江別市議会 平成14年第1回定例会 2002年3月11日
(1)経済政策について/(2)行政改革について
2002年3月11日、江別市議会の一般質問で、宮澤義明議員が「経済政策について」「行政改革について」について質問し、市長 小川公人、経済部長 河上義之が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤義明 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、経済部長 河上義之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 宮澤義明
ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、質問通告に従いまして、順次質問してまいります。最近の経済報道を見ていますと、世界の先進国の中で日本の経済回復だけが特に遅れているようです。先日も格付会社ムーディーズが日本の国債格付ランキングをさらに引き下げる報道もなされておりました。経済改革の掛け声とは裏腹に、いつまでたっても回復しない景気と不良債権処理の遅滞から、株安、債権安、円安のトリプル安も日常化し、先月終了したG7、先進7か国蔵相・中央銀行総裁会議では、欧米諸国が経済回復に向かう中で日本だけが世界経済の回復を遅らせる構図が際立っておりました。それを裏付けるように企業倒産も高水準で推移しており、今年の1月の倒産は戦後最悪、雇用状況は若干改善されましたが、それでも失業率が5.3%と非常に高くなっております。さらに、年度末の3月の決算期に向けて金融不安の再燃も一部には予測され、企業倒産も引き続き高いレベルで起きており、失業率もさらに高くなると見られております。ただ、この一、二週間、アメリカ経済の回復に引っ張られるように、株、債権、円のトリプル高が起きており、年度末の金融不安はこれでなくなったとの安どの声が一部から聞かれます。しかし、経済構造の基本的な改革がなされていないことから、いまだ国民は消費を手控えており、景気回復の完全なる決め手にはなっていません。そのため依然としてデフレスパイラルの危機は去っていません。北海道経済も大変厳しい状況にあり、企業倒産も引き続き高く、紳士服の販売業者、今年は道内の家電大手の民事再生法の申請など、北海道経済も試練に立たされています。北海道経済の最大の命綱ともいわれ、反面北海道経済のアキレス腱ともいわれた公共事業も、今後は大幅に削減されると予測されています。戦後も我が国の資源、食糧供給基地としての位置付けから公共事業費の1割強の予算が道内に割り当てられていた中央依存型の経済体質も、行財政改革で一層試練に立たされています。この厳しい北海道経済に追い打ちをかけるように、北海道を代表する全国規模の企業が、国のBSE、牛海綿状脳症対策を悪用し、国民を欺く大きな詐欺事件を引き起こしました。この企業は北海道の酪農家が自らの乳製品を販売するために立ち上げた組織が起源で、事件が発生するまでは北海道を代表する国民の信頼のブランドとして評価もされ、認知もされていた雪印マークの企業であります。北海道の酪農家も、そして全国の酪農関連業者も、牛海綿状脳症、BSEで一番苦しんでいるときに制度を悪用したのです。捜査が進むとともに、国民を欺く新たな偽装、不正疑惑も次々に発覚しました。会社を巻き込んでの不正は、企業の存在意義さえも失わせました。その結果、この企業は4月末解散することになり、社員・パートも解雇、グループ内の協力関連企業も存続が危ぶまれている状況となっております。安心と信頼が北海道の最大のブランドですが、その北海道それ自体が傷つき、厳しい状況に立たされているのです。道内の経済状況を反映するように、今春卒業の高校生の就職状況も最悪で、沖縄など上位数県に続き、過去最低最悪の状況です。今後も就職状況が大きく改善される見通しも依然立っておりません。当然市内の就職状況も最悪であります。歴代の市長におかれては、江別市の市民のために企業の誘致は当然のこと、工業団地の整備、明日を担うRTN地域の開発などに全力を尽くして今日まで頑張っていただいたと理解しております。しかし、頑張っていただいた割には、道央圏の中での江別市の企業数、雇用者数とも他市と比べても少ないというのが現状であります。過去の議会答弁では、決して江別市だけが他市と比較して企業数、雇用者数とも少ないわけではないと答えています。しかし、昨年の行革ニュースe-style第4号の中で「江別市は石狩管内の市で、財政力が一番弱いことが分かります。原因は人口が多く、自治体運営に費用がかかる割に、他市と違い企業が少なく、法人関係の税収入が少ないため、自分で賄える自主財源が乏しく、市の標準的な行政運営費用の半分も自分で賄えていない状況にあるからです。」と、このように書かれていました。この行革ニュースこそが率直なところと理解します。企業誘致結果が他市と比較して不振との認識はありつつも、議会対策のためなのか、あえて明確な答弁を避けてきたというのが真実ではないでしょうか。厳しい誘致状況を理解していたとしたなら、なにゆえそれにすぐるだけの対策、方法を施さなかったのか不思議でなりません。私たちがやるのだという使命感、責任感の欠如と大都市札幌市の隣という条件、空港も近間にあり、他市と比較しても進出条件はそんしょくはないという油断と緊張感に欠けていたとしか言いようがありません。条件が整っても相手があることであり、誘致を実現しようとの強烈な意思と行動、そして条件の整備が十分ではなかった結果ではないでしょうか。勝ち組の自治体では、市長自らがトップセールスマンとなり、全庁挙げて取り組み、議会ともども企業誘致に大きな成果を上げているところもあります。それらの都市では、他市に先駆ける先駆的な企業誘致条例を整備するとともに、工業団地への企業の打診を待つだけではなく、進出を希望する企業への積極的なアプローチはもとより、賃貸施設及び工場、事務所のレンタル、借りやすい小さな面積の工場及び敷地、さらに国の法制度の優遇措置の手続から資金の手当て、新たな事業を計画している企業への産学官の技術的支援体制、産業クラスターの設立から実際の立ち上げまでと、重層的な産業誘致活動を進めています。私たちは、以前から江別の企業誘致体制がぜい弱と感じていましたので、一般質問でも推進を強く促し、昨年4月には約1万4,000名の署名を集めて、市長に積極的な企業誘致の条件整備を強く要望したところであります。今年度の予算、市政執行方針に初めてRTN計画の展開として、インキュベート事業支援のため、仮称RTN活性化推進協議会の設置を試みたり、新製品や企業化のための仮称経済ネットワーク推進協議会の設置を打ち出しております。過去は過去として、不利な現今の経済状況下ではあるけれども、今後の取り組みを大いに期待しているところであります。そこで1点目の質問ですが、市長にお尋ねいたします。これだけ厳しい時代に企業誘致、企業化を進めるということは大変なことで、市長自らがトップセールスとして他市に負けない優位性をアピールしていかなければなりません。江別市の企業誘致の具体的優位性はどこなのか、ぜひ市長に語っていただきたいと思います。市長が自信を持って語れるメッセージと条件整備ができていれば、職員は元気一杯に頑張れます。これまでの経緯を踏まえ、市民が安心できる力強いお言葉をお聞かせいただきたいと願います。2点目の質問は、部長初め担当職員の方々にお聞きします。庁内の定期異動の辞令で企業誘致担当となったわけですが、元をただせば部長や担当職員の方々は、江別市の子供たちや孫たちのために、一人でも多く地元で安心して働ける環境を整備するために、市民の心からの願い負託で、現在の職に就かせていただいた、そのことを理解していますでしょうか。地域サービスと生き残りをかけた自治体間の戦いを最前線で担っているのが皆様です。結果が出せない自治体は遠からず市民からも社会からもとうたされる時代に入りました。以前同様、「努力しています」だけでは、生き残りをかけた自治体間競争に絶対に勝ち残れないことをご理解願いたいと思います。そこで、担当職の方々は江別を代表するトップセールスとして、現在進めている企業誘致の業務、内容、方針を理解し、十分な条件整備ができた戦いができていると理解しているのか、それとも条件整備がいまだ不十分と感じながら職務を遂行しようと努力されているのか、現在の考えているところをお聞かせいただきたいと思います。質問の3点目は、市長が新たに打ち出した産業基盤確立のための新たな組織に、成果を期待するところですが、内容が定かではありません。新組織でのどのような体制と運営をされようとしているのか、また結果主義に走るわけでありませんが、成果のめどをどのくらいと考えられているのか、お聞かせをいただきたいと思います。また、職員の方々がこれからマネージメントをし、結果を出すために努力をするわけです。新規の事業を手掛ける職員に対して、事業結果を基に、能力も結果も評価し、反映してあげるべきと考えますし、庁内全体にもそのような評価制度を構築すべきと考えますが、いかがでしょうか。決意の披れきだけではなく、具体的手法をご検討いただきたいと願います。市長のお考えをお聞かせください。質問の4点目は、行政の誘致活動プラス民間の能力、調査力も加味した誘致活動が効果的かと思います。調査能力及び企画力が優れた民間企業を公募入札し、企業誘致及び新規企業の立ち上げなども含めた業務委託、提携まで検討してみてはいかがでしょうか。民間の優れたマネージメント能力、企画力を生かすことも江別市のためになると考えます。今後民間企業と業務提携をするとすればどのような体制と法整備が必要と考えるか、またこのような考え方を取り入れる余地はないのか、お答えをいただきたいと思います。国内でも、世界各地でも、企業育成、誘致に焦点を当てて取り組んだ結果、一大産業集積地として誕生した地域は数多くあります。それらの経験を我が市のノウハウ、エネルギーとして生かしていただければと心より願うものであります。市内には北海道を代表する民間の研究所や食品加工センターもあり、現在の先端産業ITを得意とする情報、教育機関もあり、これらをコーディネートすることにより他市より優れた企業誘致活動を進めることも可能かと考えます。事例を挙げれば、1980年代初頭、北海道と同程度の人口を擁し、我が市とほとんど変わらない人口規模を持つフィンランドの北部都市オウル市の取り組みは、徹底したベンチャー起業の育成を官と民の共同作業で、かゆい所に手が届くきめ細かさで導き、北欧の一大ハイテク拠点になるまで育て上げた実績があります。1980年代以前は、オウル市とて大きな企業とか資源、ノウハウを十分持ち合わせてはいなかった。ただ行政当局のやる気と民間の呼応、能力のある人たちのやる気と人材育成の蓄積の結果が大きな成果をもたらしました。是非とも21世紀が江別の飛躍の世紀であったと言われる取り組みを心から願うものであります。次は、行政改革について何点かお聞かせをいただきたいと思います。日本は、国、地方の長期債務残高が平成14年度末693兆円、単年度予算の8.5年以上もの膨大な債務を抱える計算となります。1月の先進7か国蔵相会議では、世界のけん引役までは望まないが、せめて世界経済をマイナス方向だけには引っ張らないでいただきたいとの厳しい見方までされる始末であります。国の財政が危機的状況であれば、地方自治体の多くも同様で、財政状況は極端に悪化し、行財政改革も待ったなしの状態です。江別市も恒久減税の影響と地方交付税の減額の結果、財源不足が一段と深刻化しており、財政改革断行を目的に、市長を本部長とする幹部会議の開催や外部からの行政診断を進めるということで、日本能率協会に業務委託も行いました。昨年の10月1日には、新行政改革大綱策定に向けて、外部の有識者からなる行政改革推進委員会も発足させ、行政改革への体制は一応整備されました。しかし、これからが正念場です。今後策定される行財政改革に対し、市長を中心に、庁内一体となって、痛みを伴う改革を推進できるかが大きなかぎであります。しかし、市民が一方的に痛みを被る改革だけでは納得できないことは申すまでもありません。今後は市民と協働で創意工夫を凝らし、まちづくりを自己決定、自己責任、自己負担を基本に進めていかねばなりません。そこで第1点目の質問は、厳しい財政状況であればこそ、簡素で効率の良い行政システムを構築しなければなりません。そのためには、職員の資質向上と意識改革が不可欠と思われます。一般質問など議会から強い要請もあり、バランスシート作成にも取り組んでおりますが、これとて企業的発想やコスト意識なくしては生かすことができませんし、しかし職員が企業会計的発想を持つということは大変な難題かと思います。今後どのような方法とスケジュール、意識改革で進めるのか、また全職員を果たして意識改革させることができると考えているのか、具体的な進め方、方法をお聞かせいただきたいと思います。2点目は、厳しい時代には行政運営も時代に即した機構制度が必要と考えます。そこで組織の見直しについてお聞きします。現在は市長の下、助役、部課長制で行政運営が執行されていますが、既存の組織形態で市長の考えと意思が確実に伝達され、行政の隅々まで十分生かせる組織形態となっているかは甚だ疑問です。行政改革が進んでいる先進都市の組織がすべて優れているとは考えていませんが、事例を挙げれば、ある都市では助役制、部長職に代わり、民間と庁内から公募した特別職を登用している市があります。議会の承認を得て市長が任命し、任期は4年で、市長が解職権を持ち、市民が解職請求権を持っています。任命された特別職は所管業務が明確に規定されており、責任の所在も明確になっております。そのため行政処理スピードも必然的に上がり、市民の目線、立場を意識した行政執行が行われているようであります。これまでの行政組織の最大の欠点は、国も地方も担当者の権限と責任が不明確なことです。企業的発想を持つということは、経営者の発想で事業を進めるということで、失敗すれば後がないということであります。まさに生き残りをかけた壮絶な社会の中で競争するということであります。ご提案させていただいた見直しが是非必要と考えます。ご検討いただけますでしょうか、ご答弁を賜りたいと考えます。また、どのような組織が最良の行政組織と考えているのか、市長のお考えがあればお聞かせを願いたいと思います。3点目に、職員の採用制度についてお聞きします。前段から申し上げているように、今後は従来に増して厳しい経営感覚が要求されることを申し上げましたが、これからの職員には経営感覚もあわせ持つ資質豊かな職員が多く必要とされます。そのためには多様なタイプの人材が必要で、従来型の年齢、ペーパーテスト、学歴中心の選考では済まされません。過去にも江別市で経験したミスマッチを防ぐためにも、採用基準の多様化が今後は必要と考えます。1点目は学歴要件の廃止、2点目、年齢要件の緩和、3点目、国籍条項の撤廃、4点目、中途採用の制度化など、早急、具体的に検討すべきと考えます。採用基準の見直しを検討し、実施する考えがあるかどうかお聞かせを願いたいと思います。また、現在既に検討を進めているならば、試案内容で結構ですのでお示しをいただきたいと願います。市長のご答弁を求めたいと思います。4点目として、失業者の緊急短期雇用についてお聞きをします。バブル崩壊後の不況が長く続き、倒産やリストラ、新規就業者の採用枠減で失業者が大変高い状態が続いており、職を求める人々でハローワークがあふれております。また、現在の市内の企業状況では新規雇用も厳しいと考えます。そこでご検討いただきたいのですが、雇用場所確保のために大企業や連合、国や自治体を中心に検討を進めているワークシェアリングを江別でも実施できないかということであります。昨年12月の第4回の定例会では、職員の再任用制度が不況社会をしり目に早々と議決されました。しかし、早急に対策が急がれているのは再任用制度が適用される方々ではなく、現在失業している方々や未就業の新規就業者をどうするかということであります。決してこの制度が必要ないということを言っているわけではありません。市民から見ればこの大変な就職難の時期に、身内の職場確保に素早く手は打つけれども、一番厳しい立場の市民には何も手を打ってくれないと誤解を与えかねません。是非とも失業中の方、新規未就業者にも行政の手を差し伸べていただきたいと願います。できれば現業部門を中心に行政部内に緊急避難型であっても構いません。ワークシェアリングを是非とも検討できないでしょうか。一番苦しんでいる市民に手を差し伸べることも良き施策だと考えます。市長の大岡裁きを期待しております。ご答弁を求めます。5点目の質問は、自治体業務を職員が担うことは当然ですが、定型、定量、画一的業務については、今後費用対効果の面から多面的に検討すべきということであります。2月には行政改革大綱案が行政改革推進委員会から提出されました。この案では、定員管理の数値目標が平成14年から始まって23年までに、おおむね10%削減の目標を打ち出していますが、単なる目標ありきでは良いのかということであります。職場の業務内容、費用対効果を検討し、定型・定量の画一的業務は公務員以外でもできることから、基本的には民間委託、若しくは嘱託など、非常勤職員体制を基本に考え、その上で初めて目標の設定をすべきではないかと思っております。民間委託などの雇用策は人件費の抑制につながり、費用対効果の面からも市民サービスの維持向上に役立つと考えます。これは先ほど質問させていただいた緊急避難型の雇用対策、ワークシェアリングを実現するという意味もあります。公務職場は公務員だけのものという従来の画一的考え方を費用対効果の面、市民サービスを第一の条件としてとらえ、公務職場の民間開放、ワークシェアリングの実現だとも考えています。今後、公務職場の業務区分、整理を進め、一般開放のできるところから順次民間雇用、拡大を図り、行政コストの低減化をも大胆に進めていくべきと考えます。また、職場単位の民間企業への公開と競争入札の導入も検討を進めるべきと考えます。市長の公務職場の基本的考え方とワークシェアリング的とらえ方での非常勤職員の採用、民間委託への考え方をお聞かせをいただきたいと思います。最後に、市長の市政執行方針を聞かせていただきました。市長が語られていることと、実際にやろうとしていることが言行不一致に見えますので、一言だけ申し上げさせていただきたいと思います。市長の市政執行方針では、「市民の力が発揮される協働のまちづくりを進めてまいります」と高らかに宣言され、行政改革大綱でも、市民参加と行政の説明責任の強化を強調しております。しかし、30年も市民に親しまれ、継続された事業が市民代表の議会にも、また担当の常任委員会にも、過去一度も正式な議題となったことも、議論されたこともないままに提案されることが、どうして市民協働のまちづくりになるのか、私は不思議でなりません。市長が市民に向けて語ったことを部局が十分に理解できておらず、そのため対応ができていないのかどうかは私には理解できませんが、市政執行方針とのかい離を感じているのは私一人ではないと思っております。それぞれの自治体が他市と違う条例を持って、行政サービス、自治体運営を行うのは当然のことで、問答無用式の手法は、市長のお立場とは相いれないものではないかと推察します。今後は是非これらの点に深く留意をされ、行政運営をされますよう心からお願いをするものであります。ただ、市長がこれから江別を担う子供たちに大きな負の遺産を残さないために努力され、行財政改革を積極的に進めようという考えは、市民に対する十分な説明があれば、多くの方々からの理解も協力も得られるのではないかと思っております。一言、老婆心ながら申し上げました。これをもちまして、1回目の質問とさせていただきます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
宮澤議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、経済政策についてでありますが、企業誘致の基本的な考え方を含め、各般にわたってのご質問をいただいておりますが、1点目の企業誘致を進めるに当たって、具体的な優位性をどのように認識し、またアピールできるのか、こういったお尋ねでありますが、企業誘致に当たっての基本姿勢として、産業政策の大きな柱の1つであるとの考えの下に位置付けをいたしているものでありまして、その効果としては、地域への新たな企業の移入に伴う操業や生産活動の拡大、あるいは既存企業との商取引の発生、さらには附帯する設備投資や雇用の面など多岐にわたることから、地域経済の活性化にとって重要な課題と認識をいたしております。このような基本的な考えの下で、優位性についてでありますが、誘致する側の条件整備と申しますか、新たに進出しようとする企業側にとっての誘引条件や選択肢がそれぞれにありまして、最終的に立地を固めるための企業判断になってくるものと考えております。そのような観点から、まず第1に考えられますのは、地理的な立地条件の評価でありまして、企業において先々安定した経営や操業を継続していくために、原材料の確保や販路などに関連いたします交通アクセスの利便性や市場性、人材供給面などが判断要素となってまいります。第2として、優遇制度や土地単価など、立地にかかります初期投資を軽減するための措置であります。第3としては、今日的な企業環境の中で、市場性や付加価値の高い新製品などの開発が求められておりますが、これらの技術開発に支援や協力が必要となってまいりますので、大学や研究機関、そして共同研究や指導面で実践していただける人材の存在が重要となってまいります。もう一つの条件としては、間接的な要因でありますが、立地を促すための環境面として、現に操業を継続している企業体が存在することでありまして、団地内で企業同士が競合や相互に刺激したり、あるいは企業間の取引上のつながりを持つなどの様々な企業間の接点が考えられるものであり、企業活動の要素となってまいります。そこで、ご質問の産業基盤確立のための新たな組織とも関連いたしますが、地域経済の活性化を進めるに当たりましては、企業誘致に取り組みながら、新たな産業振興策として、既存企業の地力向上や地場産業振興を目指すため、市内の人的資源などを結集した産学官ネットワークの立ち上げと運営を通じて、新製品の開発に結び付けるなど、新事業の展開や新たな業を起こすことをねらいとするインキュベート事業を支援するための組織基盤づくりとして、ソフト関連予算を新年度に計上いたしているところであります。特に、新事業関連の組織運営に携わるには、マネージャー的な役割として経営面にかかわる幅広い知識と経験が必要となってまいりますので、このような核となる人材について、市内大学との連携を図り、経験者の方の協力をいただく中で実施してまいりたいと考えております。このようなソフト事業の効果が具体化するには、一定の時間が必要となってまいりますが、今日的には事業に伴う実績など、行政評価が求められる時代でありますので、実効性に向けて鋭意取り組んでまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、誘致を実現するためには、これらトータルな条件整備が必要となってまいりますので、この中で当市の立地環境や地理的な優位性とともに、市内大学の研究機関の存在や環状道路網の整備が進みつつあるなど、好条件もありますことから、制度面の水準や分譲単価などに留意しながら、継続的な誘致活動に当たってまいりたいと考えますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、企業誘致の業務委託に関してのご質問でありますが、企業活動がまさしく民の分野でありますことから、周辺情報を含めた企業動向の手掛かりや情報源が主に民間サイドに集まっておりますので、これまで培ってきた関係ルートとの情報パイプをより一層密にするよう努めてまいりますとともに、公的なルートでは企業誘致東京事務所などを通じた首都圏関係の情報を獲得・処理し、相手企業に伝達する中で、直接企業誘致活動を行ってきており、今のところ業務委託については考えておらないところであります。また、情報源を補完するために協力員や情報提供者への謝金制度を運用している自治体の事例もございますが、これら業務提携については、特に法的な制約はないものと理解をいたしております。いずれにいたしましても、情報をいち早く獲得し、組織全体で共有しつつ処理し、自発的に活動に移すという、こういう自立した考え方が大事でありますことから、この点について今後とも十分留意しながら進めてまいりたいと考えております。次に、行政改革についてお答えを申し上げます。まず、企業会計的発想を持つ職員の育成に関して、どのような手法やスケジュールで意識改革を図っていくかと、こういうお尋ねでありますが、当市では、新たなまちづくりの指針である総合計画を平成16年度からスタートするべく、その改定作業に取り組んでいるところでありますが、この総合計画を効果的・効率的に実施する体制を整備する観点から、14年度及び15年度に様々な改革を集中的に行うことが必要であると認識しており、意識改革に関しましても、この2か年を重視してまいりたいと考えております。ただ、言うまでもなく意識改革は容易なものではございません。三重県など行革先進自治体と呼ばれているところにおきましても、職員の意識が変わり、改革が軌道に乗っていくためには、5年程度の期間を要したと聞いております。こうしたことから、意識改革に関する取り組みが一時的なもので終わることがないよう、それ以降も継続的な対応を図ってまいります。そこで、どのような手法を採用するかということでありますが、1つには、民間企業の発想に触れる機会を多く作ることを重視してまいります。そのためには、第一線で活躍されている企業経営者を講師に呼ぶことなどにより、時代環境の変化への対応力の醸成、成果達成に関する責任感の強さ、資源配分における選択と集中の実施、あるいは物事を進める際の優先順位設定の重要性などを体感させてまいります。また、コンサルタントを活用することによって、演習形式の中で目的と手段の妥当性の判断、公的関与の度合いや成果向上余地を判別する能力などを身に付けさせていく考えであります。なお、職員の意識が変わっても、それを具体的な形にするためのノウハウが職員に根付いていなければ継続的な改革は困難であります。そこで2つ目としては、改革・改善に関する技法を持った職員を育成する観点から、職員を選抜した中で、改革・改善に関するマネージメント研修を実施していく考えであります。次に、組織・機構の抜本的見直しに関してのご質問でありますが、責任と権限の明確化の必要性についてはご指摘の側面もあろうかと思います。しかし、今、成果や業績の重視という方向に公務員制度や給与制度が大きく変わろうとしておりますことから、直ちに特別職のような職を設けることに関しましては、慎重に検討してまいらなければというふうに考えております。なお、どのような組織が最良と考えているかという点でありますが、施策別の組織は検討に値するものと思っております。つまり現在のように1つの施策が複数の課に分散しているのではなく、1つの課が1つの施策の達成責任を負っている、1つの部が1つの政策の達成責任を負っているというような組織であります。したがって、それぞれの部長や課長の責任は明確で、成果達成に対する説明責任も果たさなければなりません。一方で、責任が求められるからには、目的達成のための一定の裁量権の付与と、目的を達成した場合、あるいは達成できなかった場合の処遇や給与上の取扱いを厳正に行うための仕組み作りといった課題もございます。こうした組織が考えられるのではないかと思っております。続きまして、職員の採用制度についてお答えを申し上げます。本市の職員採用は、従来から少数精鋭を旨とした採用計画を基本に、多様化する行政ニーズに的確に対応できる人材を確保するため、点数や学歴に偏らない人物本位の採用基準や選考プロセスの段階的な見直しを進めてまいりました。特に応募者数の多い一般事務職につきましては、2段階による面接試験を導入することで、より多くの受験者に人物考査の機会を付与しており、その選考に当たっては、庁内の若手職員や外部の民間人を面接官に起用することによって、資質豊かな人材の確保に努めているところであります。そこで、ご質問にありました学歴要件の廃止や年齢要件の緩和についてでありますが、本市職員の年齢構成を考慮しながら、均衡のとれた職員構成を実現していく必要があり、最低限の基礎教育と育成期間が不可欠なことから、こうした面にも配慮しながら進めているところであります。なお、多様な人材確保のためには、民間企業等の経験者を中途採用することも有効と考えられますので、任期等の定めのある採用など、多様な採用形態を視野に入れながら検討を進めてまいります。また、国籍条項につきましては、平成9年度試験から消防職を除く職種について、既に撤廃をいたしております。これまでも職員の採用に当たりましては、従来より面接の際の資料から受験者氏名や出身校といった個人情報を削除しておりますし、他の自治体で実施しております試験結果の開示も進め、より公正かつ公平で透明性のある試験制度を維持していく考えであります。なお、現在総務部で人事管理計画大綱の策定を進めておりまして、改めて中・長期的な視点も含めた人材育成のための基本方針を定め、必要な制度改革を実施していく考えでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、ワークシェアリングに関するご質問でありますが、ワークシェアリングには、オランダで見られますように、個人のライフスタイルに基づく多様な就労形態の一つである雇用創出型と言われるものと、労働時間の短縮により仕事を分かち合うことで、雇用の維持を目的とする緊急避難型と言われるものがありますが、現在、国や労働界など各方面で検討されておりますのは、緊急避難型のワークシェアリングであります。本市の取り組みについてでありますが、ワークシェアリングと位置付けての雇用を計画しておりませんが、一定数の臨時職員や非常勤職員の採用を予定しておりますことにご理解をいただきたいと存じます。また、新年度では、環境、農業など5分野で緊急地域雇用特別対策推進事業を拡大するほか、教育委員会所管の埋蔵文化財発掘調査事業では、臨時職員の増を見込んでおりますし、さらに市の単独事業として取り組む学力向上支援事業では、雇用を広げる観点から教員免許を有さない方にも非常勤職員としての採用を予定しております。他市が取り組むワークシェアリングは、特に就職状況が厳しい新規高校卒業者を中心とするものでありますが、就職観や社会経験を積む上で貴重なものであると理解をいたしております。本市の場合、臨時職員等の募集は、基本的には条件を設けずに、随時受け付けておりますが、若年層を視野に入れた雇用については、任用更新時期を迎える年度後半を目途に一定の枠組みを設定した中で対応していきたいと、こう考えております。次に、公務職場の基本的考え方と非常勤職員の任用、民間委託についてのご質問でありますが、今日の行政課題の解決やサービスの提供に当たっては、必ずしも行政がすべてを提供しなければならないものとは考えておりません。市民ニーズの動向や時々の課題に的確に対応するためには、必要に応じて定型的な業務などは非常勤職員により事務を進めることがより効率的な場合もありますし、また民間企業のノウハウやNPOなどへの委託等も活用しながら進めるなど、それぞれのケースにおいて最も効果的な対応を行うべきものと考えております。今日まで民間委託につきましては、施設等の管理運営など種々にわたって実施をしてまいりました。今後も委託等によって行政サービスを低下することなく、より効率的な運営が図られる分野を探りながら、行政の果たすべき役割や責任の範囲、あるいは受ける側の民間の経験や能力など、費用対効果も十分検討しつつ、引き続き経費の効率化を図ってまいる考えであります。また、今後におきましても、非常勤職員の任用に当たっては、より効率的な運営が図られるよう十分配慮しながら、各職場の適正な職員配置と業務能率の向上に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。このほかにつきましては、経済部長からご答弁を申し上げます。
答弁 経済部長 河上義之(経済部長は2002年3月まで)
私から企業誘致への自覚と方針についてご答弁申し上げます。ただいま市長より企業誘致の基本的な考え方についてのご答弁がございましたが、変化が速く、複雑に連動した今日の経済社会の中にあって、より的確な判断を敏速に下すことが求められており、現在進めている企業誘致の業務、内容、方針に基づきまして、最前線にいる現場レベルが情報をいち早く獲得して、組織全体が共有しつつ処理し、その内容を相手方に伝達することによって企業誘致活動の実が結ぶように、より一層努めてまいりたいと考えております。このように自覚をいたしておりますので、ご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
質問 宮澤義明
ご答弁をいただきました。基本的に理解をさせていただきたいと思います。何点かだけ、ちょっとだけ質問をさせていただきたいと思っています。企業誘致についてですけれども、これはもう各議員の方々からも多く質問されて、是非とも私たちの子供たちとか孫たちが、将来安心してこの地元で就職できるように、そんな思いで各議員の方々も、また担当職員の方々も頑張っていただいていると、非常に良くその辺のことは理解しているつもりでございます。ただ、実際問題として、やはり比率的に、こうやって人口比で見ていくと、やはり江別の企業数、また雇用者数もこの石狩管内で見て比較しても、やっぱり全体的に少ない。これは常々私たちが、今質問でも申し上げましたように言ってきたし、また担当部局の方にも聞いてきたわけですけれども、なかなかやはりその部分は、こういう経済状況もあって改善されないという部分もあって、なかなかその打開には至っていないわけですけれども、ただ今回この質問をするに当たって、担当部局の方々が一生懸命取り組んで、いろいろな方面に、今いろいろなチャンネルを設けて、アンテナを設けて、いろいろな情報を仕入れている。その中にはすごい、ああこれはいいなということもたくさんあって、できればその辺の能力をしっかり生かして結果を出していただきたい。今私も、個別に今、何か所かの大学と、先生方と、個別にチャンネルを持ちながら、相手の部分で新たな企業を起こせないか、また先生方が新たな企業を起こすためのそういう努力を願えないかということで話をしていまして、やはりこれは相当生かせる部分が、やはり江別には相当財産があるなって感じています。ただ、今まで、前市長、元市長の方々が工業団地の整備もされて、そして企業誘致もされてきた。また情報機関、また大学なども誘致されてきた、一生懸命財産をつくられた。今現在の市長はこれからその財産をどういうふうに使うかという立場の市長だと思います。そういう面ではたくさんの財産があるので、それをさらに有効に使っていただいて、それが私たちの、これから21世紀の私たちの後輩たちが十分にそれを満喫できるようなそういう条件を是非とも作っていただきたい。そういう面で、市政執行方針の中に今回2点の新しい仮称の制度も設けられる、大変期待しております。ただ、それがこういう厳しい時代、それから高齢者がどんどん増えていく時代、あと江別市の財政的に見ても、本当にある程度財政出動させながらいろいろな事業を展開できるというのは、そんなに僕は長くないと思っています。そういう面からいくと余り長時間もかけていられない。その中でやはり一つ一つの結果を出しながら、この道央圏、この札幌圏近郊の中で、江別がこういう就職をする、仕事をする場所においても、やはり一番素晴らしい地域になったと言われるようなそういう結果を是非とも市長を中心に出していただきたい。今担当部署の方もそれぞれ優秀な方々が今一緒について、一生懸命頑張っていただいております。是非そういう面では、より以上に目配りをした形でしっかり進めていただきたいと思っております。それと、今江別駅周辺、野幌駅周辺という形でまちづくりをやっているわけですけれども、できれば今江別駅の周辺、ただ商業地を設けて、まちを活性化するといってもなかなか難しい。ただ、今あの地域に、個別にITを進める部分で、個人的に事務所を共有しながらその仕事を進める方もいて、また近郊では札幌市なら札幌バレーと言われるそういう場所もあります。そういう面で、今これから駅周辺の再開発という中で、そのことも含めた形で江別地域でできないのかなと。今江別小学校は空き教室がたくさんあります。そしてそれを非常に広い形で使っていますけれども、それらも今イントラネットとか光ファイバーという形の整備をすると、そこでも十分使えるのではないかなと思っていますので、そういうお考えは市長にないのかどうか、その件だけ再度お聞かせをいただきたいと思います。それから、今雇用状況が非常に悪いという中で、ワークシェアリング、これは緊急短期雇用型ということで今回聞かせていただいたわけですけれども、今これも答弁を求める中で、私はアナウンス効果、これをも求めたいと思ったのです。要するに江別は順当に国の施策に応じた形で、緊急雇用型のそういう雇用を今実現されようとされておりますけれども、江別市としても、今一般企業も努力されているけれども、今一度さらにこういう形で今ワークシェアリング、さらに未就業の方の採用、これだけ頑張って今やっていますという、そういうアナウンス効果を出せれば、よりベターなのかなと。そんな意味で、今回市長にこの部分の答弁についても、是非そういう形で、江別にアナウンスをしていただくという意味での、そういう部分も含めて今回ご答弁いただければ非常に幸いだったのかなと思っております。この辺、再任用制度のこともあり、今年の後半にそういう未就業の方の採用もという話がありましたので、これで理解するかなとは思っているのですけれども、そのアナウンス効果も含めて、こんなに今江別は頑張っているのですよというそういうアナウンスを市長がしていただける部分があれば、再度お答えをいただきたいと思っております。それと、機構制度の部分なんですけれども、あえてなぜこの問題を取り上げたかというのは、私たちの委員会審議の中でもなかなか私たちが望むものを適宜的確に、その時期に応じてきちっと報告なり、またその結果を出していただけない、そんな思いがありまして、この問題を取り上げさせていただきました。それぞれ担当部長なり課長、みんな頑張っていただいているわけですけれども、やはりその時期に必要なことの報告、また今こういう形を審議会にかけましたということがきちっと、まして市長が市政執行方針の中で、市民協働で、そして市民の方々と一緒にこのまちづくりをするんだと言われているそういう部分があればこそ、より以上に適宜的確にその議会に対して報告をする、また委員会に対して報告をする、またこういうことを進めていますということをやはり伝えていく、そういうことが市民協働ではないのかなと。やはりその辺については非常に今感性が私は今鈍いと思っています。あえてこの部分についてはお聞かせをいただいたわけですけれども、その辺の取り組み、それについては若干今回の質問では答弁がなかったように思いますので、できればその部分について再度組織、機構についての中で、これからの部局の運営については市長を中心にこういう形でやっていますと、その部分があればいただければと思いますので、その3点について質問をさせていただきたいと思います。
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
企業誘致に関連した再質問でありますけれども、非常にこういう厳しい経済情勢の中でこれは言い訳をするためにこういうことを言うわけでありませんが、先般石狩の市長さんが私にこう言われました。うちは結構工業団地、企業誘致、立地を随分と多くしてもらっている。ところが、実はこの中で、最近調べたのだけれども、随分と倒産したり、操業を停止したり、そういう誘致の、立地は相当多いのだけれども、また止まる部分が随分あって悲鳴を上げているというか、大変頭が痛いのだという話をされていましたけれども、いずれにしてもこういう情勢の中で、今少し何か、まだまだ厳しい状況ですけれども、企業立地については環境としては難しいかなと。そんな中で、構造改革という意味では、今本当にいろいろと最近インキュベート、インキュベートということがありますけれども、これはまたなかなか、今ほどもそういう組織も立ち上げて、いろいろとその糸口を見つけるということで取り組んでおりますけれども、今ほどのこのご質問の施設、私どもは今そういういろいろな大学もありますし、そういういろいろな関係の皆さん方をメンバーとする協議会の設置を図りますけれども、その中で、いろいろなご議論いただく中で、このスペースについては、たまたま学校と今例出されましたけれども、今急に学校と言われたときに、すぐはい、じゃ結構ですというふうにはちょっといきませんけれども、いろいろと江別駅前に関してはそういうスペースの余地というか、考えられることはいろいろ出てくるのかなと、こんなふうに思っておりまして、そういった今後の協議会の中で、いろいろな議論の中でまた可能性ということは結び付ける要素は出てくるのかなと思っておりますので、その点でご理解をいただきたいと思います。それから、ワークシェアリングですけれども、私どもとしてはこの緊急雇用ということでももちろん対応しておりますし、先ほど答弁も申し上げておりますが、この市独自としても、特にこの学力向上支援ということでは、これは単独で対応させていただく、予算措置もさせていただいて提案をしておりますし、いろいろな面で今回はその分野では相当な部分で数に上っているというふうに思っております。ただ、今のワークシェアリングという部分では、多少いろいろな市町村でやっておりますけれども、江別的にはそんなに多くの部分を割くという部分はちょっと厳しいかなと。今ちょっと考えられるのは、冬期間における施設の管理とか、あるいは来年選挙ですけれども、前段の、後半の15年統一選挙に向けての対応とか、いずれにしても臨時、非常勤的な要素での部分で、途中でもそういったことが探れれば対応したいということで、先ほど答弁しておりますので、十分念頭に置いて考えていきたいと思います。それから、行政改革ですけれども、私の意識、意向が伝わっているかどうかとかいろいろありますけれども、率直に申し上げますと、今この行政改革の一つの大きな、例えばNPMならNPMという理論も、最近我々は長い間、はっきり言うと中央集権の中で、いろいろな今の会計制度の中できたわけですよね。そんな中で、今ここにきてだんだんと政策があって、政策に見合う予算をどう付けるか、そしてその予算を執行するための人材をどうするかという、あるいはプラン・ドゥ・シーという言い方でプランを立て、それを実行する、あるいは評価をすると、こういう流れに、民的な視点をとらえてやっていこうというのはつい最近のことで、我々も、私自身もかなり手探りで、従来のままではいかんという気持ちの中で、今ようやく動き出そうとしているという中できているのではないかと、私はそういうふうに認識しているのですけれども、いずれにしても組織というか、特に組織、機構を考える場合には、総合計画に代表されるどういう政策が、いかなる政策、どういうふうに解決するためのものかという大きな前提が必要ですし、それからまたさらに達成するために今ほど申し上げたような形での体制をどうやるかということがこれから一番大事なことであろうと、こんなふうに思っております。そんな中で、いずれにしても私どもこれからのまちづくりは行政だけでできませんで、協働というテーマを申し上げました。そんな点では、職員もそのことは去年からのいろいろな行政改革に伴ういろいろな作業の中で少しずつ受け止めてきてくれているかなと、こんなふうに思っておりまして、そういったトップを中心とするいろいろな意向について、また職員がその意を体して実践行動してくれるものと、また先ほど部長からも答弁ありましたけれども、そんなことで実践してくれることを期待したいと思います。以上です。