江別市議会 平成15年第4回定例会 2003年12月10日
(1)平和に対する基本姿勢について/(2)行政改革計画について/(3)福祉行政について/(4)教育行政について
2003年12月10日、江別市議会の一般質問で、森好勇議員が「平和に対する基本姿勢について」「行政改革計画について」「福祉行政について」「教育行政について」について質問し、市長 小川公人、助役 中川正志、保健福祉部長 宮内清、教育長 高橋侃、教育部長 星忠雄が答弁しました。
- 質問者
- 森好勇 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、助役 中川正志、保健福祉部長 宮内清、教育長 高橋侃、教育部長 星忠雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 森好勇
発言通告に従い、順次質問をしてまいります。さきに行われた総選挙で、我が党は議席を大きく後退させましたが、選挙戦で訴えた社会保障、雇用、農業、イラク問題、とりわけ憲法と消費税の問題は今後国政上の大問題になるのは必至です。消費税増税とんでもない、憲法第9条を守っての声は圧倒的多数派です。我が党にとって選挙結果は残念でしたが、日本共産党の主張は必ず生かされるものと確信しており、けんど重来を期し頑張る決意です。今回の選挙で、自民党が政権公約に2005年までに憲法改悪案を作ることを明記し、一方民主党も創憲の名で憲法改悪を競い合う公約を掲げました。平和の願いの結晶である憲法第9条が重大な危機に直面しています。総選挙後、小泉首相は国民の信任を得たなどと言ってイラクへの自衛隊派兵を強行しようとし、ついに昨日イラク派兵の基本計画を強行しました。前段、尾田議員のイラク派兵への問題点や指摘には私も同感する次第であります。イラクの状況は、アメリカなどによる無法な侵略戦争と占領の結果、イラクでの戦闘はますます泥沼化し、11月29日には日本人外交官2人が殺害される痛ましい事件が発生しました。CIAの報告書は、イラク国民は米軍主導の占領軍に失望感を強めている、以前は傍観していた住民たちがゲリラの隊列に次々と加わっていると指摘しています。イラク国民の平和と復興を実現するには、日本共産党は不当な占領を終わらせ、イラク国民に主権を戻し、国連の枠組みによる復興支援を主張しています。自衛隊のイラク派兵はこれと逆行し、占領軍を支援するためのものです。派兵される自衛隊は占領軍とみなされ攻撃の標的となります。自衛隊員や家族、自衛隊協力会などからも不安と反対の声が広がっています。市長は、毎年の執行方針で日本国憲法を尊重するとしていますが、現憲法下でイラクへの自衛隊派兵は可能と考えているのか、見解をお伺いします。2点目に、国民保護法の制定についてです。この法律は、政府が武力攻撃事態法などの有事法制を発動する際に、国民を保護するということを理由に国民を統制する内容で、アメリカが海外で起こした戦争に国民や自治体、民間機関を動員するものです。11月21日に決定した要旨では、命令に従わない場合の刑罰規定を強調し、政府への協力を義務付け、金融、物価まで拡大し統制を一層強めています。これまで国会の政府答弁では、先制攻撃の結果発生する日本の武力攻撃予測事態についても、法律の発動は当然あるとしています。このことは、アメリカが日本周辺の国で脅威と認めた国に対し武力行使に踏み切るということになれば、在日米軍基地への武力攻撃も予想される結果、武力攻撃予測事態が認定できる状況になります。日本に武力攻撃がない状態でも、予測事態として法律が発動されることになります。この法律の目的として、一つに国、地方公共団体その他の機関の実施すべき措置、二つに国全体として万全な体制を整備し、国民の保護の下に措置を総合的に推進する、三つに国、地方公共団体その他の機関が相互に協力するという三つからなっており、地方公共団体の役割の項目として、一つに地方公共団体の責任と権限、二つに地方公共団体による避難の措置、三つに地方公共団体による救援、四つに地方公共団体による武力攻撃災害への対処の四つを挙げています。骨子の4、国民の権利では、国民の権利及び義務に関する措置には市町村長による武力攻撃災害時の応急措置としての土地、建物等の一時使用又は物件の使用若しくは収用が盛り込まれています。市町村長は、住民から土地、建物あるいは物件を取り上げて使用しなければなりません。もし拒否すれば、総理大臣が直接対処措置を行うという内容です。国民保護の名の下に統制的に戦争に協力させることになるわけです。憲法の基本的人権を踏みにじるものと考えるが、市長の見解をお伺いします。国民保護法制に関して、12月1日、都道府県知事と政府が意見交換を行い、その席で麻生総務相は緊急物資の備蓄や地方自治体職員の訓練をきちんとしていきたいと語っています。平時から地方自治体の職員を戦時に備えた訓練に動員する考えであります。首長としてこのような指示があった場合、どう対応するかもあわせて答弁願います。次に、行政改革について質問します。江別市は、効率的で質の高い行政を推進するとし、平成23年度までに10%削減、約100名近い職員減を目標とし、手始めに平成16、17年度は職員不採用で退職予定者の補充をしない方針です。当市は、札幌圏・道央圏としてわずかながらも人口増している行政区であり、また行政手法として住民参加、住民と協働して施策を進めるとしています。そのことは、従来以上に職員が住民とコミュニケーションを強めることになり、デスクワーク以外の仕事が当然増えることが予想されます。先に10%減員ありきでそれぞれの部署で今後の人員配置について検討され積み上げたものではなく、トップダウン式に人件費削減するために人減らしをする、これでは正に民間的リストラと何ら変わりなく、公としての責任、住民サービス、公共サービス、福祉向上という視点を抜きにした手法と言わざるを得ません。1点目は、現在の職員体制でも勤務時間外の超過勤務を強いられており、昨年の資料で7万2,885時間、これは40人以上の職員数に、また年次休暇の使用率を現在の倍の約50%取得するとすると、これもまた約40人に相当します。類似団体と比べて江別の職員数は一般行政部門で128人、教育や消防など特別行政部門で35人、合計163人も少ない。特に福祉・教育関連がその多くを占めています。労働者の権利である年休や、働く女性の権利である生休も取得しづらい職場環境になっているのではないでしょうか。今後、平成23年度までに1割の職員を削減する部門別目標値についてお伺いします。2点目に、市内で最大の雇用の場であり、雇用の場の提供に最大限努力を注ぐべきことが求められていると思います。特に、若者の雇用は深刻な状況になっています。市庁舎の明かりはいつも午後7時、8時までついているのが恒常化しています。残業して仕事をこなしているのが現状ですが、これら時間外勤務を正当に賃金として加算されているか疑問であり、予算の枠をはみ出した分はサービス残業になっていないのか。厚生労働省の通達、賃金不払い残業の解消を図るために講ずるべき措置等に関する指針が昨年度出されています。労働時間の把握は使用者の責任であり、実態調査をやるべきであると思いますが、いかがなものかお伺いします。3点目に、管理職は超過勤務手当の対象から外れていますが、多くの職制は一般職以上の長時間勤務、さらに住民説明会等には土日も返上しなくてはならない職域も増えています。職員の健康管理のためにも、出勤、退勤を把握するカードシステム等が必要であると考えるが、いかがなものかお伺いします。2番目に、人事考課制度について。この制度導入の目的として、一つに職員の能力開発、人材育成により組織の活性化と組織能率の向上を図り、効果性、効率性を高める、二つに行政サービスの質的向上を図り、市の組織戦略実現のための道具とするとし、平成16年度以降、全職員を対象とするとあります。この10年近くの公務員制度改革を見ますと、1995年に日経連が新時代の日本的経営路線を打ち出し、終身雇用、年功賃金制度を邪魔だとして能力・業績主義化を進めてきましたが、その思想を公務員労働者にも求めてきました。1996年、総務庁が公務員制度改革への提言、1998年、人事院が公務員人事管理の改革、1999年から2000年にかけて自治省や総務庁・人事院などが人事評価問題での報告を相次いで発表しました。自治省研究会でも職員の勤務の実態、職員の能力等を正しく評価し、その結果に基づいて人事管理を行うことは極めて重要としています。要するに、能力、職責、業績を反映する人事管理、給与制度の導入が公務員の意識を変えるとし、民間の成果主義を公務員労働者に徹底するものと思われます。行き着く先は、総人件費コスト削減を目的に臨時やパート、委託など不安定雇用にもつながることになります。私は、市の行政改革を進める上での戦略として人事考課制度導入を取り入れたのではと疑念を持っているものですが、一定の考課基準とはどんな内容であるのか、また評価に対し不服が出た場合の異議申立ての機会は保障されるのか、この考課制度は給与、昇格等に影響するのかお伺いいたします。3番目に、地方自治法が改正されて公の施設の管理に指定管理者制度が導入されています。従来、地方自治法第244条の2の第3項で、普通地方公共団体が出資している法人で政令で定めるもの又は公共団体若しくは公共的団体に委託することができるとしていたものを、法人その他の団体であって当該普通地方公共団体が指定するものに、当該公の施設の管理を行わせることができると改めました。これは、管理主体を株式会社等の民間事業者にまで拡大したものです。この法改正の背景として、経団連奥田ビジョンで官製市場の開放、民間でできることは官は行わないとしており、首相の諮問機関、総合規制改革会議第2次答申も同趣旨のことを打ち出しました。今回、委託制度が廃止されたことから、今後自治体が開設する施設はもちろん導入の検討の対象となりますが、既存の委託施設は法の施行から3年の猶予期間内に直営に戻すか、又は指定管理者を指定するかの選択をしなければなりません。1点目に、現在市は振興公社やスポーツ振興財団、シルバー人材センター等に管理運営を委託していますが、現行のそれぞれの団体等を指定管理者として継続されていくのか。2点目に、行政改革計画にあるセラミックアートセンター、郷土資料館、住区会館、葬祭場等についてどのように考えているかお伺いします。4番目に、来年4月1日施行される地方独立行政法人についてです。地方自治体の判断により、直接住民に提供している公的サービス部門の事務事業を分離し、新たに設立する法人にその運営を委譲することが可能となり、その対象は一つに試験研究機関、二つに大学、三つ目に病院、水道などの公共事業、四つに社会福祉事業、五つにその他公共的な施設とされています。これもまた、先ほど述べたように財界の意向が強く反映されたものです。また、小泉首相の構造改革、三位一体改革と呼応したもので、国庫補助負担金の廃止、削減するための手段と考えられ、政府は今後3年間で国庫補助負担金を4兆円削り、財源移譲は基本的に8割にとどめることを打ち出しています。地方の財政保障削減を決めて兵糧攻めで否応なく独立行政法人化に持っていくねらいが見えます。この法律は、様々な矛盾、問題点が含まれ、国会では民主党、社民党も日本共産党とともに反対しました。全国の自治体現場の声として、採算重視の独立法人化は赤字の公立病院の切捨てにつながる、福祉事業が切り捨てられ住民サービスの後退のおそれがある、公共性より財政効率化が全面に出過ぎるきらいがあるなど、反対や疑問が広がっています。江別市もその対象となる事業がありますが、市長はどのように考えているかお伺いします。次に、福祉行政についてお伺いします。1点目に、国民健康保険証の交付についてお伺いします。負担能力を超える国保税が多数の滞納者、未納者を生み出し、滞納者には保険証の取上げという制裁措置、いわゆる罰則が実施されています。昨年6月現在の厚生労働省の調査で、有効期限が1か月又は3か月といった期間の短い短期保険証は77万7,964世帯、資格証明書は22万7,152世帯に発行されていると公表されています。全国で100万世帯が制裁措置を受けていることになります。このほかにも、保険証の未交付や未加入といった世帯が多数生まれています。これらの人々は、事実上医療から遠ざけられ、結果として治療手後れによる死亡事故が各地から報告されています。資格証明書は法律で滞納が1年過ぎると交付されることになっていますが、この罰則が導入された際は悪質な滞納者に限るとされていました。江別市は機械的一律に資格証を発行していないと思いますが、加入世帯で1年以上滞納している世帯数と、悪質と判断して資格証を発行している世帯数をお尋ねします。2点目に、現行の法律でも特別の事情や国の老人医療など24項目の公費医療の対象者は、資格証の発行の適用除外となっておりますが、特別の事情について国は、一つに災害や盗難に遭った、二つに疾病、負傷した、三つに事業など廃止、休止した、四つに事業に著しい損失を受けた、五つはこれらに類する事由のうちとされています。これらは、国の例示に過ぎず、個々具体的な特別の事情は地方公共団体が判断するという参議院厚生労働委員会で政府は答弁しています。旭川市では、特別な事情に市独自の基準を設けて資格証の発行を抑制させています。加入者の現状は、失業と不況でますます生活が困難になっています。特別の事情の適用範囲拡大で、市民の命と健康を守らなければ今後国保証の未交付が増えるのではないでしょうか。江別市の資格証発行の現状と、今後の改善のための対応についてお伺いします。2番目に、介護保険制度について利用料と短期入所の充実についてお伺いします。介護保険導入前に、ヘルプサービスを利用していた所得の少ない方は軽減されていましたが、平成17年度からはこの制度がなくなります。サービス利用時の1割負担が困難で、サービスを満度に利用できない方も多数おります。また、夜間、深夜、早朝はそれぞれ割増料金になっており、保険料第2段階以上の人は対象から外れています。第2段階というのは、所得階層は世帯全員が市町村民税非課税の方です。現行の助成対象を広げる施策が必要と考えますが、深夜等の利用状況と助成対象の拡大についてお伺いします。2点目に、ショートステイの確保についてです。このサービスは年々利用者が増えつつあります。緊急時だけでなく、老老介護を初め介護者は自宅で24時間介護し、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積されています。特に、介護度が高い方を介護している人は、睡眠を落ち着いてできない状況です。このような介護者にとってショートステイは大変有効なサービスになっています。しかし、いつでもベッドが空いているとは限らず、緊急時に利用できない方もいます。常時満床の利用ではないと思いますが、ショートステイの利用率の状況と緊急ベッドを確保しておくために、施設への財政支援をすべきと考えますが、お伺いします。3番目に、精神障害者グループホームの推進についてであります。私は、この夏稚内市にある2か所のグループホーム、メゾン木馬館はまなすと、しおみを視察し、大変勉強になりました。行政部門と市立病院の支援の下、地域と福祉法人が連携して精神障害者のグループホームが運営されていました。昨年12月に、厚生労働省社会保障審議会障害者部会精神障害分会が、今後の精神保健医療福祉施設についてという報告書を公表しています。受入れ条件が整えば退院可能な全国7万2,000人と言われる方の社会復帰促進施策であります。社会的入院患者の退院を促進するため、その受皿としてグループホームの確保を推進すると述べています。江別市にとっても、市立病院に130床の精神科を持っており、受入れのための条件整備を進める必要があります。北海道精神障害者家族連合会事務局資料によりますと、道内入院患者数は1万9,092名、退院可能な患者数の推定が約4,000人と発表しています。現在、道内には札幌市を除いて精神障害者のグループホーム25施設、共同住居38施設あります。江別市内には現在施設はありませんが、1,700人以上の精神障害者が居住しています。その多くは、自宅から通院や社会復帰施設などに通所していますが、親など高齢化が進み先行きに不安を持っています。精神障害者のグループホームについては、10年前に厚生省からの局長通達で明らかになっていますが、実施主体は市町村で、その責任の下にサービスを提供するものとして社会福祉法人、医療法人等に補助し実施することができるとし、民間事業者にも委託できる内容であります。江別の精神障害者家族会も、この間保健センターに協力をしていただき勉強会を続けていますが、運営主体、土地、建物など解決しなければならない問題が山積みしています。江別市として、グループホーム設置に向けてイニシアチブを発揮してもらいたいと思っていますが、今後の推進方向についてお伺いします。最後に、教育行政について質問します。1番目に、学校施設設備ですが、同僚の高橋議員も以前質問しておりますが、学校耐震化についてであります。8年半前の阪神・淡路大震災の後、法律で昭和56年以前、1981年以前に建設した施設は、耐震調査し、問題、欠陥があれば補強・改修が義務付けられています。今年度予算で、学校として初めて中央小学校が耐震調査されているところです。各学校は地域防災拠点に指定されている施設であり、努力義務としても放置できない問題です。小中学校28校中、1981年以前の建物が19校あり、毎年1校の予算枠ならば20年近くかかることになります。住民の生命、安全を守る点からも急ぐ課題です。この耐震診断は単費事業ということで、対象校全部を診断するだけで1億円、改修等を考えると相当な予算が必要ですが、今後耐震調査とそれに基づく学校耐震化年次計画が必要と考えますが、教育委員会としての考え方をお伺いします。2点目に、毎年所管委員会で学校施設調査を行っていますが、各学校から多岐にわたり施設設備要望が出されています。特に、特別教室の確保、トイレ改修、グラウンド整備などが多くあります。児童増による普通教室の転用、理科室と家庭科室が併用されている特別教室、トイレの悪臭、雨が降ったら2日、3日利用できないグラウンドなどです。教育委員会では、これら要望に対し優先度、緊急度、将来の児童生徒数予測など総合的に判断してランク付けされていると思いますが、昨今の予算編成は枠配分で、かつその枠も縮小しており、従来の考えが踏襲できない面もきぐするものです。特に何を重視して施設設備の順位を決めているかお伺いします。2番目に教育改革についてです。1点目に、教育基本法についてお伺いします。1947年3月に現行の基本法が公布施行されています。この制度直後から歴代内閣は改正を求め続けていますが、国民の力で今日まで一度も改正されたことはありません。しかし、保守政党、財界からの政治的介入で基本法を骨抜きにすることが続けられてきました。特に、1958年の学習指導要領の改訂の際に、法的拘束力が与えられ、道徳教育、軍国的愛国心、日の丸君が代など基本法の理念と逆行することが文部省、中央教育審議会、教育改革国民会議を通じ推進されてきています。最近の状況で、河村文部科学相は次の国会に教育基本法案を提出したいという緊迫した状況です。各団体に共通しているのは、競争原理の導入、規制緩和の推進です。今回、政界を引退した中曽根元首相は、新聞紙上で大日本帝国憲法と教育勅語、昭和憲法と教育基本法はそれぞれ一体だったと掲載されていました。自民党が憲法改正とともに教育基本法改正を持ち出すことは、この中曽根発言に代表されるように憲法第9条を改悪するには、教育基本法の前文や第1条の目的が都合の悪い文面になっているからではないでしょうか。造けい深い教育長の基本法改正について所見を伺います。2点目に、学校選択制についてお尋ねします。この間、意見交換会等で内容はともかく、一応教育委員会としては住民の意向、住民への説明等を実施しました。アンケートでの選択制反対理由には、学校序列化への疑問や地域とのつながり、遠距離通学による安全等々の回答がありました。それらの不安、疑問などについて教育委員会で十分論議し、2005年スタートだからと結論を急ぐことのないよう希望するものです。第7回、第8回の定例の教育委員会の議事録を見て気になる議論の一つとして、ある委員から学力についてのやりとりの中で、高橋教育長は事務局サイドにも戦略がある旨発言し、市民合意を考えると学力と選択制をリンクすると失敗するとしていますが、事務局サイドの戦略とは何を指しているのか伺います。また、教育現場の7割、8割が反対していると説明されていますが、教員との合意もまた大切なことと考えますが、その対応について伺います。教育委員会の表題には、学校選択制及び学校適正規模についてとなっておりますが、後者はほとんど議論されていません。選択制が仮に導入されれば、農村などの小規模校や複式学級等は自然とうたされ、上からの廃校を押し付けるのではなく、地域住民、保護者の意見等を尊重した結果廃校になったと教育委員会はもくろんでいないと思いますが、学校が1校2校なくなると、相当な予算削減になります。教育委員会の適正規模と言われる12学級から18学級の足掛かりとして選択制が一つの手段との見方もあります。今後の適正規模に向けた取り組みについて、統廃合を視野に入れて検討されるのかお伺いします。少しばかり時間がオーバーして申し訳なく思います。以上です。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 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答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
森好議員の一般質問にご答弁を申し上げます。最初に、平和に対する基本姿勢についてのご質問でありますが、ご承知のとおりイラクにおきまして去る11月29日に日本人外交官2名が殺害されるという事件が発生し、亡くなられたお二人の外交官はイラクの現地において復興支援活動に奔走されていた方々でありまして、誠に痛ましい残念な事件でありました。イラク戦争が始まって以来、旧フセイン政権の崩壊という大混乱の中、治安の悪化が深刻化しており、電力や上下水道、学校、さらには医療施設など生活の基盤となるインフラの復旧も不十分な状況で、多くのイラク国民が苦しんでいると報道されております。私は、市長就任以来一貫して日本国憲法に基づく平和理念を尊重することを市政運営の基本方針として掲げてまいりました。したがいまして、国際社会におきましても我が国の平和憲法に込められた理念を十分に踏まえた上で国際貢献の役割を果たしていくことが大切であると考えております。人道的見地から、国際社会の一員として国際連合や関係国と協力し、我が国にふさわしく、イラク国民のためになる支援を行っていく努力が求められていると考えます。昨日、イラク人道復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の基本計画が閣議決定されたところでありますが、現地の治安状況や自衛隊員の安全確保の問題、さらに支援活動の内容が現地のニーズに合っているのか、それが我が国にふさわしい復興支援の在り方であるのか、真にイラク国民のための支援になるのかなど、政府として国民に対して十分な説明責任を果たすことが不可欠であります。今後、自衛隊派遣時期の決定に当たりましては、さらに現地の情勢を十分に調査、分析をした上で、国が責任を持って慎重に判断すべきものと考えておりますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。次に、国民保護法制に対する基本姿勢ということでありますが、私は自治体の長として市民の生命、財産を守ることが当然の責務であると認識いたしております。武力攻撃事態に限らず、様々な危機的な事態に対して的確に対処し、国民の生命、財産を守ることは国家の重要な使命であり、それに備える対応策が必要と考えるところでありまして、国民保護法制の整備により超法規的に事がなされるのではなく、法の下で対応がなされる、その意味では評価するものであります。本年6月に、国会で有事関連三法が成立した後、政府においては国民の生命、財産を守る上で重要な国民保護法制を1年以内に整備すべく検討作業が進められておりますが、このたび国民保護法制の要旨が示されたところであります。この国民保護法制につきましては、どのような事態で発動されるのかという問題、また個人の土地、建物等の一時使用又は収用など、国民の権利にかかわる問題が含まれておりますが、国民の基本的人権を最大限尊重するという原則の下、権利の制限が必要最小限になるような方策をとるべきでありますし、また公正な手続を確保すべきと考えております。また、訓練につきましては現段階ではその具体的方法、内容が明らかにされておりませんが、自治体の長として市民の生命、財産を守るという観点から判断していきたいと考えております。いずれにいたしましても、法整備については国民の理解と協力が不可欠であることから、国民や自治体の意見、要望を十分に聴き、国会も含め国民的にも十分な論議を尽くし、国民の理解が得られるものにならなければならないと考えるところであります。引き続き、これらに係る国及び国会などの動向を注視してまいりたいと考えております。同時に、私も含めて国民の一人ひとりが法が発動されるような事態に立ち至ることのないよう努力することが最も重要であるとこのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、指定管理者制度に関連してご答弁申し上げます。長引く景気の低迷と、国や地方自治体の財政危機によって従来手法による行政運営が行き詰まっていることはご承知のとおりであります。したがいまして、税源、人材、公共施設など限られた行政資源を活用しながら、住民ニーズに対応してどのようにサービスを提供できるかを考えなければなりません。住民への説明責任を果たしながら、資源の選択と集中を行う手段として行政評価の仕組みを導入するのはそうした理由からであります。また、次期総合計画の推進に市民との協働を基軸にいたしておりますのは、まちづくりに参画する住民の意欲や自主的な社会貢献活動を行政活動に生かすことによって、きめ細かで柔軟なサービス提供につなげることができると考えているわけであります。ご指摘のように、国の三位一体改革では税源移譲問題を後回しにした補助金削減が先行し、地方へのしわ寄せが懸念されております。地方交付税への依存度が大きい当市としては、早急に収入規模に合わせた支出構造に転換しなければならず、行政改革は避けて通れないものとなっております。ご質問の指定管理者制度につきましては、公共施設の管理に民間企業やNPO法人などが参入できるように、この6月、地方自治法改正によって導入された制度であります。実際の制度運営に当たりましては、施設の目的にふさわしいサービスの確保、効率的な施設運営に向けた条件整備など、庁内におきまして今後検討しなければならないと考えております。なお、現在管理を委託している施設の取扱いにつきましては、遅くとも平成18年9月までに関係条例を整備して、指定管理者を定めることになりますので、行政責任の明確化、サービスの質的確保という視点から、市民的な理解が得られるように今後議会と十分に協議させていただきたいと考えております。次に、地方独立行政法人化についてのお尋ねでありますが、ご指摘のように明年4月から施行される新しい制度でありまして、公立大学、試験研究機関、公営企業などを自治体から運営を切り離して別組織化するものであります。採算性に乏しく、民間に委ねて実施されないおそれのある事業など、一定の制限は付いていますが、先ほどの指定管理者制度と同じように国においては公共サービスの民営化を進める制度の一つとして考えられております。当市では、下水道を除く水道事業、病院事業などが対象に含まれると思われますが、サービスの公的責任、質的確保ができるのかどうかなど、今後制度内容を十分に研究してまいりたいと思います。次に、福祉行政についてでありますが、初めに国民健康保険被保険者証についてのご質問でありますが、江別市における国保税の滞納世帯に対する被保険者証の交付方法について申し上げますと、第1段階としまして前年の納付状況を調査し、10期ある納期のうち4期以上滞納が続いている世帯に対しては、1年を有効期限とする被保険者証の交付に当たり、郵送ではなく窓口に来ていただいて納税相談をした上で交付をいたしております。次に、市からの督促や催告に対して応答がなく、分割納付などの誓約を履行しない世帯には改めて接触を図るため有効期限が3か月の短期被保険者証を交付しております。さらに、第3の段階としてこれらの手続を経ても誓約を履行せず、全く納税の意思を示さない世帯に限って、通常の自己負担が3割である被保険者証に代えて、一時的に10割の負担を求める被保険者資格証明書を交付しております。平成14年度の国保税を滞納した世帯は3,135世帯であり、平成15年4月において窓口での交付となった世帯は907世帯、短期被保険者証は433世帯、資格証明書は68世帯となっております。2点目の資格証明書の適用除外についてでありますが、当市では交付に当たり庁内に国保担当者と納税担当者で構成する審査委員会を設け、世帯や納付の状況を含め個々の事情に則し、慎重に検討を加え判断しているもので、滞納がある世帯に対して一律機械的に交付しているものではありません。また、滞納理由に特別な事情があるか否かについても、要綱等に基づいて判断しているところであります。資格証明書の目的は、交付事務を通して滞納者と接触する機会を確保し、納税相談や指導に努め、納税を促すことにあります。平成14年度の状況を見ますと、40世帯に交付したうち2分の1に当たる19世帯と接触を図ることができ、分割納付に応じていただくなど、資格証明書の交付により一定の効果があったものと考えております。当市としては、国保財政がひっ迫する中で税負担の公平と国保税の滞納解消を図ることが急務であると考えており、さらに資格証明書の交付による一定の効果を確認しておりますことから、今後も滞納世帯の状況やその理由などを十分考慮しながら運用してまいりたいと考えております。このほかのご質問につきましては、助役ほかをもってご答弁を申し上げます。
答弁 助役 中川正志
私から、行革関連で職員管理に関しましてご答弁を申し上げます。ご質問の第1点目にあります平成23年度までの部門別の目標値についてでございますけれども、厳しい行財政状況の中で策定された行政改革大綱でありますが、達成すべき目標値を設定することで計画に具体性が出るものでありますことから、平成23年度までの10年間で職員数をおおむね10%削減する旨を明記したところでございます。現段階で削減目標となる職員数のうち、約半数近くが達成され、今後2か年の採用凍結期間を含めますと、行革の計画期間を前倒しした中で削減目標値に近づくものと考えているところでございます。そこで、お尋ねの部門別目標値でありますけれども、当市ではこれまで定員管理計画といたしまして平成8年度に第1次計画、平成11年度に第2次計画をそれぞれ定めまして、職員1人当たりの住民人口という総定員管理方式による目標値を設定してまいりまして、この間の目標値はほぼ達成してきた経過がございます。現在、今年度末を目途としまして第3次の定員管理計画の策定作業を進めているところでございますが、今回は行政改革大綱に明記した定数抑制を背景として、民間活力の活用等の方向性を明らかにしながら、職種変更も視野に入れた職種別の定員管理計画を策定する予定となっております。議員ご指摘のとおり、江別市の職員数は類似団体や他市との比較において少ない実態にあります。しかし、経営基盤としての財政状況が悪化し、さらに不透明な見通しの中ではこれらとの比較論をよりどころとした定数増は難しい状況にありますことから、さきの民活や職種変更に加え、臨時職員でありますとか非常勤職員などのワークシェアでの補充、さらにはITを含めた徹底した業務改善などにも取り組んでまいる所存であります。2点目は、労働時間の把握をしているかとのご質問でありますが、すべての所属長に対し、所属長による事前命令の徹底や時間外勤務縮減に向けた意識の醸成など、長時間の時間外勤務が継続している場合、必要な措置を講じる旨の通知を発して啓発に努めているところであります。なお、今年度も上半期の実績を踏まえて、各部署から今後の執行見込みを集約いたしまして、先般予算の範囲内で追加配当を実施したところでございます。3点目は、出退勤管理システムの導入の有無でございますが、出退勤に係る管理業務の負荷が大きいと見込まれますことから、現段階では消極的に考えております。なお、これまでも健康管理の観点はもちろん、執行管理の見直し、部署内での協力体制の確立や週に一度のノー残業デーを設けるなど、全庁的に取り組みを行ってきており、また週休日にやむを得ず残業した場合は、代休の措置を奨励してまいりました。今後とも、長時間労働の縮減に向け、組織的に継続的な取り組みを実施してまいります。次に、人事考課制度についてでありますが、江別市では従来から少数精鋭による行政運営を目指してきたところであります。また、行政を取り巻く環境は大きく変化してきておりまして、地方分権の進展や少子高齢化、住民意識の多様化などにより、地方自治体の業務は質的、量的にも拡大しております。さらに、財政状況が大変厳しい中で、限られた行政資源をいかに有効に使って効率的で質の高い行政を推進していくかが、今まで以上に求められているところでございます。このため、こうした環境変化に対応できるような人材づくりが極めて重要となっておりますことから、職員の人材育成、能力開発によりまして組織能率の向上を図るため、昨年度から目標管理及び面接制度の手法を取り入れた人事考課制度の導入に向けた取り組みを行っているところでありまして、本年10月からは本格導入に向けて係長職以上の職員を対象に人事考課制度の試行を開始したところであります。まずその考課基準の内容についてのご質問でありますが、人事考課は業績、意識姿勢、能力、この3領域により行うものでありますが、期待される役割、能力を役職、職種別に具体的に明示した等級役割基準書、さらには各係の業務を遂行する際に求められる能力等について明らかにした基準課業一覧、あるいは各考課項目について着眼点をできるだけ具体的行動で明示し、客観的な考課基準として絶対考課を行おうとするものであります。次に、人事考課に対して不服があった場合の異議申立てについてでありますけれども、このたびの人事考課は制度の内容及びルールを職員に明示公開し、また多面評価を取り入れることによりまして評価の客観性や透明性を確保するとともに、試行を行い、繰り返しの研修等を通して考課スキルを身に付けることにより人事考課の公平、公正性、納得性を高めたいと考えております。本格導入となった場合、考課結果に不満が出る場合が想定されますことから、現在国においては国家公務員制度改革のスケジュールに合わせまして、地方公務員制度改革の取り組みも進めておりまして、その中に公平委員会業務として職員申し出による苦情処理を所掌業務に追加することも検討されており、果たしてこれにより対応が可能なのか、また別に申立て機関を設置すべきか検討してまいりたいとこういうふうに考えております。次に、考課制度は給与、昇格に影響するのかとこういったご質問でありますが、人事考課制度の目的は先ほど申し上げましたとおりでありますが、一方では勤労意欲を高める動機付けとしての役割を果たすために、公平な処遇を実現することも必要であります。このため、人事考課を昇任や給与等に反映させていくことも必要であると考えております。そのためには、制度が十分機能を果たし、公平、公正、納得性のある制度とすることが大事であり、試行を着実に進めていく必要があると認識しているところであります。処遇への反映は、人事考課により職員個々の業績、能力、意識姿勢を客観的に把握することができることにより、効果的な異動、配置、昇任、給与等へその結果を反映させることができるものと考えますが、国の公務員制度改革の動向も見極めながら、可能なところから反映できるよう検討してまいりたいと、このように考えているところであります。私からは以上でございます。
答弁 保健福祉部長 宮内清
私から、介護保険制度ほか1件についてのご質問にお答えを申し上げます。まず、介護保険制度の低所得者への利用料の軽減についてのご質問でありますが、低所得者に対する負担軽減策につきましては、ご案内のとおり現在国の事業を初め、市が今年度から独自に第2期介護保険事業計画に基づき実施しております、深夜等巡回型訪問介護利用者負担額軽減事業など、様々な対策を講じているところでございます。ご質問の深夜等巡回型訪問事業でございますが、現在の利用者総数は約50人となっており、利用料金の実態につきましては1回当たりの利用者負担は30分未満で早朝、夜間が289円、深夜が347円となっております。市の独自事業であります負担額軽減事業の対象者は、この7割を減免いたしますので、利用者負担は早朝、夜間が87円、深夜が105円となっております。国では、現在次期事業計画に向けて介護保険制度の抜本的見直しに着手しているところでございますが、市といたしましても制度を安定的に運営していくためには、こういった低所得者対策を考慮することが重要であると考えておりますので、この見直しの推移、動向を踏まえまして、平成18年度からの第3期事業計画の中で必要な対策を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、ショートステイの充実についてでありますが、緊急時の対応のために市がベッドを確保しておいてはどうかとのご質問でございますが、この件につきましては本年第2回定例会におきまして吉本議員のご質問にもご答弁申し上げたところでございますが、現在市内介護老人福祉施設にショートステイ専用に61ベッドがあります。また、このほか老人保健施設に10ベッドのほか、介護療養型医療施設においても空きベッドを利用できる体制をとっているところでもあります。介護老人福祉施設での平成14年度の利用率を見ますと、3施設の年平均では72.07%という状況にあり、通常の利用においては支障はない現状にありますが、いずれにいたしましても安心して在宅生活を送るためには緊急時の受皿の確保は重要でありますので、日ごろから各施設との連携を密にいたしまして、適切に対処してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、精神障害者支援についてのご質問でありますが、平成11年6月の精神保健福祉法の一部改正により、平成14年4月から精神障害者保健福祉手帳の交付申請事務、通院医療費の公費負担申請事務を初め、ホームヘルプサービスなどの精神障害者居宅生活支援事業の実施につきましては、保健所より事務移管され、精神障害者にとって市町村の窓口はより身近なものとなっております。当市におきましては、これまでにも地域で生活する精神障害者の日常生活の支援や相談、障害者相互の交流事業の支援などにより、社会復帰と社会参加の促進に努めてきておりますし、本年4月からは在宅福祉サービスの充実のため家事援助や身体介護を行うホームヘルプサービスを実施しております。ご質問にありますグループホームにつきましては、共同生活を営む精神障害者に対しまして食事の世話、相談、その他の日常生活上の援助を行うことにより、障害者の自立と社会参加を目的とするものであります。そこで、当市の精神障害者の方々の置かれている状況を見ますと、家族の高齢化や単身生活者も増加傾向にありますことから、今後地域社会において精神障害者を支援していく体制づくりを整備することは大変重要なことと考えております。したがいまして、現在精神障害者家族会や精神障害回復者福祉協会とともに、市としても積極的にグループホームの在り方について研究中でありますが、運営主体、土地、建物の問題、規模など様々な課題がありますことから、今後とも引き続き検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上であります。
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
私から、教育行政につきましてご答弁申し上げます。初めに、教育基本法につきましては民主的で文化的な国家を建設し、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする憲法の理想の実現を教育の力に託し、戦後における日本の教育を確立するために、昭和22年3月、教育基本法が制定されたものであり、教育基本法の下に構築された学校教育制度を初めとする諸教育制度が国民の教育水準を大いに向上させ、我が国社会の発展の原動力となったものであると認識しております。しかし、法制定から半世紀以上の間に社会環境は著しく変化しており、同時に国際社会も大きな変ぼうを遂げている中、新しい時代にふさわしい教育の実現を目指す必要があるとの認識の下で、本年3月に中央教育審議会は新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興計画の在り方について答申を行ったものであります。答申では、現行法にうたわれております個人の尊厳、人格の定義などの基本理念は、憲法の精神に則した普遍的なものであることから、引き続き規定することが適当であるとしておりますが、新しい時代にふさわしい教育活動を推進していくために、新たに8項目を盛り込むべきとされました。その8項目の基本理念を申しますと、1点目、個人の自己実現と個性、能力、創造性のかん養であります。2点目、感性、自然や環境とのかかわりの重視、3点目、社会の形成に主体的に参画する公共の精神、道徳心、自律心のかん養であります。4点目、日本の伝統、文化の尊重、郷土や国を愛する心と国際社会の一員としての意識のかん養、5点目、生涯学習の理念、6点目、時代や社会の変化への対応、7点目、職業生活との関連の明確化、8点目、男女共同参画社会への寄与であります。教育基本法の見直しにつきましては、今議会の初日において国民的議論を求める意見書の提出が議決されたところでありますが、私といたしましても国においてはこうした教育改革を進める中で、国民的な論議を深められていくことを期待しているものでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、学校選択制についてでございますが、先ほどもご答弁申し上げておりますが、現在審議中でありますことから、そのようにご理解をいただきたいと存じます。まず、学力についてでありますが、義務教育における公立学校は学習指導要領に基づき指導しておりまして、基礎基本についてはどの学校においても同じ方針に基づき進めるべきであり、そのように学校を指導しているものでございます。私は、公立学校における序列化は望まないものであり、また、あってはならないと基本的に考えておるところでございます。ご質問の戦略についてでありますが、新たな制度を検討するに当たっては、市民や教育関係者の理解と協力が前提であると考えており、合意形成を得るための方策や手順が必要であるとの認識で、そのような意味で使ったものであり、ご理解をいただきたいと存じます。また、教員の理解についてでありますが、私は学校運営上、教職員の理解と協力がなくては、子供たちにとって良い教育環境を作っていくことはできないものと思っております。このようなことから、学校選択制の検討に当たりましても、教職員との意見交換会をこれまで4回開催し、延べ358人の参加がございました。出された意見については、通学区域審議会及び教育委員会に報告いたしております。次に、学校の適正規模についてでございますが、学校選択制にかかわらず小規模校についての考え方につきましては、江別市においても少子化が進んでおりまして、現在約1万2,300人の児童生徒が在籍しておりますが、単純に人口をスライドして推計しますと、平成20年度には約2,000人の減少が見込まれ、今後の重要な課題であると認識しておるところでございます。このようなことから、現在教育委員会では学校の適正配置の在り方について協議を行っており、今後適正配置計画を策定してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。なお、学校施設整備につきましては、教育部長をもってご答弁いたさせます。以上でございます。
答弁 教育部長 星忠雄(教育部長は2004年3月まで)
私から、学校施設設備の整備につきましてご答弁申し上げます。初めに、学校施設の耐震化についてでありますが、学校施設は児童生徒が1日の大半を過ごす生活の場であると同時に、地域住民などの避難所の役割も果たしますことから、防災機能の充実強化の必要性は十分認識しているところであります。本市の小中学校施設28校中19校は、昭和56年の新耐震基準施行以前に建築された建物であり、本年度国の通知に基づき昭和51年度に建設しました中央小学校の耐震診断を実施しているところであります。診断の内容につきましては、校舎及び屋体の耐震診断、耐震改修方法の検討、耐震改修に要する概算工事費の算出であります。現在、専門家による分析を進めており、正式な診断結果は明年3月に出されることとなっております。全体的な学校施設の耐震化につきましては、中央小学校の診断結果を分析した後、簡易な手法として文部科学省が認めております建築年及び階数による基本分類を基に、コンクリート強度など5項目による耐震化優先度調査も活用した診断を行い、その後耐震改修計画の策定を行う予定であります。なお、1校当たりの改修経費は附帯工事を含めますと億単位の費用が見込まれます。また、改修方法にもよりますが、工期も複数年にわたる場合も考えられ、財源のこともありますが工事期間中の教室の確保など難しい問題もありますことから、学校や関係機関と連携をとりながら検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、校舎の改修等についてでありますが、議会所管委員会によります学校施設の視察調査結果及び学校や保護者からの要望を受け、その中で緊急を要するもの、又は大規模改修など中長期的に計画実施していかなければならないものなどを見極め、学校施設の整備を行っているものであります。ご質問の児童生徒数の増加に伴います特別教室の普通教室への転用についてでありますが、これまでも翌年度の学級数の確定に伴い、春休み期間中を利用して普通教室への転用を図っておりますが、教室の絶対数が不足している学校においては、児童生徒数の推移を見通す中で分離新設又は増築等を実施してきたところであり、最近では江別小学校から上江別小学校を平成11年度に分離新設を行っております。また、平成14年度には第一中学校で4教室を増築し、本年度は江別太小学校で児童玄関と転用していた音楽教室を増築し、特別教室を復元しているものでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、トイレの改修につきましては児童生徒や保護者からの要望も多く、昨年度は中央小学校と第一中学校、今年度は大麻東中学校の改修を行っており、今後も計画的に進めてまいりたいと考えております。また、学校のグラウンド整備についてでありますが、年数のたっている学校のグラウンドの暗きょ設備は排水機能が不十分となり、整備を要すると考えられます学校は小中学校の約半数ぐらいあると認識しており、多くの学校から改修の要望を受けているところであります。今年度は、第一中学校の全面改修を行っておりますが、経費も約1億円を要しますことから、今後こうした個々の学校のグラウンドの整備の在り方について検討してまいりたいと、このように考えております。いずれにいたしましても、子供たちが安全かつ安心して学校生活が営めるよう、教育環境の整備に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上であります。
再質問 森好勇
2回目の質問をさせていただきます。要望を含んで行いたいと思いますけれども、最初に市長の政治姿勢についてですけれども、バランス感覚のある市長答弁で、いつも賢明だなということを思っていますけれども、私は市長の本音を語ってもらいたいと思っていますけれども、自民党の元国防族と言われた箕輪登さんという人も、今回のイラク派兵については違憲だとまで言っています。もちろん自民党の内部でもいろいろ意見が錯そうしているようですけれども、北海道の首長でもかなり態度を明らかにしている首長、札幌市長の上田さんとか奈井江町とか砂川市とかその他の首長さんもこの12月議会において態度を表明していますけれども、東京の国立の市長さんは意見書も上げていますけれども、イラク派兵は違憲であると、こういう女性市長さんもいて、全国的にそういうことになっています。市長は、国が慎重に判断すべきという答弁だと思いますけれども、私はもちろん最終的にはそういう基本計画も昨日決定されたわけで、15日からの1年間ということのようですけれども、私は江別市内にも自衛隊員やその家族が居住していると、特にこの北海道は旭川の部隊、空自では小牧とかと言われていますけれども、そういう点で私はやはり市長としてきちっとした国が慎重に判断すべきということだけでなくて、態度表明をもっと積極的にしていただきたいなと、まず1点目にイラク派兵についての答弁を再度求めたいと思います。2点目に、行革絡みですけれども、特に要望としておきたいと思うんですけれども、江別市の職員数は1回目で質問したとおりかなり似たような類似団体との比較でも相当少ない、そこで職員が仕事をこなしているという点では、江別市の職員はみんな有能だ、優秀だと思うんです。少ない中でやっているわけですから。そこを競争に持っていくような、お互いに点数を付け合うような職場で、果たして公務労働者っていいんだろうかと思うわけです。やはり、私はそういう点で職場の労働者同士を競争させかねない、いがみ合わせるようなことになっては悲しい職場になるんではないかと思うわけです。それは、住民にも不幸な結果になると思うんです。そういう点では、やはり職員同士が励まし合って連帯して、もちろん弱点があるならば正しく批判をし合うと、そういう中での公務労働者が理想ではないかなと思いますので、今後成果主義的というか評価の問題でもそういう方向で職員がやる気を起こせる、住民のために頑張ろうとこういう方向で大いに精査しながら評価の問題を慎重に扱っていただきたい。これは要望にとどめておきます。次に、福祉関連では国保証の取り上げの件ですけれども、割と新しい資料で2003年6月の全道の資格証明書や短期保険証発行状況というのがありますけれども、これを見ますと2003年6月現在で34ある市のうち九つの市が資格証明書の発行をしていないという実態です。また、短期の保険証発行も市の段階で4市、短期でさえ発行していない、こういうことが道の資料にありますけれども、江別市は残念なことにこれは前年度から比べても増えています。2002年6月にはこの資料では29件が約倍の68件になっています。確かに、私は各自治体で特別の事情ということをかんがみていろんなことをやっているし努力されていると思う。特に私は気になる点は、まだ大きな事故はないと思うんですけれども、子供を抱えている世帯、この資格証明書の発行の多くは独身というか単身ですよね。7割、8割だと思うんですけれども、それ以外の要するに働き盛りの人たち、さっき言ったそういう点では、高齢者や乳幼児は除外されていますから、ちょうど働き盛りの人たち、そういう人たちが資格証明書を持っていないということは、大変やはり何かあったら大きな悲劇につながることになりはしないかということで、私は特別の事情の中には市の方もかなり努力されていまして、先ほど聞いたら3,200世帯ぐらいの滞納世帯ですから世帯加入の15%以上は滞納しているんです、実態から見てね。私は、それなりに短期証などの部分では特別の事情ということをやっているからこうであると思いますけれども、なおかつそれでも私は今の厚生労働省の指導のマニュアルに沿った方向がどんどん強まっているんではないかなと、そんなことで言うと今後の特に資格証明書ですけれども特別の事由の中にはそういう家族構成等々をよく検討して、中学生や小学生の子供を持っている人たちが何かあったときに10割出さなければ病院に行けないから行けないということになってはいけないと思います。さらに、実際にはこの間江別市でも本人10割負担で病院にかかっている方が平成14年度中に3件だそうですけれども、そういう人たちにとっても私はまだまだ病院だけでなくて、本当は病院に行かなきゃ駄目だけれども売薬というか薬屋さん等々で間に合わせている人がいるんではないかなと。そういうのを放置しておくと私は重度化というか重症化が進む懸念もありますので、是非ともこの特別の事由の拡大、そして家族構成を含む部分、恐らく今までは多重債務とかその他保証とか何かでやむない人を含んでこれは発行を手控えていたと思うんですけれども、もっとやはり拡大して資格証明書の部分の発行を少なくするように努力していただきたいと思いますけれども、再度私が言った家族構成を含む特別の事由などについての考慮をしてもらえないだろうかと思いますけれども、担当の方から答弁をお願いいたします。最後に、教育行政についてですけれども、私は質問の中でなかなか思慮深い教育長さんですから教育新聞を初め各資料を読んでいると思います。流れも知っていると思います。背景も分かっていると思います。そういうことで、答弁を見ますと冷静というか客観的というか己の意を出さないよう努力して答弁したのか、ほとんどなされているのは経過ですねこれを見ますと。そういうことで言うと、私はそもそも時間もあり、ここではしないですけれども、根源的には二つ先ほど言ったように憲法とセットできているということは御存じだと思います。さらには、教育基本法の中の特に振興計画ですか、この本にある部分で言いますと、教育振興基本計画、こういう中にはいろんな今はやりのいろいろな開かれただとか新しい学校とかも含んだそういう字句が並んでいますけれども、この中には将来的には全国一斉の学力テスト、こういうこともこういう中で期待されているわけですね。そうしたら、高橋教育長が言うように序列化は希望しないんだとこう言っても、こういう選択制が導入された後に学力の全国一斉のようなことになると、明らかに序列化が進む懸念があるんではないかなと心配をしているんです。私は、今でさえ実際には学区外に行っている方が200人を超えているやに記憶していますけれども、かなり緩和されているんではないかなと、今でもそういう状況が私は十分に距離の問題とか一時的に引っ越ししたとかお姉ちゃんがそっちへ行っているとかというようなことで、今の通学区域を校長の責任においてかなり緩和しているんではないかなと思いますけれども、教育長にいろいろな文書や背景は読んで御存じだと思うので、その辺を教育長としてどうとらえているんだろうか、教育長の考え方をお聞きして私からの2回目の質問を終わりたいと思います。以上です。
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
森好議員から、憲法と自衛隊イラク派兵についてということで1回目の質問をいただいて、再度再質問ということでいただきましたけれども、市長はまだ全部本音をしゃべっていないだろう、もやもやしているんでないか、もっと思いの丈を吐露せよということで再度ご質問をいただいて、その機会を与えていただいて気遣いをいただきましてありがとうございます。あえて一言再質問でありますのでお答えを申し上げますが、率直に今日のいろいろ新聞、各紙全部を見ていませんけれども、それぞれ各政党の党首の方々もコメントしていますし、道内の首長のコメントも特徴的なところは出ています。私自身も、やはり札幌市長、旭川の市長、その他言われていますけれども、あえて率直に言えば旭川の菅原市長さんが言われている、行かないで済むものなら行かないでほしい、だけどやはり軽々しく申し上げる立場にないと、こういうやはり立場があってストレートに違憲だ違法だというふうにはなかなか言い切れませんけれども、やはり行かないで済むものなら行かないでほしいという気持ち、これはそのとおり私もそう思いますし、慎重の上にも慎重、これはもう政党政派を超えて、例えば自民党の古賀元幹事長さんも慎重の上にも慎重、もちろん公明党さんの党首もみんなそう簡単にすぐ手放しで早く、すぐ行けと言っている人は政党政派を超えていないんですよ。本当にその辺は共通していて、やはり率直に申し上げれば不透明感が残っている、懸念はある。例えば、このイラク特措法では戦闘地域と非戦闘地域を区別しているんですね。自衛隊をやるのは非戦闘地域なんだとこういうふうに言っているんですけれども、では非戦闘地域はどこかとこういう議論をすると、私も一度テレビを見ていましたけれども、小泉首相、党首会談がありました。最後に非戦闘地域を言えと言われたら、私が非戦闘地域を分かるわけがないだろうと、確かに言ったテレビを私見ていました。それだけに、では本当に今の現状の中で非戦闘地域と決め付けられるかどうかと言ったら、非常にやはり不安。事実、自爆テロがあるわけですから、到底安全だなんていうことは断定できない、そういうことの懸念の中では本当に皆さん慎重の上にも慎重というのが率直な気持ちだろうと。どなたもフセイン政権時代のあの国際的に見てもいろいろな懸念についてなかなか見えてこないことに対しても、それはフセイン政権が良かったという人はもちろんおらないだろうし、ではアメリカの攻撃についてできれば国連の名の下に、やはりそういう合意の中でとらえていくということが本当にできなかったのかなということでも、もしかすると政党政派を超えてその辺がいろいろな思いが当時からあったと思います。いずれにしても、私は今日の状況を考えると、支援、イラクを解放するということですけれども、国民の間にこういう場面の中で国民も必ずしも手放しで喜んでいるわけではなくて、いろいろと問題意識を持っている、そういうことからするとよほど慎重でなければ、2名の日本人の外交官が殺害されてまだ間がたっていないわけですから、また自衛隊員が送られてもしものことがあるということは、これは大変なことであり、私もやはりくれぐれもこういった自衛隊員の安全ということ、これはもうきちっと懸念のない中でということはそのとおりですし、一番菅原さんは閣議決定して決まったんだから行くにしても状況が変わったらいち早く対応せいというようなことまで言っていますけれども、いずれにしても慎重の上にも慎重であってほしいというのが全国の自治体の首長の心情だと思いますし、私もそう思っておりますのでそのようにご理解をいただきたいと思います。あと、具体的なことはまた担当部長からあれば答えることにしたいと思いますが、国民健康保険の関係については最初の答弁で申し上げたとおり、一律機械的にやっているわけではありませんし、いろんな生活状況があるわけですから、できるだけおいでいただく、そしてその中で本当に困るんであれば分割とかいろんな相談に乗るそのきっかけづくりでやらせていただいていますから、ただ無条件に滞納をどうやっていってもそのまま保険証を交付しうんぬんという、段階はありますけれども、そういうことではなくて基本的に今国保の財政状況がそれでなくても相当厳しい状況ですけれども、やはり基本的においでいただいて面談の中でいろんな状況に応じた対応の仕方ができると思うんです。その中で初めて、おいでいただかないと家族構成もどういう状態か手掛かりがない状態になるわけですから、そんな意味では決して機械的に滞納しているからはい即保険証も渡さない、証明書もうんぬんということではないわけですから、その辺の原則を押さえた中で、ご懸命のいろいろ心配されることはよく分かるんですけれども、その辺については是非理解をいただきたいと思っております。足りないところがあれば。
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
私からご答弁申し上げます。まず、議員ご指摘の導入後の懸念は私自身も理解できるものでございます。さて、今私どもの国では教育行政の地方分権の推進が課題となっております。したがって、どこの市町村も江別市と限らずこれまでの文科省を頂点としたいわゆるトップダウン型から離れまして、独自の教育行政が進められている現況にございます。これまで江別市では各学校が教育課程の創意工夫を図りながら特色ある学校づくりを進めてきている現実がございます。それに対応して、私ども市教委といたしましてもご承知のように地域一体型・学校の顔づくり事業で支援してきているところでございます。制度導入はどうなるか分かりませんけれども、これまでの私どもの取り組み、そして学校さんの努力、あわせまして江別の子供たちが健やかな成長を遂げるように、地域と父母と学校が一体となってこれから進めていきたいと。導入がされるかどうか分かりませんけれども、今はそういう流れで来ておりますので、一層それがいい方向に促進されますように願っているところでございます。以上でございます。
再質問 森好勇
最後ですので手短に聞きたいと思いますけれども、イラク派兵についてはまだまだ市長の本音は3分の1ぐらいしか出ていないのかなと思うんですけれども、それはそれとして私はやはり江別市内にもそういう先ほど言ったように居住している自衛隊関係者の人たちもいますから、今後そういう住民の安全や健康、その他部分を含む責任がある地方自治体ですから、今後できれば積極的な発言をあっちこっちでどんどんやっていただきたいなと、こういう希望をしておきます。さて、国保の問題について市長が答弁されました。確かに悪質と言われるような人がいるかも分からないですよね。相当な収入があっても、私は健康だから59万円も払いたくないという部分で払わない人がいるかも分からない。くどいようですけれども、さっき言った9市があります。そういう厚生労働省の指導があっても頑固というか3分の1、4分の1ぐらいの首長さんが発行していない、それは地方自治体だけでなくて県段階でもそういう方向を出している所もあります。静岡県です。静岡県の知事は、各市町村に特別の事情ということでそういうことを徹底して出さない、こういうところがあるわけです。だから、本当に住民のそういう社会保障としての国保を心配なく活用できるというようなことが必要だと思うんですけれども、9市のほかに2002年6月からこの2003年6月の部分で資格証明書の発行が急激にダウンしている所もあるんです。一般的には、長引く不況とか失業、リストラの中で一般的にはこういうところは右肩上がりになるのではないかなと思いますけれども、極端に減っているところもあります。例えば美唄市です。美唄市は2002年6月には171件あったんです。2003年には4件になっています。これは、私はそれぞれの事由の拡大等々あったと、特別な事由とかあったと思うんですけれども、言いたいのは江別市の職員はみんな能力があって有能な人たちばかりですけれども、やはり人手不足がこういうところに波及しているのかなと。先ほど言った、接触して話し合えばそれなりの対応をして資格証明書の発行から短期証に切り替えるとされていますけれども、人手不足だと対応に余り手間暇かけられないと、夜間訪問もできない、電話で対応せざるを得ない、こういうことになるんではないかなと、こういう弊害が先ほど私は職員数がこれだけ少ない、特に福祉、教育ですよ江別市で少ないのは。だから、そういう点で、それは質問ではないんですけれども、こういう人手不足がこういうところまで波及しているのかなと、他の市ではまだあるんですよ。資料がありますけれども、この1年間でそういう声で減っているところがほかに何市かあります。釧路市辺りでも、人口から見て江別市の短期の資格証の類でいうとあれですけれども100件くらい減っていると思います。単年度ですよ。400何ぼが300何ぼですから。それとか、江別市の類似団体の室蘭市、ここはもう短期証や資格証明書はゼロですよ。同じ自治体でありながら、確かに厚生労働省では収納強化のためのマニュアルを出しています。こうやれ、あれやれと。それだけでなく、やはり先ほど言った本当に接触をして、なかなか会えないと思いますよ先ほど言ったように単身ですから、だけどそういうところに手間暇かけて対応している結果こういうことになっているんではないかなということを言いたいんです。だから、くどいようですけれども資格証明書の部分が江別市は逆に約倍になっちゃっている、それだけ接触ができる機会が少なくなったんじゃないかなと、職員としては接触したいけれどもそれだけの回る暇がない、こんなことで私は最後にこの辺の部分は職員が十分充足されているのかどうなのか、されていないのではないか、日常の業務でこれまで滞納の部分については今まで2回電話なり訪問を計画されても、実際にはできないのが実態ではないか、だから1年、2年滞納していると機械的にならざるを得ない資格証明書の発行者がたくさんいるのではないか。こういう点で、職員が十分充足されているかというようなことをお聞きします。それと、教育委員会関係であったんですけれども、懸念を感じるという部分ですよね、その懸念とは何かと言いたいんです。何が懸念なのか。一般論ですけれどもそういうことと、私が気になっているもう一つは江別市の教員というのは、主に石狩支庁管内を異動しますよね、たまには管外から来たり出たりしますけれども、そういうことを含んで教員の、1回目の質問でありますけれども多くが異議を唱えているというようなことですから、その人たちとしてもそういう石狩教育的な範ちゅうでも物事をやはり、教員というのはずっと未来永ごう江別市にいないんですから、そういうことを考えてこういう問題はよく深く検討して提起すべきではないかと思っていますけれども、それは私の考えですからあれですけれども、懸念を感じるその懸念とは何なのかちょっと教えていただいて、私の質問を終わります。以上です。
答弁 助役 中川正志
私から、国保の資格証の発行等に関してそういった把握が十分に行われるだけの職員体制が組まれていないのではないかと、こういったようなご質問だったと思いますけれども、実は国保税の納入は納税課の方が所管しておりまして、そこから国民健康保険の方の窓口へ、いわゆる国保年金課へ回るというこういう仕組みであります。国保に限らず税のいわゆる収納率の問題もありまして、ここの体制強化を図るということで従来は1名しかおりませんでした主幹職を2名体制にいたしまして組織の強化を図っております。特に、納税課につきましては全職員、正職員15名、そのほかに非常勤、臨時等を含めて21名体制で組んでおります。特に臨時的な業務ではなくて、いわゆる通年ベースとして業務がある程度把握できるものにつきましては、従来から職員配置運用計画の中で各職場ごとの年度内の必要職員数というものを把握いたしまして、これらのデータの蓄積をもって職員の配置をしておるところでございまして、決して多いとは言えませんけれどもそれぞれの職場で一定の数を確保しながら対応しているということでご理解いただきたいと思います。以上であります。
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
私の方から懸念についてご答弁申し上げます。先ほどの答弁で申し上げましたように、もし導入されるとした場合の想定される懸念でございますけれども、学校間格差や学校の序列化、これは議員ご指摘のとおりであります。そのほかに、今せっかく地域一体型顔づくりしていますので、これが崩壊してはどうなんだという懸念であります。あるいは、遠距離通学による身体的負担の問題、あるいは通学時の安全面のきぐ、これらのことを私どもは懸念と承知しておりますので、ご理解いただきたいと存じます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き