みんなの議会

深川市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日

バリアフリー歩道について

2014年6月18日、深川市議会の一般質問で、和田秀隆議員が「バリアフリー歩道について」質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
和田秀隆 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 和田秀隆

次の質問に移ります。6番目の質問は、バリアフリー歩道についてです。バリアフリー歩道の改善では、3月定例会で質問いたしまして、委員会の調査でも取り上げていただきました。その中の議論でポイントの一つとなっていた北海道の補助路線認定に関する部分は、私自身、北海道への予算要望という形で協議する機会がありました。そのときに北海道の担当所管からは、自治体がコミュニティゾーンもしくはコミュニティ道路と設定した上で地域の理解が得られたものは認定していきたいとのことでしたが、一例を挙げると、市道12号線の北側などはバス路線がありませんので、皆さん車かタクシーを利用するわけですが、基本と低下が交互に連続した縁石、これが冬には高齢者の障害物となり、乗降に必要な除雪もできないという状況になっています。昨年、私も、生活維持の困難に発展しそうだということで1カ所申し入れをした経緯がありまして、こういった路線はやはり早急な改善をするべきだと考えますので、所管の見解を伺います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

ただいまの質問にお答え申し上げたいと思います。今の質問は、歩道の構造にかかわる質問でありますので、初めに現在のバリアフリー歩道の考え方についてまずご説明を申し上げたいと思います。全国的に、歩道の整備につきましては、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律という長い名前の法律、通称バリアフリー新法と言われておりますが、これに基づく「道路の移動等円滑化整備ガイドライン」というものが定まっております。そのガイドラインによりまして設計や施工が行われていると、そういうものでございます。本市におきましても、そのガイドラインに沿いまして、車道の路面からの縁石、置かれておりますが、15センチメートル以上の高さを持った縁石を置くと。そして、内側の歩道部分につきましては、縁石の上の部分から10センチメートルぐらい下がったところの路面で歩道を整備すると、セミフラット方式と言っているようでありますが、そういったものを基本に歩道整備を行っているところでございます。このセミフラット方式で整備することによりまして、私たちの考え方としては、歩道と車道の明確な分離が図られる。そして、高さがございますので、車両の不用意な歩道への進入事故を防ぐ車どめの効果が期待できると、そういったことで歩行者の安全を確保するといったことに効果のある構造であると考えておりますことに加えて、歩道面が、実はマウントアップ方式と、縁石と同じ高さで歩道の高さを調整しますと、例えば車庫があったりして歩道を横断するようなところは、段差を切り下げて道を整備します。そうすると高さが、歩道だけ歩くと上下動するという欠点がマウントアップ方式にはあるわけでございますが、そういったことがセミフラット方式では非常に少なくなる。そういう意味で、お年寄りや障がい者にとっても歩きやすい、より安全な快適な歩道になっているのではないかと、そんなふうに考えているところでございます。そうしたことから、質問にありましたように、縁石をもっと低いものにかえてはといったような趣旨のご提言だったかと思いますが、議員がおっしゃいましたように、市道12号線などバス路線ではないまでも交通量が非常に多い路線でありますとか、通学路になっている路線につきましては、やはり交通安全対策上、縁石を低いものにかえていくという、それで歩きやすくするというのは難しいものと、そのように考えております。ただ、現に本市におきましても、比較的交通量の少ない生活道路的なものについては、一面ではございませんけれども、一定部分低い縁石を使用した歩道整備を実施したケースもございますので、今後とも道路事情をよくよく勘案して、安全に配慮した道路整備という考え方を持ちつつ、利用者にも利用しやすい道路の整備ということに心がけていきたいなと、そんなふうに考えているところでございます。

再質問 8番 和田秀隆

確認の意味ですが、1点再質問したいと思います。道路要綱のお話をずっと聞いておりまして、前回の質問と同じ内容なのかなと思って聞いておりました。ポイントは、やはり自治体がそういう生活道路を設定していくというところにあると思うのですが、今の生活道路を設定する際の要綱、条件というのはどのようなものになっているか、お伺いします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

コミュニティ道路について、どういう要件かというお尋ねかと思いますが、これは本市はまだ設けたことがないので、中身を詳しく把握しておりませんけれども、聞き及んでいるところによりますと、要するに生活優先道路ということで、例えば道路が緩いS字状のクランク方式になっていて、車がスピードを出せないような構造になっているとか、マウントアップ、要するに道路が高くなっているので一定のスピードでは車が走れない、そこに来るとスピードを落として、それを乗り越えて走っていって、またマウンドがあるからゆっくりと、要するに道路の構造を、車が一定のスピードでは走れないような安全を確保した上で、そこに人が通る。ですから、どちらかというと歩行者優先の道路のようなものをコミュニティ道路と称して、それについて一定の区域を決めて、そして構造なども考え方をまとめて、なおかつ道路管理者、警察など公安委員会の関与も得て、これならいいというお墨つきなども得ながら、地区を決め、計画をまとめて、道なら道に提出していく。そうして決めた道路については、今、議員がおっしゃったように、車は急に走れませんので、歩行者の縁石なども低いものを用いても構わないと、そうして整備することに対しても公的な補助金が当たるという制度だと理解をしております。ただ、そういうことになりますと、本市の道路はご承知のようにほとんど碁盤状になっております。でございますので、そういったコミュニティ道路にふさわしい路線があるのかどうか、なかなか難しいだろうと思っておりますが、とりあえずは質問に対しては、こういうものであるというふうにご理解いただきたいと思います。

再々質問 8番 和田秀隆

再々質問になります。そういった条件等が今回改めて提示されたわけなのですけれども、だとしても、先ほど私が申したような危険性というものは残ってしまうのです。それに対しては今後どういう対応というか、改善を考えているかなという話になるのです。それについての見解を求めます。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

一定程度の高さがあれば突っかかりやすい、それは確かにやむを得ない状況かなと思いますが、冒頭申し上げましたように、歩道の安全確保ということからして、一定の車どめ効果がある縁石をしっかり置いていく、これが基本だろうと思っております。そういったリスクの少ないところについてはケース・バイ・ケースで、突っかかりが少ない低い縁石を用いて部分的に整備することは今後あるだろうと、そのように考えております。

出典:深川市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる