洞爺湖町議会 平成30年9月会議 2018年9月18日
月浦から洞爺市街の区間の新設整備について
2018年9月18日、洞爺湖町議会の一般質問で、大屋治議員が「月浦から洞爺市街の区間の新設整備について」質問し、経済部長 八反田稔、庶務課長 見付敬蔵、農業振興課長 片岸昭弘、経済部参与 鈴木清隆、産業振興課長 佐藤孝之が答弁しました。
- 質問者
- 大屋治 議員
- 答弁者
- 経済部長 八反田稔、庶務課長 見付敬蔵、農業振興課長 片岸昭弘、経済部参与 鈴木清隆、産業振興課長 佐藤孝之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 大屋治
次に、2番目として月浦道道洞爺湖虻田線、月浦から洞爺市街の区間の新設整備についてでございます。今般10月中旬から12月中旬にかけて通行止めで交通安全施設の整備をするとあります。この道路に記憶に新しいところでは、平成23年度には落石によって洞爺湖マラソン並びに住民生活に多大な影響を及ぼした道道であります。この道路は噴火災害時、洞爺湖温泉の宿泊客やホテル従業員、また地域住民の緊急避難道路の確保の観点から、そして観光及び生活路線の安全確保並びに洞爺湖周辺地域の経済の活性化と農業生産部との物流効果、同じく本町地区と洞爺地区の一体性の確保、そして洞爺湖有珠山ジオパークの推進上等々、必要不可欠な路線でありますので、1番目の質問でございます。交通安全の施設の整備だけでバスの対面交通ができますかということでお尋ねしたいと思います。
答弁 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)
道道洞爺虻田線でございます。今議員からお話があったとおり、この道路につきましては住民の通勤通学並びに地域住民に密着した生活路線でもありますし、また洞爺湖周辺の観光ルートとしても大変重要な道路というふうに認識しているところでございます。しかしながら、議員もご承知のとおり、この道路は道路幅員が狭く狭隘で、見通しも悪いことから、大型車の貨物等の通行を規制しているところでもございます。また、路線バスにつきましては中型バスにて運行している状況となっているところでございます。
質問 10番 大屋治
今、経済部長のほうからお話ありましたように、本当に地域にとっては重要な路線なのです。たまたま昨日、洞爺のほうで災害がありまして緊急車両がたまたま230号線を通って洞爺に入るという事態も起きているわけですから、そういった大事な道路ということをさらに認識して、道のほうにも強く要請していただきたいと思います。それで2番目の質問でございますが、答えは大体見えているようなところではありますけれども、連続60ミリの降雨があっても通行できますかということでございます。
答弁 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)
交通規制の関係でございます。この道路はご承知のとおり、北海道が管理している道路でございまして、道路通行規制基準というものがございまして、それに伴って通行の制限をしているというふうに聞いてございます。今、お話がありましたとおり、この路線におきましては雨が降り始めてから累計雨量が60ミリに達した時点で通行止めとなるところでございます。その時点で道のほうから、うちの防災のほうに連絡をいただいている状況となってございます。また、解除につきましては雨がやんだ後、6時間を経過した後に安全確認がされた後から通行止めが解除になるというようなことで、今交通規制がかかっている状態でございます。
質問 10番 大屋治
今、経済部長のほうから私が期待しているとおりの答えが出た中で、確かに連続60ミリということで、それが道のほうから危険路線ということで通行止めができないということで防災のほうに連絡があるということでございますけれども、これも先ほど言ったように大事な路線ですから、多少の雨が降っても、60ミリが少ないのか多いのか実態としてつかめないところがあると思いますけれども、実は21号台風の時には入り口から封鎖したと思います。これはまだ60ミリの雨が降ってない状態で封鎖しているわけですから、たまたま私が洞爺のほうにそういった災害がないのか、道路のそういった決壊がないのかということで、道路の決壊というより倒木や何かの災害がないのかということで見に行こうと思いましたら、既にこの路線は入り口から、230号線から洞爺に入る道道洞爺虻田線の入り口から通行を止めてありました。でも、これについては先ほど言いましたように、しつこい話ですが、たった60ミリくらいの雨で通行止めになるような路線では将来的に地域の住民の人たちも安心して通行ができない路線でありますので、さらにこれらも含めて、道道ですから道のほうに要請するしかしようがないと思いますが、強い要請をお願いしたいと思います。次に、北海道新幹線開業に伴い道外の観光客にとって北海道が、いや洞爺湖がより身近に感じられる時代が訪れていることでございます。函館を起点とした北海道新幹線の札幌延伸や新千歳空港の夜間発着、室蘭港への外国船のフェリーや航路の復活で登別・洞爺広域観光の観点から訪れた人々が満足する提供を求められているわけですけれども、それで3番目の質問でございます。これは道なのですが、早急に新設整備の取り組みをお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)
この路線の改良の整備の必要があるのではないかということかと思います。この道路は、先ほども述べさせていただいたとおり、地域の重要な経済路線でもありますし、また観光道路としても利用が高い道路でございます。このことから、この洞爺湖ぐるっと一周線の整備促進といたしまして、室蘭地方総合開発期成会、それから我々担当会議なのですが社会資本整備推進会議において、この路線の整備促進を要望しているところでございます。しかしながら、ここの道路におきましては、国立公園内の道路として自然公園法の規制がございます。計画を検討する際には、山側は急斜面にて用地がほとんどないこと、それから湖水側には道路がせり出せないという環境省からの指導もございました。そういった経緯もございました。また、トンネル整備による改良計画におきましては、膨大な金額、費用が要することもありますけれども、この路線は先ほども言いましたとおり観光ルートとして多くの観光客に洞爺湖の風光明媚な自然を楽しんでいただける道路という目的もございます。また、狭隘で見通しの悪い路線ではありますが、皆さんそれを利用者が慎重な運転を心がけていただいているということから大きな事故も発生していないという状況もございます。このことから、この路線におきましては、円滑で安心安全な交通確保のために可能な用地については路肩の拡幅、それから防災対策等の早期整備を要望しているものであります。本年におきましても、北海道においてガードケーブルの更新を255メートルほど設置予定をされていると聞いてございます。また、先ほど話がありました降雨による通行規制におきましては、道路整備促進と同様に段階的にでも良いからということで、見直しの要望を強く要望していきたいと考えているところでございます。以上です。
質問 10番 大屋治
これは道道の路線ですから、何を言わんやということでございます。私なり経済部長のほうでいくら何とかしたいと思っても、あくまでも道道ということでございますので、これは道のほうに強く要請しなければならない話でございますけれども、地域振興また洞爺湖町が発展する重要な要の道路でございますので、今後とも真摯に取り組んでいただきたいと思います。では、話は変わります。3番目の特定外来種のアライグマやウチダザリガニについてでございます。ウチダザリガニについて説明いたします。ウチダザリガニは、アメリカ北西原産で1930年代に食糧難対策として摩周湖に持ち込まれ、その後北海道や東北のあちらこちらに持ち出されたと考えられております。河川や湖、すなわち洞爺湖にまで生息が拡大してしまったわけです。このザリガニはあらゆる環境に適応し、魚類やエビ、水生昆虫など、また水草も食べ、大きなものでは18センチ、またそれ以上に成長し洞爺湖にもともといた貝や水草が食べられてしまい、本来の生態系が壊れてしまうのです。貝や水草が食べられると、ワカサギが産卵できなくなるしスジエビも食べられてしまう。ウチダザリガニの捕獲の成果が向上すると、ワカサギ漁が向上したということでございます。このザリガニの捕獲、調査や駆除が始まったのは、洞爺湖温泉地区で平成17年とのことでございます。今まで45万匹近く駆除したとのことですが、浅瀬を伝って財田のほうまで移動するカニでございますが、旭浦の湖岸180メートルの深さをどのように渡って10年足らずで洞爺地区の財田のほうまで移動できたのでしょうか。ヒメマスが産卵しても食べられてしまう、水草も食べられてしまうと、海の磯焼きと同じような状態に洞爺湖岸もなり、そこで産卵していたワカサギやスジエビや水生昆虫が当然いなくなるわけです。また、それを食べに来ていた野鳥類も来なくわけであります。もともといたニホンザリガニやアメリカザリガニまで食べられて、ザリガニペストとなる伝染病を古くから見慣れた古来ザリガニに移し死滅させるということが判明しました。それで、環境省が2006年2月1日、すなわち平成11年、特定外来生物に指定し飼育、保管、運搬、販売、譲渡、輸入、持ち出し禁止と定め、これに違反すると特定外来生物法により、個人の場合、最大3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、法人の場合ですと1億円以下の罰金が科せられるということでございます。2級河川の洞爺湖にワカサギや水生昆虫、ニホンザリガニやスジエビなどを食べに来ていた野鳥が来なくなれば、平成30年度の町政執行方針の地域特性を生かしたまちづくりの自然が売りの洞爺湖はどこに向かったらいいのでしょうか。一番の懸念は、財田が、すなわち2級河川の壮瞥川にウチダザリガニが生息することになると、せっかくそこで産卵したヒメマスの卵が食べられることになり、もっと恐ろしいのは水田の水路に入りウチダザリガニが生息するようになると、あぜに穴をあけ水田に入り、水草が大好物のザリガニは稲の根も食べ、洞爺湖町の銘柄米である財田米の栽培に大打撃を与え取り返しのつかなくなるということでございます。ということで、財田自然体験ハウスや財田キャンプ場湖岸では、洞爺湖の美しい自然を未来に残すためと称し、洞爺湖生物多様性保全協議会が酪農学園大学と提携し、ウチダザリガニの捕獲や調査や駆除に当たっております。このザリガニは11月ごろから一度に500ほど産卵するとのことでございます。酪農学園大学は洞爺湖の中島に300数十頭いた鹿を50頭まで減らすことに成功し、中島は昔の自然豊かな島へと再生しつつあるとのことでございます。プレジャーボートや水上バイクが捕獲、調査や駆除の妨害になってスムーズな作業ができないとのことでございますので、洞爺湖は2級河川です。そこで、2番目の質問です。質問内容が変わってしまいました。ウチダザリガニの調査、捕獲について先に質問させていただきます。ウチダザリガニの調査、捕獲期間中、プレジャーボートや水上バイクの洞爺湖の乗り入れ禁止はできないかということでございます。
答弁 庶務課長 見付敬蔵(庶務課長は2020年3月まで)
洞爺湖町内の洞爺湖での水上バイクの利用につきましては、毎年4月末から10月中旬の期間において、洞爺地区の財田発着場だけの利用としているところでございます。その発着場の運営につきましては、平成8年に旧洞爺村の観光協会、商工会、警察、下台に位置する自治会、漁協及びマリンスポーツの3団体などによる現在も組織されております、洞爺地区湖畔レジャー対策協議会により、長年にわたり利用者及び地域住民の相互理解を得た中でつくられたローカルルールによりまして実施されているところでございます。近年では、レジャー対策協議会が保有する巡視船での監視や、周囲からの通報などによりまして発見しました違反者につきましては、今後一切の乗り入れを禁止する旨の通告を利用者にするなど、強い姿勢で運営をしているところでございます。また、昨年度、財田で生息が確認されました特定外来生物のウチダザリガニに対する対策につきましては、その駆除を実施している洞爺湖生物多様性保全協議会の事務局であります町の産業振興課と、レジャー対策協議会の事務局であります洞爺総合支所庶務課が連携を図りながら、今年度につきましては「入れない、捨てない、広げない」をスローガンとする啓発活動のほか、水上バイクの乗り入れを禁止しております湖岸から300メートル以内の区域での駆除を実施しているところでございます。次年度以降においても、連携を図りながら対策を講じていくことから、現在のところ、水上バイクの乗り入れにつきましては禁止につきましては、現時点で考えていないところでございます。以上です。
質問 10番 大屋治
今、課長のほうから説明がありましたけれども、浅瀬を伝って移動するこのカニが旭浦の湖岸180メートルの深さをどのようにして渡ったということを考えたときに、これは恐ろしいことになっているわけですよね。だから、そういった違反行為をした人については次回から受け入れを拒否しないということでは、もう遅いような気がするわけですけれども、どうぞウチダザリガニの調査期間中、せめてプレジャーボートの動力船については洞爺湖の乗り入れを禁止して、スムーズな捕獲や駆除の調査をできるように考えていただきたいと思います。本当は1番目に質問しなければならないのに、先にこの質問をしてしまいまして、大変混乱したところでございます。おわびします。特定外来生物の、今アライグマやウチダザリガニについてということで、ウチダザリガニを先にお話ししてしまいましたけれども、アライグマの生態について説明いたします。アライグマは尾を含めると大きいのは1メートルほど、重さは20キロぐらいまで成長し、野生の場合、寿命は20年以上あるということでございます。泳ぐことや木登りが得意で運動能力が高く、手足も器用な動物です。他の動物がつくった巣穴で暮らしたり、木の穴、農機具小屋や宿舎、空き家、民家や神社、仏閣の天井裏や軒下で生活しているということでございます。雑食性で木の実や植物はもちろん、貝類や魚も食べます。この質問の前に出てきましたウチダザリガニは、大変好物とのことでございます。ただ、ウチダザリガニが増えるとアライグマも増えるということになりかねないような、非常に恐ろしい状態でございます。それは今のところは目立ったそういった動きはないようでございますけれども。人の生活域においては、乳牛の乳首を噛み切られる被害やスイートコーンや瓜類が食べられ、農業の被害発生、特定外来生物に指定して学術目的以外では輸入や飼育、譲渡することが禁じられています。もし出産に失敗したり、子供が全て死んだ場合には、夏から秋にかけてもう一度妊娠し出産するそうでございます。本来、アライグマはアメリカ、カナダ、メキシコに生息したものですが、人間の都合で日本に持ち込まれ、外来種として生息域を拡大してきた生き物です。珍しいとかかわいいとかの都合で日本の動物園で飼われ、脱走した記録は1961年ごろで、半世紀足らずの2008年には47都道府県で生息が確認されるまでに繁殖してしまったということでございます。繁殖能力が非常に高く、雌は1歳から妊娠します。2歳以上の妊娠率はほぼ100%で、1度の出産で3頭から6頭の子供を春先に生みます。アライグマが恐ろしいのは、その狂犬病、レストスピア症、アライグマ回虫、サルモネラ、インフルエンザ、ジステンパーといった人や家畜に対して死の可能性がある細菌、寄生虫をたくさん持っております。中でも、アライグマ回虫は糞から人間に感染し、脳にダメージを与え死にもつながっているそうです。アメリカではアライグマから感染した病気によって死者も出ているとのことでございます。アライグマが生息した場所や触れたであろう物に決して素手で触ってはいけないということです。見た目はかわいいのですが、洞爺湖町においては瓜類やスイートコーンに深刻な被害が報告されています。水田地帯や沢地帯に生息範囲を広げ、家庭菜園ばかりではなく瓜類やスイートコーンが全滅で栽培できない農家が現れております。今の勢力範囲や繁殖を止めるには、人間が駆除、捕獲するしか方法がないということでございます。人間が彼らの最大の天敵とのことで、壮瞥町では今年度7月、この熊の捕獲、駆除に80万円の補正予算を計上しています。質問でございます。アライグマの捕獲の取り組みは今どうしているのでしょうかということでございます。
答弁 農業振興課長 片岸昭弘
洞爺湖町でのアライグマの取り組みの状況でございます。当町では、平成21年にアライグマらしき動物の目撃情報と、酪農学園大学洞爺湖自然保護事務所におきまして食害の確認をしまして、初めて捕獲されたのは平成22年度になります。岩屋、財田地区におきまして2頭捕獲し、その後数年間で町内全域にわたり確認される状況となってございます。洞爺湖町におきましては、特定外来生物による生態系に係る被害の防止に関する法律に基づきまして、平成21年10月19日付で環境省より許可を受けまして実施しているところでございます。原則といたしまして、罠猟の免許を有する者とされておりますが、捕獲を実施する際に主体ごとに技術講習会を開催するなど、適切な狩猟と安全に関する知識及び技術が確保できる場合には免許を持っていない方も捕獲することができることになってございます。被害農業者のご協力をいただきながら、当町の担当捕獲員の指導のもと、箱罠による捕獲の普及啓発に努めている現状にございます。また、アライグマが媒介する寄生虫やウイルスが多数あると聞いておりますが、タヌキやキツネなどの野生動物と同様に珍獣共通感染症を媒介する可能性がございます。中でも、議員がおっしゃるアライグマ回虫は、アライグマの糞から人間へ感染し脳にダメージを与え、死にもつながることがありますが、日本での野生のアライグマからの確認はされていないと聞いております。しかし、それ以外の感染症もあるため、農業者の方々に箱罠を貸し出す際には捕獲マニュアルを使用しまして、アライグマの生態系や媒介する寄生虫及びウイルスなどについて説明を行いまして、作業する際には直接手で触れないように指導を徹底しているところでございます。まずは、現在保有しております100基の箱罠に加えまして、本年70基を追加購入して地域全体で個体の捕獲に努めてまいりたいと考えてございます。以上です。
質問 10番 大屋治
取り組みについてはわかりました。ただ、今目に見えないところでどんどん洞爺湖町全体がアライグマに荒らされている状態であることを認識していただきたいと思います。次に行きます。洞爺湖の中島散策航路は9月6日発生の平成30年胆振東部地震によりツーデーマーチでは中止になってしまいましたが、洞爺湖有珠山世界ジオパークのフットパス、中島1周8キロメートルのコースになっております。前の質問にも出てきましたが、自然が回復が期待される中島とのことでしたので、8月初旬、私自身期待して散策に出かけました。コースは鈴木参与によって立派に整備されておりましたが、普段、たくさんの業務を抱え、かつ温泉がごみの清掃を行いながら、よくもこのように整備したものだと感心したところです。話を前に進めますが、中島の大平原まで行きますと遠くのほうで鹿の鳴く声がしたのと、カッコウが鳴いておりました。私以外にも数人の方がおりましたが、静かに散策されていました。私はボイスレコーダーを手に握り、他の野鳥を聞きたくてしばらく大平原にとどまっていたわけですけれども、残念ながらカッコウだけの鳴く声しか聞こえませんでした。仕方なくその先のコースへ足を伸ばし、湖畔沿いの北東側に整備された道を散策していくと、間もなく異様な光景が目に飛び込んできました。プレジャーボートや水上バイクなどで設置したと思われる立派な桟橋がありました。その傍らには、スラロームに使用するのか黄色い瓶も設置されておりました。自然公園法の特別保護区に工作物を新設するには国の許可が必要で、違反した場合には6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられることになっています。ある新聞が「釧路湿原で無許可木道、自然公園法違反、環境省が容疑者不詳で告発」と報道しておりました。洞爺湖の中島に設置されたこの桟橋も違法構築物です。このような違法構築物や中島への不法立ち入りの取り締まりができないのが現状です。話が変わりますが、中島に野鳥が寄りつかないのはプレジャーボートや水上バイクなど爆音を立てて周遊するので飛来しないとのことで、冬になるとオジロワシやオオワシが飛来する。それはプレジャーボートなどがその時期、中島に接近、周遊しないし爆音を立てないからだとのことです。ということは、プレジャーボート等が中島に近づかなければ、いろいろな野鳥が飛来し子育てもしてくれるようになると、中島森林博物館に展示してある野鳥類が現実的になってくるのはないでしょうか。森林博物館をいくら整備し、中島に寄りつかない野鳥類をここに展示しても意味ないことでないのかなと私は考える次第です。話は横道に逸れますが、ネットの口コミで苫小牧ウトナイ湖の野鳥保護センターの周囲の散策路は整備されていて、森の中や湖畔の散策は最適でリフレッシュできますとなっています。洞爺湖の中島の散策路もそうであってほしいと私は願うのであります。森林博物館を整備し、自然豊かな中島やその散策路を今後どうしようというのでしょうか。以前、何年か前だったと思いますが、道東のある旅館の庭にフクロウが子育てのため、また毎年ある時期、夜になると姿を見せるので、それを見るのを楽しみに毎年その旅館に宿泊される観光客がいると、あるテレビ局で報道したのを見たことがあります。洞爺湖の中島もたくさんの野鳥が飛来し、営巣し子育てをしてくれるようになると、野鳥を見にきてくれる観光客も望めるのではありませんか。健康的な観光資源として十分期待できるし、森林博物館も整備され、洞爺湖温泉街での観光客をおもてなしする体制が整えられていれば、洞爺湖にもう一度訪れたい、泊まってみたい、こんな自然豊かな洞爺湖町に永住したいとなるのではないでしょうか。短絡的な考えでございますが、私はそう考えております。支笏湖においては、平成18年度より湖全体での動力船の乗り入れ規制が行われ、規制以前と比べ格段に閑静で神秘的な湖となったとのこと。倶多楽湖では良好な水質を保全するため、動力船は漁業を伴う場合を除き使用しないよう指導している。滋賀県琵琶湖での航行禁止区域は水鳥の営巣地となっているヨシ群落の水域、その他水鳥の生息環境の保全上、重要な水域とされていますと。私の資料では、先ほども課長から言いましたけれども、350メートルの範囲で航行禁止区域の確保、保護すべき騒音は65デシベルとあります。65デシベルとはどんな音かといいますと、大体掃除機の音だと言われております。しかしながら、琵琶湖での規制はあまり効果が上がっていないのが現状だということでございます。ここで、3番目の質問です。できれば、こういったプレジャーボートやバイクだとかを全面禁止できないかということでございます。
答弁 庶務課長 見付敬蔵(庶務課長は2020年3月まで)
洞爺地区でのプレジャーボートの乗り入れを禁止できないかというご質問かと思います。先ほども若干お話ししましたが、洞爺湖ではレジャー対策協議会により長年にわたりつくり上げられたローカルルールの遵守の徹底を図り、違反者につきましては今後一切の利用を通告するというような取り締まりも講じているところでございます。また一方で、洞爺地区では平成29年度は延べ3,592点の水上バイクの乗り入れがあります。これらが及ぼす観光振興や経済波及効果は、同地区においては決して低いものではないというふうには考えてございます。今後も、レジャー対策協議会によります監視のほか、国、北海道、警察、洞爺湖町、壮瞥町などで組織します洞爺湖適正利用推進連絡協議会によります年2回のパトロールも含めまして、悪質な水上バイク等の利用者の排除に努めるとともに、先ほど若干ウチダザリガニの話題も出ておりましたが、これら特定外来生物の対策にも取り組んでまいりたいと考えてございます。以上です。
質問 10番 大屋治
今、課長のほうから説明ありましたので、大体理解はできますが、ただ、先ほどのウチダザリガニの問題でもありましたように、いつの間にかこっちへ来なくてもいい、温泉地区だけで生存していればいいザリガニが財田のほうに向かってきているということでございますので、それらを踏まえた中で、今後ルールに従わない人を排除するのではなくて、最初からその期間はできないと、全面禁止するという方向でも今後検討いただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
質問 10番 大屋治
今、延々と課長のほうからお話がありましたので、大体私が言っても同じ答えが返ってくると思いますので、これ以上答弁を求めません。4番目の質問でございます。夕日ヶ丘パークゴルフ場及び道の駅あぷたの整備拡充についてでございます。夕日ヶ丘パークゴルフ場及び道の駅あぷたの整備拡充については、今まで私以外の人方もこういった場所で町のほうにお話ししていたのでないかと思いますけれども、私再度、今ままでの経過がわかりませんので、勉強不足でわかりませんので質問させていただきます。夕日ヶ丘パークゴルフ場は現在3コース27ホールしかなく、公認が見送られないし、また駐車場も狭い。1コース9ホール造設することによって公認が送られ、駐車場を拡充すれば他町村からの多数の利用客が見込まれる。昨日の夕方ですけれども、ある番組で70代以上の人が一番してみたいことの1位のランクにパークゴルフとありました。これとは別ですけれども、また現在の道の駅、売り場面積や駐車場のスペースでは利用客や出品者の利用には限界があります。道の駅とは長距離ドライブが増え、女性や高齢者のドライバーが増加する中、道路交通の円滑な流れを支えるため、一般道の道路にも安心して自由に立ち寄れ利用できる休憩のためのたまり空間が求められています。これらの休憩施設が個性豊かなにぎわいある空間となることにより、地域の核が形成され活力ある地域づくりや、道を介した地域連携が促進されるなどの効果も期待される。こうしたことを背景として、道路利用者のための一つ目は休憩機能、二つ目は地域の方々のための情報発信機能、そして道の駅をきっかけにまちとまちが手を結び、活力ある地域づくりをともに行うための連携機能、この三つの機能を持たせ、休憩施設道の駅を誕生させたと国土交通省が言っています。休憩機能とは、食事提供ができる施設であり、24時間無料トイレと無料駐車場の併設。情報発信機能とは、地元の観光情報、道路情報、近隣地域を含めた観光情報、緊急医療施設の情報、その他利用者の利便に供する情報の提供とあります。地域の連携機能とは、地域産業の情報発信、文化教養の洞爺湖芸術館や洞爺道の駅周辺、すなわち財田自然体験ハウスまたは屋外音楽ステージや体育館にサッカー場を備えた財田キャンプ場の情報、あとグリーンステイの情報もここらに入ってくるかと思います。中島森林博物館の情報並びに洞爺湖有珠山世界ジオパークや、世界文化遺産推薦候補に選定された北海道・北東北の縄文遺跡群の入江・高砂貝塚の紹介、地域の水産物の情報発信、すなわち新鮮、安心、安価の農水産物の提供。特に農産物については、クリーン農業に取り組む生産者ととうや湖農協が国際基準のグローバルギャップの認定を取得し、他産地と差別化を図る取り組みをしております。また、ホタテ養殖業を主体とした水産業の取り組みの情報、そしていろいろな加工品、民芸品の提供を図ることを目指さなければなりません。我がまちの道の駅あぷたは何をするにも狭いし、老朽化しています。ここで近隣の道の駅の取り組みについて紹介させていただきます。まず、室蘭市は平成29年度施設方針で年間50万人もの観光客を集める道内屈指のみたら室蘭を観光拠点としてふさわしい施設とするよう、機能の充実を図るとして道の駅のリニューアルの計画を進めています。伊達市はご存じのように、お盆期間中だけでも接客のためのスタッフを増強し対応を図り、大盛況でしたとのことです。壮瞥町は外国観光客を中心に利用客が急増中の既存の道の駅そうべつ情報館i(アイ)のリニューアルを検討中。テイクアウトコーナー、すなわちお持ち帰りコーナーの新設及び拡張を行う予定。これは29年度町議会にて町長が答弁しておるそうです。豊浦町では既存の道の駅とようらを700メートル北西にある山村広場に移転して、規模拡大をする議員提案に対して町長は、「国と道と時間をかけて協議、検討したい」と平成29年町議会にて、とあります。現在の洞爺湖町の道の駅あぷたは、パークゴルフ場も併設していて、虻田漁港を眼下に見据え、駒ヶ岳を南方に擁した内浦湾が一望でき、夕暮れ時には夕日が映える、まさにインスタ映えする絶好の場所に位置しているのです。パークゴルフをプレーした後に温泉地区の宿泊客になっていただくのか、前日は温泉地区に宿泊し翌日ここでプレーしていただくのかによりますが、温泉地区とも連携し滞在型のレジャー観光の誘致も望めます。また、道の駅は洞爺湖町の触れ合いセンター機能を持ち合わせ、観光客やパークゴルフのプレーヤーなどの緊急避難先としてこれで完全ということはできないにしても、ブラックアウトにも対応できる十分機能を備えた防災センターとして、パークゴルフ場と併せて整備、拡充することが喫緊の課題と存じます。そこで、1番目の質問です。早急に整備、拡充はできないかということでございます。
答弁 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
議員の夕日ヶ丘パークゴルフ場及び道の駅あぷたの早急に整備、拡充できないかというご質問かと思います。まず初めに、夕日ヶ丘パークゴルフ場につきまして、ご説明をさせていただきます。夕日ヶ丘パークゴルフ場は平成12年に整備され27ホール、パー99、延長1,160メートルのコースで有珠山コース、溶岩コース、噴火湾コース、それぞれパー33の3コースからなっております。このコースの造設につきましては、洞爺湖町体育協会からも要望が出されているところでありますが、パークゴルフ場周辺は民間の用地でもございます。町としても開設当初から用地を譲ってほしいと打診をしてきておりますが、土地所有者にとってはいろいろなお考えもあるようで、現在も取得に至っていないところでございます。ただ、それにとどまることなく、所有者に分けていただけるか、これからもお話をしてまいりたいと考えております。
答弁 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)
道の駅の関係でございますが、まず道の駅は議員おっしゃいましたとおり大変狭いということで、これについての整備ということでございますけれども、まず建て替えをするというような場合に利用者の利便性を考えれば、当然国道沿線での整備がベストというふうに考えられますが、現状では国道沿線での建て替え等については可能な土地は難しい状況でございます。このため、現在の場所において、施設の建て替えを検討した場合でございますが、現在の道の駅もトレイルセンターについても、それぞれ国の補助を受けて整備しておりまして、解体をしての新設についてはいろいろな制約もあり、国との協議が必要でクリアしなければならない部分も出てくるということでございます。これまでにも道の駅あぷたにつきましては、建物自体が先ほど言いましたように狭く、例えば食堂の利用方法や野菜などの出店物への夏場の暑さ対策等についても要望が出されていたところでありまして、いろいろと対策を行ってまいりましたけれども、建物の構造上、建築基準法や消防法の関係から大幅な建物の改修は難しい状況であります。それで、道の駅の新設を望む声が出されているというのも事実でございます。また、パークゴルフ場のホールの造設の要望もあるということも聞いておりますので、隣接しているそれぞれの施設からの要望も踏まえて、限られた土地の中での利用の可能性を模索しながら検討することが必要でありまして、土地が仮に取得できるようであれば、周辺含めた全体像を描いた上で関係各課で協議をしていきたいというふうに考えてございます。それから、議員おっしゃいましたほかの町の施設の整備状況でございますけれども、もともと議員もおっしゃってましたとおり、道の駅につきましては平成5年から正式に登録が開始されまして、当初の目的は道路利用者への安全で快適な道路の交通環境の提供ということで、24時間無料で提供できる駐車場やトイレの整備、道路情報や地域の観光情報の提供、文化教育施設や観光レクリエーション施設など、地域振興施設として整備、また地域の振興に寄与するということで地域の特産品のPR及び販売などが基本のコンセプトとして行われてきたところでございます。しかし、現在は議員おっしゃいましたとおり、防災機能を強化した施設の併設や地域の観光の総合窓口としての施設、また移住促進などの総合窓口の併用など、そのほかにも市町村独自の取り組みが行われている施設も多数ございます。道の駅あぷたの現状におきましては、このような施設の整備は現状では難しい状況でありますが、今後、道の駅の施設整備の検討が行われる場合、当施設の当地域に根ざした施設の併設などの可能性についても併せて検討をしていきたいというふうに考えてございます。以上です。
質問 10番 大屋治
たまたま私、パークゴルフ場と道の駅ということで話をさせていただいたわけですけれども、二人の担当者のほうから答えをいただくような形で、中身を見ますとやはり用地がどうしても私有地のために将来的な展望が開けないということでございますので、この防災センターも強化した中での施設というのは私が考えているのは、虻田漁港周辺には住居や生活拠点を構えている漁師の方々もいらっしゃるわけですから、それらも含めて入江地区、そしてさっき言いましたように観光客やパークゴルフのプレーヤーなどの緊急避難先として考えてもらいたいということを申したかったわけなのですが、ちょっと言葉足らずで申しわけなかったと思いますが、その中でたまたま鈴木参与なり佐藤課長のほうからお話がありましたけれども、いかんせん、施設が狭いのだということはわかりましたけれども、広げるためにはある程度は国の制約もあるということでございますけれども、何とか隣地を早急に借りるなり買うなりの方策に動いていただいて、前に進めていただきたいと思うのが私の考えであります。
答弁 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
土地の取得だけではなく、今議員がお話ししたとおり賃借についてもお話ししていけるような体制を整えて、また相手方ともいろいろとこれから交渉してまいりたいと思います。
質問 10番 大屋治
前向きに検討していただくということで、私は一応考えさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。それでは、道の駅は地域産業や観光の情報発信機能を持ちながら、地域振興を図らなければならない施設ですので、先ほど佐藤課長のほうからも事細かに道の駅のありようについてお話があったわけですけれども、そのように出品者がさまざまな業種で農林水産、商工会のオール洞爺湖町での活気ある売り場になっていくことが望まれるわけです。何分、売り場面積が狭いことがさまざまな阻害要因だと思われます。それで、狭いから何もできないということでは前に進まない話でありますので、続けて話を進めていきたいと思います。後志のあるまちでは何キロも離れた山間部に駐車場も整備し、特産品をメインにした食材を使用しての大きなレストランを併設したアンテナショップを新設、特産品の販売に力を入れていますということで、テレビ放送ではそこは大体2億円以上の新設費用がかかったということでございました。そこは小さな団体でありまして、洞爺湖町ほど人口はない団体でございました。話は変わりますけれども、そこからいくらも離れていない道の駅では広い駐車場に誘導員を配置、さまざまな行事でいろいろな品種の特産品を出品し宅配コーナーまで設け、しかも店内放送で商品を紹介して購買意欲の増進を図っておりました。それと、これもスイセンの花が咲き始めたばかりの後志のある道の駅は、明るくてゆったりとした空間の店内での片隅に小さいお子さんがくつろげるコーナーもあり、アニメのグッズも販売していました。そこで、最後の質問でございます。道の駅あぷたは地域振興を図る上でも大事なところでございますので、出品者をもっと増やせるようにできないかということでございます。
答弁 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)
出品者をもう少し増やせないかというようなご質問でございます。現在、道の駅あぷたの出品者につきましては、64名の方が登録をしております。内訳につきましては、農産物の出品者が28名、農水産物の加工品の出品者が26名、手づくりの工芸品などの出品者が10名となっております。加工部門につきましては、洞爺湖町で加工品を扱うほとんどの事業者または個人の方が出品をしておりまして、本年度も新たに1事業者が登録をしております。工芸品につきましては、専門の陶芸家のほかにも趣味でつくられている方も出品をされているという状況でございまして、本年度も1名の方が登録をしたところでございます。ですけれども、現状では店舗自体が先ほど申しましたように狭隘のため、一気に大勢の方の登録は現実的には難しい状況でございます。また、農産物については出品者の方の高齢化が進んでいる状況でありまして、数年後には大幅な出品者の減少が見込まれるところであります。このため、道の駅とうや湖とあぷた、それから洞爺湖温泉の地場産品共同組合が連携をし、協力し合ってお互いに不足するものを補う必要があるという考えから、まず手始めに事業所独自の食堂メニューを他の事業所でも提供するなど、食堂部門での連携について実施をするというところでございます。将来的にはこれらの連携を踏まえて事業所が一体となって、不足する出品物についても協力を見据えた事業運営についても協議をしていくという考えになっているところでございます。ですけれども、現在の道の駅あぷたの施設の状況では大勢の新規出品者の受け入れは難しい部分がありますので、先ほどの質問にもありましたけれども、施設の全体像や今後の施設運営のあり方などと一緒に少しでも多くの特産品を扱うことができるように、今後も検討していきたいというふうに考えております。以上です。
質問 10番 大屋治
今、佐藤課長から事細かに説明がございまして、私もその通りだと思います。ただ、いかんせん、施設が狭くございます。そして、前にも話しましたように、休憩施設として駐車場もちゃんと整備しなければならない、24時間利用できる駐車場、それからトイレもしかりであります。トレイルセンターはありますけれども、あれだけではちょっと発展性がない施設だと思いますので、どうぞ施設を拡充するための土地の取得に向かって邁進していただきたいと思います。そうしないと、今空いている土地は、話は横道に逸れますけれども、外資系の企業がどんどん入ってきています。私も洞爺に土地があったのですけれども、中国系の人に買われてしまいました。そして、ついこないだ月浦のほうに永住して、こっちで住みたいという人のお話を伺っていましたら、その人が欲しいと思う土地を中国人が来て眺めていましたということですから、早め早めに手を打たないと発展性ある土地についてはどんどん外国企業が手を回してしまう形になりますので、ニセコみたいな形になってしまいますから、どうぞその辺は理事者の皆さん方は考えていただいて取り組んでいただきたいと思います。以上です。