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深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月3日

JR北海道に対する安全安心確保に向けて申し入れ

2013年9月3日、深川市議会の一般質問で、太田幸一議員が「JR北海道に対する安全安心確保に向けて申し入れ」について質問し、企画総務部長 坂本光央が答弁しました。

質問者
太田幸一 議員
答弁者
企画総務部長 坂本光央

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 太田幸一

それでは次に、4番目の北海道公共交通の雄、JRの連続する車両火災事故に、市民・利用者の立場から、撲滅に向けて強く要請を行うべきではないかということで質問いたします。「安全は輸送業務の最大の使命である」、これは国鉄当時から今もJRの各職場に掲示されて、職員みんなのものとしなければならないという安全綱領の第1項目の言葉であります。さて、当然でもありますけれども、市民の命と財産を預かる公共交通鉄道輸送機関は、その優位性としても、まず第一に新幹線に代表される安全性であり、大量輸送性、迅速性、正確性、低廉性、さらには今日的に環境性においても、すぐれた交通機関であるとされています。しかしながら、最近の報道によると、事故の多さとその質の異常さには、唖然とさせられるわけであります。車両火災のほかにも、新聞等マスコミに登場する事故または重大事故に結びつくものが頻繁に登場する。たび重なる旅客列車と除雪車等作業用車両の進路妨害による衝突事故。工事後、チェック体制の不備による信号機の錯誤表示、これは電車が進路にいても、本来であれば赤信号を提示するということなのですが、赤信号になっていなくて、青ないし黄色になっているという事故なわけでありますけれども、こういうことですとか、車両火災においては、一昨年の石勝線トンネル内での火災事故を見たとき、事故後の対応、避難誘導がなかったという極めて重大な事故であり、国土交通省からは重大インシデントとされ、そのたびに会社幹部が頭を下げ、再発防止に全力を尽くすとし、今回は、社長が営業畑から技術畑に据えかえられるということになっていますけれども、同じ事故が相変わらず絶えない状態となっているわけです。マスコミを含め各界からも指摘されていますが、公共輸送を担う企業は、いずれの企業であっても、企業のトップから末端の職場まで、意思の疎通がふだんからなされ、日ごろからの「ハット・ヒヤット」で言われるような小さな事故の芽を除去する努力、訓練が、「安全こそ第一」の思想のもとで行われていなければならないし、公共輸送をなりわいとする企業として、重要な根幹が欠落しているとしか言えません。7月10日の北海道新聞の社説でも、リスク管理が甘過ぎる、危機管理を社外の専門家に、安全確保の方法が適切か、検証が必要、安全確保に全力を尽くさなければ利用者から見放されると、ここまで酷評されているわけです。多くの道民・市民は同感、共感していると考えるわけです。1点、JRの最近の事故を見るとき、安全最優先の基本が抜け落ちている。大量輸送性を初め環境性にもすぐれている鉄道輸送を守る立場で、市民・利用者の安全安心確保に、市としてJR北海道に強く申し入れすべきと考えますが、お伺いいたします。

答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)

JR北海道に対する安全安心確保に向けて申し入れということで、お答えさせていただきます。JR北海道は、生活の足として、また観光を初め物資輸送など、本道経済を支える動脈として、道民にとってなくてはない交通のかなめでございます。にもかかわらず、ご質問にありますように、平成23年の石勝線列車脱線火災事故を初め、その後の特急のエンジンや電車の配電盤からの出火など頻発するトラブル、それに伴うダイヤの混乱は、北海道民生活に多大な影響を与えており、JR深川駅を擁する本市としても大変憂慮しているところでございます。このような中、去る8月14日に、JR北海道旭川支社長が、一連の事故に対する謝罪と安全確保に向けた今後の取り組みについて市の理解を求めるため、市役所に来庁されておられます。その際、JR北海道からは、安全確保について4点にわたって取り組みが示されておりまして、その内容を申し上げますと、1点目として、本社と現場が一体となって安全確保に取り組む意識の醸成と重大事故防止のために取り組むことについての意思統一を図ること。2点目は、車両への負荷を軽減し、車両修繕時間に余裕を持ったメンテナンス体制を構築するための必要な対策を実施すること。3点目は、事故原因の究明に執着心を持って取り組むとともに、再発防止策には第三者機関、学識経験者の意見を得て必要な対策を実施すること。4点目として、車掌の常務人数を1人から2人常務とするとともに、指令室に車両検修担当者を常駐させ、車両事故発生時の迅速な対応体制を整えるということにいたしておりまして、これはJR北海道が昨年11月に策定した安全基本計画に基づきまして、全社員が利用者の安全を最優先に考え、安全輸送の確保に努めていくことを示していかれたところでございます。これに対して、市からといたしましては、利用者の安全確保と事故の再発防止、社員の管理と指導の徹底、輸送ダイヤの早期正常化について、強く申し入れを行ったところでございます。今後におきましても、JR北海道より示されました安全安心に向けての取り組みの進捗を注視しながら、必要な対応を行ってまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月3日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる