対応がなかったことが最大原因ではないですか。多少の水が発生したからといって、そこに浸水して、ブレーキが故障するのはおかしいわけです。それが僕は最大の原因ではないかと思っていますが、どうなのでしょうか。ましてや、例のシンドラーエレベーター事故の原因も、ブレーキシステムの誤作動でした。最大の注意を払わなければならないところだと思います。また、修理の遅滞については、受注生産を理由にしておりますが、エレベーター業界というのは、本来エレベーター本体ではなくて、そのメンテナンスで利益を生んできた業界です。それにフリーランスのような形でくさびを入れたのはSEC社です。同社は、製造会社が部品供給を故意におくらせているとして、独占禁止法に基づく訴訟を起こしております。すなわちこの遅滞は、ある意味で最初からのリスクであり、メンテナンス内容の変更もありますが、しかしながら同社と契約することの経常利益、概算で市で年間約600万円以上の節約だったと思います。10年ならば6,000万円以上、20年ならば億になります。それを選択したのが実態だと説明すべきではなかったのでしょうか。したがって、今回の対策は、機器交換にとどまらず、今後の方針として、浸水対策が必要なのではと思います。それへの考察が対策として必要ではないのでしょうか。さきの臨時市議会で私は設計、監督、そして維持管理までかかわることが、市の技術者としての技術力の向上につながるのではと問いただしました。その視点での答弁をお願いいたします。二つ目、言うまでもありませんけれども、同じ失敗は繰り返せません。この事故のある意味貴重な経験を、ほかのエレベーターの今後の維持管理にどういうふうに生かしていくか、その考え方を伺います。

答弁 建設水道部次長 井原淳(建設水道部次長は2019年12月まで)

自由通路エレベーターのトラブルについて2点質問いただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、今議会初日の太田議員の一般質問において、市長よりおわび申し上げましたが、私からもご利用者の皆様に長期間にわたりご不便をおかけしておりますことに心よりおわび申し上げます。この自由通路の設計については、平成12年に市が株式会社北海道ジェイアール・コンサルタンツに業務委託を行い、工事発注及び工事監理については、平成13年度から14年度にかけて、線路上の作業となる橋桁の一部をJRで行い、それ以外の施設については、市が行ったもので、今回の故障したエレベーターのある階段室エリアは、市の工事監理の範囲であったものです。また、エレベーターについては、平成15年4月1日から供用開始し、おおむね15年使用してきているもので、その間、財団法人日本建築設備・昇降機センターの昇降機の維持及び運行の管理に関する指針に基づき、保守点検委託業者において、毎月1回、点検を実施しておりまして、市ではその点検の結果報告書の内容をもとに、部品交換など、必要に応じて修繕を依頼し、安全な運行に努めているところでございます。質問の1点目のうち、今回の故障原因及び長期にわたった原因についてであります。今議会の太田議員の一般質問において、長期使用停止の原因などにつきまして、市長からお答えさせていただいておりますとおりでございますが、議員からは違う角度の質問と理解させていただき、お答え申し上げます。今回の故障は、床上浸水等の対策がされていなかったことが原因ではないかにつきましては、議員の質問にありますように、結露の可能性やバリアフリー化により建物の床を低く設定することで、大雨災害時の浸水が懸念されるわけでありますが、現状を申し上げますと、結露につきましては、特に問題は発生しておらず、バリアフリー化による建物内への浸水についても、ここ15年間の大雨時には確認されていない状況でございます。想定していたのかにつきましては、日ごろからリスクの大小や最悪の事態を想定することは重要なことと考えておりますが、今回のケースは初めての事案であり、エレベーター設備の復旧にこれほどの時間を要することや、エレベーター地下ピット内に建物排水が流入するケースについては、残念ながら大きなリスクとして想定できていなかったものです。水の対策としましては、今回の件も踏まえまして、今後は同様の事故が起こった場合を想定した上で、エレベーター地下ピット内に水を侵入させないための防水壁を設置するなどの措置を行うことや、建物の通常点検において、特に漏水に対する点検に注意を払うなどの対策を行ってまいりたいと考えておりますし、また屋外の大雨時対策については、建物の前面道路より西側に向けて低くなっている勾配であり、浸水の可能性は少ないと考えておりますが、今後どのような対応が望ましいか検討してまいります。修理の遅滞につきましては、議員からのご指摘では、製造メーカーであるフジテックが保守点検業者のSECに対し部品供給を故意におくらせているのではないかという趣旨のお話かと存じます。市といたしましては、故障当初より、早期の復旧に向けて、SEC及びフジテックの両者と協議する中で、おのおのから受注生産のため、製作に時間を要するとの説明を受けておりまして、製造メーカー以外の別会社が保守点検することにより、納期にかかる時間に差があるとの情報は承知していないところでありますし、仮に議員がご指摘のとおりであったとしても、私どもとしては、想像の域を超えないものであると考えているところです。SECのホームページを確認しましたところ、部品の供給について、メーカーからの部品供給がスムーズに行われている旨の記載もございましたので、市といたしましては、業者からの説明どおり、受注生産のため製作に時間を要しているものと認識しているところでございます。次に、2点目のこの経験をほかのエレベーターの今後の維持管理にどう生かすかについてです。ほかの施設においても、建物の現状を含め、図面や現地を調査し、こういった問題が起きないか再点検を行うなど、エレベーターを管理する関係所管と情報共有を図るとともに、保守点検業者とも協議しながら、再発防止に取り組めるよう適切な維持管理に努力してまいりたいと考えており、また今後新たに計画される施設においても、同様に維持管理を念頭に設計・工事監理に努めてまいりたいと考えております。

再質問 6番 佐々木一夫

再質問と言っていいのか、答弁内容はそれでいいのですけれども、僕は別にメーカーが故意におくらせているなんて言い方はしていないつもりなのですけれども、それは訂正してもらいたいのですが。

答弁 建設水道部次長 井原淳(建設水道部次長は2019年12月まで)

失礼しました。質問の中で「製造会社が部品供給を故意におくらせているとして、独占禁止法に基づく訴訟も起こしている」というところで、そのように判断しましたけれども……(発言する者あり)

答弁 建設水道部次長 井原淳(建設水道部次長は2019年12月まで)

可能性ということで、私の答弁が少し先行したかもしれませんので、その部分に関しては訂正させていただきます。

出典:深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月20日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる