みんなの議会

足寄町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日

林業振興と担い手不足について

2022年9月15日、足寄町議会の一般質問で、井脇昌美議員が「林業振興と担い手不足について」質問し、町長 渡辺俊一、経済課長 加藤勝廣が答弁しました。

質問者
井脇昌美 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、経済課長 加藤勝廣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 12番 井脇昌美

お許しを頂きましたので、通告書に従いましてこれより一般質問をさせていただきます。質問の事項、林業振興と担い手不足についてでございます。森林を循環利用することは、言うまでもなく水源の涵養・環境の保全・地球温暖化防止に貢献するとともに、流域、そして住民の生活を豊かにし、さらに人々の心や体にも癒やしの効果を与えております。それで、次の4点について、町長にお伺いをいたします。1点目です。令和4年度森林環境譲与税の用途内容をお示しをいただきたいと思います。2点目、森林譲与税を活用した森林整備について、当町民有林を管理しております森林組合との協議はどのような協議をされておりますか、お聞きをしたいと思います。3番目ですけれども、林業担い手不足は緊急の課題であります。旭川市神楽に道立北の森づくり専門学校が開校されております。そこで担い手不足対策により当町より奨学金制度を開設してはいかがかと、町長にお伺いをしたいと思います。4番目としまして、町民参加の町民植樹祭の再開計画について、どう考えておられるかお聞きをしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

井脇議員の「林業振興と担い手不足について」の一般質問にお答えいたします。1点目の令和4年度森林環境譲与税の用途についてですが、足寄町の森林環境譲与税の活用に向けた基本方針に基づく森林環境推進事業のうち、森林整備の推進として、民有林における森林施業や作業道整備に対する補助、林道等の整備、雇用対策も兼ねた草刈り事業を含む維持管理費用、担い手対策として、町内在住の担い手に対する家賃補助などの待遇改善に対する補助や、安全装備展等に対する補助、林業行政の体制強化としてGISシステムの更新や専門職員の雇用等に使用しております。2点目の譲与税を活用した森林整備について森林組合とどのような協議をしたかについてですが、森林組合とは民有林の森林施業等における補助内容について協議をしております。また、担い手対策や安全対策等については、森林組合を含む町内造林事業体と協議をした上で、林業就業相談会を開催するなど、林業の振興につながる取組を実施しております。3点目の北の森づくり専門学院に通う生徒への奨学金制度についてですが、十勝町村会として生徒に対する支援を現在行っており、足寄町としては現時点で奨学金制度を創設する考えはありません。今後、業界からそのような要望があった場合に検討したいと考えております。なお、北の森づくり専門学院では、就業希望者を対象に、毎年合同企業説明会を開催しておりますが、足寄からの参加企業が少ないことから多数の企業の参加に向け、造林事業体と協議中でございます。4点目の町民植樹祭の再開計画についてですが、平成30年度まで町民植樹祭を開催してきましたが、人員輸送の課題を含め、安全に事業ができる適当な場所の確保ができなかったことから、植樹祭を開催してきませんでした。しかしながら、本年度町有林の一部で植樹祭に適した場所の確保ができ、かつ、森林保全団体の一般社団法人モア・トゥリーズから紹介を受けた第一生命保険株式会社と森づくり協働宣言を行い、町民も参加して第一生命の森の植林イベントを開催いたしました。来年度以降も、以前に開催していた町民植樹祭と同様に多くの町民に参加していただけるよう、第一生命保険株式会社及び町内事業者とも協議してまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、井脇議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 12番 井脇昌美

再質問をさせていただきたいと思います。答弁の中で、私どももちょっと勉強不足なところあったのですけれども、有効的な活用をされているということをこの一般質問を通して確認できました。まず家賃の補助、待遇改善に対する安全装備等々活用されていると。そこで、確かに町が主導してそういうような計画を組まれるのは結構なことなのですけれども、一部の組織からちょっと決して悪用とかそうではないのですけれども、道の会計監査などにするとちょっとお話、指導されるかもしれませんよと。見解の相違等々もあろうと思うけれども、決してそういうことないように、今のうちにちょっとよく協議をしておいたほうがいいのではなかろうかということで、この税の森林環境譲与税の言わば活用、目的の主要目的ですね。これは国で示されていることですから。「地方団体が所有する公有林は」、公有林というのは町有林入りますから、「公有林は地方財政処置で処理されております。税は、民有林、私有林の整備が進んでいない現況の下で公的な管理をはじめとする森林整備等の財源として創設をされたものです」と、これ国がうたっているわけですから、だから、いいのですけれども、これは変なトリックとか何かではなくて、町が決して、私わしづかみしているとは言いませんけれども、それでこれ、私は1番と2番と、①、②との重複するようですけれども、森林組合さんとよく協議をされたのですかと。森林組合さんとですね。町で公有林道をつけた、公有林だと我々も所管でもあったわけですけれども、やはり町の町有林の林道の整備は確かに進んでおります。ただし、そこを誤解しないように、町が先行して足寄町にこの森林譲与税が入ったのは確かに窓口はそうですけれども、これは町ではなくて実際は民有林なのですよ。民有林ということは、民有林を管理されている、足寄当町でいえば森林組合さんとよく協議をしておかないと、言葉上だけは、ここは答弁にもなって、森林組合さんと協議したいようなことになっていますけれども、森林組合さんはまだまだ民間の整備には、今年4,100万円ぐらい支給されたという、その辺の確認、ちょっとその金額で間違いなかったですかね、環境税です。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

今年度ですけれども、約4,100万円程度の環境譲与税が来て、違っていました。令和4年ですね、5,400万円ですね。すみません。5,400万円程度の環境譲与税が交付されているということでございます。

再質問 12番 井脇昌美

ありがとうございます。私ちょっとある機関から聞いたら、4,100万円ということをお聞きしたものですから、5,400万円頂いたのですね。それはやっぱりいろいな意味で、経済課が主導されるのもいいのですけれども、よく森林組合さんともんで、もんでということは話合いをして、そして町のほうも変なテクニックでないですよ、町有の林道に対しても民間の事業体が事業を発足する、関わろうということは、これは税の対象になりますから、それは全て町が絶対駄目だという、公共的な機関でも民間の事業体の雇用にも図られるわけですから、それが私冒頭に言った、若干の見解の相違というところもあろうかもしれませんけれども、やっていることに対しては私全てがよろしくないということで言っているのではないのですけれども、よくやはりこれから森林組合さんと協議をなされた中で進められるのがベターなのかなと、よろしいのかなと思ったものですから、ある組織的な人と話しされたところを見ると、どうも際どいというか、際どいという言い方おかしいですね。もっともっと話合いを、今までのことは別としてもこれから一緒に膝を交えて進めさせていただきたいと。ただし、決して今までのことが不正とかそういうことではございませんと。それは念を押して言っておりました。ですから、その辺を誤解のないような、最初に言わば税の活用の目的、内容をちょっとお話をさせていただいたのですけれども、そういうことで今後進めていっていただきたいと思います。非常に今日は、議長、ちょっと余談それますけれども、足寄高校生が約2時間にわたって勉強していただいていると。ユーチューブで今私の質問も傍聴していただいていると。少しでも議会用語を避け、そして漢字は平仮名を振り、横文字は平仮名で質問をさせていただいているつもりですから、高校生の皆さんが分かりやすいように少しでも努力した質問をさせていただいているつもりです。また、この傍聴に対しては本当に感謝をいたしたいと思います。それで、一番今の高校生に一番、これから第3番目の問題に入りたいと思うのですけれども、関わりがあると思って私はこれを取り入れさせていただいたのですけれども、3番目の、北の森づくり専門学校に通っておられる、当町からも行っておられる方もおります。それで、非常にやはり結構な経費がかかるのですよね。経費がかかるのです。それで、場所は冒頭に言ったように、神楽町にあるのですね。2020年4月に開校しております。高校制度の高校卒業程度の学力を有する方と。修学期間は2年間で40人だと、定数がですね。非常にこれは、当町もこれに協力しているはずですけれども、足寄町もですね。私はこれにぜひ、このことが学校を出られて足寄町に帰ってこられたらこれはもうすばらしい人材の、取得して技術それから知識を取得して帰ってこられるわけですから、話に聞くところによると、今年足寄の企業にも1人北の森づくり専門学校から1人入社されたし、1人は足寄町出身の方でこれまた非常に優秀な子で、北の森づくり専門学校を出られて、今もう公務員になって市役所の職員になって、そしてその能力と技術をしっかりと評価していただいて、林業に関わる所管に入って一生懸命、非常に我々足寄町に帰ってこないというだけではなくて、うれしく思います。足寄町の出身の人がそういうところで活躍しているのかと。そういうことが、またその方も全てが固定ではないわけですから、足寄町に錦を飾って、またそれの知識に提供すべく機会があったら、縁があったら指導もあるかもしれませんし、また転職してこちらへ役所へ入ってくれるかもしれませんし、いろいろな人間はその辺は流動的なところがあるものですから、そういうことを逆に願っているのもあるのですけれども、そういうことも踏まえて、ここに奨学金制度をいかがなものかなと、そういうふうに思ったのですけれども、決して財政がある町ではない、どこの町村も財政はないですけれども、そこで私がお聞きしたいのは、林業振興基金というのが平成16年に創設されております。基金ということは、使用目的がしっかりとうたわれることが、抽象的でなくて具体的にきちんとうたわれるのが基金なわけですから、その基金をちょっと示して、まずいただきたいと思います。この基金をこちらの奨学金のほうにも流用できないかということに考えているものですから、まずその基金の内容を示していただきたいと思います。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

これまで基金の活用についてはしてこなかったわけですけれども、使い道の内容ということでいけば、林業、林産業への人材確保及び育成事業ですとか、森林及び環境に関する啓蒙活動事業ですとか、あと新たな森林資源活用の推進及び普及事業に充てることとされているようです。以上でございます。

再質問 12番 井脇昌美

分かりました。全く森林環境税と同じようなあれですね。私はこの議場で、この16年に創設されたときに、議場でですよ、この5,200万円、5年、10年たっても動かないですよと、私言ったことあるのです、議場でですから。なぜならば、基金の目的がしっかりと明示されてなかったということですよ。だから、これは10年たってもこの金額は1円も動かないですよと、私はこの議場で言ったつもりあるのですよ。それで今の、逆に過去を、今の立派な基金の内容ですけれども、それはなぜそうしたら使わなかったのですか、そういう振興に。それはいいです、いいです。やっぱりそれは問われる、そういうふうに問われるのですよ。本当に担い手にも困っている、いろいろな災害にも遭った、苗木の補助も、国からの補助金も足りなかった、そういうときに私はこの5,218万3,000円が今基金として残っているわけですから、大いにやっぱりこれは活用すべきだと思います。この奨学資金だけではなくて、この基金というのは本当にいろいろな多目的な深い大事な意味を持っているのです。これ前身をいうと、昔の木材協会の木材引取税が商工会を通して移行したやつですから、この金額は。木材引取税の残高が商工会を通して足寄町に、言わば移行されただけのことですから。だからその辺をよくやっぱりきっちりと精査し直して、これからでいいですから、基金をしっかり精査して、3役でも所管とも含めて、しっかりとやっぱりその活用をすると。それと、やはりこういうこともここに来て、こういう担い手の問題で起きているのが、他町からの応募があって住みたいのだけれども、そうかなと思うのですけれども、空き家があるのに実際は住むところがないのだと。そういうのが造林組合で1人ではないです、3人ぐらい言っていました。ということは、やはりありそうでないのですね。だからそこで私はいろいろな町営住宅、今空いているところもあるはずです。ただいろいろな町営住宅も管理上、いろいろな耐用年数、定期的なこともあって、空き家にしている、意図的にしている場所もあるわけですから、やっぱりそういうところは除外してでも何とか短期的にでも、移住をしてくれるのですから足寄町に、そしてまして地元の業者の担い手がそこでカバーできるわけですから、私はその辺の町の住宅の入居条件も曖昧といったらおかしい、町の施設だけに曖昧にはできないですけれども、そういう特例のそういう場合には、例えば3か月間は入居できますよと。6か月間は入居してください。その代わり、何とかその間で部屋を探してください、居住地を見つけてくださいという方法もありでないかなと、そういうふうに思っております。特にこの担い手というのは本当に早急に解決しなくてはいけないことだと思います。あなた、経済課長、わざわざ今年と去年あたりかな、去年かな、銀河ホールで造林業界を集めていろいろなことで雇用、担い手の努力されていますよね。今年は帯広の長崎屋までわざわざあの暑い中、業者の人と行ってますね。成果はどうだったですか。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

林業の就業相談会ということで、令和2年から今年度まで計4回開催しておりまして、各2名程度しか来場されていないということでありますけれども、成果としては残念ながら就職までは結びついてはいないということです。今年については、今までずっと足寄町で開催はしてきたのですが、足寄町だとやっぱり交通の便だとか、そういった意味でなかなか来場されないのかということで、帯広市の長崎屋のほうでイベントスペース借りまして、そこで開催したと。駅も近いということで来られるのではないかということでやったのですけれども、やはり今年についても2名程度しか来られなかったということでして、今後ですけれども、これを続けていくかどうかについては、林業事業者の方に要望がある限りは、そういった開催をしてほしいということがある限りは続けていければと思っております。それ以降、帯広市でもこうだったので、あと今後、札幌市で開催だとかということも考えながら進めていければなと思っております。

再質問 12番 井脇昌美

分かりました。本当に町もこういうふうに協会の人と一緒になって、タッグを組んで努力されているのは耳にもしますし、たしか新聞紙上でも拝見されております。努力しているのだなと。ただ努力すれば全て実るのではなくても、やはりそれはいつかは何らかの形の反応は必ず出るはずですから、例えば今最終的な成果はゼロだったけれども、2人の方が来場してくれたと、これはありがたいわけですよ。全て結果が全てで意味ないではない、2人の方が来てくれたわけですよ。その人の労をやはり感謝しながら、根気よく続けられることをまず願いたいと思います。それと同時に、やはり林業の就労条件が非常に現実として厳しい中で、いろいろな緩和をやはり考えてあげていただきたいなと思っているところです。そういう中で、まず北の森の学校の入学等々も含めた中での、言わば雇用の担い手の振興につなげて、奨学金制度を検討していただきたいと。そして、そこが全て奨学金出したからといって、そこに足寄にUターンでなくてもいろいろな本人の選択の自由もあるわけですから、そうすればまた奨学金返納はこういう条件ですよと、しかし足寄に帰ってきてくれたら2年間なり3年間で就労していただければ奨学金は返済しなくていいですよと。そういうような、やはり今の時代は結構そういう方法を取り入れております。それにはやはり資金というのは必ず必要なわけで、そこで林業の振興基金がもう16年も20年も何年ももう全く埋蔵されたまま寝たきりですから、それを利活用少しでもすればよろしいのではないかと、そのことも検討をお願いしますという質問をしたわけです。それで、最後の質問に入りたいと思います。今年も第一生命だったかな、第一生命から後援していただいて、いろいろな森づくりの協働宣言をされていると。もう3年、4年たちますかね、この植樹祭というのは歴史があるのですよ。昔は営林署、今の東部管理署がずっと引っ張って植樹祭を年に一遍の大きなお祭りとして、地域のお子さんら、ボーイスカウトもみんな参加して、今でも記憶してますけれども、また家族も本当に子供さん、小学校も行かない子供さんも一緒になって、長靴を履いて、植栽に来てくれてました。それと植栽する場所、残念ながら私も3年前かな、ニトリさんの後援だったのがわざわざ長くしてくれたのだけれども、どういうふうなお答えして断ったのですかといったら、ここにも触れてあるのですけれども、植える場所がなかったのですと。実に何か答弁にも、それ以上私ももう二の口上がらなかったです。植えるところなかった。そこでお聞きしたいのは、課長さん、未立木地何ぼありますか。ちょっと調べて言ってください。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

足寄町有林の未立木地の面積なのですけれども、近年未立木地における植林を実施したりとか、あと調査における天然林へ置き換えをやっておりますので、令和2年の北海道林業統計によりますと69ヘクタールとなっております。

再質問 12番 井脇昌美

重箱の隅つつくようなものですけれども、足寄町の広大な面積の中から69町というのは本当にささやかな面積なのです。ですけれども、植樹祭というのは1ヘクタールも5ヘクタールも植えるものではないのですよ。お祭りですから。啓発ですから。だから、小さなお子さん、お年寄りの方もお孫さんを引き連れてお祭りに参加する。昔は帰りにお土産で苗木をもらったものです。エゾマツだとかトドマツの苗木をぜひ植栽してくださいと。1人1本ずつ頂いて、それを喜んで子供さんがぶら下げて家に、家庭に帰って、一生懸命植えてました、また。そういうほほ笑ましさが今ないです。植えるところがないだとか。ところで、そこでもう一度再確認なのですけれども、今高校生の方々も勉強してくれておりますから、これも一つの足寄町の林業の大きさをお示ししますけれども、森林の総面積は足寄町は116.133ヘクタールあるのですよ。御存じのとおり、総面積、足寄町は1,408平方メートル、よく例に出されますけれども香川県の、四国の香川県の大きさより大きい町だと。その84%が森林で占められているのですよ。いかにこの森林の大事さ、森林の存在感というのを言わなくても分かっていると思うのですけれども、それほど足寄町は緑豊かな本当に大地で、ほえればこだまする本当に空気の美しい、水の冷たい、おいしい、それは全て森林なのです、源はね。それがだんだんだんだん投げられているのではないけれども、ちょっと時代の変貌というか、それではないのですけれども、ないでしょうけれども、そういうふうになりつつあるから私は危機感を持って再整備をしっかりと、これを機会に雇用も含めてすべきではないかと。それで、今当町の改めて、皆さん方分かっていながらでも森林の面積をお話しさせていただいたところでもございます。取りつまんで非常に要点のみで小走りに質疑をさせていただきましたが、非常に私今でも頭に残っているのですけれども、最後になります。陸別町の議会の議長さんが、先輩がです、こういうことを言っていました。「井脇さん、足寄町はいい。財源をうちらは何もない。流域としても財源何ある、財源ないのだ」と。「みんなない、交付税が、基金はあったとしてもいろいろな頼っているのが現状で、自分でお金をつくれる、財源何もないもな。私どもが行く行くは町民と一緒に」、極端な表現されたと思うのですけれども、「餓死していかなければならない」と。「だけれども足寄町はそれから見たら、我々が餓死してから5年6年生きれるもな」と。どうしてですか。「あれだけの膨大な森林を飢えをしのいで計画的な1年これだけだ、1年これだけだと、五、六年は生き延びれるぞ」と。僕はそれがすごい重い言葉で今でも頭に残っています。そういうような大きな財源というのをもう一回見直そうではないですかね。そういうことが私どもの将来につながり、みんなの、今の小さな子供も、足寄に居住する、また足寄出身者としても誇りに思える。ですから、しっかりと循環、合法的な循環利用をしながら、先人の思いをしっかりと受け継いで森をつくっていきたいと私らも思っていますし、最後に町長の思いをしっかりとお聞きし、答弁をしていただきまして、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

今、お話を頂きましたように、森林は足寄町の大きな財産であります。足寄町の面積、今日本一にはなってませんけれども、まだ町村では日本一なのですけれども、その面積の中、83%から4%ぐらいの面積が森林であるということで、まさに基幹産業農業と林業だといってずっと来てますけれども、昔からやっぱりそういう森林資源の豊富な町であって、森林で林業だとかそういったもので生計を立ててきた人たちもたくさんいらっしゃったということであります。昭和30年代ぐらいから、外材に押されてだんだん林業がしぼんできたというか、非常に経営的には苦しくなってきたというようなことで、木工所だとかそういったものも少しずつ少なくなってきて、今は本当に足寄町の中に木工所といえば2つぐらいですかね、というような状況になってきていますが、しかしながら、林業そのものはやっぱりそういう資源がそのまま残っているわけですから、これはやっぱりきちんと生かしていかなければならないというように考えているところであります。安久津町長の時代から50年循環の林業経営というようなことをずっと言われて、そういったことを引き継ぎながらやってきているところであります。カラマツだとか伐期が50年ぐらいで来るといったことで、植えて育てて切って使ってまた植えると、この循環をきちんとやっていくということが必要になってきます。そして、このことにはやっぱり林業労働者の方たちが絶対に必要になってきます。少しずつ機械化にはなってきますけれども、まだまだマンパワーというか、人の力でやらなければならない仕事というのはすごく多くあるのかなということで、人材が非常に大事になってくるということであります。ですから、今だんだん人手不足だとかということが言われていますけれども、この林業を続けていくためには林業を担っていただく、働いていただく、そういう人たちが必要になってきます。ですから、そういう人たちをやっぱり育てていかなければならないということになってくるのかなと思っています。いろいろお話もありましたけれども、森林譲与税の関係ですけれども、昨年は4,100万円、今年は5,400万円と。この制度が完成するともう少し足寄町に森林譲与税が入ってくる金額大きくなってくると思います。そういったことも含めて、もっともっと民有林、民有林といっても私有林に、うちの町の森林譲与税の使用目的というのをきちんと基本方針というのをつくってやっていますけれども、その中にもきちんと書いてありますけれども、私有林のために使うのだよということを書いてあります。そういったことで、私有林を育成していくために、私有林を守っていくために、そういう森林譲与税を十分に活用しながらやっていかなければならないと考えているところであります。その中で、人材をどうしていくのかと。先ほど基金のお話もありましたけれども、基金の使い道にもその人材育成というのは書かれておりますし、それから、譲与税のほうにもそのことが書かれていますから、そういった財源を、基金はすぐ使わなくてもいいといえばいいわけで、譲与税の使い方の中でそういうこともできるのかなというように考えているところでありますので、今後もそういった使い道を十分検討しながら林業をまさに50年サイクルで動かしていけるような、そういった取組をしていかなければならないのかなというように思っています。そのために森林組合ですとか、それから事業者さん、まだ足寄にはやめられた事業者さんも今年ちょっとありましたけれども、まだまだほかの町から比べれば多くの事業者さんもいらっしゃいますので、そういった方たちと十分協議をしながら、まさに足寄町林業の町だよということをきちんと言っていけるような、そういったまちづくりをしていかなければならないと考えているところであります。以上でございます。よろしくお願いいたします。(「これで質問を終わりたいと思います」と呼ぶ者あり)

出典:足寄町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる