当別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月14日
(1)転入増大が予測される在留外国人の共生と課題について/(2)西当別風力発電所建設計画反対の現状について/(3)水田政策の見直しによる対応について
2025年3月14日、当別町議会の一般質問で、稲村勝俊議員が「転入増大が予測される在留外国人の共生と課題について」「西当別風力発電所建設計画反対の現状について」「水田政策の見直しによる対応について」について質問し、町長 後藤正洋、経済部参与 吉野裕宜、経済部長 三上晶が答弁しました。
- 質問者
- 稲村勝俊 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、経済部参与 吉野裕宜、経済部長 三上晶
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 稲村勝俊
おはようございます。議長の許可をいただきましたので、通告書に従いまして進めていきたいと思います。当別町の将来の課題は多岐にわたりますが、3項目について質問をいたします。1項めの転入増大が予測される在留外国人の共生と課題についてでございます。昨年6月定例会、山﨑議員の一般質問において町内外国人の状況等についての一般質問があり、答弁がありました。役場窓口業務の対応、今定例会の外国人児童生徒支援員報酬補正予算など、またとうべつ学園の対応など一定の理解をしています。また、教育委員会参事による講演会においても教育現場等の理解を深めることができました。日本においての在留外国人は、人口急減時代にあって外国人人材依存度が高まっていますが、当別町では留学生が多く、期待される外国人材の割合はあまり高くないと考えられます。国別では、パキスタン人事業者が多い特徴となっています。日本に2万7,000人いるパキンスタン人のうち、過半が中古車販売業に関わっているとされ、近隣の江別、当別のパキスタン人の大半も中古車ビジネス関連に携わっています。24年6月で江別220人、当別69人と報道されています。25年の2月では、当別町では77名と徐々に増えています。同族親族がイスラエル教徒で、絆、仲間意識が強く、国民性もありますが、自国の生活様式を日本風に合わせることは、町民との接点も少なく、時間がかかりそうです。関わりのある方のお話では、一様にごみ処理の対応に驚き、近所付き合いも特徴的で、日本人の経験値では理解し難いこともあったようですが、徐々に双方の理解が進んでいるようです。当別町で増加傾向のパキスタン人の多文化共生を受け入れ、パキスタン人を理解すると同時に日本を理解し、地域のルールも理解する交流イベントの取組など、同化活動も必要と考えます。そのための手法、担い手は様々な人材が想定される中で、江別市での取組を新聞やテレビ特集で紹介がありました。当別町においても、パキスタン人など外国人との共生をさらに促進することについて伺います。日本では、中古車輸出事業ビジネスは30年以上前から続いており、特に富山県射水市、高岡市、埼玉県八潮市など巨大な輸出港があり、中古車オークションが大規模に開催される立地からイミズスタンとも呼ばれる一大コミュニティーを形成している地域もあると聞いています。江別、当別には本州での中古車ビジネスの競争激化で江別、当別に拠点を移すことによる影響がパキスタン人増加の理由と言われており、輸出港や中古車集積環境も近くにあり、集積場の地価も安く、広い場所も確保しやすい条件や同郷の仲間も近くにいるということで人が人を呼ぶ状況と説明されています。当別町にもパキスタン人による集積場が増えていますし、地域にも空き家住宅の買取り話もあり、ますます身近な存在になります。当別町の外国人割合は1.75%で、全国平均値と比較し高くはありませんが、今後在留資格要件がますます緩和され、全国平均値で40年には5.2%、60年には8.8%と推計され、当別町も急増が想定されます。パキスタン人の居住者割合が高い地域のパキスタン人コミュニティーが直面する問題についてのツイートのまとめの紹介をしたいと思います。パキスタン人住民の子弟や日本人、日本生まれの2世等の就職難など、日本での生活に困難を感じているようだ。また、日本人からの外国人扱いに不快感を持っており、選挙権がないことも問題視している。一方で日本の文化や慣習を理解せず、自国の生活様式を押しつけようとする姿勢に対して日本人からは強い批判の声が上がっている。この問題には外国人住民の社会的包摂と日本の国内秩序の維持という相反する要求が存在しており、単純な解決策はないと考えられる。多様性を尊重しつつ、既存の法制度や価値観にも一定の理解を求めるバランスが重要だと思われるとまとめています。当別町にとっては、現時点では課題になっていない点もありますが、数十年前からパキスタン人を多く受け入れてきた地域の事例等も参考に当別町の将来を見据えた共生の方向性の検討を進めるべきと思いますが、見解を伺います。次に、2項目めの西当別風力発電所建設計画の現状について伺います。2021年臨時議会において、風力発電を考える町民の会等からの提出の事業中止を求める意見書を全会一致で採択され、22年9月定例議会においては芳形議員より風力発電建設問題について一般質問があり、町の意見として地域の合意形成が極めて不十分であり、次の段階に進むことは容認できないとの答弁、また町長、議長の尽力により国会質疑として衆議院予算委員会で取り上げられたことにより、事業の継続、実施の可能性は低いと考えています。今後は準備書の作成に入り、北海道知事に送付され、知事から当別町長に照会があり、意見を伝え、知事意見として送付されるようですが、準備書作成後の事業中止は珍しいとも聞いています。小樽余市風力発電所計画が中止になっています。また、新聞報道ですが、厚真町風力発電事業に対し、北海道環境影響評価審議会で準備書の答申案の中で不備を指摘し、事業の抜本的な見直しを求めるとの案が報道されました。この事業をめぐっては、道が開いた公聴会で反対の声が相次ぎ、厚真町が撤回を求める意見書を鈴木知事に提出をしました。答申案では、計画では住民の理解が得られるとは考えにくいとし、住民の情報提供や意見聴取の機会を求めるよう求めた。以上、北海道新聞の概要でございます。西当別風力発電所建設事業中止を決断させる最終段階と言われるが、進捗状況と中止決定がされていなければ改めて意識啓発を促し、町民、関係機関、団体と連携し、国、道、事業者などに届けることが必要と考えますが、今後の見解について伺います。西当別風力発電所の用地買収は、既に終わっていますが、西当別変電所周辺地も大規模に買収が進んでいると聞いています。道民の50%の送電に関わる電力供給拠点です。隣接地には防衛施設、当別ダム、浄水場、水源林もあり、当別町だけでなく公共の重要なインフラ地帯と言えます。以前泉亭元町長時代に当別ダム荒廃林についての外資系の取得状況について一般質問をしましたが、現在当別町での外資系等の土地取引は把握されているのか伺います。自然環境や景観への影響、騒音及び低周波音による健康被害等の懸念とともに、現在国際情勢は緊迫状態の中にあり、安全を守る意識の醸成が必要な時代と考えます。今後は、合法でも高額買収であっても外国資本への土地取引は慎重であるべきと考えます。当別町の考え方について伺います。次、3点目の水田政策の見直しによる対応について伺います。27年度からの水田政策の方向性が変わり、不評だった水田活用直接支払交付金の5年に1度の水張り要件を条件としないと農水省が示しました。一部歓迎でも既に水張り年次計画や畑地化を進めており、経営形態の変更、経営継続の判断にも影響があり、農家にとり混乱があったと考えます。持続性のある当別町農業の方向性確立の模索の観点から提案、質問をいたします。27年度からの交付金見直しについては、農水省が5年水張りルールの撤回と併せて、畑と水田を分けて考えるこれまでの政策の転換で水田の転作を政策の軸としない農政の見直しとなり、水田、畑にかかわらず作物ごとの生産性向上などを支援する政策転換は水田に対する転作助成交付水準が大きく下がる場合も想定され、転作率が高く、交付金依存率の特に高い当別町では影響を受けやすいと考えます。50年をかけて縮小してきた米生産、日本人のカロリーの4分の1は米で取っており、人口の減少率より農家の減少がはるかに大きく、25年以降生産量が需要を下回るようになり、ピークの40年には156万トンの米が足りなくなるとの予測もあります。令和の米騒動から増産による米価の一時的な暴落も予想されますが、食料安全保障を担い、持続可能な安定した当別農業のため、過度に交付金に頼らないことが大切です。現在水田耕作率24%から北海道平均的耕作率50%程度を目標に段階的に引き上げることの検討を提案します。また、長年の休耕による水田インフラ維持の負担の増加、農地乾燥化による不等沈下の防止、畑作連作障害防止効果など、また水田インフラの維持を地域で公平に負担することを継続するため、当別町の米産地としての産地形成をより確かに確立し、安定供給を図りブランド力を高めること、水田耕作率を安定的に底上げするため、全面転作解消を段階的に進める検討を提案します。当別町の農地に水田用水設備がほぼ完成した頃、米余りによる転作を奨励する生産抑制策が開始され、50年をかけて米作りを縮小してきました。転作率の高さから交付金基準変更の影響を受けやすく、現在は水田活用支払交付金がなければ経営が成り立たないのが大半の現状で、賃貸料、農地価格にも影響があります。農業者の高齢化が進み、農家の半減、担い手の減少は全国的で、農業は厳しい状況になると予測されています。当別町の水田面積をどう守っていくのか、当別町農業を持続可能とするための2項目の提案の対応について伺います。1回目の質問を終わります。
答弁 町長 後藤正洋
稲村議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、外国人との共生をさらに促進することについてという点と、2点目の当別町の将来を見据えた共生の方向性の検討についてという質問を併せて答弁をさせていただきます。町では、パキスタン人をはじめ、日本語や英語が話せない外国人への対応として既に役場内に担当部署を設け、可能な対応を行ってきたほか、ごみの分別ガイドブックやごみカレンダーなどの多言語翻訳の準備を現在進めております。しかしながら、一方で町内会など地域の中では言語や文化の違いなどから外国人とコミュニケーションがなかなか取れないといった課題があるとも伺っております。このことからも今後は近隣自治体での取組などを参考にしながら、外国人の方々に町内での生活に必要な情報が正しく伝わり、相互理解の下、町民全てが安心して生活できる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。次に、西当別風力発電事業の進捗状況と今後の見解についてのご質問でありますが、西当別風力発電事業の現在の状況は、方法書についての経済産業大臣勧告が発出され、事業者が準備書の前の環境影響に係る調査を実施する段階と承知をいたしております。これまでも議会での一般質問で答弁をしてまいりましたが、令和4年2月に方法書の町の意見として地域住民の合意形成が極めて不十分であることから、本事業が環境アセスメントの次の段階に進むことは容認できないとはっきりと申し上げております。しかしながら、現行の法律では町は建設を中止させる権限は持ち合わせていませんので、本事業が次の段階の準備書に進むことがあれば、準備書でも国、道に町の意見を伝える機会がありますので、地域の声、議会の意向をしっかりと届けてまいりたいと考えております。次に、町内における外国資本等が関わる土地取引の把握状況についてでありますが、国土利用計画法において市街化区域は2,000平方メートル、都市計画区域は5,000平方メートル、都市計画区域外は1万平方メートル以上の土地の取引は、国または地方公共団体への届出が必要となるため、届出があった案件については町で把握をいたしております。次に、外国資本の土地取引についてでありますが、外国資本による土地取引に対する規制強化、特に国の重要施設周辺や水資源に係る土地を保護していくことは、国防上、安全保障上大変重要であると認識しております。しかし、現行の法律では町は外国資本による土地の取引を中止させる権限は持ち合わせていませんので、引き続き法整備の必要性を国に対して求めてまいりたいと考えております。次に、当別町の水稲耕作率を増やすことを検討できないかとのご質問でありますが、第2期当別町農業10年ビジョンでは交付金を含まない農業算出額を目標値に設定し、水稲については加工米や輸出用米などの非主食用米の作付拡大を図るべく需要に応じた用途の米生産を推進しております。また、主食用米については、稲村議員ご指摘のとおり、交付金の対象とならないため、需要と供給のバランスが米価に直接影響を与えますので、農業経営の安定化を図る上で主食用米の作付面積拡大は慎重な判断が求められます。このことからも町の水稲耕作率については水田面積の維持を基本としつつ、米の需給バランスを注視し、需要に応じた用途の米生産が重要と考えております。次に、水田を持つ農業者全員が水稲を作付することを検討できないかというご質問でありますが、水稲をはじめとする農作物の作付につきましては、農業者個々の経営状況や労働力、施設、機械の保有状況、土地の条件等に合った作物を農業者自らの判断で選択し、多種多様な農業生産が行われております。なお、議員ご指摘の整備された用排水インフラの維持に向けては第2期農業10年ビジョンにおいて加工用米や輸出用米の取組のほか、減農薬や有機農法など国内外の多様なニーズに応じた付加価値の高い生産を推進し、ブランド化を図ることとしており、このことが将来の用排水の維持につながっていくものと考えております。いずれにいたしましても、令和9年度からの水田政策を根本的に見直すための検討を開始することとしておりますので、今後の米の需給バランスや農業情勢を見極めつつ、それぞれの農業者が農業経営の安定化に向け、柔軟な対応ができるよう農業関係団体との連携をより密にし、必要な施策の検討を進めてまいりたいと考えております。以上、稲村議員の一般質問に対する答弁といたします。
質問 14番 稲村勝俊
答弁ありがとうございました。1つ自分の認識と違っているところがあったので、再質問させていただきたいと思いますけれども、風力発電の反対のところなのですけれども、現在の進捗状況が私は準備書の作成に入っているというか、準備に入っているのかなというふうに思っていますけれども、今の答弁でしたらそこまではいっていないという理解をさせていただいたのですけれども、それでよかったでしょうか。すみません。
答弁 町長 後藤正洋
ただいまの再質問につきましては、先ほど答弁したとおりでありますけれども、より具体的に説明をするために担当部のほうから答弁させていただきます。
答弁 経済部参与 吉野裕宜
ただいまの質問にお答えします。役場の認識としましては、方法書の経産大臣の勧告が終わった段階で、その段階で次のステップ、ちょうど方法書と準備書の間にある環境影響に関わる調査、予測、評価を実施することになっています。そのアセスメント制度の中で私たちが認識しているのは、まだ準備書が出てきていない段階なので、現在調査をしている段階ではないかということでお答えしています。以上です。
質問 14番 稲村勝俊
すみません。調査をしている段階ということについては、確認が取れているということなのでしょうか。
答弁 経済部参与 吉野裕宜
事業者から役場に調査を実施したいとか、そういう相談というのは一切まだ現在の段階ではないので、未確認というのが正直なところなのですけれども、予測するところ調査をしているのではないかということで考えているところです。以上です。
再質問 14番 稲村勝俊
分かりました。ありがとうございます。それでは、次の質問、再質問させていただきたいと思います。先ほどの答弁の中で政策変更によっての水田農業政策のところの再質問です。今答弁いただきましたけれども、従来どおり転作率の判断は、自己選択というか、自己責任ということで進めていくということなのでございますけれども、あまりこういうことを言われてはいないと思うのですけれども、私が考えるにはこれから規模拡大といいますか、集積されていくということは皆さんご理解していると思うのですけれども、ただどうしても集積をしますと水田を作るという施設もなかなか対応できないので、集積したときにますます水田をそのまま引き継ぐということでなくて転作で対応するというケースが多いという一般的なことがあります。それで、自己選択ということになりますと、どうしても徐々に耕作率が下がっていくという実情かなというふうに自分としては思っています。そのこともあって今回、これまでもこのことについては提案をしてきたところなのですけれども、ますます耕作率が下がって、当別は北海道の中でも水田地帯としてはトップクラスというか、長沼に次ぐぐらいの耕作率になっていますけれども、そういう方向でいいのかという、解決策といったらそれほど多くはないと思うのですけれども、そういった意味でこのことについては質問をいたしましたので、改めて答弁をいただければと思います。
答弁 町長 後藤正洋
稲村議員の再質問にお答えをいたします。水田耕作面積の拡大というご質問かというふうに捉えていますけれども、先ほども申し上げましたように、政府のいろいろなこれまでの取組がありまして、それに応じてそれぞれの農家の皆さんが作付を考えていただいているという状況の中で、先ほど申しましたように、水田面積の維持というのは当別のこれまでの農業がたどってきた経過からしてもそこは私個人としては大事にしていきたいというふうに思いはありますが、ただ農協さんですとか、あるいは農家の皆さんがそれぞれ個々の場合もそうですけれども、その選択で当別全体の農業生産を進めていただいているということでありますので、そういった点からしますと町が例えば、先ほど質問にもありましたが、全面転作解消を段階的に進める検討をというようなお話もありましたが、なかなかその辺は難しいというふうに判断をしています。先ほど具体的なお話をされましたので、その具体例も踏まえて、担当部のほうから現在の状況を踏まえて今後の考え方につきましても答弁をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
答弁 経済部長 三上晶
稲村議員さんのご質問にお答えをいたしたいと思います。一部町長のご答弁とかぶる部分があるかと思いますが、そもそも、先ほどの町長の答弁にもありましたとおり、まず水田農業ビジョン、これ第2期今走っておりますけれども、こちらの米の部分につきましては米の水張りの面積、これを基本維持をしますということで明確にしております。そのほか実際に、町長の答弁にもありましたけれども、米に限らず需要と供給のバランスでそれぞれの作物の価格が決まります。それぞれ米以外の畑作物についても同じ考え方になります。町としては、この水田農業ビジョン、もちろん農地を守るということもありますが、その農地を守るためにはそこを耕作する人、担い手というものが必要になります。その担い手の方々が農業経営が安定をしていくということが農業経営の継続的な推進につながるということがベースかなというふうに考えております。また、先ほど水稲の作付の面積の維持という部分では主食用に限らず、こちらも町長お話ししましたけれども、加工用米、輸出用米など非主食用米、こういったものの作付の拡大を図るということで、農業10年ビジョンのほうでもそこの部分を推進をしております。そのほか農協さんのほうでも新規就農者の支援ということで、担い手の総合支援センターというものもつくりながら進めております。ただ、先ほど町長の答弁にもありましたけれども、やはり全体的にまずは米の需給バランス、それから全体的な農業情勢がどういうふうに動いていくか、こういった部分を見極めていき、基本はそれぞれの当別町の農家の皆さんが農業経営が安定化につながるどういった作物を推進していくかというところが重要になってくるのかなというふうに考えております。町長の答弁の最後に令和9年度に向けて抜本的に政策を見直すという部分がございますので、この細かい議論についてはまだ明確に示されたものはございませんので、先ほどの答弁のとおり、農業関係団体、これらの方と連携を密にしながら、稲村議員さんからお話のあった水田面積の基本を維持する、こういった部分も含めて今後必要な施策の検討を進めていくということが当別町の農業の推進に重要なことかなというふうに認識をしております。最後になりますけれども、繰り返しですが、今の段階で基本計画の今のこの水田と畑の関係どういった方向でいくかというのが明確にまだ示されていないという状況ですので、この辺を見極めながら農業関係団体といろいろと協議、必要な施策について検討を進めていきたいと担当としても考えております。以上です。
再質問 14番 稲村勝俊
答弁ありがとうございます。今の現状については、今の答弁でそういうことだろうということは理解しています。ただ、これからの当別町の先の農業方針といいますか、考えますと、水稲地帯では恐らく、隣の新篠津もそうなのですけれども、一定の耕作率というのを目標にしてやっています。ですから、例えば集積しても一定の増えた分の中の耕作率というのは守るということが、これが一般的な自治体の在り方であるというふうに思います。それを自由選択にしているという市町村は、そんなに多くはないと思います。そういうことからしても、これからの当別町農業、何回も言いますけれども、将来的な姿を描いたときに限りなく水田耕作はなくなっていくというか、下がっていくという現状がいいのかどうかという、今だから政策の転換といいますか、それができるタイミングではないかというふうに思います。それで、当別町がどういうふうにこれから生きていくのか、農業は大切なものだというふうに思いますし、それに付随して安定的な農業生産できる水稲はある程度のシェアを持つことが必要だという趣旨で質問させていただきました。これについては、質問の形で終わらないといけないので、その点についての答弁があればお願いしたいというふうに思います。ただ、先ほどの風力発電の関係につきましても、これは注意深くこの推移を関心を持って見るということが大切なことだというふうに思います。農業政策も同じかなというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
稲村議員の再々質問にお答えをしますけれども、基本的に農家がそれぞれの役割を、役割といいますか、生産性を上げていただいて、持続していっていただくという政策は町としては続けたいというふうに思っています。ただ、国のほうの政策が一定程度で変わっていくという中でどういう選択をするかというのは、町としても方向性は農家の皆さんと協議をさせていただきますけれども、その総意でもってどうするかということを決めていきたいというふうに思っています。といいますのは、稲村議員もご指摘をされていますように、農家の大半の現状ということでお話しされましたけれども、交付金がなければ経営が成り立っていかない状況が一方であるということがあります。そういった中で、当別は水田地帯ですから、できれば水田でもって生計を立てていただくということをしていただきたいのですが、そのことがでは農家の経営自体にどう影響するかということ、それと転作がずっと続いてきましたので、水稲を耕作できるような設備ですとか機械ですとか人員ですとか、そういったものがそろっているかどうか、いろんな要素があると思います。そういった意味で個々の農家がどういう作物を作るかということについては、それぞれの農家の状況に合わせてご検討いただいているというふうに思っていますので、そこは町として一方的に、こうしなさい、ああしなさいということはなかなか言いづらいのではないかなというふうに思っています。いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたが、それぞれの農家の経営を一定程度支える、そういった政策を国と共に取りながら、持続可能な農業、あるいは生産性の上がる農業というものを当別としては目指していきたいと思います。以上です。
再質問 14番 稲村勝俊
答弁ありがとうございました。確かにこの方向性といいますか、政策については、町が関わる部分というのは必ずしも進めていくということにはならないというふうに思っていますけれども、町長の農政に関わる部分の立場でそういったことも考えながら進めていければありがたいのかなというふうに思います。ありがとうございました。