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鹿追町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月16日

地域住民が関わる地域包括ケアシステム構築と生活支援サービスの充実、推進について

2017年6月16日、鹿追町議会の一般質問で、安藤幹夫議員が「地域住民が関わる地域包括ケアシステム構築と生活支援サービスの充実、推進について」質問し、町長 吉田弘志が答弁しました。

質問者
安藤幹夫 議員
答弁者
町長 吉田弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 10番 安藤幹夫

議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。地域住民が関わる地域包括ケアシステム構築と生活支援サービスの充実、推進についてと題しまして次の質問をさせていただきます。国内の人口構造の変化を見ると、現在の高齢者1人を2.6人の若年世代が支える社会構造になっています。しかし、少子高齢化が一層進行する2025年には、1人当たり1.8人に、また、団塊の世代といわれる全員が75歳を超えて、国民全体の5人に1人に達すると想定されています。本町においても例外とは言えないことは、鹿追町人口ビジョンからも読み取ることができるところです。都市、地方に関わらず急速に高齢化が進行することで医療や介護の必要性も急増し、財政の不足から現行の社会保障制度が行き詰まる恐れがある危機感は十分想定されるところです。そこでいわゆる2025年問題を踏まえ、人口の変化を見つめ、福祉施策の取り組む環境を理解した上で、地域住民で支える仕組みが急がれるところです。今後構築される地域包括ケアシステムでの医療、介護の連携に限らず生活支援サービスを充実、推進していくことで、住民が長く健康に暮らせることがまちづくりの基本と考えます。また、将来の福祉ビジョン作りにあっては、正に地方創生の大きな課題の一つと位置付けることが重要であり、行政が地域政策の主体となるのではなく、地域住民が主体となり福祉政策の形成と実行に関わる必要があると考えますが、町長のご所見を伺います。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

安藤議員からは、地域住民が関わる地域包括ケアシステム構築と生活支援サービス充実、推進についてという質問でありますので、お答えを申し上げます。高齢化が進行する中、可能な限り住み慣れた地域で生活を継続することができる包括的な支援、サービス提供体制の構築を目指す地域包括ケアシステムは、まちづくりの重要な施策として捉え、町総合計画の中で推進を図っているところであります。議員ご指摘の通り、地域住民で支える生活支援サービスの仕組みづくりについては、互助の果たす役割が大きなものと認識し、町でもさまざまな事業に取り組んでいるところであります。今年より実施を計画をしております地域つながり活動助成金では、高齢者等の生活支援活動を対象事業の一つとして独居老人の見守り、あるいは除雪支援、お出かけ支援、買物代行等の活動を想定してつながりの意識を高める活動を支援をしていく考えであります。同じく今年度より実施を計画しております鹿追町サポートボランティアポイント事業につきましても、さまざまなボランティア活動を通した地域貢献の推奨、あるいは支援、さらには社会参加活動を促す取り組みも行なってまいりたいと考えております。また、現在導入を検討しておりますみまもりシステムでは、独居等の高齢者を見守りセンサーにより24時間体制での見守りということで、事故等が発生した場合には迅速に近隣の協力員に連絡を取り、安否等の確認を行うことができる、地域住民を支える互助のシステムを考えているところであります。さらには、いずれにしても地域住民が主体となって福祉政策の形成と実行におきまして、住民自らの信念、関心に基づいて自分たちの生活とコミュニティの貢献をすることは、まちづくりにおいて最も基本的な考え方と認識しているところであります。町としても鹿追まちづくり基本条例に基づいて町民と行政が情報を共有し、まちづくりの町民参加を進め、町民協働により自立したまちづくりを進め、住んで良かったと思える自立をしたまちづくりを進めていきたいと考えているところであります。今、行政に期待をされるところは、高齢社会においては一層多面的にも、そして多岐にわたっているというふうに思っておりますけれども、人口が減る、そういう状況の中で役場組織だけがですね、どんどん大きくなるということにはなっていかない。ならばどうするかということが大きな課題であるというふうに思っております。そこを今議員おっしゃられるように住民活動の一つとしてそうした思いの高揚をですね、図っていきたいというふうに思っておりますので、新しい制度をですね、有効な活用を一層町と地域が共有をしてまいるように努力をしていきますので、よろしくお願いを申し上げます。以上、答弁に代えさせていただきます。ありがとうございました。

質問 10番 安藤幹夫

本当に基本的な考え方を町長からお伺いしました。そもそも福祉行政というのは元々国が地方に業務委託を、事務委託をしていた時がありまして、それを地方分権が始まって平成12年に廃止となって地方に福祉行政をもって、平成確か17年か18年だと思いますけれども、初めて地域包括ケアシステムという言葉がささやかれ、平成23年に義務付けされてちょうど5年が経過したところです。当然5年前と現在では制度も変わったり、法の整備がなされたり、財源状況等が当然変わってきていますので、5年前と比較にはできませんけれども、5年前の状況を基本理念、基本理念と言ったら大げさ過ぎますけれども、基本計画を持つに当たってと、今の現在の基本理念というのは先ほど聞きましたので、どう変わってきたのかということと、併せてこの5年間の間にどのような検証が行われ改善されてきたのかということを再度ご質問させていただきます。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

私はこの福祉あるいは医療についてもですね、基本的な考え方は5年前も今現在も10年前もその前も変わっておりません。一層ですね、こうしたことについては高ければ高いほどいいんですね。福祉にしても医療にしても充実をし、それが求められているということも承知をしている。国は社会福祉事業等々であるいは社会福祉制度を含めてですね、どこまでやらなきゃいけないというふうにはなっていない中でですね、できるだけ高い、言ってみればサービス充実をさせていこうというのが基本的な法律の根っこでありますから、私もそれに基づいて町として財源等々あらゆることを考慮してですね、充実をさせていきたい。今回、今計画しているのも言ってみればどうしても行政だけでは目の届かない、そのことがですね、実は放置をされるということになればやはりいろんな不幸な出来事があるわけでありまして、1人、10人、100人の目よりも、1,000人の目で隣近所が助け合うというそうした思いをどんどんと思させいけば、正に私は互助の社会がしっかりとできるというふうに考えておりますから、そういう意味で今後もですね、いろんな行政としてのサービスの向上も図ってまいりますけれども、町民同士の互助の精神、これらの高揚についてもどう説明をし、どう高揚させていくかについてはまだ時間はかかると思いますけれども、進めていきたいというふうに考えております。以上であります。

質問 10番 安藤幹夫

今おっしゃられるとおりで、地域福祉というのは大きく分けて福祉行政、大きく分けますと高齢者福祉、それから介護、子ども家庭福祉、生活保護、地域生活福祉、障害者福祉ということで、5年前は確か医療介護に特化した計画が組まれていたというふうに思いますが、これからは今まで無かった子ども・子育て支援法が支援制度として創設されていることと、障害者総合支援法といった新たな法の整備がなされて今までは高齢者に対する介護、医療が中心となってきたんですけれども、そこに子ども・子育ての分野に拡大してきているというのが新たな制度の取り組みの一つなのかなというふうに考えています。それで今後において先ほど町長のご答弁にもありましたように自助、共助、公助と福祉政策も3つあるわけです。自分たちができることは自分たちでいく、それから先ほど申し上げましたように協働のコミュニケーション等の運用は協働でやる、それで残った部分については公助、行政が担うということの基本的な理念が多分ケアシステム概要図の中にも多分うたわれているというふうに思うんです。それで先ほど来からも出ていますように、行政区なり地域コミュニケーションへの助成に対する所管はどこかというふうに見ますと企画財政、また今本町が目指している鹿追高校における看護師学科創設による人材の育成、これも企画財政課。それから昨年と今年見ますと、全国、あまり参考にならないんですけれども、全国一般行政職員の割合というのがございまして、福祉に関わる関係者、全体の24.9%というのが28年4月現在発表されていますが、本町においては2名減と、今年については2名減となっているという状況にありますし、そういった人員の配置、また先ほどから申し上げていますように、新たな法律におけるその制度の整備といったことに関わってくるとなると福祉課だけではなく、やっぱり総務課が関わりあると思います。それから今新たに見直し、5年が経過して新たに見直されようとされているのが生涯学習計画。これにも高齢者または子どもたちが大きく関わっているという中で、その見直しについてはどこがやっているのかと言ったら教育委員会社会教育課。それからこれからは新しい話になるんですけれども、私の個人的な新しい話になるんですけれど、先ほど来もいろいろ出ていましたけれども、今本町においては施設整備がかなり進んで病院、それから老健施設、それから特養と、それから高齢者住宅も整備されてきていると。さらにこれが進んで不足が生じた時っていうのは、今町内にあります空き家対策の一つとしてグループホームなりケアハウスの創設ということも考えられる。これがどうするとしたらどこが所管するかと言ったら町民課ですよね。それから今議会も来月5日の日に研修視察を予定していますけれども、農福連携の施設、これは将来において本町にもおけるハウス栽培等も含めた形の中での新たな創設ということで関わってくると、これはどこかと言ったら農業振興課。それからハードの部分については建設水道課。こうやって考えていくとほとんどの課の関わりが非常に大きくなるわけです。それで、週に1度の課長会議等で把握なり情報交換がされていると思うんですけれども、本当に計画を持つとしたらどういったシステム作りに向けて首長がどういった組織体制を作るか。それからどういうふうな評価をしていくかというのが最終的な私は結論ではないかというふうに思うわけです。それで私の提案として申し上げますけれども、庁舎内にプロジェクトチームを立ち上げて、ぜひとも今までは縦割りでもやってこれた福祉政策なんですけれども、今後においては縦割りだけでは非常に厳しい状況にあるということを申し上げまして、ぜひともそういった体制作りをお願いしたいというふうに思いますけれどもいかがでしょうか。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

貴重なご意見をいただきました。横の連携十分必要なのは承知をしております。事業を推進をする上でね、どこをどういうふうにするかは、やはり事業がどういうふうになっているのかということで、一層スピーディに物事を行なっていけるかという観点からいきますと、私はプロジェクトを作ってですね、何回も何回も意見を擦り合わせることは、民主主義としては私は結構だと思うけれども、そのことがいかにですね、物事を遅らせる、そういう可能性も十分あるということであります。ですからそういう意味では問題は鹿追のまちづくりがね、今一体どうなっているのかと。そんなに福祉医療等々、農業、教育等々においてですね、今の現在の形で不都合があるかどうか、それから職員の数の問題等々についてもですね、これも職員の数なんていうのはセクションごとに分散をすればですね、今の倍いたって私は進んでいくかどうか非常に疑問というふうに思っておりますので、やはり少ない人数でできるだけスピーディに、そしてまちづくりを進めていこうとすれば、そのある組織をどう使っていくかと、必ずしも民主主義、それにのっとって常に何回も何回も会議を繰り返しているかどうかということになると、必ずしもそうではないという面があるということを私は承知をしております。アメリカのシリコンバレーと日本の行政と比較をした時に、ある説によればですね、100倍違うと、そういうお話があります。それはスピードにおいても意識においてもそうということでありますけれども、一体その100倍は一体どういうことなのかと言うと、日本の場合非常に会議を開いてですね、そして民主主義というか、その上でまとめていっているということが多いというふうに言われております。私は日本のそうしたやり方、これを否定するつもりもないし、それにのっとってやっていくということは十分必要だというふうに思っておりますけれども、ただ、役場の組織をね、横に全部並べてそして相談をしてやっていくことはですね、本当に今期待に応えられるようなものになるのかどうかということについては、私は必ずしもそうではない。従って、物事を考えていく時にはやはり企画、それぞれの餅は餅屋、これの中で考えさせていかなければですね、ならないというふうに思っております。ただ、私はそこに立って総合的にまとめていく私はリーダー。これはどういう全体をね、見渡しているかどうかということについては、極めて重要なことだというふうに思っておりますので、いろいろお話をいただきました。これらについても留意をしながら進めていかなければならないというふうに思っておりますので、よろしく今後もですね、ご指導をいただければありがたいとこのように思っております。以上です。

質問 10番 安藤幹夫

ちょっと言葉足らずで町長に誤解を招くかもしれないんですけれども、各課それぞれ、当然餅は餅屋として専門家として進める。そのための連携を取る方法手段といったものをどのように持つかということをお聞きしようと思ったんですけれども、これ一番良ければ連絡常に取ってシステム作りをできる専門職がいれば良いんですけれども、そうはなかなか簡単にいきませんので、将来に向けてそういう方法を考える上でやはりその連携を取る各課横断的に連携を取るという形の方が今一番重要じゃないかということでご質問をさせていただきました。以上で私の質問を終わります。

質問 10番 安藤幹夫

答弁は先ほどいただきましたので。

出典:鹿追町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月16日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる