みんなの議会

豊浦町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月20日

ライドシェアの考え方について

2023年9月20日、豊浦町議会の一般質問で、小川晃司議員が「ライドシェアの考え方について」質問し、町長 村井洋一、政策財政課主幹 武田貴博が答えました。

聞いた人
小川晃司 議員
答えた人
町長 村井洋一、政策財政課主幹 武田貴博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 小川晃司

次に、2番目は、ライドシェアという考え方についてでございます。最近、政治家の方々は、地域の交通形態の在り方の一つのライドシェアの活用拡大に意欲を見せておられます。町民の方から、これからはこんな方法で考えていくのがいいのではないかというお話をいただき、今回、質問をさせていただきました。この地域にもタクシー業者さんがいるのは重々承知しておりますが、あえて質問させていただきます。ライドシェアにはいろいろメリット、デメリット、賛成、反対がありますが、今後、規制緩和が進んだときに、豊浦町として、地域住民の交通手段として検討、取組が行われるのか、お聞きいたします。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

2番目のライドシェアの考え方についてお答えします。ライドシェアについてですが、ライドシェアとは、一般の個人が自ら所有する自動車に希望する人を乗せて移動サービスを提供し、その対価を受け取るものでございまして、自分の車に人を乗せてもよいという方と、目的地まで乗せてくれる人を探したいという方を一致させ、報酬の決済を行う仕組みづくりまでを含めた体系づくりとして認識してございます。日本におきましては、福祉などの決められた目的以外で、移動にかかる費用以上の金額の請求は道路運送法により認められておりません。しかしながら、諸外国におきましては、法による規制がないことから普及が進んでおり、日本におきましても地方や観光地におけるタクシードライバーの担い手が不足しているという現状から、ライドシェアの実施に向けた制度の改正を検討する動きが出始めております。一方で、ライドシェアには、タクシー事業者の雇用が失われるおそれがあることや、二種免許取得者ではない一般の方が運転する車で旅客運送をすることの安全性の確保、これらの課題もあるとして、慎重な議論が必要であると言われております。町といたしましては、今後、国におけるライドシェアに関する検討や議論の動向を注視し、研究してまいります。

議員の質問 3番 小川晃司

繰り返しになるのですけれども、勘違いしないでほしいのであえて言いますが、私は、ライドシェアを行うことによって事業者の雇用を失わせるために質問しているわけではないので、そこのところを勘違いしないでいただきたいと思います。今回、この質問をさせてもらったのは、ある町民の方から、マスコミ等で総理経験者あるいは現職大臣などが次々とこういうことを言っているぞと、私のところに来て話されました。豊浦でもこういうことを考えたほうがいいのではないかということで、今回、質問をさせていただいたのですが、もちろん、豊浦町では、町営バスやコミュニティバスなどを運行されていて、地域の高齢者の方が利用しやすいように、公共交通機関の充実を図られているのは重々知っておりますけれども、これは洞爺湖町の人が私に話をされたのですが、洞爺湖町では夜にタクシーがなくて、飲食店の人たちが本当に困っているのだと言ったのです。最初は意味が分からなかったのですが、夜に飲食をして帰ろうと思っても、タクシーが実際にないので、このことを含めて役場にお願いに行かなければならないという状況があるようです。もちろん、豊浦町は、立派な事業者さんがいて、たくさんの運転手さんを抱えているので、運転手さんの話によると、夜9時ぐらいまでは豊浦の事業所はやっていると言っておられたので、まだ洞爺湖町よりはいいのかなと思っております。豊浦町も、ライドシェアについて少し考えていかれたほうがいいのではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

ライドシェアは、今、議員がおっしゃいましたけれども、駅のタクシー乗り場にタクシーがいないという声もあると聞いてございます。あわせて、今、コロナ禍が終わって、インバウンドの方が相当増えてきているということで、観光客向けにタクシーが使われて、その分、町民の日常の足に非常に影響が出ており、使いたくてもいないという状況が続いています。また、法人、個人両タクシーの運転手の数ですが、2019年に約30万人いたのが、2年後の2021年には25万人程度に減ってしまった、2年で5万人も減っているということで、ライドシェアの考え方がますます強くなってきているということでございます。現在は、ご存じのとおり、いわゆる白タクということで、違反となっておりますけれども、法改正になれば、そういう動きを見ながら、町としてもこのライドシェアということを、当然、考えていかなければいけないと思っております。

議員の質問 3番 小川晃司

ありがとうございます。答弁書の中で、日本におきましては、福祉などの決められた目的と書かれているのですけれども、これは豊浦町で言う通院移送サービスのことと考えてよろしいのですか。

町の答え 政策財政課主幹 武田貴博

小川議員がおっしゃるとおり、やまびこで行っています移送サービス、有償福祉運送が正式名称ですけれども、こちらが該当するものとなっています。

議員の質問 3番 小川晃司

そういう実績があるのであれば、さきの質問にありました令和6年度から着手する豊浦町地域公共交通計画の策定の中に、ライドシェアという文言も検討材料に入れて議論していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 政策財政課主幹 武田貴博

実は、今、諸外国で実際に運用されていますライドシェアは、いわゆる白タク行為といいますか、運行に関わる費用に利益を上乗せしたものとなっておりまして、日本では、運行にかかる費用を運転する人と乗る人が折半するということであれば認められているという状況でございまして、こちらに取り組んでいる自治体もございますが、こちらの形態が豊浦町にマッチするかどうかは、来年度以降の地域公共交通計画の中で検討してまいりたいと思います。

議員の質問 3番 小川晃司

ありがとうございます。以上で、質問を終了いたします。

出典:豊浦町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月20日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる