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深川市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月2日

ユジノサハリンスク道北物産展

2015年12月2日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「ユジノサハリンスク道北物産展」について質問し、副市長 坂本光央が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
副市長 坂本光央

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮澤孝司

次に、ユジノサハリンスク道北物産展についてお伺いします。現在、インバウンドを取り込むため、全国各地で多くの取り組みがなされております。外国人観光客が多く利用する商店街では、免税店や免税手続のための店舗を開設するなどの対応をしております。近隣では、旭川駅前にも免税店がオープンしており、外国人観光客がふえていることから、ホテルの客室不足やホテル料金の値上げなど、影響が出ていると聞いております。経済建設常任委員会の行政視察では、先日、お亡くなりになられた水木しげる氏のふるさと、鳥取県境港市水木しげるロードにお邪魔しました。その際、担当者の方のお話では、ふだんから外国人観光客に対応するため、英語、中国語、ロシア語のできる方を常駐させており、大型客船やロシアからの定期客船が入港する際に、多くの観光客が訪れるそうであります。また、物流では、大手宅配会社が海外への商品発送手続の簡素化や低料金設定により、アジア向けの個人配送を手がけており、海外への小口注文による販売を可能にしております。北海道内でも、積極的に海外販路拡大に取り組む中小企業向けセミナーなどの開催もあり、確実に海外市場進出がクローズアップされております。本市の取り組みとしては、午前中の市長行政報告にありましたが、イタリアで開催されたミラノ国際博覧会やロシアサハリン州でのユジノサハリンスク道北物産展に参加しており、中でも、ユジノサハリンスク道北物産展は3回目の開催であり、深川市は昨年からの参加で2回目となっております。サハリン州における経済効果は、アジア地域と比べると、まだまだ大きな金額に結びつくものではありませんが、北海道としても、サハリン州との経済交流を進める考えから、高橋知事もユジノサハリンスクを訪れる積極的な姿勢が感じられます。また、サハリン州南部には、歴史上、日本とかかわりの深い建物も多く、保存や観光資源化に向け、北海道とサハリン州が協力していくとのことであります。以前、新聞紙上で、ユジノサハリンスク近くのコルサコフ、旧日本名大泊の中心部にある旧北海道拓殖銀行大泊支店がサハリン州郷土博物館の分館として活用されるとの記事を目にしました。この建物は昭和4年に建てられており、深川市内でプラザ深川として利用されている旧北海道拓殖銀行深川支店は、昭和12年に建てられたものであり、円柱で支える吹き抜け構造など、昭和初期の洋風建築物を維持している点では、何かと深川市とコルサコフとのつながりができるものではないかと考えるところであります。戦前は、深川駅を通る函館本線が旭川駅へ、宗谷本線に乗りかえ稚内駅へ向かい、稚内から鉄道連絡船で大泊へと、多くの日本人がこの路線で樺太へ旅していたと思うと、本当に近くて遠い場所であると感じます。ここでお聞きします。今回の取り組み状況につきましては市長の行政報告で理解しましたので、今後の取り組みということで、道北物産展を含めた道北地区での経済交流について、また、深川市独自の取り組みについても、可能性を含めた上で伺います。

答弁 副市長 坂本光央(副市長は2017年3月まで)

ユジノサハリンスク道北物産展についてお答えいたします。初めに、1点目のユジノサハリンスク道北物産展を含めた道北地区での経済交流の今後の取り組みについてでございます。平成25年度にスタートいたしましたユジノサハリンスク道北物産展につきましては、本年まで3回開催されておりまして、昨年からは、本市を含む道北市長会を構成する9市の枠組みのもとで、サハリン州との交流や道北地域の特色ある商品に対する現地消費ニーズの把握などの面で一定の役割を果たしてきたところでございます。今後につきましては、これまで蓄積してきた経験を生かしつつ、具体的な輸出につなげていくことが重要となっておりますし、また、旭川市やサハリン州による物流拠点施設の整備構想など、新たな展開も見えてきていることから、こうした流れに適応すべく、現在、ユジノサハリンスク道北物産展を推進している組織を発展的に解消して、新たな組織の立ち上げに向けた検討が進んでいるところでございます。この新組織につきましては、これまでの道北9市を基本として、事業者の皆様の積極的な参画を視野に入れているものでありまして、本市では、この新しい枠組みに加わる中で、サハリン州の各市とより実効性の高い経済交流を図ってまいりたいと考えております。次に、2点目の深川市独自の取り組みの可能性についてでありますが、サハリン州につきましては、ロシア国内でも経済活動の活発な地域として発展を続けており、私も今回のユジノサハリンスク道北物産展の参加を通じて、その様子を肌で感じたところであります。加えて、本年9月をもって運航が終了いたしました稚内・サハリン航路が来季以降、新会社に運航が引き継がれ、物流手段が確保される見通しであるなど、今後も有望な市場として期待しているところでございます。しかし、サハリン州に向けた輸出事業を推進するためには、販路はもとより、税関上の手続や輸送等にかかるコスト面の課題がございまして、一自治体や一企業で取り組むということには限界があろうということでございます。したがいまして、本市といたしましては、今後におきましても、道北地域の枠組みによる事業推進を基本とするともに、北海道がサハリン州との友好・経済交流促進プランに基づき取り組んでいる経済交流事業などの活用も研究しながら、サハリン州での販路開拓に、なお一層、取り組んでまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月2日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる