みんなの議会

深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月2日

JR深川駅のエレベーター設置

2014年12月2日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「JR深川駅のエレベーター設置」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮澤孝司

昨年からの改装工事でリニューアルした道の駅ふかがわ、ことしもさまざまなイベントで、深川市内はもとより、深川市外からも多くの来場者があり、にぎわいを見せております。第3回定例会での小田議員の質問では、道の駅が拠点となり、訪れる観光客にいかにしてまちの中へ来ていただくか、具体的な誘導策についての質問があり、それに対し、深川商工会議所を中心に各団体の連携協力によるイベントの活動状況が市長答弁であり、先日、そのイベントの進行状況や結果内容が新聞に掲載されておりました。市内の飲食店を中心に開催された丼の食べ歩き「深川どんぶり大作戦」では、6,500食を超える盛況ぶりでありました。また昨年、道の駅を拠点とし、3,000人以上の参加がありました謎解き宝探しゲーム「イルムの秘宝を探せ」、中心商店街の回遊事業として、リアル謎解きゲーム「キナンセのいたずら」、スマートフォンアプリを利用した「謎解き探偵団『黄金レシピを探せ・おかわり怪盗団からの挑戦状』」の3企画が、連携PRのもと約3,600人の参加者を集めております。中でも、商店街若手メンバーが中心となり企画された「キナンセのいたずら」では約700人の参加があり、その8割以上は、札幌、旭川を中心とした深川市以外からの参加者であります。700人という数字が多いか少ないかは別としましても、深川の道の駅並びに市外からの誘導には、少なからず効果があったものと思われます。この企画は、商店街の協力店をクイズポイントとした3コースがあり、謎解きをしながら商店街を回遊していただくもので、所要時間は60分から90分に設定され、多くの方が60分以上商店街に滞在されており、中ではお買い物をされた方やお食事をされた方も多いようであります。商店街内での経済効果増という点は今後の課題とされておりますが、参加された方からは、「暑い日だったので歩き回るのが少しつらかった」、「謎解きが難しかった」などの意見もありましたが、多くは、「楽しかった、また機会があれば参加したい」とのことであり、中では「まちぐるみで、たくさんの謎解きイベントを同時開催していて、遊びに来たかいがありました」、「いつも車で通り過ぎることが多い商店街をゆっくり見て歩くきっかけとなり、とてもよかった」、「子供たちが楽しんでくれて夏休みのよい思い出になりました」、「行く先々でいろいろな人と会話ができて楽しかった。楽しい仕掛けをつくってくれたことを、ほかの町の人に、いいでしょうと胸を張ってお薦めしたい」など、参加の楽しさと今後への期待が感じられる内容であります。今後も既存のイベントや新しいイベントを通し、多くの方々が深川市を楽しんでもらえるような取り組みを、深川市と市民がともに盛り上げていけるような環境づくりに期待し、通告に従い一般質問に入ります。まず最初に、JR深川駅のエレベーター設置について伺います。高齢化が進む当市において、JR深川駅ホームのエレベーター設置の必要性が求められ、当市議会の一般質問で何度もこの問題が取り上げられており、また市民団体による署名活動も行われ、関心の高いところであります。私の周りの高齢者の方からも、「ホームの階段を上るときに、学生さんが荷物を持ってくれたので助かった」とのお話や、奥様と一緒に黒岳に紅葉を見に行きたいのでバスの時間を調べてほしいとの問い合わせがあり、調べるとJRを利用したほうが便利なのでJRの利用を勧めたところ、JR深川駅ホームの階段の上りおりが大変なので、バスで行きたいとのことでした。登山よりもホームの階段が険しいと感じる高齢者の実態がここにあるようで、今後、エレベーターがないために高齢者のJR離れも心配されるところであります。そんな中、深川市としてもエレベーター設置を含む駅のバリアフリー化に向け努力されていると認識しております。確かな数字ではありませんが、設置には数億円の経費がかかると聞いております。現在のJR深川駅で使用されているホームは1番線、3番線、4番線、6番線の4カ所であり、エレベーター設置となれば、3ホームに設置が必要となります。多くは1番線ホームと3番線、4番線のホームですが、6番線ホームへ乗り入れる列車も18時10分の増毛行きと19時17分の留萌行きの1日2本があり、本数は少ないのですが、エレベーター設置が必要となります。国土交通省が掲げた駅のバリアフリー化基本方針では、平成23年度から、1日の利用者数がおおむね3,000人以上の駅のバリアフリー化を32年度までの目標としており、JR北海道で対象となる駅は45駅であり、そのうち9駅が今後のバリアフリー化の対象駅となっております。JR深川駅は1日の利用者数が2,000人強であり、このような3,000人に満たない駅に対しては、地域の実績を踏まえて可能な限りバリアフリー化を実施することとしており、「地域の強い要望があり、地方公共団体の支援が得られる駅については、国としても、当該駅周辺における公共施設、医療施設、福祉関係施設の状況や高齢者、障がい者等の利用状況等のニーズを総合的に勘案の上、支援を行います」とあります。支援としては、地域公共交通確保維持改善事業費補助金があり、事業の実施主体である鉄道事業者へ整備事業費の3分の1を補助するとなっており、補助の要件としては、地域の関係者で構成する協議会で論議を経た計画に基づいた事業であることとされております。市として、設置に向けてJR北海道や関係機関への働きかけなど多くの設置活動の中、設置に係る費用等の積算を求めているとのこと。3,000人未満の駅としての最終判断は、事業主体者であるJR北海道であり、交渉の難しさがあると思いますが、今後の進め方が期待されるところであります。一つの提案でありますが、今後の進展状況にもよりますが、1日の利用者数が3,000人以上というハードルをクリアできなければならないのであれば、深川市としても3,000人プロジェクトなるものを立ち上げ、広くアイデアを募り、JR深川駅を1日の利用者数が3,000人以上の駅にする取り組みを考えてはいかがでしょうか。地域の方々には、より多くJRを利用してもらい、送り迎えも170円の入場券を買いホームまで出てもらうなど、駅に隣接する商店街やさまざまな団体との連携のもと、市外の方々には深川駅で乗降していただくイベントを組み、札幌、旭川間の通勤圏のまち深川として、移住促進に向けたサービスをPRするなど、またJR深川駅を利用する留萌本線沿線の自治体の協力もいただき、JR深川駅バリアフリー化に賛同いただける多くの人にかかわっていただければ、たとえ3,000人をクリアできなくても、JR北海道に思いは伝わるものと考えます。高齢化が進む日本の一地方駅を、地域住民が一つになり取り組む駅のバリアフリー化は、地域の活性化にもつながり、地方創生に向けての取り組みと考えます。今後の取り組み、進め方についてお伺いします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

JR深川駅のエレベーター設置に関する質問にお答え申し上げます。深川駅のホームへのエレベーター設置などによる駅舎のバリアフリー化につきましては、本市としても、できることであれば一刻も早く実現させたい重要な課題であると、そのように認識いたしております。そんなことで、昨年10月には私と北空知4町、それから幌加内町の5人の町長さんとともにJR北海道本社に出向きまして、深川駅のバリアフリー化について要望を行ったところでございます。それを受けて、後日JR側より、事務方において設置に向けた検討の窓口を設けるという旨の連絡をいただいたところであります。ただその後、JR北海道の重大事故などの問題が発生いたしましたことによりまして、なかなか担当者ベースのそうした協議は行えない状況が続いておりましたが、本年6月にようやく事務担当による1回目の協議を行うことができまして、その折に改めて本市の要望を伝えるとともに、バリアフリー化に要する経費の積算や手法の検討をJR側にお願いしたところであります。その後、JR北海道から11月をめどに概算経費を積算してお示ししたいという趣旨のご連絡があり、これを受けて11月26日に第2回目の事務担当の協議を行ったところであります。この26日の協議におきましては、JR側より、深川駅構内に3カ所ある全てのホームへのエレベーターの設置と、それから身体障がい者用のトイレの新設、また駅入り口の自動ドア設置など、駅舎全体をバリアフリー化するとした場合の概算事業費として、総額数億円規模の積算額が提示されたところでございます。今後のバリアフリー化に向けた取り組みの進め方ということでありますが、まずはJR北海道に対しまして、今回示された概算事業費、あれやこれやの事業を含めた最大限の整備による概算事業費となっておりますが、それ以外の事業種目を限定したパターン、例えばエレベーターの設置基数も柔軟に考えてみるとか、その他、要するに事業限定型の事業とした場合の概算事業費についても、ぜひ検討してはじいて提示をいただくようにとお願い申し上げているところでございます。またそれとあわせまして、現在市民団体の方々が行っておられる署名活動がございますが、その署名活動における要望内容と実際取り組もうとするバリアフリー化の内容の整合性なども十分確認した上で、どのような整備を今後行っていくことが最善なのかなどについて、検討を早急に行ってまいりたいと考えているところでございます。また、実際の整備ということになりますと、これはもう当然国の補助制度の活用ということが財源確保上からも必須ということになりますが、議員ご指摘のように、深川駅の場合、1日当たりの利用者が3,000人に満たないということから、エレベーターの設置等についてJR側の腰が重いという面があります。また、補助制度上、国への補助申請の主体はJRというか鉄道事業者に限られております。それ以外は申請することはできない仕組みになっておりますので、それに加えて言えば、本市の財政事情も決して厳しさから完全に脱したわけではないといった状況などもあります。したがって、越えなければならないハードルがまだいろいろあるというふうに思いますが、本市としては事業化に向けて前向きに取り組みを進めてまいりたいと、そう思っております。なお、議員が質問で提案されました利用者をふやす取り組みなどにつきましては、市民の皆様方からそうした動きが盛り上がってくるということであれば、これは市としてもJRに対して、それらを受けて強く働きかけていく、そういった要素にもなろうかと考えているところでございます。いずれにいたしましても、一日も早く深川駅のバリアフリー化が進められますように、引き続きできる限りの努力を傾注してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月2日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる