みんなの議会

洞爺湖町議会 平成30年9月会議 2018年9月18日

地域の特性を生かしたまちづくりについて

2018年9月18日、洞爺湖町議会の一般質問で、大屋治議員が「地域の特性を生かしたまちづくりについて」質問し、企画防災課長 佐野大次、経済部長 八反田稔、庶務課長 見付敬蔵、農業振興課長 片岸昭弘、経済部参与 鈴木清隆、産業振興課長 佐藤孝之が答えました。

聞いた人
大屋治 議員
答えた人
企画防災課長 佐野大次、経済部長 八反田稔、庶務課長 見付敬蔵、農業振興課長 片岸昭弘、経済部参与 鈴木清隆、産業振興課長 佐藤孝之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 大屋治

西日本の豪雨災害、21号台風、大阪北部地震、30年胆振東部地震などにより被災された方々に心から哀悼の意を表したいと思います。今回、9月会議では地域の特性を生かしたまちづくりについてという題で質問させていただきます。真屋町長が平成最後の町長として健全財政のもと、本町地区、温泉地区、洞爺地区と洞爺湖町の3地区の強みを持つ特徴を最大限に生かしながら、第2期洞爺湖町のまちづくり総合計画の目標に向かって邁進する中、平成30年度、もはや3分の1を経過したところでございます。ところが、突然、21号台風や平成30年地震とそれによるところのブラックアウトと町政史に残る災害に直面しましたが、防災担当職員ともども連日にわたり対応に当てられた真屋町長に敬意を表する次第であります。大変、お疲れさまでございます。さて、過去に大きな豪雨災害がなかった有珠山は、噴火災害というものがなければいい山なのにと欲張った考えをするのは不謹慎な思いでしょうか。いや、そうばかりではない。有珠山は噴火することによっていいこともあることを忘れてはなりません。洞爺湖があって、洞爺湖温泉があるわけです。有珠山の噴火によって温泉が流出した話は後ほど触れます。洞爺湖地区の農業の発展は、有珠山噴火による火山灰の降灰によって酸性の土壌がほどよいアルカリに中和されるからです。洞爺湖の水もしかりです。そして、洞爺湖有珠山世界ジオパークもしかりでございます。駒ヶ岳を南方に擁しホタテ漁の盛んな漁業を展開している風光明媚な噴火湾も臨めるわけです。支笏洞爺国立公園内にこのように洞爺湖にちなんだ洞爺湖町が実際するわけです。有珠山噴火は確かに災害ですが、災害の発生を完全に防ぐことは不可能です。有珠山はいつの日か噴火しますと、洞爺湖町の9月広報に掲載、住民に注意喚起を促しております。気象庁のデータからですが、ちょっと有珠山噴火の歴史について年代別にひもといてみます。その前はいつ噴火したかわからない、記録がないからわからないという1663年(寛文3年)に噴火。その前は記録がないのだそうで、いつ噴火したかわからないということです。その後、106年の休止期間を経て1769年(明和5年)に噴火。そして、53後の1822年(文政5年)にまた噴火とあります。これらの年代の細かな災害状況はわからないとのことでございます。推測するに、アメリカのペリー提督が浦賀に来て江戸幕府に開港を迫ったのは、「いやござんなれペリー公」ということですから、ペリーが日本に来たのは1853年、それ以前の有珠山の噴火の細かい歴史ですからわからなくて当たり前かなと思います。話は前に進みます。31年後の1853年(嘉永6年)4月12日から地震や鳴動が起こり始め、次第に激しくなって4月22日に山頂部東側から噴火を開始、5月5日には大有珠溶岩ドームの成長がありました。大有珠溶岩ドームはその後も成長を続け、その標高は1911年、740メートルに達したとあります。現在は733メートルと評されています。それから、57年後の1910年(明治43年)7月25日から地震が発生し、金比羅山から噴火。先代ドームである明治新山、特に四十三山も生成。ここで注目すべき出来事は、洞爺湖で温泉が流出するようになったということでございます。そして、33年後の1943年12月28日から3年間ほど有感地震が続き、平坦な麦畑だったところに昭和新山の形成に至った。1951年、国の天然記念物に指定され現在は周辺の有珠山などと合わせ洞爺湖有珠山世界ジオパークとして認定されております。その高さ、当時406.9メートルだったが現時点では398メートルと評されております。その34年後の1977年(昭和52年)8月7日午前9時12分、山頂噴火が起こり噴煙の高さは1万2,000メートルに達しました。銀沼火口となったオガリ山は180メートル隆起したほか、北外輪山と洞爺湖湾との距離が180メートル短縮したとのことです。そして23年後の2000年(平成12年)3月31日午後1時7分、噴火したのは記憶に新しいところでございます。西山山麓からマグマ水蒸気噴火が発生、西山山麓と金比羅山周辺に65個の火口を形成。あれから18年経過、現在に至っております。有珠山はこのように間隔はあるが、一定年経過した後で噴火するということではなく、いつ噴火するかわからないのが有珠山とのことでございます。過去の噴火から火山性地震の頻度を日ごろから観測することで大まかな噴火予測ができる山と言われております。噴火の時期を正確に予測することはできないと言われております。有珠山はいつの日か必ず噴火する。有珠山の噴火をあまり強調しますと風評被害が発生しますので、この辺で終了します。次は、あまりなじみがない津波災害です。これは駒ヶ岳が噴火するところが大きいと言われています。気象庁の駒ヶ岳の有史以降の火山活動から見ますと、1940年(寛永17年)7月31日に大規模火災が始まり、山鳴り激しく一部崩壊し大沼と内海湾にそれが流れ込み、その際津波が発生し700名余りの溺死者があったということでございます。最近の津波は平成23年の東日本大震災の発生に伴い虻田漁港に2.7メートルの津波があり、幸い人的被害はないものの、漁業養殖施設などに2億6,000万円ほどの被害が発生した。今後は、千島海溝での巨大地震発生が切迫している可能性が非常に高いと言われておりますので、地震や津波の防災対策は怠りなくしなくてはなりません。話は逸れます。平成29年10月に洞爺湖町防災会議から洞爺湖町地域防災計画が出されております。これは住民や観光客らを対象とする避難計画です。ある新聞社がこの避難計画の整備が終わる日程の目途が立っていないと報道を最近しました。新聞の一部が抜け落ちではないかと思われる節があるのは残念至極であります。洞爺湖町は防災に関しては安心、安全なまちであることを広く知ってもらわねば観光行政を前に進めることができないと思います。先日のようなブラックアウトの事態は想定外でしたが、それぞれの避難施設には自家発電装置も計画せねばと思うところでございます。防災対策は自助、共助、公助が基本であることは皆も理解しております。既に入江1区自治会では自主防災組織を立ち上げ、普段から噴火時を想定して自分の避難所や必要な物は確認しておくことが大切と地域の人々が協力し合う共助を実践されているということでございますので、大変参考になると感心しました。実際のところ、災害が発生となると公助に依存するところが大変大きいわけでございます。そこで、本題に入ります。噴火する有珠山や津波災害にどう対峙するのか。特に大きな災害に対応してもらねばならない役場職員は普段、業務を抱えながら同僚職員や職員自身の身の安全、家族の安全、そして関係住民の避難誘導に迅速な対応が求められるし、中には避難行動要支援者の対応もしなければなりません。そこで、1番目の質問でございます。役場職員は普段どのような防災訓練をしておるのでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

有珠山噴火、津波災害におきます町の職員の対応といたしましては、毎年度実施している避難訓練に合わせて避難誘導、避難所開設、避難者名簿作成、対策本部運営による職員の行動に関する訓練を実施しております。訓練実施の際には、訓練のための行動とならないよう、災害時に慌てることなく的確かつ迅速に行動がとれるように災害発生時の行動をそのまま訓練として実施しており、使用する名簿や備品等も災害時に使用する物を活用し避難所ごとに整理し、常に活用できるように準備しているところでございます。

議員の質問 10番 大屋治

町の方では避難訓練時とあわせて、訓練のための訓練ではなくて実際に避難をされる地域住民のために日夜訓練しているということでございますので、安心いたしました。そこで、避難者は百人百様なわけですから、2番目の質問と行きたいと思います。避難先での諸問題を解決するための訓練はどのようにしているのでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

こちらの諸問題の関係でございますけれども、まず2000年噴火の教訓といたしまして、2000年の噴火におきましては噴火の規模としては小規模噴火となっておりますが、西山火口郡としての泉の工場、また住宅のある地域、洞爺湖温泉街の近くの金比羅山火口から噴出したため、その被害は非常に大きい噴火災害となったところでございます。住民避難の点では、火口の位置から噴火の犠牲者を一人も出さなかった避難体制を構築できたことから、「有珠山の奇跡」とも言われているところでございます。やはり、次回もこの「有珠山の奇跡」とも言われている避難体制を、次期噴火でも実現させることが大事だと考えているところでございます。また、各自治会へ自主防災組織の設立による共助の体制の構築をお願いしているところでございます。そういった2000年の噴火、これまでの災害等を教訓といたしまして、現在そういった当時の諸問題を既に解決されるよう訓練を実施しているところでございます。

議員の質問 10番 大屋治

今、佐野課長の方から訓練の内容について、避難先での諸問題を解決するために前に進めながら訓練をしているということでございますので、それに違わないよう、今後一層精進していただきたいと思います。それでは、噴火災害の避難者は町民で5,000人強の避難者がおられるのですが、3番目の質問に行きたいと思います。住民の避難先である旧花和小学校、旧成香小学校、旧香川小学校、旧大原小学校の管理状態は今現在どのようになっているのでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

旧成香小学校につきましては、酪農学園大学がオープンキャンパス校として使用しており、また旧香川小学校は地域の老人クラブ、旧大原小学校は社会福祉法人幸清会が使用しており、水道・電気等も使用されており、避難所としてすぐ使用できる状況となってございます。冬期間の水道につきましては、一部開栓が必要な施設もございます。旧花和小学校につきましては、水道・電気等は休止状態になっており、その対応が必要な施設となっております。隣接する集会所において地域で使用しているため、水道・トイレ・電気等もすぐ使用できるため開設までの応急対応は可能な施設となっております。施設の状況につきましては、避難訓練にあわせて毎年確認をしているところでございます。

議員の質問 10番 大屋治

それぞれ学校の話をしたわけなのですが、たまたまそれぞれ学校は現在、生徒がおられなくて地域の住民の人たちが、老人会だとかいろいろな集会所的な用途で使われているということでございますので、噴火の際には直ちに使えるような、またこないだブラックアウトになったものですから、そういったものの電気の関係、要するに発電施設なども備えられて、今後一層の管理状態を良好にしていただきたいと思います。先ほど言いましたように、有珠山が噴火してから18年経過したわけです。あといつ噴火するかわからない状態でございますので、その時期を特定して準備するというのは大変難しいかと思いますけれども、より一層心がけて頑張っていただきたいと思います。それで、次ですが、家庭で飼われている犬猫は家族同様に、またそれ以上に愛情を注いで飼われているのが普通で、犬猫が平和に育てているのが実情です。動物の避難は動物の飼い主が自己責任において行うとありますが、犬猫を病院に連れていくときは受け入れ先が病院ですから、キャリーケースに入れたり、抱えて連れてきたりしますが、避難施設には犬猫に絶対的アレルギーを持っている方もいると思いますので、そう簡単にはいかないと思います。それで、中には犬猫に不自由な生活をさせるくらいなら、今の住居に犬猫と最後まで一緒にと考える人が出てくるのではないかと危惧しているところでございます。それで、4番目の質問でございます。犬猫などの小動物の避難はどうすればいいのでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

犬猫に関する避難の関係でございます。2000年の有珠山噴火災害を教訓といたしまして、住民の避難の際には犬、猫といった小動物につきましては、避難の際に一緒に避難していただくよう指導しております。その際には各々がお持ちのケージをお持ちいただき、避難所における動物用のスペースに置いて避難をしていただくこととしております。

議員の質問 10番 大屋治

犬猫につきましては、特に今小さいというか、キャリーケースなりキャリーバッグでも運べる犬猫の話をしたのですが、中にはちょっと大きな犬もいると思うので、それらの対応についてはこれから苦慮されるかもしれませんが、それも含めた中で対応をお願いしたいと思います。それでは、1977年の噴火のときも2000年噴火のときも不心得の連中がはびこりました。安心して避難できるよう、潜在的な犯罪者への防止力については世界中が認められているものですが、5番目の質問です。避難後の防犯対策に防犯カメラの設置はどのように考えていますか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

災害避難時の防災カメラにつきましては、町及びほかの機関においても設置されていないのが現状となっております。災害発生時には避難区域への立ち入りができないよう、警察等により道路の封鎖が行われます。基本的には立ち入り規制区域へ入ることができないよう規制されることとなり、規制区域へ車両で入ることはできなくなります。有珠山噴火においては、避難の区域が有珠山噴火のハザードマップに示された区域となり、噴火後は危険区域となります。危険区域での犯罪につきましては、町としてその対策をすることは難しい部分もございます。そのような区域における犯罪を防止するための防犯カメラは抑止力といたしましては、効果は大きいと考えておりますが、災害時の防犯体制といたしましては、警察等の関係機関と連携した立ち入りの規制について徹底に努めてまいりたいと考えております。

議員の質問 10番 大屋治

先ほども言いましたように、1977年の噴火のときも2000年の噴火のときもそういった規制は十分にされたのですが、避難後に家に戻ったらとんでもない状態になっていたというのが多々あったと思います。今私が申し上げたかったのは、そういったのを踏まえた中で、普段から交通要所に防犯カメラの設置はできないのかなということでお話をしたわけでございます。でも、今佐野課長のほうから話ありましたように、町独自ではできない防犯対策なものですから、関係機関と協力し合って安全なまち、避難先の安全な対策ということで、立ち入りができない状況にしているから大丈夫だという話なのですが、ちょっと私としては不安を払拭できない体制かなと思います。次に、2番目として月浦道道洞爺湖虻田線、月浦から洞爺市街の区間の新設整備についてでございます。今般10月中旬から12月中旬にかけて通行止めで交通安全施設の整備をするとあります。この道路に記憶に新しいところでは、平成23年度には落石によって洞爺湖マラソン並びに住民生活に多大な影響を及ぼした道道であります。この道路は噴火災害時、洞爺湖温泉の宿泊客やホテル従業員、また地域住民の緊急避難道路の確保の観点から、そして観光及び生活路線の安全確保並びに洞爺湖周辺地域の経済の活性化と農業生産部との物流効果、同じく本町地区と洞爺地区の一体性の確保、そして洞爺湖有珠山ジオパークの推進上等々、必要不可欠な路線でありますので、1番目の質問でございます。交通安全の施設の整備だけでバスの対面交通ができますかということでお尋ねしたいと思います。

町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)

道道洞爺虻田線でございます。今議員からお話があったとおり、この道路につきましては住民の通勤通学並びに地域住民に密着した生活路線でもありますし、また洞爺湖周辺の観光ルートとしても大変重要な道路というふうに認識しているところでございます。しかしながら、議員もご承知のとおり、この道路は道路幅員が狭く狭隘で、見通しも悪いことから、大型車の貨物等の通行を規制しているところでもございます。また、路線バスにつきましては中型バスにて運行している状況となっているところでございます。

議員の質問 10番 大屋治

今、経済部長のほうからお話ありましたように、本当に地域にとっては重要な路線なのです。たまたま昨日、洞爺のほうで災害がありまして緊急車両がたまたま230号線を通って洞爺に入るという事態も起きているわけですから、そういった大事な道路ということをさらに認識して、道のほうにも強く要請していただきたいと思います。それで2番目の質問でございますが、答えは大体見えているようなところではありますけれども、連続60ミリの降雨があっても通行できますかということでございます。

町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)

交通規制の関係でございます。この道路はご承知のとおり、北海道が管理している道路でございまして、道路通行規制基準というものがございまして、それに伴って通行の制限をしているというふうに聞いてございます。今、お話がありましたとおり、この路線におきましては雨が降り始めてから累計雨量が60ミリに達した時点で通行止めとなるところでございます。その時点で道のほうから、うちの防災のほうに連絡をいただいている状況となってございます。また、解除につきましては雨がやんだ後、6時間を経過した後に安全確認がされた後から通行止めが解除になるというようなことで、今交通規制がかかっている状態でございます。

議員の質問 10番 大屋治

今、経済部長のほうから私が期待しているとおりの答えが出た中で、確かに連続60ミリということで、それが道のほうから危険路線ということで通行止めができないということで防災のほうに連絡があるということでございますけれども、これも先ほど言ったように大事な路線ですから、多少の雨が降っても、60ミリが少ないのか多いのか実態としてつかめないところがあると思いますけれども、実は21号台風の時には入り口から封鎖したと思います。これはまだ60ミリの雨が降ってない状態で封鎖しているわけですから、たまたま私が洞爺のほうにそういった災害がないのか、道路のそういった決壊がないのかということで、道路の決壊というより倒木や何かの災害がないのかということで見に行こうと思いましたら、既にこの路線は入り口から、230号線から洞爺に入る道道洞爺虻田線の入り口から通行を止めてありました。でも、これについては先ほど言いましたように、しつこい話ですが、たった60ミリくらいの雨で通行止めになるような路線では将来的に地域の住民の人たちも安心して通行ができない路線でありますので、さらにこれらも含めて、道道ですから道のほうに要請するしかしようがないと思いますが、強い要請をお願いしたいと思います。次に、北海道新幹線開業に伴い道外の観光客にとって北海道が、いや洞爺湖がより身近に感じられる時代が訪れていることでございます。函館を起点とした北海道新幹線の札幌延伸や新千歳空港の夜間発着、室蘭港への外国船のフェリーや航路の復活で登別・洞爺広域観光の観点から訪れた人々が満足する提供を求められているわけですけれども、それで3番目の質問でございます。これは道なのですが、早急に新設整備の取り組みをお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)

この路線の改良の整備の必要があるのではないかということかと思います。この道路は、先ほども述べさせていただいたとおり、地域の重要な経済路線でもありますし、また観光道路としても利用が高い道路でございます。このことから、この洞爺湖ぐるっと一周線の整備促進といたしまして、室蘭地方総合開発期成会、それから我々担当会議なのですが社会資本整備推進会議において、この路線の整備促進を要望しているところでございます。しかしながら、ここの道路におきましては、国立公園内の道路として自然公園法の規制がございます。計画を検討する際には、山側は急斜面にて用地がほとんどないこと、それから湖水側には道路がせり出せないという環境省からの指導もございました。そういった経緯もございました。また、トンネル整備による改良計画におきましては、膨大な金額、費用が要することもありますけれども、この路線は先ほども言いましたとおり観光ルートとして多くの観光客に洞爺湖の風光明媚な自然を楽しんでいただける道路という目的もございます。また、狭隘で見通しの悪い路線ではありますが、皆さんそれを利用者が慎重な運転を心がけていただいているということから大きな事故も発生していないという状況もございます。このことから、この路線におきましては、円滑で安心安全な交通確保のために可能な用地については路肩の拡幅、それから防災対策等の早期整備を要望しているものであります。本年におきましても、北海道においてガードケーブルの更新を255メートルほど設置予定をされていると聞いてございます。また、先ほど話がありました降雨による通行規制におきましては、道路整備促進と同様に段階的にでも良いからということで、見直しの要望を強く要望していきたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 10番 大屋治

これは道道の路線ですから、何を言わんやということでございます。私なり経済部長のほうでいくら何とかしたいと思っても、あくまでも道道ということでございますので、これは道のほうに強く要請しなければならない話でございますけれども、地域振興また洞爺湖町が発展する重要な要の道路でございますので、今後とも真摯に取り組んでいただきたいと思います。では、話は変わります。3番目の特定外来種のアライグマやウチダザリガニについてでございます。ウチダザリガニについて説明いたします。ウチダザリガニは、アメリカ北西原産で1930年代に食糧難対策として摩周湖に持ち込まれ、その後北海道や東北のあちらこちらに持ち出されたと考えられております。河川や湖、すなわち洞爺湖にまで生息が拡大してしまったわけです。このザリガニはあらゆる環境に適応し、魚類やエビ、水生昆虫など、また水草も食べ、大きなものでは18センチ、またそれ以上に成長し洞爺湖にもともといた貝や水草が食べられてしまい、本来の生態系が壊れてしまうのです。貝や水草が食べられると、ワカサギが産卵できなくなるしスジエビも食べられてしまう。ウチダザリガニの捕獲の成果が向上すると、ワカサギ漁が向上したということでございます。このザリガニの捕獲、調査や駆除が始まったのは、洞爺湖温泉地区で平成17年とのことでございます。今まで45万匹近く駆除したとのことですが、浅瀬を伝って財田のほうまで移動するカニでございますが、旭浦の湖岸180メートルの深さをどのように渡って10年足らずで洞爺地区の財田のほうまで移動できたのでしょうか。ヒメマスが産卵しても食べられてしまう、水草も食べられてしまうと、海の磯焼きと同じような状態に洞爺湖岸もなり、そこで産卵していたワカサギやスジエビや水生昆虫が当然いなくなるわけです。また、それを食べに来ていた野鳥類も来なくわけであります。もともといたニホンザリガニやアメリカザリガニまで食べられて、ザリガニペストとなる伝染病を古くから見慣れた古来ザリガニに移し死滅させるということが判明しました。それで、環境省が2006年2月1日、すなわち平成11年、特定外来生物に指定し飼育、保管、運搬、販売、譲渡、輸入、持ち出し禁止と定め、これに違反すると特定外来生物法により、個人の場合、最大3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、法人の場合ですと1億円以下の罰金が科せられるということでございます。2級河川の洞爺湖にワカサギや水生昆虫、ニホンザリガニやスジエビなどを食べに来ていた野鳥が来なくなれば、平成30年度の町政執行方針の地域特性を生かしたまちづくりの自然が売りの洞爺湖はどこに向かったらいいのでしょうか。一番の懸念は、財田が、すなわち2級河川の壮瞥川にウチダザリガニが生息することになると、せっかくそこで産卵したヒメマスの卵が食べられることになり、もっと恐ろしいのは水田の水路に入りウチダザリガニが生息するようになると、あぜに穴をあけ水田に入り、水草が大好物のザリガニは稲の根も食べ、洞爺湖町の銘柄米である財田米の栽培に大打撃を与え取り返しのつかなくなるということでございます。ということで、財田自然体験ハウスや財田キャンプ場湖岸では、洞爺湖の美しい自然を未来に残すためと称し、洞爺湖生物多様性保全協議会が酪農学園大学と提携し、ウチダザリガニの捕獲や調査や駆除に当たっております。このザリガニは11月ごろから一度に500ほど産卵するとのことでございます。酪農学園大学は洞爺湖の中島に300数十頭いた鹿を50頭まで減らすことに成功し、中島は昔の自然豊かな島へと再生しつつあるとのことでございます。プレジャーボートや水上バイクが捕獲、調査や駆除の妨害になってスムーズな作業ができないとのことでございますので、洞爺湖は2級河川です。そこで、2番目の質問です。質問内容が変わってしまいました。ウチダザリガニの調査、捕獲について先に質問させていただきます。ウチダザリガニの調査、捕獲期間中、プレジャーボートや水上バイクの洞爺湖の乗り入れ禁止はできないかということでございます。

町の答え 庶務課長 見付敬蔵(庶務課長は2020年3月まで)

洞爺湖町内の洞爺湖での水上バイクの利用につきましては、毎年4月末から10月中旬の期間において、洞爺地区の財田発着場だけの利用としているところでございます。その発着場の運営につきましては、平成8年に旧洞爺村の観光協会、商工会、警察、下台に位置する自治会、漁協及びマリンスポーツの3団体などによる現在も組織されております、洞爺地区湖畔レジャー対策協議会により、長年にわたり利用者及び地域住民の相互理解を得た中でつくられたローカルルールによりまして実施されているところでございます。近年では、レジャー対策協議会が保有する巡視船での監視や、周囲からの通報などによりまして発見しました違反者につきましては、今後一切の乗り入れを禁止する旨の通告を利用者にするなど、強い姿勢で運営をしているところでございます。また、昨年度、財田で生息が確認されました特定外来生物のウチダザリガニに対する対策につきましては、その駆除を実施している洞爺湖生物多様性保全協議会の事務局であります町の産業振興課と、レジャー対策協議会の事務局であります洞爺総合支所庶務課が連携を図りながら、今年度につきましては「入れない、捨てない、広げない」をスローガンとする啓発活動のほか、水上バイクの乗り入れを禁止しております湖岸から300メートル以内の区域での駆除を実施しているところでございます。次年度以降においても、連携を図りながら対策を講じていくことから、現在のところ、水上バイクの乗り入れにつきましては禁止につきましては、現時点で考えていないところでございます。以上です。

議員の質問 10番 大屋治

今、課長のほうから説明がありましたけれども、浅瀬を伝って移動するこのカニが旭浦の湖岸180メートルの深さをどのようにして渡ったということを考えたときに、これは恐ろしいことになっているわけですよね。だから、そういった違反行為をした人については次回から受け入れを拒否しないということでは、もう遅いような気がするわけですけれども、どうぞウチダザリガニの調査期間中、せめてプレジャーボートの動力船については洞爺湖の乗り入れを禁止して、スムーズな捕獲や駆除の調査をできるように考えていただきたいと思います。本当は1番目に質問しなければならないのに、先にこの質問をしてしまいまして、大変混乱したところでございます。おわびします。特定外来生物の、今アライグマやウチダザリガニについてということで、ウチダザリガニを先にお話ししてしまいましたけれども、アライグマの生態について説明いたします。アライグマは尾を含めると大きいのは1メートルほど、重さは20キロぐらいまで成長し、野生の場合、寿命は20年以上あるということでございます。泳ぐことや木登りが得意で運動能力が高く、手足も器用な動物です。他の動物がつくった巣穴で暮らしたり、木の穴、農機具小屋や宿舎、空き家、民家や神社、仏閣の天井裏や軒下で生活しているということでございます。雑食性で木の実や植物はもちろん、貝類や魚も食べます。この質問の前に出てきましたウチダザリガニは、大変好物とのことでございます。ただ、ウチダザリガニが増えるとアライグマも増えるということになりかねないような、非常に恐ろしい状態でございます。それは今のところは目立ったそういった動きはないようでございますけれども。人の生活域においては、乳牛の乳首を噛み切られる被害やスイートコーンや瓜類が食べられ、農業の被害発生、特定外来生物に指定して学術目的以外では輸入や飼育、譲渡することが禁じられています。もし出産に失敗したり、子供が全て死んだ場合には、夏から秋にかけてもう一度妊娠し出産するそうでございます。本来、アライグマはアメリカ、カナダ、メキシコに生息したものですが、人間の都合で日本に持ち込まれ、外来種として生息域を拡大してきた生き物です。珍しいとかかわいいとかの都合で日本の動物園で飼われ、脱走した記録は1961年ごろで、半世紀足らずの2008年には47都道府県で生息が確認されるまでに繁殖してしまったということでございます。繁殖能力が非常に高く、雌は1歳から妊娠します。2歳以上の妊娠率はほぼ100%で、1度の出産で3頭から6頭の子供を春先に生みます。アライグマが恐ろしいのは、その狂犬病、レストスピア症、アライグマ回虫、サルモネラ、インフルエンザ、ジステンパーといった人や家畜に対して死の可能性がある細菌、寄生虫をたくさん持っております。中でも、アライグマ回虫は糞から人間に感染し、脳にダメージを与え死にもつながっているそうです。アメリカではアライグマから感染した病気によって死者も出ているとのことでございます。アライグマが生息した場所や触れたであろう物に決して素手で触ってはいけないということです。見た目はかわいいのですが、洞爺湖町においては瓜類やスイートコーンに深刻な被害が報告されています。水田地帯や沢地帯に生息範囲を広げ、家庭菜園ばかりではなく瓜類やスイートコーンが全滅で栽培できない農家が現れております。今の勢力範囲や繁殖を止めるには、人間が駆除、捕獲するしか方法がないということでございます。人間が彼らの最大の天敵とのことで、壮瞥町では今年度7月、この熊の捕獲、駆除に80万円の補正予算を計上しています。質問でございます。アライグマの捕獲の取り組みは今どうしているのでしょうかということでございます。

町の答え 農業振興課長 片岸昭弘

洞爺湖町でのアライグマの取り組みの状況でございます。当町では、平成21年にアライグマらしき動物の目撃情報と、酪農学園大学洞爺湖自然保護事務所におきまして食害の確認をしまして、初めて捕獲されたのは平成22年度になります。岩屋、財田地区におきまして2頭捕獲し、その後数年間で町内全域にわたり確認される状況となってございます。洞爺湖町におきましては、特定外来生物による生態系に係る被害の防止に関する法律に基づきまして、平成21年10月19日付で環境省より許可を受けまして実施しているところでございます。原則といたしまして、罠猟の免許を有する者とされておりますが、捕獲を実施する際に主体ごとに技術講習会を開催するなど、適切な狩猟と安全に関する知識及び技術が確保できる場合には免許を持っていない方も捕獲することができることになってございます。被害農業者のご協力をいただきながら、当町の担当捕獲員の指導のもと、箱罠による捕獲の普及啓発に努めている現状にございます。また、アライグマが媒介する寄生虫やウイルスが多数あると聞いておりますが、タヌキやキツネなどの野生動物と同様に珍獣共通感染症を媒介する可能性がございます。中でも、議員がおっしゃるアライグマ回虫は、アライグマの糞から人間へ感染し脳にダメージを与え、死にもつながることがありますが、日本での野生のアライグマからの確認はされていないと聞いております。しかし、それ以外の感染症もあるため、農業者の方々に箱罠を貸し出す際には捕獲マニュアルを使用しまして、アライグマの生態系や媒介する寄生虫及びウイルスなどについて説明を行いまして、作業する際には直接手で触れないように指導を徹底しているところでございます。まずは、現在保有しております100基の箱罠に加えまして、本年70基を追加購入して地域全体で個体の捕獲に努めてまいりたいと考えてございます。以上です。

議員の質問 10番 大屋治

取り組みについてはわかりました。ただ、今目に見えないところでどんどん洞爺湖町全体がアライグマに荒らされている状態であることを認識していただきたいと思います。次に行きます。洞爺湖の中島散策航路は9月6日発生の平成30年胆振東部地震によりツーデーマーチでは中止になってしまいましたが、洞爺湖有珠山世界ジオパークのフットパス、中島1周8キロメートルのコースになっております。前の質問にも出てきましたが、自然が回復が期待される中島とのことでしたので、8月初旬、私自身期待して散策に出かけました。コースは鈴木参与によって立派に整備されておりましたが、普段、たくさんの業務を抱え、かつ温泉がごみの清掃を行いながら、よくもこのように整備したものだと感心したところです。話を前に進めますが、中島の大平原まで行きますと遠くのほうで鹿の鳴く声がしたのと、カッコウが鳴いておりました。私以外にも数人の方がおりましたが、静かに散策されていました。私はボイスレコーダーを手に握り、他の野鳥を聞きたくてしばらく大平原にとどまっていたわけですけれども、残念ながらカッコウだけの鳴く声しか聞こえませんでした。仕方なくその先のコースへ足を伸ばし、湖畔沿いの北東側に整備された道を散策していくと、間もなく異様な光景が目に飛び込んできました。プレジャーボートや水上バイクなどで設置したと思われる立派な桟橋がありました。その傍らには、スラロームに使用するのか黄色い瓶も設置されておりました。自然公園法の特別保護区に工作物を新設するには国の許可が必要で、違反した場合には6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられることになっています。ある新聞が「釧路湿原で無許可木道、自然公園法違反、環境省が容疑者不詳で告発」と報道しておりました。洞爺湖の中島に設置されたこの桟橋も違法構築物です。このような違法構築物や中島への不法立ち入りの取り締まりができないのが現状です。話が変わりますが、中島に野鳥が寄りつかないのはプレジャーボートや水上バイクなど爆音を立てて周遊するので飛来しないとのことで、冬になるとオジロワシやオオワシが飛来する。それはプレジャーボートなどがその時期、中島に接近、周遊しないし爆音を立てないからだとのことです。ということは、プレジャーボート等が中島に近づかなければ、いろいろな野鳥が飛来し子育てもしてくれるようになると、中島森林博物館に展示してある野鳥類が現実的になってくるのはないでしょうか。森林博物館をいくら整備し、中島に寄りつかない野鳥類をここに展示しても意味ないことでないのかなと私は考える次第です。話は横道に逸れますが、ネットの口コミで苫小牧ウトナイ湖の野鳥保護センターの周囲の散策路は整備されていて、森の中や湖畔の散策は最適でリフレッシュできますとなっています。洞爺湖の中島の散策路もそうであってほしいと私は願うのであります。森林博物館を整備し、自然豊かな中島やその散策路を今後どうしようというのでしょうか。以前、何年か前だったと思いますが、道東のある旅館の庭にフクロウが子育てのため、また毎年ある時期、夜になると姿を見せるので、それを見るのを楽しみに毎年その旅館に宿泊される観光客がいると、あるテレビ局で報道したのを見たことがあります。洞爺湖の中島もたくさんの野鳥が飛来し、営巣し子育てをしてくれるようになると、野鳥を見にきてくれる観光客も望めるのではありませんか。健康的な観光資源として十分期待できるし、森林博物館も整備され、洞爺湖温泉街での観光客をおもてなしする体制が整えられていれば、洞爺湖にもう一度訪れたい、泊まってみたい、こんな自然豊かな洞爺湖町に永住したいとなるのではないでしょうか。短絡的な考えでございますが、私はそう考えております。支笏湖においては、平成18年度より湖全体での動力船の乗り入れ規制が行われ、規制以前と比べ格段に閑静で神秘的な湖となったとのこと。倶多楽湖では良好な水質を保全するため、動力船は漁業を伴う場合を除き使用しないよう指導している。滋賀県琵琶湖での航行禁止区域は水鳥の営巣地となっているヨシ群落の水域、その他水鳥の生息環境の保全上、重要な水域とされていますと。私の資料では、先ほども課長から言いましたけれども、350メートルの範囲で航行禁止区域の確保、保護すべき騒音は65デシベルとあります。65デシベルとはどんな音かといいますと、大体掃除機の音だと言われております。しかしながら、琵琶湖での規制はあまり効果が上がっていないのが現状だということでございます。ここで、3番目の質問です。できれば、こういったプレジャーボートやバイクだとかを全面禁止できないかということでございます。

町の答え 庶務課長 見付敬蔵(庶務課長は2020年3月まで)

洞爺地区でのプレジャーボートの乗り入れを禁止できないかというご質問かと思います。先ほども若干お話ししましたが、洞爺湖ではレジャー対策協議会により長年にわたりつくり上げられたローカルルールの遵守の徹底を図り、違反者につきましては今後一切の利用を通告するというような取り締まりも講じているところでございます。また一方で、洞爺地区では平成29年度は延べ3,592点の水上バイクの乗り入れがあります。これらが及ぼす観光振興や経済波及効果は、同地区においては決して低いものではないというふうには考えてございます。今後も、レジャー対策協議会によります監視のほか、国、北海道、警察、洞爺湖町、壮瞥町などで組織します洞爺湖適正利用推進連絡協議会によります年2回のパトロールも含めまして、悪質な水上バイク等の利用者の排除に努めるとともに、先ほど若干ウチダザリガニの話題も出ておりましたが、これら特定外来生物の対策にも取り組んでまいりたいと考えてございます。以上です。

議員の質問 10番 大屋治

今、課長のほうから説明ありましたので、大体理解はできますが、ただ、先ほどのウチダザリガニの問題でもありましたように、いつの間にかこっちへ来なくてもいい、温泉地区だけで生存していればいいザリガニが財田のほうに向かってきているということでございますので、それらを踏まえた中で、今後ルールに従わない人を排除するのではなくて、最初からその期間はできないと、全面禁止するという方向でも今後検討いただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

議員の質問 10番 大屋治

今、延々と課長のほうからお話がありましたので、大体私が言っても同じ答えが返ってくると思いますので、これ以上答弁を求めません。4番目の質問でございます。夕日ヶ丘パークゴルフ場及び道の駅あぷたの整備拡充についてでございます。夕日ヶ丘パークゴルフ場及び道の駅あぷたの整備拡充については、今まで私以外の人方もこういった場所で町のほうにお話ししていたのでないかと思いますけれども、私再度、今ままでの経過がわかりませんので、勉強不足でわかりませんので質問させていただきます。夕日ヶ丘パークゴルフ場は現在3コース27ホールしかなく、公認が見送られないし、また駐車場も狭い。1コース9ホール造設することによって公認が送られ、駐車場を拡充すれば他町村からの多数の利用客が見込まれる。昨日の夕方ですけれども、ある番組で70代以上の人が一番してみたいことの1位のランクにパークゴルフとありました。これとは別ですけれども、また現在の道の駅、売り場面積や駐車場のスペースでは利用客や出品者の利用には限界があります。道の駅とは長距離ドライブが増え、女性や高齢者のドライバーが増加する中、道路交通の円滑な流れを支えるため、一般道の道路にも安心して自由に立ち寄れ利用できる休憩のためのたまり空間が求められています。これらの休憩施設が個性豊かなにぎわいある空間となることにより、地域の核が形成され活力ある地域づくりや、道を介した地域連携が促進されるなどの効果も期待される。こうしたことを背景として、道路利用者のための一つ目は休憩機能、二つ目は地域の方々のための情報発信機能、そして道の駅をきっかけにまちとまちが手を結び、活力ある地域づくりをともに行うための連携機能、この三つの機能を持たせ、休憩施設道の駅を誕生させたと国土交通省が言っています。休憩機能とは、食事提供ができる施設であり、24時間無料トイレと無料駐車場の併設。情報発信機能とは、地元の観光情報、道路情報、近隣地域を含めた観光情報、緊急医療施設の情報、その他利用者の利便に供する情報の提供とあります。地域の連携機能とは、地域産業の情報発信、文化教養の洞爺湖芸術館や洞爺道の駅周辺、すなわち財田自然体験ハウスまたは屋外音楽ステージや体育館にサッカー場を備えた財田キャンプ場の情報、あとグリーンステイの情報もここらに入ってくるかと思います。中島森林博物館の情報並びに洞爺湖有珠山世界ジオパークや、世界文化遺産推薦候補に選定された北海道・北東北の縄文遺跡群の入江・高砂貝塚の紹介、地域の水産物の情報発信、すなわち新鮮、安心、安価の農水産物の提供。特に農産物については、クリーン農業に取り組む生産者ととうや湖農協が国際基準のグローバルギャップの認定を取得し、他産地と差別化を図る取り組みをしております。また、ホタテ養殖業を主体とした水産業の取り組みの情報、そしていろいろな加工品、民芸品の提供を図ることを目指さなければなりません。我がまちの道の駅あぷたは何をするにも狭いし、老朽化しています。ここで近隣の道の駅の取り組みについて紹介させていただきます。まず、室蘭市は平成29年度施設方針で年間50万人もの観光客を集める道内屈指のみたら室蘭を観光拠点としてふさわしい施設とするよう、機能の充実を図るとして道の駅のリニューアルの計画を進めています。伊達市はご存じのように、お盆期間中だけでも接客のためのスタッフを増強し対応を図り、大盛況でしたとのことです。壮瞥町は外国観光客を中心に利用客が急増中の既存の道の駅そうべつ情報館i(アイ)のリニューアルを検討中。テイクアウトコーナー、すなわちお持ち帰りコーナーの新設及び拡張を行う予定。これは29年度町議会にて町長が答弁しておるそうです。豊浦町では既存の道の駅とようらを700メートル北西にある山村広場に移転して、規模拡大をする議員提案に対して町長は、「国と道と時間をかけて協議、検討したい」と平成29年町議会にて、とあります。現在の洞爺湖町の道の駅あぷたは、パークゴルフ場も併設していて、虻田漁港を眼下に見据え、駒ヶ岳を南方に擁した内浦湾が一望でき、夕暮れ時には夕日が映える、まさにインスタ映えする絶好の場所に位置しているのです。パークゴルフをプレーした後に温泉地区の宿泊客になっていただくのか、前日は温泉地区に宿泊し翌日ここでプレーしていただくのかによりますが、温泉地区とも連携し滞在型のレジャー観光の誘致も望めます。また、道の駅は洞爺湖町の触れ合いセンター機能を持ち合わせ、観光客やパークゴルフのプレーヤーなどの緊急避難先としてこれで完全ということはできないにしても、ブラックアウトにも対応できる十分機能を備えた防災センターとして、パークゴルフ場と併せて整備、拡充することが喫緊の課題と存じます。そこで、1番目の質問です。早急に整備、拡充はできないかということでございます。

町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)

議員の夕日ヶ丘パークゴルフ場及び道の駅あぷたの早急に整備、拡充できないかというご質問かと思います。まず初めに、夕日ヶ丘パークゴルフ場につきまして、ご説明をさせていただきます。夕日ヶ丘パークゴルフ場は平成12年に整備され27ホール、パー99、延長1,160メートルのコースで有珠山コース、溶岩コース、噴火湾コース、それぞれパー33の3コースからなっております。このコースの造設につきましては、洞爺湖町体育協会からも要望が出されているところでありますが、パークゴルフ場周辺は民間の用地でもございます。町としても開設当初から用地を譲ってほしいと打診をしてきておりますが、土地所有者にとってはいろいろなお考えもあるようで、現在も取得に至っていないところでございます。ただ、それにとどまることなく、所有者に分けていただけるか、これからもお話をしてまいりたいと考えております。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

道の駅の関係でございますが、まず道の駅は議員おっしゃいましたとおり大変狭いということで、これについての整備ということでございますけれども、まず建て替えをするというような場合に利用者の利便性を考えれば、当然国道沿線での整備がベストというふうに考えられますが、現状では国道沿線での建て替え等については可能な土地は難しい状況でございます。このため、現在の場所において、施設の建て替えを検討した場合でございますが、現在の道の駅もトレイルセンターについても、それぞれ国の補助を受けて整備しておりまして、解体をしての新設についてはいろいろな制約もあり、国との協議が必要でクリアしなければならない部分も出てくるということでございます。これまでにも道の駅あぷたにつきましては、建物自体が先ほど言いましたように狭く、例えば食堂の利用方法や野菜などの出店物への夏場の暑さ対策等についても要望が出されていたところでありまして、いろいろと対策を行ってまいりましたけれども、建物の構造上、建築基準法や消防法の関係から大幅な建物の改修は難しい状況であります。それで、道の駅の新設を望む声が出されているというのも事実でございます。また、パークゴルフ場のホールの造設の要望もあるということも聞いておりますので、隣接しているそれぞれの施設からの要望も踏まえて、限られた土地の中での利用の可能性を模索しながら検討することが必要でありまして、土地が仮に取得できるようであれば、周辺含めた全体像を描いた上で関係各課で協議をしていきたいというふうに考えてございます。それから、議員おっしゃいましたほかの町の施設の整備状況でございますけれども、もともと議員もおっしゃってましたとおり、道の駅につきましては平成5年から正式に登録が開始されまして、当初の目的は道路利用者への安全で快適な道路の交通環境の提供ということで、24時間無料で提供できる駐車場やトイレの整備、道路情報や地域の観光情報の提供、文化教育施設や観光レクリエーション施設など、地域振興施設として整備、また地域の振興に寄与するということで地域の特産品のPR及び販売などが基本のコンセプトとして行われてきたところでございます。しかし、現在は議員おっしゃいましたとおり、防災機能を強化した施設の併設や地域の観光の総合窓口としての施設、また移住促進などの総合窓口の併用など、そのほかにも市町村独自の取り組みが行われている施設も多数ございます。道の駅あぷたの現状におきましては、このような施設の整備は現状では難しい状況でありますが、今後、道の駅の施設整備の検討が行われる場合、当施設の当地域に根ざした施設の併設などの可能性についても併せて検討をしていきたいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 10番 大屋治

たまたま私、パークゴルフ場と道の駅ということで話をさせていただいたわけですけれども、二人の担当者のほうから答えをいただくような形で、中身を見ますとやはり用地がどうしても私有地のために将来的な展望が開けないということでございますので、この防災センターも強化した中での施設というのは私が考えているのは、虻田漁港周辺には住居や生活拠点を構えている漁師の方々もいらっしゃるわけですから、それらも含めて入江地区、そしてさっき言いましたように観光客やパークゴルフのプレーヤーなどの緊急避難先として考えてもらいたいということを申したかったわけなのですが、ちょっと言葉足らずで申しわけなかったと思いますが、その中でたまたま鈴木参与なり佐藤課長のほうからお話がありましたけれども、いかんせん、施設が狭いのだということはわかりましたけれども、広げるためにはある程度は国の制約もあるということでございますけれども、何とか隣地を早急に借りるなり買うなりの方策に動いていただいて、前に進めていただきたいと思うのが私の考えであります。

町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)

土地の取得だけではなく、今議員がお話ししたとおり賃借についてもお話ししていけるような体制を整えて、また相手方ともいろいろとこれから交渉してまいりたいと思います。

議員の質問 10番 大屋治

前向きに検討していただくということで、私は一応考えさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。それでは、道の駅は地域産業や観光の情報発信機能を持ちながら、地域振興を図らなければならない施設ですので、先ほど佐藤課長のほうからも事細かに道の駅のありようについてお話があったわけですけれども、そのように出品者がさまざまな業種で農林水産、商工会のオール洞爺湖町での活気ある売り場になっていくことが望まれるわけです。何分、売り場面積が狭いことがさまざまな阻害要因だと思われます。それで、狭いから何もできないということでは前に進まない話でありますので、続けて話を進めていきたいと思います。後志のあるまちでは何キロも離れた山間部に駐車場も整備し、特産品をメインにした食材を使用しての大きなレストランを併設したアンテナショップを新設、特産品の販売に力を入れていますということで、テレビ放送ではそこは大体2億円以上の新設費用がかかったということでございました。そこは小さな団体でありまして、洞爺湖町ほど人口はない団体でございました。話は変わりますけれども、そこからいくらも離れていない道の駅では広い駐車場に誘導員を配置、さまざまな行事でいろいろな品種の特産品を出品し宅配コーナーまで設け、しかも店内放送で商品を紹介して購買意欲の増進を図っておりました。それと、これもスイセンの花が咲き始めたばかりの後志のある道の駅は、明るくてゆったりとした空間の店内での片隅に小さいお子さんがくつろげるコーナーもあり、アニメのグッズも販売していました。そこで、最後の質問でございます。道の駅あぷたは地域振興を図る上でも大事なところでございますので、出品者をもっと増やせるようにできないかということでございます。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

出品者をもう少し増やせないかというようなご質問でございます。現在、道の駅あぷたの出品者につきましては、64名の方が登録をしております。内訳につきましては、農産物の出品者が28名、農水産物の加工品の出品者が26名、手づくりの工芸品などの出品者が10名となっております。加工部門につきましては、洞爺湖町で加工品を扱うほとんどの事業者または個人の方が出品をしておりまして、本年度も新たに1事業者が登録をしております。工芸品につきましては、専門の陶芸家のほかにも趣味でつくられている方も出品をされているという状況でございまして、本年度も1名の方が登録をしたところでございます。ですけれども、現状では店舗自体が先ほど申しましたように狭隘のため、一気に大勢の方の登録は現実的には難しい状況でございます。また、農産物については出品者の方の高齢化が進んでいる状況でありまして、数年後には大幅な出品者の減少が見込まれるところであります。このため、道の駅とうや湖とあぷた、それから洞爺湖温泉の地場産品共同組合が連携をし、協力し合ってお互いに不足するものを補う必要があるという考えから、まず手始めに事業所独自の食堂メニューを他の事業所でも提供するなど、食堂部門での連携について実施をするというところでございます。将来的にはこれらの連携を踏まえて事業所が一体となって、不足する出品物についても協力を見据えた事業運営についても協議をしていくという考えになっているところでございます。ですけれども、現在の道の駅あぷたの施設の状況では大勢の新規出品者の受け入れは難しい部分がありますので、先ほどの質問にもありましたけれども、施設の全体像や今後の施設運営のあり方などと一緒に少しでも多くの特産品を扱うことができるように、今後も検討していきたいというふうに考えております。以上です。

議員の質問 10番 大屋治

今、佐藤課長から事細かに説明がございまして、私もその通りだと思います。ただ、いかんせん、施設が狭くございます。そして、前にも話しましたように、休憩施設として駐車場もちゃんと整備しなければならない、24時間利用できる駐車場、それからトイレもしかりであります。トレイルセンターはありますけれども、あれだけではちょっと発展性がない施設だと思いますので、どうぞ施設を拡充するための土地の取得に向かって邁進していただきたいと思います。そうしないと、今空いている土地は、話は横道に逸れますけれども、外資系の企業がどんどん入ってきています。私も洞爺に土地があったのですけれども、中国系の人に買われてしまいました。そして、ついこないだ月浦のほうに永住して、こっちで住みたいという人のお話を伺っていましたら、その人が欲しいと思う土地を中国人が来て眺めていましたということですから、早め早めに手を打たないと発展性ある土地についてはどんどん外国企業が手を回してしまう形になりますので、ニセコみたいな形になってしまいますから、どうぞその辺は理事者の皆さん方は考えていただいて取り組んでいただきたいと思います。以上です。

出典:洞爺湖町議会 平成30年9月会議 2018年9月18日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる