江別市議会 平成17年第1回定例会 2005年3月9日
(1)行財政運営について/(2)保育サービスの充実について/(3)多様な市民サービスの場の提供について
2005年3月9日、江別市議会の一般質問で、矢澤睦子議員が「行財政運営について」「保育サービスの充実について」「多様な市民サービスの場の提供について」について質問し、市長 小川公人、経済部長 久保泰雄、教育長 高橋侃、健康福祉部長 宮内清が答弁しました。
- 質問者
- 矢澤睦子 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、経済部長 久保泰雄、教育長 高橋侃、健康福祉部長 宮内清
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 矢澤睦子
議長のお許しを得ましたので、質問をさせていただきます。その前に、先日お亡くなりになりました春日議員、私も文化議連でご一緒させていただいておりました。大変残念に思っておる一人でございます。質問させていただきます。所管にかかわる項目につきましては、基本的なことにとどめますので、よろしくお願いいたします。第1に、行財政運営についてです。平成17年度予算編成に当たりまして、国と地方の税財政改革、いわゆる三位一体改革の行方を横に見ながらの編成であったと思います。真の地方自治の確立に向けて、自己決定、自己責任の幅を拡大し、自由度を高めて住民ニーズに対応した、多様で個性的な地域づくりをできるよう財政面の自立度を高めるための改革がねらいでありましたのに、結果は、皆さんご承知のとおり数字合わせに終始し、先送りも含め、期待外れとなったところです。新聞報道によりますと、知事や市長のコメントからは敗北感の多いものであったと思います。1点目としまして、市長は、この三位一体改革の全体像決定についてどのような思いを抱かれたでしょうか。市長会の一員としての立場もありましょうが、ここは江別市議会です。三位一体改革について、市長の本音をお聞かせください。2点目として、この三位一体改革は、平成19年度以降更に厳しさが増すと言われておりますが、江別市として今後の課題などについて、現時点で明らかになる点についてお伺いいたします。3点目として、各種基金の活用についてですが、私は、予算説明書や議員配付資料を見まして、投資的経費の伸び率が大きいのに驚きました。国や道、他の都市のほとんどが減少しつつありますのに2けたの伸びは何を指しているのでしょうか。今年の重点課題は、教育と子育て、環境の保全、健康づくりとなっております。今日的時代の要請から考えますと、少子化、子育て環境の充実というものにより一層しっかりと向き合う必要があると思います。人口減少を目前にして、男女の働き方、社会の仕組みなど総合的な取り組みについて、以前にも増して将来方向をしっかり見据える必要があると思います。そのためには、財政的に窮屈なときこそ事業の発想や実現に向けたアイデアを競うためにも、予算編成に何か動機付け、意識付けを強める手法はないものでしょうか。少し乱暴な言い方になりますが、もちろん基金それぞれに制約があります。それらを乗り越え、小さくても将来につながる事業をするためにも、期間を設けながら効果を検証しつつ、基金活用の幅を広げることはできないでしょうか。予算編成の活性化にもつながると思います。所管でございますので、要望事項といたしますが、もしお考えがあればお聞かせ願います。2番目の質問として、保育サービス等の充実についてお伺いいたします。先般厚生常任委員会へ報告のありました江別市次世代育成支援行動計画を読ませていただきました。大変素晴らしい計画書が出来上がったところとうれしく思う一人です。しかし、その評価は5年後にかかってくるところであり、この間の実践活動が伴わなければなりません。何点かお伺いいたします。1点目は、第4章計画の内容に、多様化する保育ニーズへの対応の中に民間の柔軟な経営によって多様な保育需要に対応することが期待できる。今後は公民の役割分担を進め、保育サービスの充実に努めますという記述があります。取りようによっては民間だけが柔軟な経営とも受け取れますが、この記述を含め、その意味はどのようなことを想定しているのか具体的にお伺いいたします。2点目は、休日保育事業についてお伺いします。過去に実施した多様な保育需要は、例えば産休6週明けの乳児保育、4歳児からの障がい児保育、延長保育、一時保育など先駆的な取り組みはまず公立が先行し実施し、問題点や課題を整理する中で、民間の経営実態も考慮し拡大していった経緯があると思います。その意味で、この5年間の数値目標に休日保育事業が1か所新規開設となっておりますが、現時点におけるこの事業に対する考え方、開設時期、開設地区、規模、事業費等が分かればお答え願います。3点目として、市民アンケートから要望のある病後児保育事業について、以前にも質問しておりましたが、今後5年間、どのような考えの下、研究を進めようとしているのかお伺いいたします。私は、病後児保育は、医療スタッフとのかかわりから、市立病院や保健センターなど院内保育所を含めた対応はどうか、そこに法律上の規制があれば緩和はできないか。もちろん病院事業への負担を避けての話ですが、また、民間医療機関との連携の中での対応はどうか。しかも実施主体にかかわらなければ、その選択肢は多々あると思います。要は意欲の問題ではないでしょうか。私は、質問の第1で、行財政運営を重点として子育てについて述べさせていただきました。2点目の休日保育、3点目の病後児保育は、次世代育成計画第2章子育て環境と課題の中でも、市民アンケート、市民意見等からも、急がなければいけない大きな課題と認識しております。4点目としまして、障がい児保育事業につきましてお伺いいたします。障がい児に対する施策につきまして、次世代育成支援行動計画では、数値目標は設定せず、専ら文言での表現にとどめております。つまり障がい児の自立と社会参加に向けて、各人の個性に応じたきめ細かい支援体制が求められているとしております。このため、江別では、予防と早期発見・治療の推進のほか、障がい児保育や通園のための児童デイサービスを事業をはじめとする各種支援体制などの施策をより一層充実し、加えて療育指導の充実を図り、保護者の不安解消を図るとしています。一方、同時に策定した江別市障がい者福祉計画においては、達成目標値を設定しております。基本目標の保育、教育の充実では、達成目標値として、江別市が子育てしやすいと思う保護者の割合を挙げております。その主要な施策として、一つに障がい児保育の充実のため、障がいに応じた保育の受入れ体制の整備を図るとして、二つ目に、障がい児教育の充実のため放課後児童会での障がい児受入れの充実を図るとしております。放課後の障がい児を受け入れている施設は所管にかかわりますので最小にとどめますが、障がい児をテーマに考えますと、保育がポイントになります。保育を希望する親にとって、自由に幅を持たせた受入れ体制ではないと思います。放課後児童会は、両親が就労である条件がありますが、障がい児においては普通児とのかかわりの場で、そこから成長する場でもあり、逆に普通児にとってはノーマライゼーションの勉強の場となっていることから、もっと受け入れやすい対応が必要と思います。今後の方向性についてお伺いいたします。私は、このような施策にこそ行政が積極的にかかわり、部局の壁を乗り越えてしっかり十分過ぎるぐらいに調整力を発揮し、子供や保護者が安心して過ごせるまちにしてほしいと思っております。5点目として、子供の施策に関する部局は、複数の、かつ縦割りの部局に分かれておりますが、子供を取り巻く現状を考えるとき、組織体制の一元化について早期に立ち上げる必要があると思います。スピードを求められる時代にあって、組織全体を点検し、市民サービスのより一層の向上につながる組織改革を要望しますが、お考えがあればお願いいたします。3番目といたしまして、多様な市民サービスの場の提供についてお伺いいたします。まず、学校施設の利活用について、所管ですので1点だけお願いいたします。既存公共施設や学校の余裕教室の有効活用につきましては、各種行政計画に課題として挙げられており、私も以前質問させていただいております。最近では、平成16年第3回定例会において山本議員からも質問がありました。そのときの答弁として、市長部局と連携をとり、横断的かつ具体的な検討の場を設け、空き教室を含めた学校施設の活用の在り方について、今後、全庁的規模で取り組んでいくという答弁でありました。単なる空き教室ばかりか、大麻小にありますれんがの部屋など、江別らしい建物を先行して課題にしていただきたいのですが、その後の進ちょく状況について、またいつごろをめどに進めようとしているのでしょうか、お伺いいたします。先ほども挙げておりましたけれども、最近の学校内における凶悪事件の発生には非常に残念な思いをしている一人ですが、施設の利用にブレーキとならないよう、むしろ地域が学校を、子供たちを守るというプラスに転化できる仕組みを作ることが大切ではないでしょうか。次に、旧ヒダれんが工場跡など歴史的な建物の活用についてお伺いいたします。今の時代、厳しい経済情勢の中で、官から民への流れはより一層強まってくるものと思います。旧岡田倉庫のようにすべて税金で投入するのは特別な扱いと言えます。全国に発信して民間による活用策を募集してはいかがでしょう。特に旧ヒダれんが工場跡は、顔づくり事業の江別らしいシンボルの一つとしてとらえ、れんがを象徴的に活用できる絶好の機会ととらえ、それによって北海道遺産としてれんがの価値も上がると思うのですが、いかがでしょうか。江別の地域性を発揮できる物産、陶芸、レストランなど商業ベースを基本に提案を受けることや市民協働の観点から、れんがによる現物出資を募るなど、市民参加や民間の知恵と資本投入を念頭に進めることを選択の一つに加えてはどうかと思います。現状と課題、今後の進め方についてお聞きいたします。以上で1回目の質問を終わります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
矢澤議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、三位一体改革全体像への思いについてと、こういうことでありますが、私は、地域自らの権限と財源で地域経営を進めるという地方分権、地方自治の考え方から、また一方で、国・地方を合わせた長期債務残高が平成17年度末には774兆円に上る見通しの中では、基本的に三位一体の改革は必要であり、進めるべきものと考えております。こうした観点から、全体像の中で、平成17年度、平成18年度の交付税総額確保の見通しが示されたこと、生活保護費における議論となった権限移譲のない負担率のみの削減が回避されたこと、さらには補助負担金3兆円削減の具体的な枠が示されたこと、これらは一定程度評価し得るものと考えております。また、従前ならば政府により決定されていたであろう補助金削減項目について、知事会による地方案の提出を受け、これを基に議論が積み重ねられ、かつ今後も地方団体との協議の場を設けるといった政策決定過程の転換があり、こうした点も大きな意義を持つものと考えております。しかしながら、議論の過程では、省庁の権限の温存を意図したかのような動きが見られたこと、さらには国・地方の仕事の割合が、国が4、地方が6と言われる中で、今回の改革がなされてもなお財源的には5対5に至らないと見られること、これらを考えますと、いまだ真の地方分権、地方自治に至る道のりということでは遠いもの、道のりは遠いものと言わざるを得ないところであります。また、平成16年度のように地方財政計画時点で一挙に12%もの地方交付税等の財源が削減されるとなれば、最前線で住民と接して行政を進めている市町村としては、時間的に対応できず、予算編成に極めて大きな影響をもたらすこととなるものであります。こうしたことから、今後とも改革の動向を注視し、真の地方分権、地方自治の本旨に沿った改革となるよう、北海道市長会などを通じて国に対して働き掛けていきたいと考えております。次に、今後の見通しについてでありますが、地方交付税は、平成17年度地方財政計画においては平成16年度からの繰越し分を上乗せして前年度並みとしており、これが今後の不確定要素と見られること、また交付税不足分に対応する臨時財政対策債は、政府の公債抑制方針から、本市においても前年度当初比で4億6,000万円程度減額され、国においても当面平成18年度までとされていることから、財源が大きく縮減される方向に変わりはないものと考えております。また、骨太の方針2004の改訂版では、国の交付税特別会計における借入金の償還が平成19年度から開始されるため、交付税等の更にもう一段階大きな減額が見込まれるところであります。こうした状況に対応していくためには、今後ともマネジメント・サイクルにおける行政評価と不断の行財政改革を推進し、簡潔で効率的な行財政体質を構築するとともに、施策優先度に基づく行政資源配分の重点化を更に進めていかなければならないものと考えております。次に、各種基金の活用についてでありますが、基金は、有効に活用されて初めてその目的を達成することができるものであり、単に保有するだけではその趣旨は生かされないものであります。また、その活用に際しては、個々の事業に求められる成果と必要なコストを見極め、単年度の財政状況のみならず、将来にわたる市全体の財政状況を総合的に勘案した上で予算に計上し、議会審議をいただいて、その活用と保全を図っていかなければならないものであります。こうした一定の財政規律の下、例えば、マネジメント・サイクルの中で、複数年にわたって基金を財源として位置付けるこの手法など、有効な基金の活用方法を更に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、保育サービスの充実に関するご質問でありますが、少子化・核家族化の進展及び生活様式の変化や価値観の多様化により、子供や家庭を取り巻く環境は大きく変化してきております。このため、今年度、子供や家庭への総合的な支援等子育て環境の充実を目的とした次世代育成支援行動計画を策定したところであります。この計画では、みんなで協力、安心子育てのまち・えべつを基本理念として、江別の将来を担う子供たちが心豊かで健やかに育つために、家庭・地域全体で支えていくことを目指しております。このため、行政や関係機関、地域の団体や事業所、市民の皆様とともに手を携え、役割分担と相互の連携を図りながら、この計画の着実な推進に努めてまいりたいと考えております。そこで、質問の1点目の多様な保育需要への対応についてでありますが、女性の社会進出の増加や就労形態の多様化により、保育サービスも多様な内容が求められております。しかし、その一方で、市が設置する公立保育園については、国庫負担金の一般財源化や三位一体改革の影響を受け厳しい財政運営を余儀なくされているところであります。このようなことから、今後、多様な保育ニーズに柔軟にこたえるためには、民間の柔軟な発想と運営を期待し、公民の役割分担を進めながら保育サービスの充実に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、休日保育事業についてのご質問でありますが、次世代育成支援行動計画において、保育サービスの充実のため、休日保育の新設に努めることとしております。今後、保護者等の意向を踏まえ、保育園の改築等と併せ導入するなど、その実現に努めてまいりたいと考えております。次に、市立病院などでの病後児保育の実現についてのご質問でありますが、国の補助基準につきましては、病院、診療所に附設された施設あるいは事業専用施設であって、保育室、観察室又は安静室及び調理室等の専用スペースの確保や緊急時に備え、病気回復期の児童2名に対し常時1名の看護師等の配置を基本となっておりますことから、当分は難しいものと考えております。いずれにいたしましても、次世代育成支援行動計画策定時の市民アンケートにおいて、児童の病気回復時において保育の困難さを感じている親もおり、病後児保育の要望もありますことから、計画にもありますように、実施市の状況等も十分検証しながら研究を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、子供の施策に関する組織体制の一元化についてのご質問でありますが、行政改革の推進項目に行政サービスの向上を図るため総合窓口の創設などの検討をすることとしております。また、昨年4月から第5次総合計画を推進するために施策マネジャーを配置し、子供に関する施策の総合調整を進めているところでありますことから、施策体系に沿った組織づくりが必要と認識しているところであります。一方で、庁舎の構造・スペース等の課題もありますが、住民の皆様が利用しやすい窓口、より一層きめ細やかな窓口対応が求められておりますことから、今後におきましても引き続き検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。このほかにつきましては、経済部長ほかをもってご答弁を申し上げます。
答弁 経済部長 久保泰雄(経済部長は2008年3月まで)
私から、旧ヒダれんが工場跡の件についてお答えをいたします。現状については、れんが建築物の意匠を守りながら、一部江別グレシャムアンテナショップとして活用しておりますが、これ以外の部分を活用するには、建築基準法や消防法上、相当大規模な改修が必要になることはご承知のことと存じます。また、市内企業などから、旧ヒダれんが工場を活用したいとのご提案をいただいていることにつきましては、現在、江別グレシャムアンテナショップを運営し、やきもののまち、れんがのまちづくりを目指しているNPO法人やきもの21とも連携を図りながら、これらの意見や提案等を検討しております。これらの提案等は、江別市が推進をしている産業振興策とも合致しているほか、文化施設としての活用も含まれております。いずれにいたしましても、民間活力の活用を踏まえながら、引き続き検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
私から、教育行政についてご答弁申し上げます。初めに、放課後児童会における障がい児の受入れについてでございますが、障がいのある子もない子も、共に一緒に生活し、理解し合うことは大変大切なことであると考えております。平成16年度において、放課後児童会に26名の障がい児が入所されておりますが、入所基準につきましては、児童福祉法に基づいて、保護者が就労等により昼の間家庭にいない小学校1年生から3年生の児童を対象にしておりますので、そのようにご理解をいただきたいと存じます。なお、市内7か所に設置しております児童センター等におきましては、お子様にけが等があってはなりませんので、障がいの程度によっては保護者などの方の同伴をお願いはしておりますが、自由にご利用していただいているところでございます。次に、ご質問の学校施設の活用につきましては、過去の議会でご答弁申し上げたところでございますが、今日の少子化傾向が続く中で、地域状況により小中学校の教室に余裕が生まれているところであります。これまでも学校施設の利活用に関しては様々な要望が寄せられておりますことから、学校施設の利活用の在り方について全庁的な協議の場を立ち上げるべく、目下準備を進めてきているところでございます。現在、各学校での利用状況の把握や平成17年度の学級編制等についての調査を進めておりまして、年度内にその取りまとめを完了する予定でございます。したがいまして、この実態を把握した上で早々に委員会を設置して、この中で学校施設の在り方につきまして協議・検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上でございます。
質問 矢澤睦子
ご丁寧なご答弁ありがとうございます。お礼申し上げます。ただ、保育につきまして、2回目の質問をさせていただきます。2点ほどですが、多様な保育需要への対応について、民間の柔軟な発想と運営を期待し、公民の役割分担を進めてとのご答弁ですが、公の役割は何でしょうか。私が思うには、民間でできないところを公が請け負うと思うのですが、民間法人の指導機関としての江別市は保育施策をどのような方向に持っていこうとしているのか、方向性をお聞かせ願いたいと思います。2点目として、病後児保育についての国の基準を取り外すことは無理ということですが、人口9万人の千歳市ですら年間100人の子供を看ているということです。100人もの子供が必要としているのですから、江別市でも同じぐらいいらっしゃると思うんですが。私は、なぜ厚生労働省の基準のみ固執するのか分かりません。基準に合わなければ病院に損失が出るのでしょうか。基金を使いながらでも江別らしい、江別独自の事業をできないものでしょうか。人口増と少子化対策ということで、もう一つ質問をさせていただきます。また、旧ヒダれんが工場のご答弁、ありがとうございます。民間活力を踏まえた内容となって、産業振興や文化施設としての活用をも含むとしており、大いに期待しておりますので、これからも注目させていただきます。よろしくお願いいたします。
答弁 健康福祉部長 宮内清(健康福祉部長は2007年3月まで)
矢澤議員の2回目のご質問にお答えを申し上げたいと思います。先ほど市長からの答弁の繰り返しになる部分もあるかと思いますけれども、まず一つ目の公民の役割分担の関係でございますけれども、少子化・子育て支援の中で、就学前の子供に対しての支援策としての保育園の役割、こういうものは大きなものがありますので、保護者の理解あるいは民間の協力を得る中でその対応に当たらなければならないと考えております。そういう視点から、例えば児童に対する保育士の数、体制、こういう問題等々から、例えば障がい児保育などは公が主体的に対応すべき部分であると考えておりますので、多様なニーズにこたえるために社会福祉法人等との調整をする中で公民の住み分けを考えてまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の病後児保育についての独自の対応ということでありますが、子育て支援策としての各種の施策との優先度との関係もありますので、父母のニーズがあることは十分承知しておりますし、そういったことから、次世代育成支援行動計画でも多様化する保育ニーズへの対応ということで病後児保育の研究を進めると、こういうことで位置付けしておりますので、そのようにご理解いただきたいと思います。以上です。