みんなの議会

雄武町議会 平成18年12月議会 2006年12月13日

町の基幹産業の危機、牛乳の消費拡大対策について

2006年12月13日、雄武町議会の一般質問で、高野幸治議員が「町の基幹産業の危機、牛乳の消費拡大対策について」質問し、町長 田原賢一、産業振興課長 片岡力が答弁しました。

質問者
高野幸治 議員
答弁者
町長 田原賢一、産業振興課長 片岡力

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 2番 高野幸治

町の基幹産業の危機について、町の基幹産業、農林、漁業、水産など国際化が進展し、国際競争の中、厳しい環境にあります。異常気象等で10月には低気圧による漁業被害で水産や加工にも影響が懸念されております。酪農も高齢化や後継者不足から廃業に追い込まれるケースが相次いでおります。人口も増える要素がない中でまず、町長は今の現状をどのように打破されていくのか、伺いたいと思います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

打破する魔法の手はないぐらい非常に厳しい状況でございますけども、実は昨日、農協の遠藤組合長も私のとこに来ていかれ、遠藤組合長も申し上げておりましたけども、これは本町だけに限った現象でなくてですね、相当、大所高所からのこれからの取り組みが必要だろうということでございます。高野議員もご承知の通りFTA交渉などもこの背景にあるわけでございまして、それらのことが大きく国の政策の中で解決しないことにはですね、本町の酪農だけで対策を講じてもなかなか解決ができないだろうということでございます。そういうことでありますけども、ただ、組合長の言葉でもございました。非常に雄武町の生乳に関しては質が高い、恐らく日本有数の質でもあるし、またそういうことからするとマーケット的に世界で一番の生乳であろうという自負を持っているということでございます。確かに産業振興の狭間の中で今持たなければならない自負かも知れませんけども、やはり生産者、生業の人達はそういう厳しい試練を乗り越えて頑張るという意欲をですね、これからも組合員に喚起させて町も協力しながら進めて参りたいというコメントを頂いておりますので、本町のこれからの自主自立に向けてはですね、やはり基幹産業の育成だというふうに思っておりますから、絶え間ない努力を続けてまいりたいというふうに思っております。

質問 2番 高野幸治

また関連して牛乳の消費拡大対策についてお伺いしたいと思います。牛乳や乳製品は少子化や他飲料との競合激化が進み、消費が低迷している反面、生産供給がこれを上回る結果となり、本年には、春には大量廃棄処分され、今年より三年間、生産者自体も大幅な計画減産を余儀なくされてここ数年に規模拡大の先行投資をした酪農家も多い中でその対応に苦慮しております。そんな中で全道各地で色々な牛乳の消費拡大対策が講じられているが、思うように消費回復には至っていないのが現状でございます。我が町の酪農を守るという見地から牛乳、乳製品の消費拡大対策を町独自の施策を展開すべきと思うが如何でしょうか。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

町独自の施策ということでございますけども、牛乳を飲みましょうという、そういうPRはいつでもどこでも出来るわけでございまして、そのことで持続的に本町の生乳がね、販路が拡大するということにはなかなか繋がらないんだろうというふうに思いますけども、ただ大きな枠の中で今、高野議員も農協の理事でございますから、その辺は周知してるんだと思いますけども、枠の中で紋別にそれらの施設が整備されるわけでございます。従って今、余っているというふうに予測される生乳に関しての活用をそこで図っていきたいと。なおかつ、合わせてFTA交渉の中味について大きく揺れ動いてるわけでございますけども、そういう対応をしていかなければならないだろうというふうに思っております。従って本町の牛乳に対してのPR販路拡大については当然、色んな形で執り行いたいというふうに思っておりますけども、その辺に関しては所管の担当の方で若干答弁をさせて頂きたいと思います。

答弁 産業振興課長 片岡力(産業振興課長は2007年6月まで)

牛乳につきましては本年度から3年間を目途としまして生産調整を行われてるということでございまして、ご承知のように国ではこの牛乳の消費拡大に向けましてですね、例えば常温保存可能なLL牛乳ですとか、それから色んなメディアを利用したPRを展開をしているところでございます。町としてはですね、これまで牛乳の調理実習ですとか、あるいはその加工の体験、それから付加価値の高い加工品開発に活用できるというような施設の整備をこれまで行ってきておりますし、またそれから牛乳を加工するグループへの支援ですとか、それから牛乳を加工し、販売をする農業者に対する支援等もこれまでは行ってきておりまして、牛乳消費の助長に向けた施策は展開をしてきてるとこでありますけれども、今回の生産調整に向けました、その具体的なですね、取り組みについては現在行っていない状況でありますけれども、特効薬はありませんけれども、生産者団体である農協とですね、色々協議連携を図る中で、この消費拡大に向けて町として何が出来るかということを検討してまいりたいというふうに思っております。

質問 2番 高野幸治

消費、たくさん消費するというのは子供なんですね。それで育ち盛りの子供に特に不足がちなカルシウムの供給源として学校給食の調理の原材料として工夫次第ではより多く消費が可能でないかなというのと、また町民の健康維持にも牛乳、乳製品を身近な存在として情報発信を町としてもできないか、この二点についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

学校給食のみならず、今委託しております給食関係機関や、その団体にもですね、今後の協議として是非積極的に進めたいというふうに思っておりますし、PRに関してもですね、当然、先程申し上げました通り日本一、世界一の生乳でございますから、是非一人でも多くの方にその良さを知ってもらうという使命も町にはあるんだというふうに思いますので、両方とも取り組みをお約束させて頂きたいと思います。

質問 2番 高野幸治

牛乳の消費拡大は中期、長期的に多様な息の長い運動が必要です。町の自主自立のためにも産業基盤が停滞しないよう対応して下さるよう強く求めまして質問終わりたいと思います。

出典:雄武町議会 平成18年12月議会 2006年12月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる