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深川市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月5日

納内市街地を流れる吉野川の水害対策

2013年3月5日、深川市議会の一般質問で、太田幸一議員が「納内市街地を流れる吉野川の水害対策」について質問し、建設水道部長 松浦龍行が答弁しました。

質問者
太田幸一 議員
答弁者
建設水道部長 松浦龍行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 太田幸一

それでは、最後に、納内市街地を流れる吉野川の水害対策についてお伺いいたします。吉野山を源流とする吉野川は、普通河川として、納内市街地で護岸はあるものの、ほとんど改修がなく、納内と一已地区を分ける一已13丁目付近で、ようやく道道旭川深川線を横断し、延々と一已9丁目付近の南水源で石狩川に落ちるという、極めて河川勾配が緩やかな構造で、おまけに市街地を流れている河川であります。2点お伺いいたします。一つ目、吉野山が源流の吉野川は、今言いましたように、納内市街地の真ん中を通り、一已9丁目南水源で石狩川に落ちるといった、勾配が緩く水害になりやすい構造ではないかと考えるわけですけれども、市の所見について伺います。二つ目、吉野川の東側に納内幌内川があるわけです。これは、高速道路から納内4丁目付近で石狩川に落ちる河川でありまして、最短で600メートルぐらいだと思いますが、ここへの放水路を掘削して、市街地に入らない工夫を北海道などに要請すべきと思うが、市の考えを伺います。

答弁 建設水道部長 松浦龍行(建設水道部長は2013年3月まで)

納内市街地を流れる吉野川の水害対策についてお答え申し上げます。初めに、1点目の吉野川の河川勾配が緩く、水害になりやすい構造という質問についてであります。吉野川は、多度志側の山間部を源流として、納内市街地を通り、一已12丁目付近でトクポク川が合流し、その下流でオサナイケップ川に合流して石狩川に注ぐ普通河川であり、河川の延長は、オサナイケップ川の一部を含めて約12キロメートルに及びます。一昨年9月の集中豪雨により、吉野川が氾濫し、床上浸水のほか、農地や住宅地の浸水、また道路浸水による通行どめなど、多くの被害をもたらしました。質問の河川構造についてですが、流下能力は河川の断面積や勾配などにより決まるものであり、どの程度の流下能力が必要かについては、河川の規模や重要度に応じ、確率年と雨量強度などにより河川計画が立てられております。吉野川及びオサナイケップ川の整備状況についてですが、昭和40年代に国営の直轄明渠排水事業、それから道営事業により整備されております。当時の計画では、一已9丁目南水源付近の河川勾配は700分の1であり、その条件で必要な河川断面が設定され、工事が行われたと考えます。しかし、整備後40年以上経過していることから、河川断面や勾配の変化など、計画どおりの能力が発揮できていない可能性もありますし、一昨年の集中豪雨の状況などから見て、近年の雨量に対応する十分な流下能力を有していないものと判断せざるを得ない状況でございます。また、吉野川の河川改修事業には、JR函館線の横断や市街地内での工事など膨大な費用を要しますし、また補助事業の対象にもならないことから、市が実施することは非常に困難と考えますので、一昨年より北海道に対し、1級河川への昇格とあわせて早期河川改修の実施を要望しているところでございます。次に、2点目の吉野川から納内幌内川への放水路を北海道などに要請すべきとのことについてお答えいたします。吉野川の水を、納内市街地を通過する手前で納内幌内川に放流することについては、市街地を初め耕作地などの危険を軽減できるものとして、大変有効な方策と考えております。納内幌内川については、北海道が管理する1級河川でございますので、札幌建設管理部深川出張所に対し、吉野川から納内幌内川の距離が、JR付近ではおよそ630メートルと比較的近いことから、放水路は検討する価値のある方法ではないかと申し入れた経過がございます。その際、深川出張所からは、河川ごとに水が流れ込む範囲を流域と言いますが、その流域が設定されており、それによって計画水量を決めて整備していることから、納内幌内川に流域以外の水を流入させることは容易ではないとの判断を受けております。今後については、吉野川の1級河川への昇格と河川改修に向け、引き続き要請してまいりますが、議員からの質問の内容も含めまして最善の方策を模索しながら、要望や協議を進めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる