清水町議会 平成27年第2回定例会 2015年3月16日
4項目、大きな一つで、学校給食の運営について
2015年3月16日、清水町議会の一般質問で、中島里司議員が「4項目、大きな一つで、学校給食の運営について」質問し、教育委員長 三澤吏佐子、学校教育課長 菅野靖洋、教育長 伊藤登が答弁しました。
- 質問者
- 中島里司 議員
- 答弁者
- 教育委員長 三澤吏佐子、学校教育課長 菅野靖洋、教育長 伊藤登
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 中島里司
通告に従いまして、教育委員会の方に質問させていただきたいと思います。今回、平成27年度の教育委員会の執行方針が委員長より冒頭に述べられました。そのなかで特に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律に伴って、私は今までと大して変わらないと思っているんですが、改めて教育界のあえてこういう文面が出てきた。教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、それから迅速な危機管理体制の構築、町長部局との連携。これは国でやっていることですけれども、私は地方教育行政では今までもやっているというふうに理解していて、これがあえて、なんで今頃こんなことが出てくるのだろうと、逆にいうと、こういうものが教育行政に欠けていたのかなと、国サイドではそういう捉え方、これは全国ではなくごく一部だと思うんですけれども、それが、国の方針として改正するということだろうというふうに思っているんですが、ただ、このなかで感じた部分を通告をさせていただきました。4項目、大きな一つで、学校給食の運営についてということで、(1)から(4)まで。私の真意は、今、起きたことは評価するのではなく、一定ではやむを得ない。やむを得ないというのは、許しているという意味ではないです。もう一度内容を精査して、給食センターだけではなく、場合によってはこの議会でも何かいい知恵が出てくるかもわかりません。そういうものは堂々とオープンにして、お知恵をくださいと。委員会としてあるいは担当者としては、行政報告等でやっていますと、今のところはこのへんです。ですけれども、何かあれば教えてください。知恵を貸してください。あるいは協力してください。こういうものがあってもいいのかなというふうに、この文面と通告した部分で感じています。ですから、立場的にはチェック機能ということですから、言葉的にはチェックということになるのかもしれませんが、私は攻めきるということではなく、本当に町ぐるみでこういう事件を減らしていきましょうということで、通告に従って読ませていただきます。子どもの成長に「食」は大切なものであると、私は「食育」という部分では教育委員会で使った部分では管内的にも全道的にも早くから聞いていたと思います。そういうことについて、たまたま、1年間に私は4度と書いてありますが、そのへんがあったということを聞いていますので、教育委員会として、この事故の報告、さっき言ったようにオープンにすることと、それに伴って、内容・原因。原因も難しい大変難しいものがあると思いますが、このへんについて、行政報告であった部分はあった部分として、他に何かあればお知らせ願いたい。(2)の父母等への対応ということで、これは、当然、児童生徒については行政報告のなかにも出ていますけれども、これも何か一工夫ないのかなという部分で、ご質問させていただきます。これは、町への報告ということで、町は関係あるかないかは別として、ありますから、ないということはないです。結局は町民ですから。学校に行けば児童生徒ということですが、家庭に入れば一町民ですから、そういう部分では速やかなる町長部局への連携を強化するというのをもう少し、どういうふうに考えて、どういう報告を現時点でしていたのかということです。(4)の責任はということで、どういう言葉が適当なのかなと。責任を果たすべきなのか、役割を果たすべきなのかという部分で、私としてはどちらがいいのかなというふうに迷いながら責任ということで質問させていただいています。自分の与えられた役割をしっかりと果せば、責任うんぬんという問題は出てこないので、そのへんも含めながら、通告の真意としては今お話ししたとおりでございますので、そのへんについて、教育委員会の考え方と方向性等があれば、別格なご答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 教育委員長 三澤吏佐子
学校給食の運営についての異物混入に関する質問にお答えをいたします。初めに、給食でのたび重なる異物混入につきまして、児童生徒及び学校、保護者をはじめ、関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを心からお詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした。まず、1点目の質問の内容と原因についてをご説明いたします。5月22日のごはんバットから取り分けしたごはんのなかに、給食センターの連続炊飯器から欠落した金属ナットが混入していた件につきましては、再発防止策として、滑り止めタイプのナットに交換し、日常の目視確認と定期点検等を強化しております。6月26日の食器かごのナイロンコーティングの破片が食器に付着していた件につきましては、ご飯の盛り付け時に気づき、異物を除去して喫食をいたしました。原因は、食器かごの劣化によるためでしたので、ただちに食器かごを再点検し、古い食器かごにつきましては更新をしたところでございます。7月8日の野菜スープにコバエ1匹が混入した件につきましては、原因は不明ですが、再発防止策として野菜の洗浄を更に徹底するようにし、現在も継続して実施しております。8月27日のちくわの中に金属片が混入した件につきましては、給食時に喫食した児童が口の中で異物混入に気づき、報告を受けました。原因は、製造納入業者のもとで製造工程で使うゴムべらの留め具が破損し、製造原料に混入したまま出荷されたためであります。2月9日のアルミニウム小片の異物混入につきましては、本定例議会で行政報告をしたところであります。2点目の父母等への対応ですが、異物混入等により喫食を中止した場合は、教育委員会から保護者に混入の経過や再発防止対策についての説明と謝罪の文書を配付しています。なお、学校以外の給食提供施設であります清水幼稚園、熊牛保育所につきましては、幼稚園長からの指摘を受け、後日、文書を配付いたしました。4点目の責任についてでありますが、給食センターに関することは全て施設を管理運営する教育委員会にあると認識をしております。教育委員会といたしましては、改めて調理機器専門業者に対して、機械・器具の点検を依頼するとともに、古い調理器具等の更新を図り、再発防止策を講じてまいりました。また、喫食を中止した場合に備えて、ビスケット等を備蓄いたしました。今後も給食業務に携わる職員の衛生管理意識の向上に努めるとともに、危機管理マニュアルに基づく食材料及び調理工程での点検を徹底し、子育て支援課とも連携を図りながら、安全・安心な調理工程での点検をしてまいります。3点目の質問が抜けておりましたので、改めてお答えをさせていただきます。3点目の町への報告についてですが、同教委の学校給食衛生管理マニュアルに基づき、保健所に事故報告をするとともに施設管理者である町に報告をしております。改めまして、安全・安心な給食の提供に努めてまいりますので、なにとぞご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
再質問 9番 中島里司
再質問をさせていただくわけですが、1点目の事件の内容と原因について委員長から詳しく説明をしていただきました。私はこれらについて、特にコバエについては食べ物に直接関わっていただろうと思います。当然、これらについては野菜あるいはそれに関連するものの洗浄といいますか、これらをしっかりとやれば防げるだろうと思います。ただ、私はこのなかで(4)番目の方にも行くかもしれませんが、昨年、総務文教常任委員会で所管事務調査で入りました。そのときに危機管理マニュアルという所管事務調査の報告は聞いて策定されています。私は仕事上でこういうもので処理してくるのは非常に危険だというふうに思っています。まったく余談な話になりますが、60㎞/hのスピードを出していたら事故が起きないのか、法律で60㎞/hと決まっているから60㎞/hで走っていたよと。これも管理マニュアルに沿ってやっていたよと、僕はそういうものではないと思うんです。やはり現場でなければそういうものを把握できない、あるいは危機的な意識が決してないとは言いませんけれども、それらについて事務所のなかでは周知・徹底されていても。私は誰を攻めているという気はありません。皆でやらなければ防げないと思っていますから、そういう意図で聞いていただきたいんですが、調理の方々が日々それをどこまで認識されているか。1年に1回募集して変わっているかはわかりませんけれども、それらについて1点、どこまで現場で危機マニュアルに沿って、あるいは自分たちの役割を含めて認識されているのか。どういう捉え方でされているのか、その点をまずお聞きしたいと思います。
答弁 学校教育課長 菅野靖洋(学校教育課長は2015年3月まで)
今の危機管理マニュアルにつきましては、昨年度の事故が起きるまでは危機管理マニュアルというもの自体がありませんでしたので、危機管理マニュアルをつくり、それに基づいて行っています。給食センター職員の危機管理マニュアルの熟知についてですが、これにつきましては絶えず危機管理マニュアルについて説明をし、読み合わせをして指示をしていますので、マニュアルについては調理員さんや給食センター、私も含めて熟知をしていると思っています。
再質問 9番 中島里司
次に、1番目に関わることなんですが、私の時代と給食センターの運営形態は変わっています。私がいた時代には栄養教員がほとんど給食センターに居ました。それが、今、栄養教員ということで学校にも入って直接教べんをとります。栄養教員の職務、学校に行ってはだめだと言っているわけではありませんが、行くのなら行くような対応というのを今までに教育委員会で協議されたかどうか。もう一つは、新聞等に出てきて非常に積極的に食育という部分で、畑うんぬんなり父母と協力し合ってうんぬんとか、いろいろな賞も受けている頑張りには敬意を表しています。そういう昔と違った職務内容に今はなっていないか。ということは、給食センターのなかで教員の役割というのが従来どおり目が行き届いて、そのへんについてどういう認識をされているか、なければないでいいんです。なければさっきお話したとおり、こういう方法はないですかということを質問していきたいと思います。あるなしは別で、現状を捉えて協議をされたことがあるかどうかをお聞きしたいと思います。
答弁 学校教育課長 菅野靖洋(学校教育課長は2015年3月まで)
学校栄養教員につきましては、清水町だけではなく管内の給食センターにも配置されています。栄養教諭につきましては、午前中は給食センターに勤務しまして、調理作業が終わり、出すまでは給食センターに居ます。午後からは各学校に勤務するということで、担当の学校と給食センターと打ち合わせをして、基本的な業務状況はそのように進めております。
再質問 9番 中島里司
午前中ということですから、給食がセンターから出るまではということで、それはそれとして、コバエの問題は帰ってきてからの部分があったのか、当日入ったのかわかりませんが、やはり食器あるいは調理器具等については、午後の問題です。私がお話したいのは、調理員の方で正職はいませんよね。
答弁 学校教育課長 菅野靖洋(学校教育課長は2015年3月まで)
調理員の方につきましては全員臨時職員です。
再質問 9番 中島里司
そのへんにつきまして、対等に扱われるのは方法としてはいいのかもしれませんが、そのなかで何か方法はないですか。最終的に栄養教諭がいないときに皆でチェックしあう。自分の持ち分が早く終わったから終わったではなく、皆でチェックしあうという、これはそんなに時間は必要ないと思います。というのは、私は事故防止とそれぞれの方の意識が高まるのではないかと思うんですが、今後、内部検討をする値はあるのではないかと思うんですが、そのへんはいかがでしょうか。
答弁 教育長 伊藤登(教育長は2018年9月まで)
ご指摘ありがとうございます。まず、調理員の意識改革につきましては、事故が4件、5件と起きたなかで、打ち合わせを月に2回に増やしてみたり、当然、調理員の連携が一元化だと思いますし、事故防止についてはそのへんも含めてしっかりと打ち合わせをして、連携をしていくという職場づくりに努めているところでありますが、不可抗力で入る場合もありますので、極力そういうことをなくすようなかたちの中で努力をしていきたいと思っています。
再質問 9番 中島里司
十勝管内で今年度、教育局に報告されたのは六、七件と聞きました。1件はよその町で、あとは全部清水町と。私は多いから恥ずかしいとかそうではなく、そういう事故・事件に一番経験者なので、前へ進むかたちで、他のモデルになるようなことを考えてほしいなというのが一つです。これは答弁はいりませんけれども、教育長1回か職員の前でこういう危機的な状況、訓示やあいさつなりを現場でお話されたことはありますか。もしなければ、ぜひ直接調理員の方々と危機管理上のうんぬんというものを教育長の口から直接、私は現場の皆さんとともにお話合いをされて、要するに、皆さんの協力なしではここでいくら言っても0に近づかないわけですから、そういう部分では最高責任者として言っていれば結構なんですが、なんとかそういう機会をつくって、早い時期に職員と膝を合わせて、何か欠けているところがあれば聞いてという方向というのは、教育長考えられないでしょうか。言っているか言っていないかと、言っていなければ今後どうするかということをお答えいただきたいと思います。
答弁 教育長 伊藤登(教育長は2018年9月まで)
ただいまの質問ですけれども、お答えしたいと思います。実際は定期的には行っていませんけれども、また調理員と直接膝を交えてお話をしているということは行っておりません。ただ、こういう事態が度々起こるということで危機感をもっていますので、ご指摘のように調理員との懇談も含めて、安全管理についてということで懇談をしながら、安全安心な給食の提供ができるように努力してまいりたいと思います。
再質問 9番 中島里司
とにかく、教育委員会全体になって、調理員の方も含めて、あるいは職員でもこういうお話を聞いていて何かいい方法があれば教育委員会にどんどん言って、こういうものを少しでも無くしていくように、皆で頑張っていかなければならないというふうに私は思っています。先ほど、父母への対応ということのなかに、幼稚園や熊牛保育所ということがありました。それで、対応・連絡等はちゃんとやっているのかなと思いますが、幼稚園はたまたま私が耳にしたのは対応が遅かったと、全部食べ終わってから聞いたと、それがうんぬんではないんです。ただ、そこで出てくるのが、一人の所長ではなく、連絡網を学校から教育委員会あるいは給食センターで終わらないで、センターだけに預けないで教育委員会として学校4つと幼稚園と熊牛保育所なので全部で6か所です。そうなってくると、教育委員会のなかで誰かが役割を担って対応するという、さっき私が言った皆で速やかにという部分になってくるし、教育委員会のなかでの連絡網は図式で給食センターと打ち合わせして用意されているかどうか。
答弁 学校教育課長 菅野靖洋(学校教育課長は2015年3月まで)
図式で給食センターに用意はしていないと思いますので、図式にしてきちんとしたいと思います。
再質問 9番 中島里司
3番目の町への報告は、教育委員会と行政サイドでのやり取りですから、受けた側も協力できることについては速やかな対応をできる方法があれば、ぜひとも取り組んでいただきたいというふうに思っています。(4)の責任ですが、この責任も構図で示すという部分であれば、私は責任と書いていますが、役割をはっきり、それぞれが日頃からしっかり自分の役割がわかり、当然人事異動があるわけですからその人事異動のなかでも引き継いだもの、変わったものをすっと飲み込めるようなものを図式にした方がいいと思います。文書に書くとなかなか理解しづらいところが現実にあります。特に、緊急連絡網で、災害等でもそういうかたちが出てきています。そういうものを給食センターや教育委員会に役割をしっかりわかるような表示というのを考えるべきだと思うんですが、先ほどとちょっと重複しますがそのへんについてはいかがでしょうか。
答弁 教育長 伊藤登(教育長は2018年9月まで)
お答えしたいと思います。まず、調理員の連携の部分でいけば、責任をもって指示ができるという役割を担う人材も必要かなと思っていますし、また人事異動の時期ですので、当然伝達事項等もあるかと思います。ただ、伝達するというのは文書ではなくてというお話ですので、危機管理マニュアルにもありますように関係機関の連絡先や調理の安全性についてなどについては、どうこうするということを図式にして示していって、改善していきたいというふうに思います。
再質問 9番 中島里司
当時考えていた意気込みというのは薄らいできているんですが、結論として何回も言いますけれども、0にしていただきたい。そのためには全庁をあげて頑張ってもらいたいというふうな願いであります。今、教育長から答弁をいただいた図式にするというのは、私はあまり文章化するのは好きではないんです。それは事務方は当然持つ必要があります。ですが、現場にはいろいろな形で図式で一目でわかるような、文章表現をすると全部読まなければならないです。ところが図式にするとパッと見た瞬間に自分の担当があれば、自分がどこに入っているか、入るのかがわかります。だから、私は図式にこだわっているんです。特に現場サイドでは、危機管理マニュアルがありますよと、これを読んでおきなさいよと、これでは私は違うと思うんです。自分の役割が図式によってすぐわかるような体制は必要だし、場合によってはそこに挿入雑記なり注釈をつけてという部分になってくると思います。庁舎から出ているんですから、庁舎へ伝える方法も受ける側もどこで受けるか、当然、僕は逆に言うと学校教育のなかで、同じ課のなかになってしまうので、一歩外れた人までも用意しておく必要があるだろうと、場合によっては学校教育課全部で動いている場合があるわけで、そのへんもある程度考えておく必要があるのではないかということを含めて、全員で無くしていきましょうという意気込みをぜひ示していただいて、今の質問に対して教育委員会全体で対応する。場合によっては他の方にもお願いする。そういう意気込みをもって、必ず0にするんだということを改めて教育長に答弁をいただいて、私の質問を終わりたいと思います。
答弁 教育長 伊藤登(教育長は2018年9月まで)
お答えしたいと思います。今ご指摘のように危機感をもって図式にしたりして、誰が見ても一目でわかるような方策を講じていきたいのと、合わせて現場の調理員の部分でいけば迅速性が求められますので、時間も限られているという状況のなかで事故を防ぐためには何が一番必要かということも含めて、調理員の意見も聴取しながら万全を期してまいりたいと思います。◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇