深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月3日
学校現場等における子供の「いじめ」根絶への対応
2013年9月3日、深川市議会の一般質問で、太田幸一議員が「学校現場等における子供の「いじめ」根絶への対応」について質問し、教育長 沢田敏幸が答弁しました。
- 質問者
- 太田幸一 議員
- 答弁者
- 教育長 沢田敏幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 太田幸一
それでは、次に移ります。教育問題、学校現場等における子供の「いじめ」根絶への対応についてお伺いいたします。言うまでもなく、子供の教育は、学校のみならず、家庭におけるしつけを初めとして、家族愛、兄弟愛などの人間教育、地域においては、我が子はもとより、隣近所、町内会などの子供の社会性を主にしての見守り等、これら3者の有機的連携をもって推進されるとしています。残念なことに、中学生の自殺がいじめを起因として連日のようにマスコミに上りますが、今の時代、言われているのが、パソコンゲーム、アニメ漫画作品などの人命軽視、子供同士のスキンシップの希薄化、他人への思いやり、我慢・忍耐の不足などなど言われております。私たちの子供のころと比較しても仕方ないのですが、多少述べさせてもらいますが、まず私たちの子供のころは、1クラス、たしか50人前後いたと思います。そういった中で、先生が非常に怖かったという思いがしております。同時に優しさもあったのではないか。また、近所の大人もやっぱり同じで、子供たちが羽目を外すと、自分の子供以上にどなられたという思いがあります。当時は、主に外でしか遊ぶ遊び場というのはなかったわけですから、自然、野山や海や川、そういったところで、中にガキ大将というのがいまして、子供の社会、遊びの中に社会性というものができ上がっている。いいこともしたけれども、面倒見もいいというような、そういうことがあったなというふうに思い出すところであります。そういった中で、精神状態を振り返ると、いじめられてつらいという思いもあるわけですけれども、そういったものも、いろいろな自然との触れ合いといいますか、いい思い出のほうが多くて、そういう子供同士の人間関係といいますか、そういったところに、反面的な面もあったけれども、そういう遊びの中で癒されてきているということで、疲れて家へ帰るわけですけれども、ぐっすり寝て、翌日にはいろいろな面が回復すると、こういう状態ではなかったかなと思います。さて、文部科学省は、いじめ防止対策推進法制定を初めとして、学校現場の実態把握へアンケート調査を実施しまして、遅きに失しているとは思いますけれども、対策に乗り出しているわけであります。深川市としても、小中学校、高校と生徒へのアンケート調査も進められていると聞いております。そこで3点伺いますが、深川市の小中高におけるいじめの実態は現状どうなっているか。二つ目、個人のプライバシーというものが前提でありますけれども、公開による透明性の確保についてはどのようになっているか。三つ目、いわゆるいじめ防止法の意義、長所といいますか、それと課題、短所といいますか、そういったものについてお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 沢田敏幸(教育長は2015年3月まで)
学校現場等における子供の「いじめ」根絶への対応について、お答えいたします。初めに、深川市内小中高におけるいじめの実態についてお答えいたします。小中学校に係るいじめにつきましては、北海道教育委員会において、平成23年度からいじめの把握のためのアンケート調査が実施されております。本年7月の調査結果によりますと、本市における平成25年度の4月から6月までのいじめの認知件数は1件で、いじめの内容は、悪口や嫌なことを言われる、また、軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたり蹴られたりするに該当する事案となっております。この事案への対応につきましては、学級担任などが、いじめた児童生徒に対しての指導と保護者への報告などを行い、いじめられた児童生徒に対しては継続的に面談し、ケアを行うなどにより、いじめについては一定の解消が図られている状況にあります。市内の高校でのいじめにつきましては、それぞれの高校に確認しましたところ、いじめの実態については公開しておらず、市では把握できないところであります。次に、個人のプライバシーを前提にした公開による透明性の確保についてお答えいたします。いじめにつきまきましては、把握した児童生徒等の個人情報については、その取り扱いに十分留意しながらも、一方では、正確な情報提供を行うことにより、保護者や地域住民の信頼を確保することが重要とされております。本市におきましては、これまでも、事案によっては、関係者や保護者などに対し説明会を開催し、いじめの内容、学校の対応について説明するとともに、情報提供などの協力をお願いすることで、事案の解決と保護者の信頼を得ることにつながった事例もあります。したがいまして、それぞれの事案によっては、十分に個人情報の取り扱いに配慮しつつ、保護者や地域住民等に対し正確な情報提供を行うことにより、透明性の確保を図りながら、地域と一体となって早期解決に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。次に、いじめ防止法の意義と課題についてお答えいたします。いじめ防止対策推進法は、いじめの防止等のための対策に関する基本理念を定め、国及び地方公共団体等の責務を明らかにし、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進することを目的に、本年6月28日に公布され、9月に施行されることとなっているものであります。この法律では、国は、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するためのいじめ防止基本方針を策定するとともに、地方公共団体に対しては、その地域の実情に応じた同様の地域いじめ防止基本方針の策定に努めるよう求め、さらに学校に対しても、その学校の実情に応じた同様の基本的な方針の策定を求めております。さらに、学校の設置者及びその設置する学校が講ずべき基本的施策として、道徳教育等の充実などの対策を推進するとともに、学校がいじめの防止等に関する措置を実効的に行うための組織を置くこと、また、重大な事態に対しては、学校の設置者またはその設置する学校が調査を行い、当該調査に係るいじめを受けた児童生徒及びその保護者に対し必要な情報を適切に提供することなどを規定しております。今後は、国の基本的な方針の策定等の状況を踏まえ、本市においてどのような取り組みをすることが必要かなどについて検討を深めてまいりたいと考えております。
再質問 10番 太田幸一
今の問題、再質問ではありませんけれども、小中高とこういった法律が適用されるにもかかわらず、確かに高校は北海道教育委員会直轄ということがあるわけですけれども、そういった部分で情報が出てこないというのは不満だということを、今後の問題だというふうに考えますが、そういったことで次に入っていきたいと思います。