みんなの議会

足寄町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月12日

プレミアムフライデー

2017年3月12日、足寄町議会の一般質問で、熊澤芳潔議員が「プレミアムフライデー」について質問し、町長 安久津勝彦、総務課長 大野雅司が答弁しました。

質問者
熊澤芳潔 議員
答弁者
町長 安久津勝彦、総務課長 大野雅司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 熊澤芳潔

それでは、議長にお許しをいただきましたので、通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。質問事項でございますけれども、プレミアムフライデーについて。内容でございますけれども、各自治体を取り巻く環境は人口減少等により、先行き不透明な中で、足寄町はまち・ひと・しごと総合戦略に基づき各種事業を進めています。プレミアムフライデーとは、日本国政府と経済界が提唱推進する毎月末金曜日(フライデー)に普段よりもプレミアムな生活を推奨する個人消費喚起キャンペーンで、午後3時(15時)に仕事を終えることを奨励している。働き方改革とも連携、給与支給日直後に該当しやすい月末金曜日には夕方の買い物や旅行などに充てることを推奨し、2017年(平成29年)2月24日より実施された。一つ、足寄町の実施状況はどのようになっているのか。二つ、町内関係団体、一般企業への推進をどのように考えているのか。三つ、働き方改革の骨子に示されている以下項目の推進について、どのように考えているのか。骨子①業務の無理、無駄をなくす。②残業時間の削減、③有給休暇取得率の向上、④特別休暇の付与について。以上、お聞きいたします。

答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)

熊澤議員のプレミアムフライデーについての一般質問にお答えをいたします。1点目の足寄町の実施状況につきましては、町で行っている業務は住民サービスに密接にかかわるもので、役場を閉庁にするということにはならず、また、職員が一斉に休暇をとるということになりますと業務に支障が生じることとなりますので、プレミアムフライデーに当たって特に何かするということは行っておりません。なお、一般企業等の実施状況については、把握をしておりません。2点目の町内関係団体、一般企業への推進につきましては、国の取り組みにおいて、特段、市町村にその役割を求めていないことから、取り組みは考えておりません。次に、3点目の働き方改革の推進項目についてでございますが、町職員の働き方について申し上げますと、一つ目の業務の無理・無駄をなくすということにつきましては、この後の時間外勤務の削減、有給休暇取得率の向上にもつながることで、極めて大事なことだと考えておるところでございます。二つ目の残業時間の削減につきましては、時間外勤務の増加は人件費の増高につながるとともに、職員の健康面にも悪影響となることから、必要なことと考えております。三つ目の有給休暇取得率の向上につきましては、家庭生活の充実、仕事と生活の調和、いわゆるワークライフバランスの実現のために必要なことだと考えております。四つ目の特別休暇の付与につきましては、かねてから総務省から特別休暇の運用については適正に取り扱うよう要請されているところで、適正にとは、この場合は国家公務員準拠ということで、現在は国家公務員と同等の特別休暇の運用を行っており、これを超える休暇の創設、運用などは難しいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、熊澤議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 1番 熊澤芳潔

プレミアムフライデーにつきましては考えていないということでございますけれども。私、今回の趣旨は、質問の内容にありましたとおり、国はそれぞれ地方創生、地方分権、一億総活躍社会、ふるさと創生と経済の成長に力を入れているわけでございますけれども、しかしながら、地方は人口減少に歯どめがかからず、経済は疲弊しかねないわけでございますけれども、さらに追い打ちをかけまして、昨年は基幹産業の災害の影響もあり、ことしは特に商店街の影響は計り知れないものがあるのではないかと思ってございます。ということから、このプレミアムフライデーを通しまして町の活性化の、また商店街の活性化の基軸に町民全体参加のキャンペーンにすべきではないかというようなことから一般質問をさせていただいたのですけれども。ちなみに、新聞では、日本国の安倍晋三首相も月末の金曜日の仕事を早めに切り上げまして、余暇に充てるプレミアムフライデーのスタートを受けて、座禅だとか音楽鑑賞を楽しんだと報道されました。また、企業によっては、3,500円の商品券を出して進めているということも聞きました。そのほかにも、家族のサービスだとか、それから若者は明るいうちから飲みに繰り出した、それから家族全員で食事に行ったなど報道されました。こういった中で、ことしは特に災害の後だけに、商店街の活性化、消費拡大のためにもイベントとして推奨すべきではないかというふうに考えておりますけれども、町長のお考えをお聞かせ願います。

答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)

お答えをいたします。そもそもこのプレミアムフライデー、実は私も事前には承知しておりませんでした。テレビでそういう報道がされて、え、そんな取り組みをしているのと、正直言ってその程度の感覚でありました。私の私見を申し上げさせていただきますと、このことが足寄町に限らず地方の自治体において、このことがどうなのかと考えたときには、私はちょっと意図するところは余り理解できない、余りにもちょっとかけ離れすぎているのではないのかなと、そんな思いをしています。先ほど、答弁の中でも町の職員を中心にちょっと御答弁をさせていただきましたけれども、これ3時に閉めるなんてそんな状況にあるのかというと、決してそんな状況になっていないというふうに思っています。もっと言えば、町民の皆さん方から御理解いただけるのかというと、これはそんなことにはならないだろうと私は思っております。ですから、国あるいは経済団体がどういう視点で、ゆとりを持って生活をしよう、それが個人消費の拡大にもつながるだろうと、そういう意図だろうということはわかるのですけれども、では足寄の地域においてそのことがすとんと当てはまるのかというと、私はそんなことにはなっていないのだろうというふうに思っております。今現在、週休二日制ということで我々公務員、これは公務員といわれるところは大体週休二日になっていますけれども、では、民間の会社さんでそういう状況にあるのかというと、なかなかそこまでいけないという企業もたくさんあるのだろうというふうに思っております。ですから、これはもう全体の町の中の経済のことも含めていきますと、これはよほど慎重にやっていかないと、これは国がやっているからでは我が町でもということには正直言ってならないことだなというふうに思っているということでございます。以上でございます。

質問 1番 熊澤芳潔

町長の言う内容につきましてはわかります。ただ、やっぱり私、この今回の趣旨については一生懸命働いて、そしてライフワークといいます、要するに、家族サービスもいろいろやりながらこういった事業に町の職員の方も参加をしていくということが必要ではないのかなと、やっておられるとは思いますけれども、そういった趣旨のことで今回質問させてもらいましたけれども。別な角度から見ますと、同じ消費行動、動向なり消費喚起についてお話ししますと、これ私それでは町全体の商店街の動きがどうなのかなということでは見させてもらって、商工会のアンケート調査を見させていただきました。そういった中では、ちょっと時間がかかりますけれども、足寄町の全世帯における消費額は合計で36億円だそうでございます。このうち、町内で消費されるのが21億円ですよと、町外で消費されるのが15億円ですということで、まだまだ町内の消費喚起が必要な金額もありますし、消費拡大の余地があるということでございますし。それから、消費されない理由の中で足寄町内での買い物の頻度は週に1回以上の人は9割弱ですよと、町内での買い物に不便を感じている人が7割もいますよとか、それから具体的な不便な点は、第1位が欲しいものが手に入らないが7割強ですよと。また、足寄町の商業活性化に必要なこととしては、第1位が品ぞろえの増加、第2位が手ごろな価格設定、第3位が品量の品質の改善と。それとまた、購買地別にしますと、足寄、帯広、その他ということで、これアンケート調査の内容でございますので、町市街地以外の方は帯広・その他の消費が6割ですよと、また市街地の方は5割が町外ですよというようなことがなっていますので、そういった意味では、何らかの形でやはり皆さん町民全体の皆さんで町内の消費を考えていかなければならないだろうなということの中で、こういったイベントを商工会もやっています。スタンプラリーだとか、それからお酒何とかという形で、ちょっとあったのですけれども、そういったものもやっていますし。やっぱりあらゆるそういった行事には参加していこうという機運を行政もつくっていかなければならないのではないのかなということから、今回はこのプレミアムフライデーを中心にちょっとお話させていただきました。このことについて、町長どうですか。

答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)

商工会の会長さんともいろいろなお話をする機会があるのですけれども、実は私もまちの中の経済を考えたときに、やっぱり一番きついのは私は商店街だろうというふうに思っています。会長さんともお話をしています。何が一番つらいのといいますと、一般の生鮮食料品、3度のご飯食べていくと、これは間違いなく町内で皆さん買い物もしているし、たまに行ったときにはついでに買ってくるということもあるかもしれませんけれども、これは圧倒的にそうだというふうに思うのです。ただ、ほかのもの、着るもの含めて、耐久消費財を含めて、これは先ほど熊澤議員もおっしゃっておられましたけれども、品ぞろえの問題、価格の問題、太刀打ちできないのですよ、これ正直言って。ましてや、今の若い人たち、この時代、驚くことに本当にこれであれば商品も二日くらいで届いてしまうのです。今、それこそどんな小さなものでも届く。今この運送業者がちょっといろいろ問題があるということで、ちょっとまた別な問題が出ているようでありますけれども。そのことは別にしまして、正直言って商業の振興をどうやっていくのかというのは、これは本当に我が町にとっても大きな課題だなと、そういう認識は持っているところであります。中には、みずからネットで商売をしているという方も出てきているというお話も聞いております。地域おこし協力隊の関係でいきますと、これも先日、会長ともお話ししたのですけれども、そういった新たな事業展開といいますか、ものを売っていく、これぜひいい人材をもっといえば商工会見つけられないかと、見つけて見つかったということであれば、協力隊ということで3年間抱えられるわけですから、地元の商店街の振興のために活躍してくれと、こんなこともちょっと検討していきましょうということでお話をしたところであります。ですから、そういった現状の課題あるいは今後どうしていくのかということと、このプレミアムフライデーとは、私はちょっとつながらないなと、そんな認識を持っているということでございます。以上でございます。

質問 1番 熊澤芳潔

今、町長の言うように、確かにプレミアムフライデーを捉えてばかり考えると、確かに町長の言うように結びつかないなということはわかります。ただ、そうも言いながらもやはり現実には、今町長が言うように、商店街の活性化大変だねと、しかも昨年の冷害によって、特に飲食店なんかはもうこれ大変なのかなという気がいたしますので、こういったプレミアムフライデーを通して一人でも多くの町民がことし1年でもこのフライデーを通しながら行くことが必要なのかなということでは思いながらもきょうは質問をさせていただきました。それから、3番目の働き方改革につきましては、詳しく答弁をいただきましたので、わかりました。ただ、私は言いたいのは、要するに、このプレミアムフライデーと捉えてしまいますけれども、そういったことも含めて働き方改革をしながらやっぱり職員の皆さんも言葉的には英語でちょっと私もあれなのですけれども、ワークライフバランスですか、そういった実現を通しながら余裕といったら余裕なのですが、一生懸命働いて一生懸命遊び、一生懸命家族を見ながら、介護もしながらということで、ワークライフバランスといったこともやはり必要ではないかということの中に、今のこのプレミアムフライデーも関連しますよということで書かれていたものですから、そういった意味では全く関係はないではないのかなという気がいたしますので、その点について、もう1点、ちょっと町長からお伺いいたします。

答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)

職員のことに限っていきますと、実は、私が平成15年の5月に首長に就任しました。そのときと、この間14年間首長の職に就いているわけでありますけれども、正職員は約50名減らしてしまいました。また、一方で、時間外勤務を金額ベースでいきますと、就任した当時はたしか正確な数字はちょっと違うかもしれませんけれども、時間外手当だけで1億二、三千万円あったというふうに思います。これ実は、これやっぱり職員の健康問題も含めてあるよということも含めて、できるだけ仕事をするなということにはなりませんから、仕事をこなしていただいて、そしてできるだけ振りかえで休んでくださいと、そんなことも徹底させていただいて、ちょっと直近の去年の実績はまだちょっとつかまえておりませんけれども、途中経過では、私の記憶では6,000万円から7,000万円ぐらい、約50パーぐらい削減してきたなと、そんな思いをしているところでございます。そういう中にあって、今現在も時間外、やっぱりそのセクションによっては時期的な問題含めてまだまだ多いというところもあります。今現在、週に1日だけはノー残業デーということも含めて、もうきょうは勤務時間が終わったらすぐ帰ろうということでやってはいるのですけれども、しかし、どうしても今の仕事のやり方含めて、今この時代、ネットの時代、私が職員時代というのは、ともかく例えば北海道からいつまでにこの書類を出しなさいと、報告期限というのがあったのです、ある程度。これが変わってきたというのが、ファックスができました。ファックスで流れてきたのです。このときはまだよかったです。今もうこの時代です。時間なくて申しわけないけれども、あしたの何時までにと。これがもうそこらじゅうの職場で出ているということです。ですから、何としてもその限られた時間の中でこなさなければならない仕事もたくさん出てきているということであります。どうしてもやっぱり仕事がずっと続いて、先ほど、振りかえで休めということも言っていますけれども、振りかえで休むことも一定期間は難しいという職場も実は出てきているのです。では、それだけ時間外あるのでは人ふやせばいいではないかという、こういうこともあるのですけれども、仕事の中身によっては分担できることと分担できないことってあるのです。もう今。そういう難しさが出てきまして、なかなか頭を悩ませているのですけれども。いずれにしても、議員がおっしゃられるとおり、健康の問題もありますし、やっぱりゆとりを持って平穏な一般的な家庭生活が送れないと、これが健康問題を含めていろいろな問題があれば、当然仕事にも支障が出てくる、これはしいて言えば町民サービス、住民サービスに対しての仕事のサービスの提供にも影響があるということですから、これは心してこれからも常にこれは繰り返し繰り返し検証をしながら職員の中で意識統一をしながらしっかりとした住民サービスの提供ができるような組織に引き続きなっていくように努力をしてまいりますので、御理解いただきたいというふうに思います。以上でございます。

質問 1番 熊澤芳潔

そのように一生懸命働きながらしていっていただきたいというふうに思います。それで、最後にちょっと時間もありますので、先ほどの③の働き方改革の骨子の中に、もしわかれば、残業時間の削減、これもいつも議会の中ではいろいろ過去にもありました。最近の残業時間の削減の関係で、では実績がどうなったか、また有給休暇の取得率につきましてはどうなのか、これらについて数字があれば教えていただきたいと思います。

答弁 総務課長 大野雅司(総務課長は2019年3月まで)

お答えいたします。まず、時間外の部分でございますけれども、町長先ほど答弁させていただいたように、約50パーセント近くの金額に一度削減できたのですけれども、その後、残念ながら少し伸びを見せております。というところで、平成28年度は本年度でございますので、集計がございません。26から27にかけての時間数で申しますと、2パーセント伸びて増加してしまいました。なお、この時間外時間数につきましては、毎月々の課長職の集まる会議で前年度と各室単位で比較いたしまして、どこの室が多い、伸びているのでちょっと内容を把握してちゃんと指導なり業務改善なりいろいろ指示していかなければならないねということで、毎月々申し合わせをして削減の働きかけをしているところでございます。それと、有給休暇の取得率でございますが、これも27年度の数字でございますが、役場全体で12.13日です。というのは、労働基準法上、公務員も適用になりますが、1年間20日間の付与でございます。これに対して、12.13日の取得でございます。ちなみに、10年ほど前の数字でございますが、全国の公務員平均でまいりますと、11%ほどが全国の公務員平均でございました。以上でございます。

質問 1番 熊澤芳潔

大体時間ちょっとおくれますけれども、いずれにしましても、先ほど来、私の趣旨につきましては、そういったプレミアムフライデーについてということでございますけれども、1年間ことし非常に厳しいものがあるのかなという気がいたしますので、何らかの形でやはりいろいろな御意見をいただきながら行政で反映させていただければありがたいなということでございますので、よろしくお願いいたします。終わります。

出典:足寄町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月12日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる