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大樹町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月8日

大樹町の人口増について

2022年12月8日、大樹町議会の一般質問で、辻󠄀本正雄議員が「大樹町の人口増について」質問し、町長 酒森、住民課長 水津が答弁しました。

質問者
辻󠄀本正雄 議員
答弁者
町長 酒森、住民課長 水津

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 辻本正雄

先に通告いたしました「大樹町の人口増について」、町長にお伺いをいたします。本町は、総務省の人口統計によると、昭和22年1万1,670人をピークに、昭和24年忠類村分村、昭和30年には旧大津村合弁となるも人口減少は続き、令和2年には5,420人となり、国立社会保障・人口問題研究所の将来予測では、その後も減少が続き、令和7年5,134人、令和27年には3,977人まで減少する予測でしたが、令和2年の国勢調査を境に減少率は低下し横ばいとなり、令和4年6月には僅かではあるが実に67年ぶりの人口増に転じたところです。この増加に転じた大きな要因は、長年にわたり大樹町取り組んできた宇宙関連産業が本格稼働となり、新たな雇用の創出による就業者数の増加が上げられます。また、基幹産業である農業においても、慢性的な労働力不足の補完として技能実習、特定技能等の在留資格者の研修や就労などによる外国人の転入増加も要因です。今後もこの流れを止めることなく、町内事業所に就職された方が大樹町に転入していただき、安心して健康で長く暮らしていただくことが、更なる人口増につながると考えます。そこで、次のことについてお伺いをいたします。近年、盛んに民間アパートが建設されているが、供給不足との声もあるが、それに対する町長の所見は。また、大樹町住生活基本計画は、第5期総合計画の予測人口を基に作成されていることから、見直しが必要と考えるが2点についてお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

辻本議員ご質問の「大樹町の人口増について」、お答えをいたします。1点目の近年、盛んに民間アパートが建設されているが供給不足との声もある。それに対する町長の所見についてでありますが、民間アパートは、この5年間で56棟263戸、10年間では83棟、405戸が建設されております。また、その入居率も高いと伺っております。民間アパートの需要があり、建設する事業者がいる状況は喜ばしく、この状況が維持され、移住・定住が進むように宅地供給や都市計画における土地利用の見直しについて検討していく必要があると考えています。2点目の大樹町住生活基本計画は、第5期総合計画の予測人口を基に作成されていることから、見直しが必要と考えるについてでありますが、住生活基本計画は、第5期総合計画を上位計画とする住宅関連の分野別計画で、昨年度に計画期間を令和4年度から令和13年度までの10年間とする計画を新たに作成しています。なお、社会経済動向の変化に対応して、5年目の令和8年度に現計画を見直すこととしております。また、来年度に策定される第6期総合計画及び人口の推移等も踏まえ、必要に応じて計画の見直しを行っていきます。

質問 辻本正雄

大変ありがとうございます。1点目のこの5年間、また10年間では、405戸の建設がなされて入居率も高い、そして建設する業者がいるということは大変喜ばしいと。その思いは私も正に町長と同じで大変喜ばしい、有り難いことだなと思っているところでもあります。しかしながら、近年建設された民間アパートの家賃が非常に高額になっている状況にあります。要因は、ここ数年の資材の高騰、また労働力不足などによる建設費の上昇が考えられます。またもう1点は、大樹特有なのかも分かりませんが、住居不足を予測して町外投資家による単身世帯住居の建設が多くなされている状況にあると思っています。このような状況によりまして、町内の全体の家賃の底上げがなされているのではなかろうかと思っておりますが、その辺、町長はどのように思っておられるか教えていただきたいと思います。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

ご質問のとおり、民間のアパートが大樹町で非常に多く建てられている状況にあり、来年度についても、もう既に計画があるというお話も伺っているところです。大樹町の家賃、民間アパートの家賃等お聞きすると、大樹は近隣に比べて非常に高い家賃が見受けられます。従前から大樹町の家賃が高止まりしているという傾向があるという状況は現在も続いており、また、今、議員がご質疑でもありましたとおり、建設資材等が高騰し、1棟を建てるのに必要な経費が高騰するということで、それがおのずとこれからも家賃には反映されていくのではないかというのは懸念されるところでもあります。なかなか一度高止まったものをというところは難しいと思っておりますし、これだけ建設されている中で、ひょっとすると従前からある古い民間アパート等については、少しずつ空きが出てくるということもやむを得ないと思っているところです。民間サイドでそういう形で整備が進みます民間アパートについては、今後もある程度新築も含めて供給がなされていくと思いますので、需要と供給のバランスを見ながら、家賃のほうも推移していくのではないかと思っております。私もなかなか大樹町で民間アパートに居住する機会はありませんが、お家賃の関係については、これからも注意深く推移は見ていきたいと思っております。高止まっているような気がしております。

質問 辻本正雄

町長も高止っているなという認識をされているということでございます。この状況が長く続きますと、せっかく大樹町に居住している方が、近隣町村に引っ越すという状況が起きてくると思っております。現在、ちょうどいい値頃感の物件がないということで、他町村に入居するというお話も聞いてございます。その辺、町のほうで転出理由について、ここ1年ぐらいでそういった家賃が高いから転出するというような状況を把握しておられるかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。

答弁 住民課長 水津(住民課長は2024年3月まで)

転出理由の把握でございますが、その分については転出する際に理由などを聞き取っておりませんので、把握してございません。

質問 辻本正雄

データがないということでございますが、実は、私、先日このような話を聞かされまして、単身世帯の住宅が非常に高止まっているといったことで、家族世帯向けのアパートの家賃も非常に値上がりをして、現在7、8万円ぐらいになってきたので他町村に移住を考えているというお話を聞いたときに大変危機感を抱きまして、このような状況を何とか改善する方法、手立てがないのかということで、先ほど町長も高止まりをしているという中で、古くなってストックしている公営住宅の用地を民間に払い下げて、そういった家族世帯向けのアパート建設については考えておられないかをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

私どもも公営住宅の更新等についても計画を持って進めているところでもあります。その公営住宅の計画の中で、新通については、空き住宅があるということも含めて更地にしたりとか、南町日方団地も、今建替えを行っておりますが、当初の計画よりは縮小した形で進めているところでもあります。また、これから双葉町松山団地についても、更新の時期が来ているということで整備計画を進めますが、私ども住民の人口動態、年齢構成も含めて、公営住宅の役割は当初のもくろみよりは戸数を減らした中で整備を進めていくことが必要だとも思いますし、なかなか思った以上に経費がかかるので進められておりませんが、解体ありきではなくて、リニューアル等も含めて、使えるものを修繕しながら、中を改修しながら進めていくということもあると思っております。また、町の公営住宅を建ててあった土地については、町有地でありますが、私どものほうで活用のニーズがないというものについては、宅地分譲も含めて町民の皆さまに住環境を良くするという観点からも分譲していくということは、これから町の役割の一つではないかと思っております。

質問 辻本正雄

今、町長のほうから公営住宅の建替えの有無、それから用地の販売といいますか、そういったことを民間に活用という考えもあるということで、それを期待して、少しでも大樹町のアパート、若しくは単身世帯、又は家族世帯の住環境が安くなることによって、他町村への人口の流出が抑止できるのではと考えておりますので、是非ともよろしくお願いいたします。それでは、2点目の質問ですが、大樹町住生活基本計画は今年策定されて発表されたわけですが、町長は5年目の令和8年を目処に見直すという考えを示されておりますが、私は5年を待たずに、先ほど同僚議員も6期総合計画の以後検討していくというお話もありましたが、今は見直しについてもう少し早くしたほうがいいのではないかと考えております。大樹町としては、令和2年まで人口減少という時代が続きまして、令和4年、実に70年ぶりに人口が回復してきたわけですが、人口増加という時代に入ってきて本当の歴史的な転換期にあると思っております。このような中、今までは人口減少に伴いコンパクトな効率の良いまちづくりという方向性で取り組んできたわけですが、これからの時代は、前町長の悲願であり、また酒森町長の目標でもある宇宙版シリコンバレーを目指して発展し、また人口も増加するためには、住生活基本計画が何しろタイムリーに出すことが大事ではなかろうかと思っております。特に、都市計画の策定、土地の利用方針について早急に示し、住環境、工業用地、また商業施設などのしっかりとした将来ビジョンの下、土地を確保していくということが大変重要ではなかろうかと思っております。その辺、何とか早急な見直しが、少なくとも大樹町住生活基本計画だけでも早急な見直しができないか、町長にお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

今年度からスタートしました住生活基本計画、令和4年度からの10か年、令和13年度までの計画でもありますので、その計画と現在大樹町が置かれている人口動態の状況も含めて、今年度、来年度の早い段階まで見据えた中で、将来を見据えられた結果として私どもが策定しました住生活基本計画との人口の動きに乖離がある場合は見直す必要があると思っておりますので、5年目の令和8年度までは見直さないということでは毛頭ありませんが、まずは、今年度、来年度も含めて、人口の推移をまず見守っていきたいと思っておりますし、必要があれば、それは5年目まで待ってくださいというつもりもありませんので、必要な部分については、見直すということはお約束したいと思います。

質問 辻本正雄

今、町長のほうから、大樹町住生活基本計画については、適宜見直しを行うというお話をいただいたので、大変期待しているところでもあります。せっかく町内に就労された方が地元で安定して定住できるといった環境を整えていただき、今後も人口増につながると思っておりますので、計画の見直しをぜひともよろしくお願いしたいと思います。以上をもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:大樹町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月8日 議事録 PDF(107ページ) 間違いを知らせる