みんなの議会

遠軽町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月9日

(1)遠軽町プレミアム付商品券販売事業について/(2)子宮頸がん予防の情報周知について

2020年12月9日、遠軽町議会の一般質問で、阿部君枝議員が「遠軽町プレミアム付商品券販売事業について」「子宮頸がん予防の情報周知について」について質問し、町長 佐々木修一、商工観光課長 小椋将秀、保健福祉課参事 深澤万喜子が答弁しました。

質問者
阿部君枝 議員
答弁者
町長 佐々木修一、商工観光課長 小椋将秀、保健福祉課参事 深澤万喜子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 9番 阿部君枝

通告書に従いまして、大きく2点について質問いたします。1点目は、同僚議員も触れておりますが、私なりの質問をさせていただきます。1点目、遠軽町プレミアム付商品券販売事業について。遠軽町は、本年10月、発行総額3億1,200万円の事業とし、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金及び北海道の商品券補助金を活用し、新型コロナウイルス感染拡大により深刻な影響を受けている町内の店舗及び町民生活を応援し、遠軽町内の消費拡大と地域経済を活性化することを目的として、プレミアム付商品券を発行いたしました。この事業は、30%のプレミアム分は大きな魅力で、取扱店が二百数社と使い勝手がよいこともあり、販売日から4日目に完売いたしました。このことから、町民の皆さんの関心の高さが伺えます。ほかにも、購入したかった方もいたのではないでしょうか。そこで、販売限度額1世帯5セットの世帯主名は、どのように確認されたのか伺います。また、公平・公正な販売だったのか伺います。2点目、子宮頸がん予防の情報周知について。昨年3月にも一般質問いたしましたが、厚生労働省からの勧告に基づき、子宮頸がん予防ワクチン接種の積極的な勧奨の考えはありませんと答弁でした。本年11月、WHO(世界保健機構)は、子宮頸がんの撲滅に向け、予防のため、HPVワクチン接種を令和12年までに15歳以下の女子90%まで高めることを盛り込んだ新たな目標を掲げました。日本でも、日本小児科学会などを含む17団体が、接種推進に向けた見解を出しています。また、接種対象年齢の女子の85.5%、その母親の87.7%がHPVの情報、リーフレットを見たことがないと厚生労働省の認知度調査の結果が出ています。このことから、遠軽町においても、同様の数値が考えられます。予防接種の推奨ではなく、対象者とその家族に対し、子宮頸がんやワクチンに関する正しい情報を周知することで、予防接種を受ける選択肢を自分で決める環境をつくるべきと考えますが、見解を伺います。以上です。

答弁 町長 佐々木修一

阿部議員の1点目、遠軽町プレミアム付商品券販売事業についての御質問にお答えいたします。まず、事業実施時における世帯主名の確認についてですが、取扱いに最新の注意を要する個人情報の収集や確認は、大量に発行した商品券の販売を迅速かつ円滑に進めるのに大きな支障となることから、今回は、世帯主名の収集や確認を行わず、無記名の購入引換券を持参された方に対し、1世帯5セットを上限に販売したところであります。次に、販売における公平性及び公正性についてですが、今回の販売は、販売開始から事業効果が現れるまでのスピードを考慮し、先着順の方法により実施いたしました。他の方法としては、各世帯に購入引換券を郵送する方法もあるところですが、商品券を購入しない世帯が生じて、商品券が売れ残ると、十分な事業効果が得られないこと、また、商品券完売までに時間を要するといった欠点があることから、今回、この方法による実施は見送ったところであります。町としては、先着順による販売は、公平・公正な販売方法の一つであること、また、事業開始から現在に至るまでの間に確認された不正はないことから、今回、発行した商品券は公平・公正な販売が行われたものと認識しております。次に、2点目の子宮頸がんワクチンに関する正しい情報を周知することで、予防接種を受ける選択肢を自分で決める環境をつくるべきとの御質問にお答えいたします。子宮頸がん予防ワクチンについては、ワクチン接種後に、ワクチンとの因果関係を否定できない広範囲な痛みやしびれ等が報告されたことにより、平成25年6月14日から積極的な勧奨を差し控える方針となっており、現在も、接種勧奨の差し控えを継続しております。令和2年10月15日、厚生労働省から所管保健所経由で個別通知とリーフレット等に関する通知が来ております。その厚生労働省の通知では、対象者が情報に接する機会を提供し、接種をするかどうかについて検討・判断ができるように対象者等への周知を行うこととしております。この点が、前回の答弁をさせてもらったところと違うところだというふうには、認識しているところでございます。接種を希望した場合の円滑な接種なため、予防接種を受ける期日や期間、場所や必要な事項を周知する必要があるとして、ホームページや問合わせ先を案内して、必要な情報が入手できる方法でも差し支えないとしております。対象者ができる限りもれなく情報に接する機会を確保できれば、学校を通じての個別配布も可ともしています。遠軽町の今年度の対応としては、年内をめどに接種医療機関との最終調整が済み次第、ホームページでワクチン等についての情報提供、接種の期日や期間、場所など必要事項を周知する予定としております。また、来年度に向けては、年度内に学校などを通じて、リーフレットによる情報提供を実施する予定をしております。以上でございます。

質問 9番 阿部君枝

初めに、プレミアム付商品券についてですが、今回、この事業、コロナ禍の中、皆さん、非常に期待されて、さきのお食事券と違いまして、利用先が幅広いため、町民の皆さん、大変喜ばれておりました。ですが、何人もの方から、買えなかったとの声と同時に、何十セットも購入した人がいる。町外者も買えたというのは、どういうような確認だったのかと聞かれました。このような声は、町に届いていなかったでしょうか。

答弁 商工観光課長 小椋将秀(商工観光課長は2021年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。何人もの方から、買えなかったといった声は、町にも伺っているところでございますが、何十セットも購入された方もいるといった話は、伺っておりません。以上でございます。

質問 9番 阿部君枝

現実に何十セットも買っている方は、いらっしゃったのです。私も、直接お聞きもしましたし、買ったことは、これはもう買ってしまったことですし、買えたのですから、いいのですけれども。ただ、もう少し細やかな配慮があれば、避けることができて、買えなかったという方が少なくて済んだのではないかなと。先ほど、答弁にありましたが、個人情報ということを言ってしまったら、何もできないなと思ったのですけれども、でも、扱った先というのは、非常に対応がきちんとしているところが取扱い場所になっていたかと思います。そういうことから見れば、購入引換券に住所、氏名、電話番号ぐらいは書いたほうが、こういうトラブルというか、こういう声は出てこなかったのではないかなと思うのですが、その点はいかがでしょうか。

答弁 商工観光課長 小椋将秀(商工観光課長は2021年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。まず、何十セットも購入された方がいたという御指摘でございましたが、町としては、公平・公正な販売が行われたものと認識しておりますが、不正が疑われる事案が発見された場合には、不正が疑われる者からの聞き取りを行うなど、適切な対応を行ってまいりたいと考えております。次に、住所、氏名、電話番号等記載するような方式ですべきとの御意見でしたが、今回、町で採用した方法と、購入引換券を郵送する方法のいずれであっても、それぞれにメリットとデメリットがあるものと認識しております。今回の方法では、そういった住所、氏名、電話番号、書く方法とは異なるデメリットがございましたが、販売開始から事業効果が現れるまでのスピードを考慮し、今回の方法による実施としたところですので、御理解お願いいたします。以上でございます。

質問 9番 阿部君枝

お食事券から見たら、本当にスピード感のある販売で、本当に事業としては、結果としては成功だったと、よかったと言えるのですけれども、でも、町民の方から見れば、例えば、皆さん1セット、2セット、すごく楽しみにしていた方だったいたと思うのです。皆さんが1世帯5セットを買ったわけではなくて、中には、最低何十セットも買ったという方もいて、そういうことをやらせてしまった、その聞き取りというのは、やるべきではないと思いますし、というよりも、このさせてしまった側に、私は、責任が、責任ということがあるかどうかわかりませんけれども、やはり、そこを正していくしかないのかなと思います。多くの方と、多くといっても、私の周りですけれども、何人かの方とこう話をしていると、非常にこう話がエスカレートしてしまうのです。いや、買った人が悪いわけではないと。そういう体制にあったことが問題ではないかと、こういうふうになって、それは確かに私も、それを言えるなと。ですから、やはり、今後に対して、先ほどの他の町村ではがきで、近隣でやったところは、はがきを全世帯に回したと。それで、その中で当然、買わない方、買えないという方もいらっしゃるだろうし、そこまでしないわという方も当然いるので、当然、この2万4,000セットですか、作ったということは、世帯に全部あたるとか、全員にあたるとかというものではないことは、町民の方は十分理解していると思うのです。ですから、やはり、そういうことから考えても、もっと厳格にというか、やるべきだったのではないかなと。そのはがきを出したところの、聞いていると思うのですけれども、1世帯の上限の、それ以上買えないようになっているのです。ということは、1回1セット買ったら、チェックされて、2セット買ったらチェックというか、5セットまでしか買えないようになって、1世帯当たり。そういう方法でやったところもあります。また、大きなところでは、抽選ですか、抽選をやったというところもあります。抽選に実際に受かった方は、非常に喜びまして、今までくじたるもの、当たったことはないけれども、今回は嬉しかったですよという話を聞きまして、本当に、他町村のことですけれども、そういうようなことからいっても、町民の方からは、やはり、住所、氏名を書いたら、やはり、ちょっとこう気持ちが引き締まるというか、そういう思いはしますということ。そういうことを聞きました。ですから、今後に向けて、やはり、そういう町は公平・公正だったとおっしゃいますけれども、今後、そのようなことを考えていただきたいと思いますが、町長、いかがでしょうか。これを最後にします。

答弁 商工観光課長 小椋将秀(商工観光課長は2021年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。そもそもの制度に不備があったのではないかとの御主旨の御質問でございました。今回、町で採用した方法と購入引換券を郵送する方法、いずれであっても、それぞれメリットデメリットがある中での、今回の方法での実施でございましたが、今後、連携して事業を実施した遠軽商工会議所、えんがる商工会などとともに、今回、事業における反省点などについて意見を交換し、得られた知見を今後の施策推進に役立ててまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 9番 阿部君枝

ちょっとあれなのですけれども、先ほど、町のほうで負担したというのは、7,900万円と言いましたよね。違いましたか。そうしますと、7,200万円の700万円がそうしたら、業者の手数料になったと捉えていいのでしょうか。

答弁 商工観光課長 小椋将秀(商工観光課長は2021年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。今回、約7,900万円の予算で実施しましたが、この中には、実施に係る印刷費ですとか、事務手数料も含まれたものでございます。

質問 9番 阿部君枝

このうち、印刷料はどのくらいなのでしょうか。すみません、細かいことを言って。

答弁 商工観光課長 小椋将秀(商工観光課長は2021年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。商品券事業に係る印刷費は、213万9,000円の予算で実施したところでございます。以上でございます。

質問 9番 阿部君枝

この金額が安かったのか、高かったのか、印刷料ですから関係ないのですけれども、手数料が本当に少なかったとしたら、負担をかけてしまうのかなというふうには思います。今後に向けて、やはり、もう一度公平な販売方法を考えていただいて、ぜひ、実現していただきたいと思います。この件はよろしいです。2点目の、子宮頸がん予防の情報周知についてということで、私もこれ、分からなかったのですけれども、先ほど、町長の答弁の中に、今回の厚生労働省から道に向かってきた通知に、非常に前向きなことが進んでいたので、あれだったのですけれども。先ほどのは、15日というのですけれども、10月9日付けで各都道府県知事宛てに、この厚生労働省健康局長よりヒトパピローマウイルス感染症の定期接種対応についてとの勧告があって、市町村長は接種の積極的な勧奨とならないように留意すると。これは、従来と変わらないと思います。ただ、次に、HPV感染症の定期接種を中止するものではないので、対象者のうち、希望者が定期接種を受けることができるよう、市町村長は予防接種法施行令第5条の規定による公告及び同令6条の規定による対象者等への周知等を行うとともに、接種機会の確保を図ることを一部改正すると、こうあったのです。やっとそういうところまできたかなという感じなのですけれども。一つには、このワクチンに係る情報の目的とか個別の送付に対するということで、今、答弁の中で個別で今後、学校とかそういうところにも通知を、リーフレットの改訂されたものを配布というか、持っていきたいということだったので、本当に、今、小学校6年生から高校1年生の女子とその保護者に対しては、やはり、それが一番大事な点かなと思いますし、パンフレットもリーフレットも非常に分かりやすく2点、概要版と詳細版ですか、出ていますので、そういうことからいくと、本当にいち早くやっていただきたいなと思います。本当にこの7年間、全く個別周知どころか、ホームページでも掲載されていないというのが実態でしたので、改めて個別通知というのはされる予定はあるのでしょうか、対象者に対して。

答弁 保健福祉課参事 深澤万喜子(保健福祉課参事は2021年3月まで)

個別通知につきましては、今年度をめどに学校を通じて、小学校6年生から中学校3年生、今度、高校1年生になるお子さんですね、については、学校を通じてこのパンフレットを配布する予定にしております。

答弁 町長 佐々木修一

今、うちの担当も答弁しましたが、議員の先ほどの御質問の中に、この7年間何も出てこなかったと、町のほうからも、先ほどそういうお話がございましたけれども、これは、皆さん御承知かと思いますけれども、これは、やはり、いろいろなことがありましたよね。今も、副作用で寝たきりになっている方もおられるらしい。これについては、先ほども阿部議員がおっしゃいましたから、私もそのとおりなのですが、あくまでも国が今、言っているのは勧奨はするなと。勧めないけれども、周知はしてほしいと。非常に我々、迷うのです。ただ、国は、今までそういう副作用のひどいものがありましたし、それから、推奨している団体もあるのかもしれないけれども、反対している団体もあるのです。やはり、そういうことを考えて、正直、はっきりしてほしいなというのはありますが、だから、それだけ、やはり難しいのだと思います。私も医学の専門ではないから、分からないけれども。そういう中で、今、我々は、やはり一つの厚生労働省からそういう推奨はしないけれども、通知はしてほしいというから、それをやるということに尽きるということだけの話であります。

質問 9番 阿部君枝

町長、おっしゃるように、当然そうなのです。ですけれども、そこが中止した状態のままでいたということは、知る権利は皆さんあったのです。ですから、新聞報道等でもありましたけれども、その間に、接種しなかった方というのは、いろいろなリスクを背負ったということにはなると思うのです。今回、そのようにして、啓発のリーフレットを作成して、正しい知識を皆さんに受診の促進とともに勧めるようにということで、一歩前進したのかなと思います。ここで、私もこの考えになったのは、たまたま、私ごとなのですけれども、東京にいる孫が、ちょうどその年代に入っていまして、今回、小児科にかかったところ、医者から「ワクチンを受けていないのかい。」と言われたよということで、それで、申請書をもってきて、今後検討しますというところに、医者から言われると、非常に安心感というか、あるのかなというのもありましたし、遠軽町でも相当の人数の方が対象になると思いますので、早めにこのことは進めていただきたい。あと、ちょっと課題になるのですけれども、定期接種期間が過ぎてしまう高校1年生とか、この無料期間が小学校の6年生から高校1年生ですので、半年から1年で3回接種するので、もし、接種するようになったときに自費になってしまう、このことも、町長おっしゃるように国と道のことからいけば、7年間の弊害でもあるのですけれども、町としての救済措置も考えていただきたいなと、こんなふうにも思っております。自費を出さないような形で。

答弁 保健福祉課参事 深澤万喜子(保健福祉課参事は2021年3月まで)

定期接種以外の接種については、私も保健所のほうに問い合わせてみましたが、やはり、定期予防接種以外の場合、被害の救済の部分でも補償というのは、やはりかなり下がってしまうという部分もありますので、あくまでも定期予防接種内での助成ということになろうかと思います。

質問 9番 阿部君枝

先ほど、この点は、また今後に向けてあれしたいと思うのですけれども。改正されたリーフレットを学校等にということがありましたけれども、こういう先ほどのデータからいくと、認知度というのが非常に少ない世代が多いということからいっても、女性が集まると言ったらおかしいのですけれども、美容室だとかカフェだとか、そういうところにも、そういう情報を提供する場があってはどうかなと思うのですが、今後に向けて、そのような検討をしていただくことはありますでしょうか。

答弁 保健福祉課参事 深澤万喜子(保健福祉課参事は2021年3月まで)

まずは、今年中にホームページでは、この内容をアップしようと考えております。ただ、美容室とか、その辺のあたりにつきましては、まだ検討をしている段階ではありませんので、今すぐやりますということは、お答えできません。

質問 9番 阿部君枝

そういう取組もやっている自治体、ここら辺ではないですけれども、あるように見ております。本当に大事な時期でもあるのですけれども、非常に受けた、誤った知識というか、そういうものが必ず、これはずっとついて回ると思うのです。ですから、1日も早くこのリーフレットなり、ホームページなり進めていただきたいと思います。私のほうからは、特にないです。

質問 9番 阿部君枝

聞かないから、いいです。これだけ聞ければ、いいです。

出典:遠軽町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる