清水町議会 令和4年第9回定例会 2022年12月14日
(1)清水公園池周囲の防護柵の設置について/(2)公衆浴場の入浴料金の据え置きについて/(3)清水駅跨線橋対策について/(4)ビート生産枠9万トン削減問題について/(5)清水高等学校の3間口維持について
2022年12月14日、清水町議会の一般質問で、佐藤幸一議員が「清水公園池周囲の防護柵の設置について」「公衆浴場の入浴料金の据え置きについて」「清水駅跨線橋対策について」「ビート生産枠9万トン削減問題について」「清水高等学校の3間口維持について」について質問し、町長 阿部一男、教育委員会教育長 山下勇、建設課長 山田寿彦、町民生活課長 藤田哲也、企画課長 鈴木聡、学校教育課長 大尾智が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤幸一 議員
- 答弁者
- 町長 阿部一男、教育委員会教育長 山下勇、建設課長 山田寿彦、町民生活課長 藤田哲也、企画課長 鈴木聡、学校教育課長 大尾智
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 6番 佐藤幸一
6番、佐藤幸一です。議長の許可を得ましたので、通告に従って5項目2点質問いたします。私はこの12年間、町民の切実な声を町政に届け、前進した施策も数多くありました。今期最後の一般質問に当たり、未解決案件や当面の課題について町長の考えを伺いますので、町長自ら答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。1項目め、最初に清水公園の池周辺の防護柵設置について伺います。清水公園は、町も町の観光施設として広くアピールしており、町民の憩いの場としてまたレクリエーション施設として、町内外の方々に利用されているところであります。特に公園池のボートは、来年から帯広緑ヶ丘のボートが廃止されるとの報道もあり、新年度は今まで以上に利用者が増えることが予想されます。しかし、池周辺には防護柵もなく非常に危険な状態であります。転落事故が発生しないよう防護柵の設置など安全対策を講じる必要があると考えますが、町長の所見を伺います。2項目め、公衆浴場の入浴料金据置きについて伺います。私は9月定例会で公衆浴場料金の据置きをすべきと質問しましたが、前向きな答弁がなく、今議会に関連条例の改正が提案されたことは、誠に残念であります。ここで、再度質問します。町長も御存じのとおり、公衆浴場は家庭風呂のない方や高齢者の交流の場などとして広く利用されております。北海道は大人の公衆浴場の上限額を、現行450円を30円アップの480円にすることを告知しました。町民は生活用品の物価高で苦しんでおり、さらに入浴料金の値上げが実施されると、家計に及ぼす影響は大きなものになります。この際、料金の値上げは物価高が収まるまで先送りして、町民の生活を守る考えはないか伺います。3項目めは、清水駅跨線橋対策について伺います。この件につきましては、私が議員としてこの場に送り出していただいたときから時の町長にもお聞きし、また提言も行ってきましたが、何の進展も見られず誠に残念であります。高齢者や体の不自由な方があの跨線橋を渡ることは、非常に大変なことは言うまでもありません。JR北海道と協議し、打開策を見出していただきたいと考えますが、町長の所見を伺います。4項目めは、ビート生産枠90千トン削減問題について伺います。農林水産省は、去る2日、ビート受付金の対象数量を砂糖換算で現行64万トンから、2026年度に55万トンまで減らす案を自民党の合同会議で示し、了承されました。ビートは寒冷地作物として輪作体系に位置づけされているほか、ホクレン製糖工場が立地する本町にとっては、工場の存続が危惧されます。この問題に対し、町を挙げて生産枠削減反対運動に取り組み撤回させなければなりません。町長の考えを伺います。5項目め、最後に清水高等学校3間口維持について伺います。この件も幾度かお聞きしてきましたが、4間口から3間口になったことは非常に残念であります。この際、3間口を維持するため、関係機関の連携と強力な取り組みが必要と考えます。そこで、私は通学費補助を行うことを、改めて考えを伺います。教育委員会は通学費補助は他校を見ても効果がないとか、清水から町外の高校へ通学している生徒との均衡が取れないなどの理由で、実現に至っておりません。①どこの事例を見て効果がないと判断したのか、お聞きします。②清水高等学校を存続するための通学費補助であり、現在行っている各種資格取得支援と同様に考えられないか、伺います。町財政に余裕があるのであれば、町外に通学する生徒にも通学費補助を行うことはよいことだと思いますが、これは清水高等学校存続のための施策ですので、前向きな答弁を期待したいと思います。以上、5項目2点、質問いたします。
答弁 町長 阿部一男(町長は2024年12月まで)
それでは、佐藤幸一議員の御質問に順次お答えをさせていただきます。まず大項目1の清水公園池周囲の防護柵の設置についてお答えをいたします。清水公園につきましては、池やボートもあるため、土日や祝日は町内外からの家族連れを中心に多くの方が訪れております。その中で、公園施設の充実に向けた整備の検討を進めており、トイレの改修や足こぎボートの増台等、長期的な視点でできるところから整備をしてきております。現在、池の周囲にはボート乗り場に木製柵を設置しているほか、公園管理職員が点検し、危険を伴うと判断された場所につきましては、部分的に簡易的な柵を設置し安全対策を講じているところであります。池全体に防護柵を設置することは現在予定しておりませんが、緑豊かで開放的な環境の下、散策や休息、遊び、スポーツなど、異世代が集まり憩いの場として楽しむために施設を充実させ、整備も引き続き必要であると考えております。次に、大項目2の公衆浴場入浴料金の据置きについてのお答えをいたします。本町公衆浴場の入浴料金につきましては、これまで北海道知事の定める統制額に合わせて改定してきたところです。本町公衆浴場の収入支出の状況は、平成29年度から令和3年度までの5か年平均額で、入浴料金収入は7,780千円、経費支出は26,880千円、経費支出に対する入浴料金の割合は29%にとどまっており、経費に対し収入が大幅に少ない状況となっております。議員御指摘のとおり、現在物価高による家計への影響は大きくなっている社会情勢ではありますが、本町公衆浴場の収支バランスや十勝管内も含め北海道内の民間営業の公衆浴場の多くが10月に料金を改定している状況も踏まえ、本町公衆浴場につきましては、令和5年4月から北海道の統制額に合わせた入浴料金とするよう、本定例会に条例改正議案を提出させていただいており、御理解をお願いいたします。次に、大項目3点目の清水駅跨線橋対策についてお答えをいたします。JR十勝清水駅の跨線橋対策については、これまで何度も御質問や提言をいただいたところでありますが、その都度、JR北海道の経営状況や多額の対策経費を町が全て負担することは、町の財政状況を鑑みると不可能であることなどから、実現は難しい旨お答えをさせていただいておりますが、現在においてもその状況は変わりありません。そのような中、高齢者の方や体の不自由な方への支援として十分とは言えないかもしれませんが、清水御影間のコミュニティバスの運行や芽室・帯広方面の医療機関を経由する清水帯広線バスを運行しております。今後におきましても引き続き清水御影間の交通手段を確保するとともに、清水帯広線バスの利便性の向上を図るなど、高齢者の方々などへの移動支援を継続してまいります。また、JR北海道の鉄道施設の老朽更新や路線維持に対する新たな支援を十勝圏活性化推進期成会などを通じ、引き続き国に対し要望してまいります。次に、大項目4点目のビートの生産枠の削減についての質問にお答えをいたします。国内での砂糖の消費量は健康ブームや低甘味嗜好等により需要は年々減少し、さらに新型コロナウイルスの影響により需要減に拍車がかかり、在庫が増加しております。また、糖価調整制度では輸入等から調整金を集め交付金の財源に充てています。農水省では砂糖需要の減少や同制度の収支悪化を上げ、交付金の対象数量の上限を段階的に減らす方針を示したところであります。国としては輸入加工調整品からの国産砂糖への切替えを促す取り組みへの支援や、国産砂糖の需要拡大、ビートの生産コスト削減など、生産人口対策を措置する方向性を示しております。現在88自治体で組織する北海道てんさい振興自治体連絡協議会においては、7月13日に道議会の各会派など、また7月27日には農水省政務三役並びに道選出議員に対し要請活動を行い、さらに、今回のビート生産枠削減の報道を受け、11月17日には2回目の中央要請を行っているところであります。国に対しては、生産者が安心してビート生産に取り組めるよう、議論の経過など丁寧な説明や情報提供を行うこと、生産の省力化や生産資材コストの低減など、中長期的視点による安定的・持続的な生産体制の構築に対し支援を行うこと。また、消費拡大に向けた国・北海道など関係者一体となった取り組みを進めるとともに、製糖工場の持続的な運営のため、流通並びに工場設備等の効率化に引き続き協議していくことを要請してまいりました。今後におきましても、要請活動を継続するとともに、ビート生産の総合的な推進について生産者が安定的な営農ができるように、関係機関と連携し支援してまいりたいと考えております。私からの4項目のお答えは以上でございます。
答弁 教育委員会教育長 山下勇
佐藤議員から質問いただきました大項目5、清水高等学校の3間口の維持についてお答えさせていただきます。町では清水高校振興会をとおして、令和2年度より清水町内の御影、羽帯地域から通学する生徒を対象として、通学費に係る公共交通機関の定期代の補助を実施しております。町外から通学する者への通学費補助につきましては、本年3月定例議会の一般質問に対し、実施している町村もありますが必ずしも入学者の増加につながっていない現状がある。また、支援していない町外へ通学する高校生との不均衡が生じることを考慮して、実施を考えていないと答弁をさせていただきました。1点目の事例についてのお尋ねですが、具体的な自治体名は申し上げられませんが、各自治体による各種支援の状況や公立高校配置計画の入学者数によりますと、十勝南部地域で、地元高等学校への通学者に対し町外者を含め通学定期代の半額や3分の1相当額を補助している自治体がありますが、いずれの学校も生徒数の増にはつながっておらず、ここ数年の動向によると、欠員数の増加あるいは募集学級の減少が見られます。また、北部の自治体においても、定期代全額を年間9から10か月支給している自治体もありますが、同様に地元高等学校においては学級減と欠員増が拡大する傾向にあります。これらのことから、通学費の補助が入学者増加に直結するものではないとの認識は変わっておりません。2点目、各種資格取得支援と同様に考えられないかとの御質問についてお答えします。この質問にある生徒が進学・就職に向けた各種資格取得や模擬試験を受験する際の検定料や受験料は、その半額を補助しておりますが、年間補助額は500千円程度となっております。また、今年度より開始したタブレット端末購入に対する補助については、購入費用の半額程度を想定した1台30千円、計2,160千円を、清水高校振興会を通じて補助しておりますが、支援の均衡を図る観点から、町外の高校へ通学する町内在住の生徒へも同様の補助を行っております。以前の一般質問でも答弁をいたしましたが、町外から通学費補助は試算で16,000千円以上の費用がかかり、各種検定料の支援と比べてその費用はかなり大きいものがあり、町外へ通学する生徒への補助を行うためには、さらに多額の費用がかかります。支援の不均衡を生じさせないという考えは変わっておりませんので、現在のところ、町外からの通学者に対する通学費の補助は考えておりません。町としては、今後も様々な場面を通じて清水高校と連携し、中学生には清水高校で学びたい、保護者には清水高校に行かせたいと思っていただけるような魅力ある学校づくりや、その魅力をPRする活動などの充実を図るため、引き続き清水高校振興会などを通じた支援・協力を行ってまいりたいと考えております。
質問 6番 佐藤幸一
1番の清水公園防護柵についてお尋ねをいたします。設置をしないということでございますが、あの広い池には、見た目広いところでどこでも、どこからでも落ちるような気がします。事故が起きてからでは遅いのですよ。転落事故を未然に防止するためにも設置するべきだと考えますが、再度伺います。
答弁 建設課長 山田寿彦
池周辺の柵につきましては、現在、シーズン中には常時公園の管理人が巡回しておりまして、危険と思われる箇所には簡易的な柵を常時設置しているところでありますので、今後においても引き続き点検等を強化して、危険と思われる箇所には一時的な柵を設置して対応していきたいと考えています。以上です。
質問 6番 佐藤幸一
頑張っていただきたい、事故がないようにお願いをしたいと思います。次に、2番、公衆浴場の入浴料について伺います。入浴料については、北海道が上限額を統制しているだけのことで、この額に従う必要はないと思います。町長が480円以内の額で決定できるわけですから、物価高が落ち着くまで現行の料金を据え置くことができないか、再度伺います。
答弁 町民生活課長 藤田哲也(町民生活課長は2022年12月まで)
町長からの答弁でもございましたように、物価高が与える町民生活への影響は大変大きくなっているということでございますが、やはり公衆浴場の収支バランスというものについても、考えざるを得ない大幅な収入減の状況ということでございます。北海道におけるこの統制額につきましても、北海道における審議会でも、こういった物価高の影響状況こういったものも加味をした上で、450円から480円への値上げをやむを得ないということでの統制額の改定となってございますし、答弁の繰り返しになりますが、管内の状況も踏まえますと、今回の状況では引上げが妥当ということで御理解を賜りたいと思います。
質問 6番 佐藤幸一
そういうことであれば、例えば毎月26日を風呂の日として無料開放するとか。さらに半年券あるいは年間券を発行することは考えられないか、お聞きします。
答弁 町民生活課長 藤田哲也(町民生活課長は2022年12月まで)
まず1点目、いわゆる無料入浴デーと言われるものかと思います。現在、清水町では子どもの日、それから敬老の日、そして冬休みの期間中の親子お風呂デーと、それから家族エコ銭湯というような4項目につきまして、1年間の間に無料入浴の期間を設定し、利用者拡大も含めてサービス提供を行っております。令和2年度からはコロナ禍ということもあって、現在こういった無料入浴デーについては控えておりますけれども、次年度からは再開というようなこともしていく形を考えてございますし、また、この無料入浴デーの設定方法についても、より利用者の拡大につながるような無料デーの設定というものも、今後検討していくということが必要と考えてございます。あと、半年券、1年券とお話がございましたけれども、一般質問の通告の中でほかの議員のほうからも質問が上がっているところではございますが、今回、定例会のほうに条例改正案を提出しているところでございますし、現時点においてそういった新たな券の導入という部分については考えてございません。
質問 6番 佐藤幸一
よろしくお願いをいたします。次に3番、清水駅跨線橋対策について伺います。町長は清水駅におおぞらの停車を求めて要請活動をしておりますが、仮にそれが実現したとしても、1番ホームの設置化、跨線橋問題が解決しなければ、乗降は期待できないと思いますが、町長の考えはどうなんですか。
答弁 企画課長 鈴木聡
確かに例年町長のほうからJR北海道のほうに、より駅の利用性を高めるということを目的に、要請活動としておおぞらの停車本数の増加をお願いしているところでございます。その中で、確かに御指摘のとおり階段の問題等はございますけれども、停車があればその都度、今現在、清水御影間のコミュニティバスとかも発車してございます。そのような中での移動の支援というものを通じて、乗車向上に向けて努力していきたいと考えてございます。
質問 6番 佐藤幸一
いろいろよろしくお願いをしたいと思います。それでは最後に、5番の清水高校学校間口維持について伺います。御答弁いろいろいただきました。私が申し上げたいのは、清水高等学校の存続のための施策ですから、ぜひ前向きに検討いただきたいと思いますが、再度お聞きいたします。
答弁 学校教育課長 大尾智(学校教育課長は2023年3月まで)
答弁内容の繰り返しになりますけれども、今現在におきましては、先ほど御答弁させていただいたとおり、かなりの高額の費用がかかるという部分、それから町外へ通学する方への同様の支援を行っていきたいという考え方が今現在ございますので、その部分は変わっていないということでございますので、御理解をいただきたいと思ってございます。以上です。◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇