湧別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日
新庁舎の建設について
2024年6月18日、湧別町議会の一般質問で、酒井純一議員議員が「新庁舎の建設について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 酒井純一議員 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 酒井純一
私のほうからは、新庁舎の建設についてご質問させていただきます。新庁舎建設については、多くの町民が注目している問題でございます。その中には、現上湧別庁舎の活用についても議論をされているようでございます。私が考えるには現庁舎は昭和62年に竣工された施設であり、耐震補強工事を行っていても建物の寿命そのものを延ばすものでもありませんですし、利用できる期間は長くはないわけでございます。また、施設も老朽化し、維持管理費用の増加が見込まれますし、高齢化が進む現代においては、高齢の方や障害のある方にとっては利用しにくいという問題を抱えていることになります。正直私は、基本構想案が提示されたとき、将来にわたって持続可能な町を維持するためには集約型の町への移行が必要であり、それも日常生活に必要な施設を有するTOM周辺に役場庁舎ができることが将来的に湧別町が持続可能な町として残ると考えておりましたし、現在もその考えに気持ちは十分と残っております。ただ、その気持ちを固執し続け結論を長引かせることよりも、新庁舎建設に係る町の負担を有利な合併推進債を利用することで、少しでも事業費が抑えることができる今だとも思いますが、今後発生が懸念される災害に対応できる耐震性を備えた庁舎を基本構想案で示された場所において早急に建設すべきと考えます。しかし、昨年9月の調査特別委員会の中で刈田町長は、否決された場合、これから代案を考えると合併推進債の発行期限に間に合わない、現在の上湧別庁舎に残るしかないという見解を示されておりましたが、私は集約化検討委員会においての答申どおり、庁舎の集約化は中湧別地区においてぜひ実現をしていただきたい、そういう思いであります。そこで、質問でございますが、基本計画素案で示されました総事業費が多額にあり、今後の人口減少を考えたとき、あるいはこれからの人たちの税負担が重くのしかからない程度の庁舎計画とすべきと思いますけれども、いま一度再考願えないものか、町長にお伺いいたします。以上です。
答弁 町長
酒井議員の新庁舎の建設についてのご質問にお答えいたします。私が町長に就任した後、令和4年度より取り組んでまいりました合併からの懸案であります庁舎の集約化に係る新庁舎の建設についてであります。議員同様に私もTOM周辺に庁舎機能を一体的に整備できる町有地があるならば、そのような提案になっていたのかもしれません。しかし、現状ではその条件に合う用地もない状況であります。議員がTOM周辺を強く熱望するのは、やはり中湧別市街地の活性化、この思いからではないかと拝察するところであります。先ほど加藤議員への答弁にありますように、TOM周辺、元の中湧別駅跡周辺は中湧別市街地の1等地であります。私としましても、庁舎建設による活性化策ではなく、ほかにもっと違った形の活性化策が必要でないかと考えており、現在商工会と協議を進めているところであり、近いうちにお示しをしたいと考えております。議員が懸念しております上湧別庁舎を継続利用することについてですが、確かにまだ使える期間はあろうかと思いますが、10年後から二十数年後には庁舎建て替えの議論がまた必要になってくるものと考えているところでございます。基本構想を検討していただいた検討委員会でも同様の議論となり、改修よりは事業費はかかるものの、30年先を見据えたまちづくりを考えたとき、使える財源があるならば地理的に本町の中心に位置する中湧別地区に庁舎を新築、整備すべきと答申されたものであります。町としまして、この答申を重く受け止め、現在の新庁舎建設基本計画の策定に至ったところであります。この計画を進めるに当たり、議員が心配される事業費についてでありますが、庁舎整備のほか、中湧別小学校の有効活用を図るための校舎改修費用が合算された事業費となっておりますが、今後の基本計画、実施設計の中で事業費の削減に向け詳細に検討を進めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上、酒井議員への回答とさせていただきます。
質問 酒井純一
先ほど加藤議員が様々な質問をなされておりましたので、私簡潔に質問したいと思っております。今いろんな議論が続出しておりまして、多分町長も町民への説明会あるいは議会の説明とかいろいろ大変な感じがあるのはよく分かりますが、ところで議論というものは様々もちろんあるわけですが、そのいろいろ協議事項に関しまして、先ほど加藤議員も質問の中で言っておりますけれども、町長自身はこの庁舎問題について、真剣に、本当に十分に今現在協議をしているというふうにお思いですか、お聞きします。
答弁 町長
酒井議員のご質問にお答えさせていただきます。新庁舎の問題につきましては、現在の分庁舎方式に変わった時点において合併10年後をめどに庁舎の集約化を行い、本庁舎・支所方式に移行していきたいというような方向から現在に来ているところでございます。その内容について、いろいろコロナ等の期間もありまして、なかなか町民と協議できないという状況があったところでございますけれども、令和4年3月議会において検討委員会の設置をしていただきまして、その時点から庁舎の集約化に係る検討をさせていただいたということでございます。その部分については、その間いろいろな一般質問、またはまちづくり懇談会等々で庁舎を集約すべきだろうという部分だとか、その財源があるうちに進めなさいとか、いろいろなご意見がございました。場所についてはいろいろ、現庁舎を活用した中でやる、TOM周辺がいいのでないかというようなご意見がありまして、いろいろ進めてきているわけでございます。町としましては、町の規範条例であります自治基本条例に基づいて検討委員会を設置して説明会を行い、さらにはパブリックコメントも実施してございますし、さらには町民懇談会においてもそれらの庁舎に係る部分の説明を、資料をもって説明をさせていただいてきてございます。それが基本構想の時点での説明会、さらには今回基本計画における説明会ということで進めてきてございます。町の中でできる部分については進めてきているというふうに考えてございまして、その中においてまだご理解いただけない部分、いろいろな考え方がございますので、全ての方が賛成ということにはなかなかならない部分があるのだというふうに思ってございますけれども、その手続の中でその方法において町の定めの中に従いながら今現在進めてきている状況でございますので、その辺ご理解をいただいて、この庁舎問題についてはもう合併してから15年経過してございます。これがいつまで続くかという部分でございます。今いろいろな問題、両町の合併以後、いろいろ一本化するものもずっと進めてきてございます。現在特別養護老人ホームの法人も一つに今統合されるような状況になってございます。これが合併後において15年経過して、この問題を解決する、進めていくのが我々の使命だというふうに考えてございます。新たな場所において若い人たちが新しい湧別町をつくっていくためにも、これらの問題を今解決して進めていきたいという思いで今進めていることでございますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。
再質問 酒井純一
再質問させていただきたいと思います。今月の広報に載っておりましたけれども、庁舎の基本計画、その中で特に合併推進債が約24億円ぐらいというふうになっております。これは、借金みたいな感じのものですが、現時点の話ですけれども、この社会情勢によってはいろいろ、例えば建築資材が高騰してきたリとか、いろいろなことがもちろん起きてくるわけでありますけれども、いろいろ費用等含めて、それをもう少しぎゅっと凝縮したような中でコンパクトな庁舎を造って、そして町民が安心できるような、ほっとするような、そういうような考え方というのは、これは町長、おありですか。それとも、別にそんなことは考えていないということでしょうか。といいますのは、北見市の辻市長が言うには、今北見のほうはいろんな面で財源が大変だと。その中に合併推進債の返済が入ってきたと。あそこは、端野と留辺蘂の合併で費用も非常に大きいものがありますけれども、私が心配しているのはそういう借金が若い人にまで後々ずっと残るようだったら、この町もなくなるかもしれないようなところまで続くのかなと、そういう心配もあるものですから、できるだけ凝縮されたコンパクトな庁舎を造って、そして費用のかからない、そういうコンパクトな庁舎をこれから検討するというふうな考えはございませんか。
答弁 町長
今回の新庁舎の基本計画にのせてございます財源の部分でございます。庁舎の建設の考え方としては、今酒井議員言われるとおりコンパクトなものにさせていただきたいということは常々進めてございますけれども、国が定めるような基準からいくと大分コンパクトにしているというつもりでございます。今回新たに新庁舎の建設と中湧別小学校の再活用を考えてございまして、その部分が14億円というふうになってございます。新庁舎だけでいきますと30億円でございます。今の現状の世間の情勢でいきますと、資材等々、建設費等々非常に高騰してきているというような状況でございますので、その部分については具体的な設計をしていかなければ最終的な金額が出てこないと思いますけれども、その部分については当然お金をかけない中で実施していきたいというふうに考えてございますので、そこら辺についてはこれから詳細になっていくところについては極力経費を落としていきたいというふうに考えてございます。今回進めさせていただいている部分については、庁舎が30億円と、中湧別小学校の改修の部分、当然中湧別小学校は廃校になります。その部分、何かに活用していかなければならないというのも含めて、併せて今進めると一緒に合併推進債も借りれるというふうに考えてございますので、そこら辺を含めて計画とさせていただいてございます。また、財源でございます。合併推進債、過疎債、または緊急防災債とか、いろいろな部分を活用した中で進めてございます。報道等で北見市の財源ですね、いろいろ市としての財源不足に陥るような話も出てきてございますけれども、現在湧別町でシミュレーションしている部分については、今44億円で約20億円が交付税等々で返還される部分でございますので、残り24億円を25年から30年の間に返還していくということであれば、毎年1億円の償還というようなことになっていくと考えてございます。現在の湧別町の財政状況、または毎年の財政の状況等々を含めますと、十分に償還していける部分でございますので、今進めております一般の施策等々に影響を与えるものではないというふうなことで考えてございますので、その辺はご理解いただければなと思ってございます。