みんなの議会

美深町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月8日

農作業事故の救急救命活動の現状と課題について

2014年9月8日、美深町議会の一般質問で、南和博議員が「農作業事故の救急救命活動の現状と課題について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。

質問者
南和博 議員
答弁者
町長 山口信夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 南和博

私は今回項目3件、行政、産業、行政ということで質問をいたします。まず1件目、項目行政、件名農作業事故の救急救命活動の現状と課題について町長にお伺いいたします。日ごろ消防署員による救急救命活動については敬意を表するところであります。事務報告書によりますと25年度も210回の出動ということで私自身も今年の1月に屋根から落下しまして大変消防救急救命にはお世話になっております。今年も農作業事故が後を絶たない現状の中で一般的な救助活動・レスキュー活動は日々の訓練の中で技術向上されていると思いますが農村地帯であるわが町において農業機械操作の基本的なノウハウを周知することも必要と思います。さらに、高度な操作を必要とする場合もあることから、農業機械業者との連携・連絡網が必要と思うが必要性について伺いたいと思います。また、役場職員を全地域に全自治会に地域担当員制を配置しておりますけれども、消防署員にも地域担当制を引いて土地勘又は町民とのコミュニケーションの保持、地域特性の認識を図ることが迅速な救急救命活動につながると考えますが町長の所見をうかがうものであります。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

南議員からは2項目3件の通告をいただいておりますけれども、初めに農作業事故の救命活動の現状・課題という質問の趣旨でありますのでお答えをしたいと思います。本町の基幹産業である農業は近年大変大型で高度な性能を有する機械化が進んでいる現状にあると認識しておりましてこれらによって操作の誤りであるとか機械の性能を熟知しない操作ミス等々農作業の事故の発生や時には人命にかかわるような事故にもつながっていると推測をしているところでございます。本町においても過去10年間で農業に関する事故が発生しております。平成24年にトラクターの横転事故が1件発生しておりますし、本年はすでに3件の農作業事故が発生をしております。事故が発生した場合、消防署では通報を受けた後ただちに急行し救助・救命に近隣の方々のご協力をいただきながら迅速・的確に取り組んでいるところでございます。ご質問にあります特殊性のある農業機械による事故対策のため関係事業者との連携が必要ではないかということでありますけれども、農業に限らず林業や商工業などあらゆる産業活用や生活に機械化が進んでいる状況であります。これらの事故対応にあたっては、上川北部消防事務組合では各消防署単位で特種機材の整備充実や災害救助協力会などを組織し救助体制を強化しているところであります。美深消防署においても特殊災害における関係事業者との連携が必要であると判断し、農業用機械販売店及び町内の整備工場などと農業用機械やハイブリット車両などの事故による対応をするための連携体制を整えこの9月からでありますけれどもスタートをきることにしております。今後模擬訓練などにより迅速な対応ができるよう努めてまいる所存であります。合わせて他産業における機械事故にも対応できるような連携体制も検討してまいります。もう1点ご質問のありました消防職員の地域担当員の配置につきましては過去に役場と消防署で検討いたしましたけれども、上川北部消防事務組合の所属であることや消防職員の特殊な勤務体制と専門性などを考慮した時容易に配置できる状況にはないと判断をしておりまして配置する考えは今のところございません。署員の土地勘や特性などの地域特性などは平時の訓練等によって積み上げられるよう努力してまいりますのでご理解をいただきたいと思っております。

質問 4番 南和博

今町長から答弁があったように上川消防事務組合という特性もあるのは重々承知しておりますし、また、前段の農業機械メーカーさんとの連携についても9月からそういう体制を執っているということでこのことについては私もかなり前の時点で同じような質問をしてやっとそういう体制が出てきたのかなという気がいたします。ご承知のように今年の春も恩根内地区でドクターヘリが出動するような事故がありましたけれども、結果的に救助したのは農業機械メーカーの所長さんという話も聞いております。そういった面でそういった特殊性、なかなか消防職員も日々訓練をしているのは事務報告書を見ますと非常に多岐にわたってやっているのは理解しているのですが、その辺をもうひとつプラスアルファで重大な事故が迅速に対応できるという観点でいけばそういった機械メーカーと十分に連携をとってやってもらいたいと思います。それから地域担当制の件ですが、確かに容易ではないと思います。ただ現実、先日の吉野地域の事故に関してもなかなか土地勘がないものでいま現場農家がその敷地内に農地を持つということがなかなか少なくて、場合によっては地域外にも圃場があってそういう連絡を受けても違う動きもある事実もあります。そういった観点で確かに容易ではないかもしれませんけれども少し地域に根差すような活動をもう少しやっていただければ十分迅速な救命救急活動につながるのではないかと思いますので地域担当という形でなくてももう少し地域に消防署員が入りこめるような体制ができないかと思うのですけれども再度その辺をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

地域担当員の配置はなかなか難しいという答弁をさせていただいたところでございます。ただ、いま南議員がおっしゃるように畑があちこちにあるということもあるわけでありますけれども、そこまでは詳しく消防署員が抑えるということにはなかなかならないと思いますけれども、もう少し地域の事情だとかそういうものを把握する工夫といいますかそういう研修といいますかそういうことは限られた署員の中でありますけれども消防署とどのようなことができるか再度検討をさせてほしいと思っております。今回の答弁としてはそこまでにさせてほしいと思います。

質問 4番 南和博

農家の機械利用に関してはそれぞれの農家で檀家といいますか具体的に言いますとクボタとかイセキだとかヤンマーがありますけれども、利用者によってメーカーが違うという事情もあって事故があった時にどの所長に連絡をしたらよいのかというそういうタイムロスもあると思うのでそれは若い職員には無理でしょうけれども幹部の人と機械メーカーの方で少し連携を取れるような体制をぜひ執ってほしいと思います。これは答弁はいりません。次の産業に入りたいと思います。農業実習生宿舎及び中国人研修生宿舎等の現状と課題についてお伺いいたします。1として、農業の担い手確保のために解決策のひとつとして農業実習生宿舎を整備しましたが、これまでの実績と評価及び今後の展開をどのように考えておられるのかお伺いいたします。2つ目は、農業実習生はインターネット等電子通信情報機器をフルに活用した世代の若者たちであり農業実習生宿舎にもWi-Fi等の環境整備が必要と思いますが整備の考えがあるのかどうか。3つ目として、農業実習生宿舎に愛称をつけてさらにPRをすべきではないか。4つ目として、農業研修として中国人研修生が美林寮に話を聞きますと11名滞在しておりますが、インターネット利用のために市街地に集団的に集うことで町民の生活環境に苦情があると聞いています。これも解決策として美林寮にもWi-Fiの情報通信の環境整備の考えはないか伺うものであります。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

農業に関して農業実習生の寄宿舎及び中国人研修生の宿舎等の現状と課題等についてご質問をいただきました。中身は4件にわたるものでありますけれどもひとつずつ答弁したいと思います。まず、研修生宿舎の利用実績と評価のご質問でありますけれども、24年度に林業木材産業構造改革事業を活用して25年4月から本業開始をしているところでありまして、25年度の実績としては農業実習生5名、延べ1,093名の利用を中心として観光協会の受け入れ事業である東大生の体験活動プログラム事業やエアリアルプロジェクトチームの合宿などを受け入れておりまして全体で1,405名の利用があるところでございます。農業実習生の拠点としてあるいはまた地域振興事業などに有効活用されているのかと認識しております。今年度におきましても農業実習生今5名が利用されておりまして今後も積極的なPRを図りながら農業実習生の受け入れを進めようとしているわけであります。今年も東大生12名が3回に分けて今もご利用をいただいているわけでございます。次に農業寄宿舎にWi-Fiの整備はどうかということでありますけれども、宿舎は建設時光回線が対応できるように整備したものの契約は各個人の対応となるため経費的な面から利用する方法はいまのところありません。また設計当初からインターネットへの利用形態はスマートホンの利用に変わってきているという状況も理解しておりますけれども、その中でより手軽に利用できるWi-Fi環境を求められているとは認識しております。利用者からの整備の要望等があること更には整備に向けて今後検討をしてまいりたいと考えておりまして農業振興センターにWi-Fiを整備しているところがありますのでこれらが一連の中で併用できて使い回しができていくことがあるのかどうかさらに具体的に検討をさせていただきたいと考えております。寄宿舎の愛称の件もございました。寄宿舎に愛称をつけてPR宣伝をするというご質問もあったわけでありますけれども、設置条例制定の際にも同様のご質問がございましてその時愛称は特に考えていなくて農業者や利用者から意見や要望があれば相談するという報告をしていたところでございます。今運用をして始まりまして愛称についてのご意見がなかったわけでありますけれども、今まで特に意識したことはないわけでありませんけれども今後愛称だとかそういうご意見が出てくるのだとすれば愛称の使用については検討することはやぶさかではないと思っております。利用される皆様方の声を大切にしていきたいと考えております。ただ、その場合条例を直すとかそういうことではありませんので愛称の話でありますのでそれはそれでよいのかと考えています。積極的にそういう部分について具体的な対応をして問題は議員さんの声もそうでありますけれども農業者の声が利用される方の声が大切でありますので何々寄宿舎でありますから堅い部分もありますのでそれを簡単に一言でいえるものが必要なのかと思っておりまして検討を加えさせていただきたいと思っております。次に4番目の中国人の研修生の関係でWi-Fiを整備してはいかがかと、中国人が農業の研修生として入っているわけでありますけれども、昔の美林寮に入っているわけであります。あそこの運営等についてはJA北はるかさんにお願いをしてやっているわけでありまして、今言われましたように美深町内に11人の中国人の方が入ってきて農家にそれぞれ実習生として研修を積んで美林寮に住まわれているということは承知しております。この方ばかりではないと思うのですけれども、智恵文地区辺りに入っている中国人の方が多いのかと思っておりますけれども街のあちこちでWi-Fiが使えるポジションを探しながら彼らがたむろするような感じが若干あるようでありましてそれは私も目撃している部分もありますので気にしている部分もありますけれども、どういうことがよいのか実際に美林寮にこういうものが設置できるのかすることが妥当なのか管理をいただいている研修生を受け入れている農協さん等々と協議を進めてまいりたいと考えております。

質問 4番 南和博

まず美林寮の関係ですけれども、私の今立っている後ろの議員もそういう声を出していたようですのでそういう対応も必要だなという思いでおります。また、中国人の農業研修生も非常に根付いて美深町でかなり農家からもありがたく思われているようなのでこういう整備をすることによってまたスムーズに研修の受け入れができるのかと思いますのでよろしくお願いします。また、施設の愛称についてですが町長の後ろに座っている草野主幹が担当のころにそういう議論があったように記憶しております。本当に当時農業実習生寄宿舎という硬い軸がどうなのかという議論を確かにしました。そのようなことで今後展開も考えて町をPRする上でもほっとプラザ☆スマイルのような一言でいえるようなそういう施設名があることによって根付くしPRもできるかと思います。それと、町長から今後の展開というところが聴けなかったのですが、今実習生の声からこれから夏場の実習は確かにありがたいことだけれどもできたら通年で実習が受けられる体制が欲しいと、酪農・畜産においては年間通じてできますけれどもその部分があまり得意でないという実習生もいるわけです。そういう彼らを年間通じて受け入れることによって町に農業の担い手として根付くようなそのようなものがあってもよいのではないかと、巷でいわれる六次産業化そういったものの研修を踏まえた勉強をしてもらうとか、そういうことによってまた新たな実習生も増えてくるというそういう事業展開をこれからやっていくことによって寄宿舎も有効利用になりますし要望がどんどん出てくれば2棟3棟と増設していってもよいというそういう時代だと思うのです。その辺の事業展開について町長から答弁がなかったのでその点についても伺いたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

質問の趣旨にあったのかどうかおさえきれていないのですけれども、今南議員が言われるようなことがベターだと私自身認識をしております。問題は受け入れ側の農家の方、酪農家の方さらには実際それを運営する農協さん等関係機関の声が大きくなってきて町に何とかしてほしいとなってくれれば私はありがたいなと、行政として何でも先にというのはなかなか難しいと、といいますのは補助事業でも何でも単独ではなかなか行かないものですから事業を受けたり補助事業に乗せたりすることもありますのでタイミングを計りながら将来の農業のあり方をその中で議論しながら雇用の面、中国の受け入れ態勢等々も考えていけたら良いなと思っております。

質問 4番 南和博

民間からの声が一番大事なことは重々承知なのですけれどもそういう展開をぜひとも応援していってほしいと思います。最近の農業実習生は美深の定着意識が非常に高くて中には旦那さんも連れて結婚して美深に入植しようかという方もいます。今若い方で20歳くらいの人も美深を気に入ってぜひとも美深に定住したいと、そのかわりやはり冬の間も美深に居られるような環境作りが欲しいという声があって、私も微力ながらJA等々にも働きかけながら街に向かって強力に進めていきたいと思っております。次に3番目、行政に入ります。役場機構体制と職員教育等労働環境について。役場の機構体制は平成17年度から大課制を引いておりますが行政改革に取り組む中で職員数の減少もあり広範囲な業務をこなす状況であります。少ない職員数で多様な業務をこなすには職員のスキルアップが急務でありますが職員教育はどのように取り組んでおられるのか。そして、自主研修などの成果をいかに評価しているか、さらに職員数の減で職員の業務遂行、労働環境、健康管理に影響があるように見受けられますが町長の認識を伺いたいと思います。また、今後の職員体制を行革及び人口減に沿ってさらに削減していく考えか、あるいは臨時職員等を増員して雇用の場を提供しながら職員体制を構築していく考えかについて伺いたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

役場の機構体制そして職員の教育、労働環境等について3点にわたってご質問いただいたわけであります。順を追ってご答弁を申し上げたいと思いますけれども、行政サービスは本当に多岐にわたっていると申し上げてよいのかと思います。そして、公共サービスを担う民間利用者が多い都市と本町のような地域では何でもとは申しませんけれども行政が担う部分も非常に多いし異なっているのかと思っております。それだけに小さな自治体ならざる行き届いた行政サービスが求められているわけであります。その中に苦しみもあるわけでありますけれども、ひとつとしては、職員教育の取り組みであります。職員数の削減と行政サービスの維持拡大をどうやって両立させていくかということ、昔から言われる言葉でありますけれども、少数制という言葉が言われているわけでありますけれども、この言葉はイメージとしては分かるのですけれども現実のものとしては非常に難しいと、非常に酷なものがあるなと思っておりまして言葉通り単純なものではないということもご理解いただきたいと思います。ただ、職員が持っている能力をここでフルに活用して職務遂行に尽くすのが職員に与えられた大原則であるわけであります。能力を持っている職員、全員職員は持っているわけでありますけれどもフルに活用してほしいと思っております。職員が限られておりますので何とか行政サービスを個々の能力を高めると同時に発揮してほしいと願っているわけでございます。ただ、日ごろの仕事は先輩であるとか上司が指導的に教えるといいますか教育するそれは肝心なことでありますけれども、より専門的な部分がいま非常に多くなってきておりましてこれらの部分についてはなかなか簡単に身につくわけではありませんし、従って、そういう部分については仕事で派遣をするといいますかそういう部分の研修に通わせるということが必要になってくるわけであります。ただ、職員も色々な人間がいるわけでありますけれども、若い職員も含めてでありますけれども役場の職員は言葉適当ではありませんけれども一人前になるためには相当の部署をこなさなければならないしそれぞれの経験を積まなければならないということで将来のことを考えると人事異動で若い職員も適時動かしていくと、一部技能職等々は動かさないということもありますがただ技能職員についても技能職で入ってから一生そこにいるのかといったらそうではなくて一定の時期2~3年経ってくるとそういうことも考えていかなければならないと考えております。異動等があるたびにいろいろな経験を積ます教育を考えているわけでございます。それと職員の立場といいますか、特に中堅になってきますと日常業務の中で非常に遂行能力といいますか業務能力が問われるわけでありますけれども、非常に知識だけではなくてこなしの能力、頭ではわかっているのかもしれないのですけれどもこなしの能力が求められているところでありますがこれは非常に現実厳しいものがあるということで、そこでわれわれはただ研修に行きなさいと先輩等々が教えるだけではなくて職員として自己研鑽の心がけといいますかこういうことが大事なってくるわけで自主研修制度なるものを作りながら後押しする制度で取り組んでもらっているところでございます。そしてその中で学んだことをより広く職員全体に伝わる手法としてこれらの職員が講師となりながら伝達講習等々も内部でやっているわけであります。これらの様子を見る限りにおいては研修の成果が徐々にではありますけれども出てきていると私は認識をしているわけでございます。従いまして、今後の職員研修・自主研修等についても大いにこの研修のやり方を今後も続けてまいりたいと考えております。職員の減少等々によって健康を害している職員がいるのではないかと、労働環境という面ではいかがなのかという心配が出されたわけでありますけれども、確かに行政ニーズはいろいろ厳しい高いものがあるわけでありますけれどもそういう中で職員のストレスといいますかそういうものは大きくなっているなと私も感じておりますし、私自身もストレスがないわけではありませんので感じておりますけれども健康を害するとまでは言えないのではないかと、自己管理というものが大事になってきて職員もまた私も含めてでありますけれども自ら注意をしていかなければならないのではないかという認識であります。最後に今後はさらに職員を減らすのか、さらに臨時職員等々はどうするのかという話もいただいたわけでありますけれども、行政ニーズから考えて人口は少しずつ減りつつあるわけですけれども将来の街の姿を見据えて慎重に対応していかなければならないということに尽きるわけでありますけれども、今具体的に職員をこれ以上減らすという基本的な方向性はもっておりません。今人口は少しずつ減りつつありますけれども要望が強いわけでありますから行政サービスは十分していかなければならないという考え方にたっております。ただ、かといって増やすのかと、それはなかなかそういう方向にはなっていかないと、現場でありますからそういう突発的な仕事であるとか災害であるとかいろいろなことが出てくるわけでありまして、そういうときには民間の活力を求めなければならない部分民間に求める、さらには広域行政、派遣だとある意味では地域協力隊であるとかさらに臨時職員を少しかかえて行くとか今臨時職員は非常に少なくなってきております。かつて補助事業等で充当した時代はそれぞれの補助事業に臨時職員を抱える人件費といいますか物件費といいますかそういうものが付いてきた時代もありましたけども今はそういう時代でもありませんから、そういう事業に臨時職員の配置がなかなか取れないわけでありますけれども、相対的に行政としてどうあるべきかということについては職員でまかないきれないものについては臨時職員の配置を考えていかなければならない部分もあるのかと思っております。しかし、あくまでも臨時職員は臨時職員でありますので、常に恒常的になるということではありませんのでそのへんは留意しながら慎重に職員のことを職員教育、体制構築等については考えて行きたいと思っております。

質問 4番 南和博

よく言われる民間と比べて役場職員はどうなのだという話もありますけれども、民間ではサービス残業というのは今言葉では言ってはいけないことかもしれませんけれどもそういうことが民間にはよくあると、そうやって仕事を覚えていくという環境がありますが、今わが町において非常に多岐なメニューで感心するほどいろいろなメニューを持ってきてそれに取り組んでいるのは十分わかっています。企画にしても教育委員会にしても他の部署でも本当によくやっているなという気がします。その中で、現状の大課制の行政機構グループ制といわれるこの体制が本当に名の下で機能しているのかなという部分が見えるのです。私のイメージとしてはグループ制というのは品目横断的に職員がフレキシブルに動けるようなイメージがあるのだけれども現実どう見てもグループ制とは言いながらやはり縦なわけです。それがやはり職員によってはストレスになるというような背景もあるのかと、苦しみをみんなで分かち合うような体制をつくってあげないとやはり正直強い人間、弱い人間とあると思うのですけれどもそのへんの補完が最近特に見えてくるかと、今まで以上にすごくハードに仕事をこなしていて職員には敬意を表する部分があるのですが、その辺がもう少し機構改革なりグループ制をもう一度検証する時期でないのかと思うのです。町長はいろいろ私にもストレスはありますという話ですけれども、自己研鑽とか自主研修で能力を引き出し、後は人脈をつくってくるのも自主研修のひとつかと思うのですがその辺を考えてもちょっと今職員たちに元気がないといいますかきゅうきゅうとした仕事に私には見えるわけです。そういう観点で機構改革なりグループ制を一度検証するべきではないかと思いますが町長は現状の体制を見てどのように考えておられますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

言葉の端々に南議員から職員の評価をいただいたと思って非常にありがたく思っております。ただ、その中で職員が全体的に少ないという観点から非常にご苦労をいただいて、しかし、一生懸命やっていると。ただ、きゅうきゅうとしている部分があると、それは組織の中の大課制なりそういう部分に近因しているのではなかろうかという話があったわけであります。実はだいぶ前になるわけでありますけれども私が引き継いだ時にまさに大課制そのものでありました。グループ制というものが最たるものであったわけでありますけれども、その中で私はその20年も30年も前に職員あがりでありますから教育委員会などに出向した時には3つもあった課がひとつの課にされて自分も次長という名前をもらったは良いけれどもきゅうきゅうとした時代があったわけでありますけれども、それから見ると少し定着をして総務、住民さらには福祉関係、産業関係と教育委員会と大きな括りになっているわけでありますけれどもそれなりに機能しているとおさえております。その中でそれぞれのグループ制をとっていて、ただ、その時の課長がいて主幹がいてという段階で職種の関係、給与の関係で副主幹などがいたわけでありますけれども、係長というものがいなかった廃止したわけです。これはちょっといかがなものかと、やはり職場の円滑な部分でそして責任を持って業務を進めるというのは1番大事な部分で専門的にやれるのも係長というポストが大事ではないかと、そしてわれわれも若い時もそうでありましたけれども職場に入って20年30年すぎてくると花の係長これはやはり憧れたものです。そういう面では希望をもって働くということも大事だと思って同じ主査30前半くらいのものから40くらいのものまで一律に主査ということではなくて、主査は主査、主任は主任、係長は係長という明確にしながらグループ制を継続しておりますけれどもさせてきたところであります。そういう意味でかなり責任体制といいますか職員のやる気の段階、また指導もある程度行き届いてきたのかと思っています。臨時なり職員の組織づくりというのはコロコロこうすればいいというのではなく相当の期間を必要とするとそのように基本的には思っておりまして、コロコロ代えてしまうと訳が分からなくなってしまうのでそうではなくて相当部署というものを名前もそうでありますけれどもやはり大事にすべきだと思っています。今大課制はもう一回検証をしてみる時代に入ってきたのかと思っていて私になって年数が少し経ってきましたけれども、今私になって7年半になってあと6カ月しかありませんのでその間でどうするこうすると今申し上げることにはならないわけですが、その後新しい人なりになってそういうことの中で検討をもう1回してどうするべきかということを考えてみる必要があるのかとそのように考えているところでございます。

質問 4番 南和博

ぜひとも新しい機構改革を山口町長の下でやってもらったらよいかと思うのですけれども、いずれにしてもグループ制という部分がちょっと機能していないというところは誰しも思っているところかと思います。また、第4次の行政改革推進計画の実施一覧表を見ますと平成24年25年それまで職員提案というのが自主研修に基づいてあったわけですけれどもこの2年間ありませんし今年はどうなのかわかりませんけれどもその辺がさみしいかと、それは何が背景にあるのかというその延長線上にいろいろな質問をさせていただいておりますけれども、せっかくの職員提案の機会があるわけですからその辺が出てきていないというのはどういうことなのか町長の所見といいますか町長はどのように思っておられますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

まさに南議員が指摘されている通り少し職員提案といいますかそういうものが少ないというのが率直な私の感想であります。ただ、その裏は何なのかと考えるときにやはり忙しいのかという部分があると思います。それと、提案するというのは提案の中身にもよりますけれどもそうとう研究なりやらなければならない部分があるわけであります。それで、私が具体的に指示をしているわけではありませんけれども、1人で提案するのではなくてグループで提案するとかその課の中でどうするかとかその係りでこういうことをやったら良いとかそういうことも必要かと思っております。それぞれ内部のこと外部のことがあると思いますが1番良いのは外へ出ていろいろな町民の声を聞きながら外の声に鍛えられてくるのが1番の職員研修かとそのように思っている部分もありますので、外へ出ることが大事だよとそのように普段言ってるつもりであります。

質問 4番 南和博

先程町長から職員の数が減っているという中で民間活力の力を得る出向のものを受け入れれば地域おこし協力隊が美深町は5名いるわけですが、任期終了後も彼らは美深に留まるような、皆さん良い人材だと思うのですがその任期終了後に定住させるという体制も必要ではないかと思うのですが地域おこし協力隊の彼らの今後のあり方それから新しい人たちが入ってくるそういう可能性とか継続性というものをどのように考えておられるのか伺いたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

地域協力隊の関係は地域協力隊の趣旨なり任期なりそういうものはご理解いただいていると思っております。そこでうちが取り組んできたまだ仕事をしてもらっている地域協力隊の皆様方の評価と言いましたら言い方は適当でないかもしれませんけれどもそれをもう一度見てみないとならないと思っております。そこで、新たに迎える人は国の制度の中に乗ったりできるわけであります。任期が切れていく人等々についてはなかなかそういう制度に再度のせるということは不可能なことになってくるわけでありますのでうちとして地域の方々が求められる任期があると求められている方がおられる場合については本人の意向もちろんあるでしょうけれども将来どうしていくかということを前向きに考えていかなければならないと思います。そういうことをそろそろ具体的に検討していかなければならないと思っているところでございます。

質問 4番 南和博

先程行革の下で職員数の減はちょっと休みますという話もあったのですが、行革の推進計画を見ますと再任用制度は今うちの町は凍結ということで行なっておりませんが、最近通常の定年退職のほかに妙に依願退職の方が多かったりして特に総務課長あたりが頭をなやませている保健師あたりは減って非常に大きな問題だと思っているのですが、能力のある方々を再任用で使うということを今凍結ですけれども第4次の行革も27年度で終わりですけれどもこの辺も少し凍結をといていく時代に入ってきたのではないかと思うのですが再任用について町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

いろいろな考え方があって再任用したい部分もないわけではないのですけれども凍結していくのが良いのではないかと今の段階では考えております。

質問 4番 南和博

最後にしますけれども、とにかく職員の能力を超えた事務事業の印象も私は思っています。そういう時代背景ですから仕方がないのかもしれませんけれども、先ほど町長は新しい人間にバトンを渡すのか町長がそのまま次の町長になるのか分かりませんけれども機構改革を今一度検証する動きを今からしてもらって職員がのびのびと働けるような環境作りもこれからは必要ではないかと、そのことが最終的に住民サービスにもつながりますのでその辺を内部でしっかり議論していただきたいということを申し上げて質問を終わりたいと思います。

出典:美深町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月8日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる