豊浦町議会 令和7年定例会9月会議 2025年9月17日
行政連携ポイントについて
2025年9月17日、豊浦町議会の一般質問で、小川晃司議員が「行政連携ポイントについて」質問し、町長 杉谷佳昭、水産商工観光課長 長谷部晋が答えました。
- 聞いた人
- 小川晃司 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭、水産商工観光課長 長谷部晋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 小川晃司
2点目は、行政連携ポイントについてお伺いいたします。町長は、今年度より行政連携ポイント付与を一部終了されましたが、町民の方から、とても残念でならないという声をたくさんお聞きしております。次年度、ぜひ再開をしていただきたいというお願いでございます。ポイント事業は、経産省の補助事業で採択された事業でもあり、まちなか活性化事業で取り組んだ経緯もありますので、いま一度、お考えをお聞きしたいと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
行政連携ポイントについてお答えいたします。平成30年4月1日から運用が開始されました豊浦ポイントカードにつきましては、豊浦町商店街協同組合が補助事業者となりまして豊浦町IC型ポイントカードシステム導入によるまちづくり事業として経済産業省の地域・まちなか商業活性化支援事業費補助金を活用して導入したものでございます。本町の支援といたしましては、設備導入費用の補助に加えまして、町民の保有率及び各種事業への参加率の向上や地域内での消費活動を循環させることを目的に、本町が実施いたします各種事業への参加者等に対しましてポイントを付与する行政連携ポイント付与事業を実施したところでございます。本事業を実施したことによりまして町民のカードの保有率向上に一定の成果が見られた一方で、天然豊浦温泉しおさいの町内利用者還元分を除きました事業につきましては、行政連携ポイントを付与することで各種事業への参加率が向上しないため廃止したというようなものでございますので、行政連携ポイントを再開するということは、今のところは考えておりません。
議員の質問 2番 小川晃司
答弁書の中で、きっぱり再開する考えはないと言い切っておられるのですけれども、その言葉ではなくて、最初からこの取組をもう一度見直していただきたいと思いますので、お話しさせていただきます。また、お願いをしたほうがいいのかなとも思いますので、質問も含めて行います。最初に、ここに書かれている行政ポイントの金額として、豊浦町は何百万円の補助をしていたのですか。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
設備の導入費用でございますけれども、224万6,000円となっております。
議員の質問 2番 小川晃司
当初、確かに200万円ほどの補正予算をつけていただいてやったのは分かるのですけれども、それ以降、毎年、ポイント額として何百万円、町の予算から支出していたのか、ポイント金額だけで結構ですので、しおさいの分は引いてお答え願いたいと思います。
町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋
令和5年度では約24万5,000円、令和6年度では15万5,000円となっております。
議員の質問 2番 小川晃司
僅か24万円、15万円、町にとっては大きい金額かもしれないけれども、カードのポイントをためることを楽しみしておられる町民にとっては、物すごく大きい金額なのです。24万円、15万円それぞれ発行しなくなる、24万円、15万円以外に無駄なことは役場では見当たらないですか。無駄という言い方は間違っているかもしれないけれども、考えたほうがいいなという金額が24万円、15万円以上に何かないですか。
町の答え 町長 杉谷佳昭
行政ポイントの部分につきましては、先ほど答弁したとおり、当初につきましては、カードの普及率というような部分も含めて行政ポイントということで、例えば、健診を申し込んだ方については30ポイントとか50ポイントとか、高齢者大学に参加するのであれば、そこも金額的には少ないということでポイントを付与したことがあります。それも、ある程度の年数がたって普及率も70%程度という状況にもなっていますので、金額については、議員がおっしゃられたとおり、二十何万円から十数万円ということで、それほどの金額ではないと言われましたけれども、事業としては、ある一定の普及率でスタートしたと思ってございます。今回、事業を廃止したということになってございますので、そういう形でご理解いただけると思います。
議員の質問 2番 小川晃司
今、カードの発行率を上げるために行政ポイントを発行したと答弁されたと思うのですけれども、経済産業局長に町長名で公印を押している支援計画書というものがあるのです。この中には、地域のまちづくり計画との整合性、位置づけについてまず問われていて、その中の答えとしては、消費購買力の流出が続いており、地元の商店街の活力低下を招いていることを現状課題と捉え、商業振興に限らず、福祉、医療、子育て支援、高齢者の生きがいづくりといった大きい意味でのまちづくり全般において、地域住民の様々なニーズと解決すべき課題を町内関係機関が連携することにより実施される本事業の役割は非常に大きいと、町長が公文書で出しているのです。僕が言いたいのは、決して、カードの普及率を上げるために行政ポイントを発行しているのではないということです。大きい意味で役場も行政も絡んでまちづくりをしていきましょうということでこのカード事業を行ったのですけれども、その辺はどう認識されていますか。
町の答え 町長 杉谷佳昭
今、議員がおっしゃられたことは、当初は行政としてもいろいろな事業に町民の方々に参加していただきたいということと、地域内にお金が回るようにということで進めた事業で、カードの普及も併せてということで私は認識しております。ただ、当初、平成30年に補助事業を使って事業を開始しまして、先ほども言いましたように、行政側である一定の成果が上がったのかなと判断させていただきまして、その中で、今年度から廃止という形で進めさせていただいておりますので、議員のおっしゃることも重々分かりますけれども、私どもはそのように判断させていただいたとご理解いただければと思います。
議員の質問 2番 小川晃司
町長の言うことも分かるのですけれども、この答弁書に、行政連携ポイントを付与することで各種事業への参加率が向上しないため廃止したものと書いてあるのです。これは役場中心の考え方で、参加率がどうのこうのと当初は考えていないのです。大きい意味で、行政と一緒に、商業者も含めてまちづくりを考えていきましょうということで、役場に乗っていただいて、補助をつけていただいて、このカード事業は出発しているのだから、当初は役場目線の物の考え方ではないのですよ。その辺を含めて、いま一度、町長は考えを改める気持ちはないですか。
町の答え 町長 杉谷佳昭
何回も同じことを言って申し訳ないのですが、今の時点では、行政目線かもしれませんけれども、効果が全くないわけではありませんが、ある一定のところに達したという判断をさせていただきまして、廃止ということにしておりますので、そこはご理解していただければと思います。
議員の質問 2番 小川晃司
これは、役場と一緒にまちづくりをしていこう、協働でまちづくりをしていこうという考えの下に採択していただいた事業なのです。それなのに、役場側から一方的に、もう発行しない、あとはあなたたち商業者だけでやりなさいという考え方をしていくと、いいまちにならないのではないですか。僕はそう思うのです。行政も知恵を出して、商業者も知恵を出して、一緒にまちづくりをしていくということが本来の姿ではないかと思います。当初はそれが目的で始まった事業ですからね。町長、それはどう思いますか。
町の答え 町長 杉谷佳昭
まちづくりは、基本的に皆さんと一緒にしていかなければならないと理解してございます。ただ、行政ポイントの部分だけでまちづくりが一緒にできないということではないと思っていますので、先ほども言いましたとおり、ある一定の成果が見えたので事業としては廃止しました。逆に言うと、これ以外にまた違うものが何かあるのであれば、それは考えていきたいということは思います。この事業に対しては、効果がないというように判断させていただいたということです。ただ、しおさいについては、今、料金は600円ですけれども、町民の方は町民割で500円となっています。それには、行政連携ポイントを活用してもらっているということがあります。とよPカードについては、皆さん使われている状況ですので、これについては、それなりに消費というか、町内では活用されていると理解しております。逆に言うと、それ以外の何かがあればまた考えていきたいと思っていますけれども、これにつきましては、一定の成果があったということでご理解いただければと思います。
議員の質問 2番 小川晃司
先ほども言ったのですけれども、町民の方は、いきいきサロンに行って何十ポイントいただいて、健康診断に行って何十ポイントいただいて、その小さいポイントを本当に楽しみにしている町民がいるのです。その町民の楽しみを、カードの普及率が上がったからという役場目線の考え方で削っていいのかということです。何百万円もの事業費が出ているのなら、それは考えなければならない点があるかもしれないけれども、僅か15万円、24万円の金額ですよ。町民の方はがっかりするのではないかと思います。ポイントがもらえるから役場の窓口に来て税金を納めるという方も実際にいるのですよ。来年度予算はまだこれからですから、いま一度、ぜひ考え直していただいて、今までやっていただいた連携ポイント全部とは言わないけれども、少しでも町民目線に立って、町民の楽しみを奪うような行政であってはならないのではないと思うのですけれども、町長、どう思いますか。
町の答え 町長 杉谷佳昭
繰り返しになるかもしれませんけれども、一定の成果ということで判断したという部分もあります。今、議員がおっしゃられたように、そういう町民の方もおられるということは承知しております。予算編成はこれから始まりますので、再度、各課のほうで検討してもらいながら、期待に添えるかどうかは分かりませんけれども、今、議員のご意見も伺いましたので、その辺も考えながら検討させていただきます。申し訳ありませんけれども、そういうことでご理解していただければと思います。
議員の質問 2番 小川晃司
僕自身、あまりしつこいのは好きではないのです。でも、このポイントに関しては、しつこく言わせていただきました。今、町長から前向きな答弁、検討するという話がありましたので、ありがたいなと思っています。来年度予算はこれから編成されますので、ひとつよろしくお願いいたします。商業者と一緒になってまちづくりをしていく、スタートの考え方はそこなのですから、商業者を外さないで一緒になってまちづくりをしていくほうがいいと思いますので、ぜひ考え直していただきたいと思います。以上で終わります。