音更町議会 平成14年第1回定例会 2002年3月7日
温泉を活用した施策について
2002年3月7日、音更町議会の一般質問で、小針誠治議員が「温泉を活用した施策について」質問し、町長 山口武敏、民生部長 吉井隆徳、助役 藤井勉が答弁しました。
- 質問者
- 小針誠治 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、民生部長 吉井隆徳、助役 藤井勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 13番 小針誠治
通告いたしました温泉を活用した施策について質問をいたします。豊かな温泉資源に恵まれている我が国においては、近年、観光や娯楽、保養、健康増進など、国民生活各般において温泉が活用されている現状であります。中でも健康指向の高まる中で、ストレスの解消や疲れを癒す目的で温泉を利用する人が少なくなく、また、人間本来の持つ自然治癒力や防御能力を刺激して、免疫機能を高める治療法が疾病予防や健康増進を図る観点から、国民的関心の高まりを見せているところであります。しかしながら、こうした温泉による病気やストレスの緩和など、医学的効果があると言われながらも療法的に活用されているものは、その一部に過ぎない現状にあります。ほとんどは、経験則や原文程度によっていることから、今後、科学的データに基づく温泉療法の確立を目指した医学的な実証研究の促進を図り、温泉療法の健康保険や介護保険への適用実現、さらには温泉施設におけるバリアフリーの推進による高齢者や身体に障害を持たれた方などが、安心して利用できる施設整備などが望まれていると思うところであります。現在、全国2,800カ所の温泉があると言われておりますけれども、道内においては約1割に当たる280カ所の温泉があると言われております。温泉資源の枯渇の問題やあるいは観光客の落ち込みなどから、観光振興を柱とした地域振興策につきましても、本町においても多くの温泉施設がある現状から大きな課題とされていると、このように認識をしておるところでございます。こうした時代背景の中で、昨年5月、国民健康保険中央会は、温泉療養が市町村の医療費抑制に効果があるとの調査報告をまとめております。現在、全国3,200余りの市町村のおおよそ7割の市町村に温泉が存在していると言われておりますが、その中でその温泉を活用している市町村は、175市町村だそうでございます。そのうちの約4割に当たります66市町村で、1994年から97年の高齢者1人当たりの医療費が減っていたという調査結果であります。その中で、ヒアリングに応じました14の市町村の温泉利用の実態を調べたところ、医療費が突出して17%も減少した長野県の北御牧村においては、温泉施設に診療所や老人ホーム、あるいは村の保健福祉課が併設され、温水プールを拠点とした保健事業を展開して、通院者の減少に大きな効果を上げているとのことであります。また、道内におきましては、北広島市において8.3%、奈井江町においては4.4%の減少効果があったとされております。これらの状況を見ますと、保健婦などが温泉施設に出向いて健康相談を行い、病院のサロン化防止や高齢者の閉じこもり予防にも役立っていると、このように報告されているところでございます。この14市町村のみの医療費の減少効果を単純平均してみますと、マイナスの6.34%となっておりまして、全国の市町村の伸び率平均がプラスの3%となっておりますので、相当の効果が出ているものと、このように思います。こうした結果を踏まえて、国保中央会においては、温泉での人々の交流は高齢者の生活にリズムを与える効果もあり、健康増進につながると、このように結論づけているところでございます。また、北海道におきましても平成14、15年度の2カ年計画で、泉質ごとに温泉の疾病に対する有効性の検証や利用者の温泉に対するニーズを把握し、より有効な温泉の活用を図る目的で、温泉効用調査事業を行う予定とされております。対象は道内1万名、泉質数は10泉質、50カ所を調査すると、このような予定であります。本町においても特徴的なモール温泉がありますので、この調査対象に当然含まれるものと、このように期待しているところでございます。そのほか、道においては温泉水臨床的研究所というのもあわせて実施しまして、温泉と皮膚アレルギー疾患、例えばアトピーとか感染と言われておりますが、これに関する臨床データを収集するため、体内免疫機能や遺伝子レベルでの自然調整力について医学的な研究を行うと、このようになっているところであります。また、北海道の国保団体連合会におきましても北海道の1人当たりの老人医療費が全国有数の高さにあることから、健康寿命を延ばし、医療費の伸びを抑制し、保健事業の充実のため温泉を活用した健康づくりの一例として、新年度、14年度だと思いますが、モデル事業を行う予定と、このようにお聞きしているところであります。さて、近年、国民医療費の高騰が緊急の課題となりまして、保険者の統合や再編に関する基本方針を定める、あるいはサラリーマンの窓口負担引き上げなど、思い切った医療制度改革が2003年4月から実施という方向で、今、まとめられようとしているところであります。特に、老人医療費については、昨年医療制度改革大綱で見送られました伸び率管理制度というものにかわる対策といたしまして、現在、伸び率目標を設定するように、地方自治体に対し老人医療費抑制のための指針として、1、伸び率の目標、2、伸び率適正化のため必要な措置の実施に努めることもこの関連法案に明記いたしまして、地域の保健・介護・医療を包括するサービス体制の確立を市町村に求めていく考えだと、このように報道されている状況であります。本町における老人医療費の推移を見ますと、平成7年度以降のデータでは、平成11年までの5年間で15.2%の伸びとなっております。平成12年度におきましては、マイナス10.7%、このようになっておりますけれども、これは介護保険の導入による仕組みの変更によるものでありまして、その後も増加傾向にあるとのことであります。ちなみにこの5年間における伸び率15.2%は、医療諸費費用額が約24億円から34億円と、対象者が約2,900人から3,600人へと増加したこともありますけれども、実に10億円の増加であります。また、十勝管内の平成11年度の比較におきましても高い町村におきましては、1人100万円を超す町村が二つありますけれども、本町の96万円という位置は7番目にありまして、決して低くない現状にあります。以上、述べましたことを参酌いたしまして、本町の貴重な資源である温泉施設を利用した施策の展開を望むところでありますけれども、効果を上げている市町村は自前の温泉を利用しての事例かと思いますので、本町の場合、民間業者の理解と協力は不可欠ではありますけれども、以下、2点について御見解を伺いたいと思います。1につきましては、温泉を活用した医療費軽減のための施策の検討であります。本町における高齢者福祉対策は、平成12年度において18項目にわたって実施されておりますけれども、先ほど述べましたように、市町村に老人医療費の伸び率適正化が求められるとするならば、本町の貴重な資源である温泉の有効利用を図り、なおかつ地域振興の観点から、温泉を活用した施策の検討が必要かと、このように考えるところであります。国保中央会の調査では、温泉活用の効果は、特に70歳から75歳以上の高齢者に高いと言われておりますので、ゲートボールやパークゴルフ、あるいは温水プールなど、また生涯学習に取り組むものの自主的に健康増進に努めている人は結構でありますけれども、そうではなくてとかく引きこもりがちな高齢単身者に対する外出を促すなど、本町に見合った施策の検討を望むところでありまして、見解を伺いたいと思います。第2、温泉において生きがいデイサービスの実施であります。現在、保健センターにおいて生きがいデイサービスを実施しているわけでありますけれども、本町の65歳以上の高齢者は昨年末で7,418人、18.18%、このようになっておりまして、今後の推移を予測してみますと、2010年においては20.9%、このような高齢者の大幅な増加が見込まれている現状であります。こうした状況から、現在の要介護認定者11.76%も増えていく可能性もありますし、介護認定の予備的な人も増えるかと、このように思われるところであります。健康増進、病気の予防、保健などの見地から、現在、2回程度温泉に出向いているとこのように伺っておりますが、さらに積極的な取り組みが必要ではないかと思いますので、この点についても御見解を伺いたいと思います。以上であります。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
温泉を活用した施策についてお答えをいたします。最初に、温泉を活用した医療費軽減の施策の検討についてでありますが、温泉には日常生活と違う環境に身を置く変化が刺激となり、心や体の調子が整う「転地効果」があり、また、疲労回復やストレス解消などさまざまな効能により、病気の予防にも効果があると言われております。昨年5月に、国保中央会において温泉を活用した保健事業を積極的に実施している市町村では、1人当たりの老人医療費が低下する傾向にあるという「温泉を活用した保健事業のあり方に関する研究報告書」が取りまとめられたところであります。この中で、温泉を積極的に活用している市町村では、温泉をよく利用する方の医療費が低いことや、温泉が高齢者の憩いの場となること、温泉での保健師による生活習慣指導など保健事業の実施から、地域住民の健康意識が高まることなど、温泉の活用が医療費低下に結びつくことが報告されております。特に、老人医療費は全国的に年々増加傾向にあり、本町の平成11年度における1人当たりの老人医療費は96万円であり、今後この伸びをどうするかが重要な課題となっております。温泉を活用して医療費の低減や要介護、痴呆の予防、抑制といった目標を達成するには、例えば温泉を経営する方々の理解のもとで温泉のサロン化を初め、地域との交流、温泉の利用頻度の拡大、保健事業との連携、健康に対する意識の高揚など、具体的方策により健康づくりの取り組みが今後できないか、また、医療費軽減のため何か有効な方策はないかを含めて研究してまいりたいと存じます。このことについては、2回目の御質問であろうと思いますし、また、実際に温泉の人間の健康を保持するための効果というものは、一般的にも認められているところでもございますが、今、これらの問題等について具体的に保険証といいますか、医療費として保険証が使えないか、そういうものも含めて国会論議もあったことも承知しているところでもございます。実際に、音更町の場合は十勝川温泉というのを抱えているわけでございますから、その辺、容易に活用しようと思えばできるのかなと。ただ、これらが音更町としてそれぞれ一般客とこういう治療健康のためというようなものの一つの区分、あるいは曜日的なもの、時間的なもの、あるいはそこまでの足の確保ということが非常に大切なのかなと、そのように思っているところでもございます。実際に、今、旅館組合等の御厚意によりまして、平成11年度で6万1,000回分の入浴券の無料でいただいておりますけれども、11年度結果では、それを利用している方が10.4%、おおよそ1割の方が利用していると。平成12年度の結果でいきますと、6万3,000回の回数券が実際には6,700人程度、これも約1割程度の活用ということでございます。この数字そのものがだからしないという意味合いではございません。こういう中に、できれば何とか足の確保を考えてほしいというようなことで、いろいろな声が今、出ているところでもございます。いずれにしましても現実問題、保険証が活用できるということになれば、非常に容易に行けるのかなと、そういう気がいたしますけれども、かなりそれぞれ温泉経営者の御理解をいただくなり、今、申し上げましたようなもろもろのことがあります。難しいばっかり言っていたら何もできないわけでありますけれども、経費的なことも現実の問題として考えていかなければならないのかなと、そのようにも思います。いずれにしましてもこれらの問題に取り組む場合には、それぞれ旅館、ホテル等の御協力なしではできないということもございますので、旅館組合、あるいは観光協会といいますか、十勝川温泉とも十分これらのことについても、一つの研究課題とさせていただきたいと存じます。次に、温泉を活用した生きがいデイサービスの実施についてでありますが、平成12年4月から介護保険が制定され、介護保険法に規定する要支援認定で、非該当と認定された高齢者の生きがいと社会参加を促進するとともに、家に閉じこもりがちな高齢者や要介護状態になるおそれのある高齢者に対し、心身機能の維持向上を目的に、介護予防対策として、生きがいデイサービス事業に取り組んでございます。現在、保健センターにおいて週3回、社会福祉協議会に委託して、健康チェックや入浴日常動作訓練などを行っており、57名の高齢者が通所しております。対象者が年々増加傾向にあることから、平成14年度から実施日を週4回にして対応してまいりますが、今後もさらに増加することが予想されるところであります。温泉を活用した生きがいデイサービスにつきましては、温泉の利用は有効と考えておりますが、温泉の経営者の理解や施設的に利用が可能かどうか、輸送の面などクリアしなければならない点もありますので、御提言を踏まえ、今後研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
質問 13番 小針誠治
ただいま町長から一定の答弁をいただきました。温泉を活用した施策ということでありますので、現在まで町としては積極的に取り組んできていると、このようには思っておりませんし、具体的なあるいは的確な御答弁をいただけないのもやむを得ないのかなと、このように感じております。しかし、温泉の持ついろいろな効能につきましては、町長も十分御認識をお持ちだと、このように思いますし、また、現在各課において先ほど申し上げましたように、調査研究を進めている段階でもありますし、また、町長の申されました保険の適用についても現在努力をしている段階でございまして、そういった環境が整いつつあるという現状から、今後、そういった施策についても十分に研究、検討していただいて推進していただけるように願っているところであります。さて、先ほど申し上げました単身高齢者のことでありますけれども、本町も核家族化の進行によりまして、高齢単身者世帯が増えている現状であります。ちょっとデータを持っておりますので申し上げますけれども、昭和60年には全世帯に対する単身高齢者65歳以上でありますけれども、世帯数比2.2%、平成2年におきましては3.3%、平成7年が4.5%、平成13年末におきましては7%、15世帯に1世帯ぐらいの単身高齢者の方がおられるということでありまして、今後、こういう傾向はますます増えていくのかなと、このように感じております。昨年末におきましては1,110世帯といいますか、1,110人の方が単身者だそうでございまして、高齢者7,418名からしますと、15%の方が単身で生活をされていると、このような現状であります。さらに、高齢者の夫婦世帯も加えますと、もっと大きな数字になるところでございまして、家庭介護を基盤とする介護保険制度に依存できない要援護高齢者の増加が今後大きく懸念されると、このようなことが予想されまして、今後の大きな課題の一つになるところかと、このように感じております。以下、ちょっと温泉活用という面で、若干考えていることを申し上げてみたいと思いますので御答弁をいただければと、このように思います。先ほども町長触れられましたように、現在、十勝川温泉旅館組合の御厚意によりまして、日ごろの御愛顧にこたえてと、このような形を持ちまして70歳以上の高齢者の方に、年間14回の無料入浴券が提供されているところであります。大変ありがたく思っているところでありますけれども、その利用度につきましては、町長先ほど申し上げられましたように約1割と、このようにお聞きしているところであります。利用されている1割の方は、大変喜んでおられると思いますが、一方、利用されない方々からは足の確保と、このようなことが町長は先ほど言われましたように、町民の中から多くそのような声が聞かれている現状であります。そこで、一つの考え方でありますけれども、現在、コミュニティバスが町内めぐっておりますし、また、スクールバスの混乗ということで、農村から市街地への足の確保もされている段階でございまして、例えば社協の持っております福祉バスをこのルートと有機的に結合させまして、週1回ぐらいは十勝川温泉に運行すると、このような工夫はできないかと、このように考えるところでありますけれども、その可能性についてお伺いをしたいと思います。それから次に、これも以前から論議があったことかと思いますけれども、国保加入者に対しまして健康家庭といいますか、例えば1年間、無診療の家庭に対して記念品、あるいは表彰すると、このような考え方が論議されてきたかとこのように思いますが、その点につきまして入浴券の提供という形はどうかと、このようなことでちょっとお伺いをしたいと思いますけれども、現在、国保加入者の平成12年度の1世帯当たりの療養給付額は33万5,111円、1人当たりが15万4,224円と、このようにかなりの金額に上っております。一方、国保税の最高限度額が53万円、そういう方々を初め、あるいは限度に近い人々、あるいは低所得者の方々など、国保税については相当の高負担感を感じている現状でありますので、先ほど申し上げましたように、無診療の家庭に対しては何からの表彰という考え方も必要ではないかと、このように思います。このことにつきましては、道内の状況をちょっと調べてみましたけれども、空知支庁管内が18の市や町、あるいは網走管内におきましては12の市・町、これを筆頭にいたしまして道内約44%に当たります94の市町村が、中身はいろいろでありますけれども、何らかの形でこのような制度を実施している現状であります。十勝においては、2町が行っているところでありまして、こうした考え方に立てる余地はあるのかないのか、お伺いをしたいと思います。それから、これは答弁を求めませんけれども、9月定例会におきまして、中橋議員からもサイクリングターミナルの活用方策ということで、温泉を活用した健康づくりの提言がされたところでありますけれども、現在、このターミナルは民間への貸し付けと、このような方向に向かっているようでありますので、その際、本町において温泉を活用した何らかの施策の検討があった場合につきましては、この貸し付け事業者に対しまして協力要請をしておくと、このようなことも今後の課題でありますけれども、もし活用するとするならば、そういった要請をしておくことも今後必要ではないかと、このように勝手に思っているところでありますので、これは答弁を求めません。以上であります。
答弁 民生部長 吉井隆徳(民生部長は2004年3月まで)
私の方から、2点目の国保加入者の無診家庭に対しての入浴券の提供等を考えれないかという御質問につきましてお答えをさせていただきたいと存じます。これらについては、何回か私どもも協議をさせていただいているところも現状でございます。ただ、平成12年度におきまして、国保等の老人家庭等に入っている方のレセプトにつきましては、21万5,000件のレセプトが年間では処理しているわけでございます。世帯数についても国保加入につきましては、7,000近い世帯がございます。このような家庭で、現実的に無診家庭といいますか、医療費のかかっていない家庭を精査するということは、非常に事務的に難しい状況であるというふうに判断しているところでございます。確かに、医療費のかからない健康のために努力している方々につきましては、何らかのお礼をしたいという気持ちは私どもも持ってございますが、今、議員さんが言われたような形でピックアップするのに、非常に難しい現況にあるというふうに考えてございます。このような膨大な資料をそれぞれ対象にならない家庭をピックアップするには、電算化も必要かなというふうに事務的には考えてございますが、かなり経費的にも問題があるというふうに押さえております。また、一方におきましてはかからない方もいらっしゃいますけれども、保険料を払ってといいますか、支払いに困難な家庭、あるいはそういうような何かの都合で払っていけない方の家庭においても、無診の方もいらっしゃるのではなかろうかというふうな点も踏まえております。いずれにしましてもそういうような御意見等につきましては、事務レベルにつきましてももうちょっと研究させていただきたいというふうに考えてございますので、御理解を賜りたいというふうに思います。
答弁 助役 藤井勉
1点目と3点目合わせて御答弁させていただきたいと思いますが、温泉の旅館組合が一昨年からですか、老人の方に入浴券の寄附をいただいてお配りをさせていただいておるということについては、過去にも足の確保という面でいろいろお話をいただいておりまして、私どもとしても何かいい方法はないのかなというようなことで検討をいたしておりますけれども、なかなかすぱっとこの方法がという方法が見当たらないということで、現在まで経過しているわけでございますけれども、その検討の内容といたしましては、コミュニティバスをというのがまず一つ先ほど議員さんからもお話ありましたけれども、コミュニティバスについては現在のバス路線に重なっているというようなこともございまして、非常に難しいだろうということと、あわせて温泉まで回りますと、一回りの時間が長くなるというようなこともございますけれども、何便かのうち1便か2便でもというようなことでも検討させていただいておりますけれども、いま一すきっとした行程が組めないというようなことでございます。それから、福祉バスにつきましても、現在、福祉バスおおむね毎日利用しているような状況にございますのと、バスそのものが老朽化しているというようなこともございまして、これらについてもいま一すきっとしないなと。ターミナルでのこれからの民間についても、いろいろ今協議をさせていただいておりますけれども、その中で協力要請については、我々としても当然するべきだろうというようなことで考えております。ただ、本町、温泉がたくさんあるのが非常に便利でいいのですけれども、何かこういう統一した物の物を考えるときに、それぞれのホテルの例えば入浴料金が全部違うとか、それぞれのホテルの考え方が違うと。それから、十勝川温泉だけを考えれば、旅館組合というものを中心として物を考えれるのですけれども、十勝川温泉以外にも温泉が点在しているといいますか、温泉で業を営んでいる方もいらっしゃいまして、その辺の一つの物の考え方を統一する場面で、非常に統一化が難しいと。これにつきましては、私、ターミナルの所長を兼務している時期にでもターミナルで一定の日を決めて、無料で入浴をしていただくようなこともどうかなということで、温泉組合と相談をさせていただいたこともございました。ただ、なぜそれではターミナルになるのかというようなことが出まして、そんなようなことで、それぞれの個々の温泉の経営状況が、一定の同じようなスタイルになっていないというようなことと、例えば音更町のそのような業を営んでいる方の一つの組織的なものがあれば、そことひとつ相談すれば全体の相談になるのですけれども、そんなような問題もございまして、いま一その辺の対応ができないというような状況下にございます。ただ、おっしゃるとおり、温泉を利用した健康という面では、特に生きがいデイサービス等については、特定の方が一定の時期に来ていらっしゃるわけですから、考え方はできるのかなと思いますけれども、広く町民の高齢者を何らかの形でそういう施設に上手に使っていただくという方法がほかにないか、重ねて積極的に検討をさせていただくというようなことで、御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。
質問 13番 小針誠治
福祉バスということで御提言申し上げましたけれども、非常に十分に活用されている段階ではその余地はないとこのようなことかと、このように思います。しかしながら、無料入浴券が発足した段階で、足を確保してほしいということにつきましては、広く町民からの声があるということは理事者も十分御承知のとおりだと思います。今、助役が申しましたコミュニティバスの利用ということにつきましてもバス路線との関連で非常に難しい、このようなこともわかっておるわけでありますけれども、現在、規制緩和ということが進んでおる時代でありますので、そういったことの関連の中で、今後、もし可能であるとするならば、例えばコミュニティバスが2台ありますので、1台は午前中向こうを回り、もう1台は午後向こうを回るといったような、何らかの工夫がなされてはどうかなと、このように考えるところであります。それから、健康家庭といいますか、表彰の件でありますけれども、先ほど申し上げました道内の事例におきましては、市で実施しているのは26市あるわけであります。そういった現状で、どうやってその把握をしているのか私もちょっとわかりませんけれども、何らかの形で把握しているから実施しているのであろうと、このように思っておりますので、現在、情報技術が非常に日進月歩ということで進んでいる時代でありますので、今後、そういった方向を目指すとするならば、この実態の把握の方法につきましては、そう事務的に多くをかけてということにはなりませんけれども、そういう情報技術を駆使して可能であるならば、そのような体制に持っていっていただきたいと、このように思います。いずれにしましても温泉を活用した施策ということにつきましては、今後の研究の成果を見守る必要があると思いますし、町においては今後の課題という具合にとらえて検討していただければということで、今回は具体的な的確な答弁を求めるのは無理があろうかと、このように思います。第4期総合計画の達成年次におきましては、65歳以上の高齢者は9,400人、このように想定されておりまして、昨年末の7,418人からは、実に2,000人の増加が見込まれているところであります。それから、政府の現在提出されております医療制度改革関連法案におきましても現在の老人保健制度に変えまして、新たに高齢者医療制度の創設を目指すと、このようになっているところでありまして、高齢者の医療費の抑制という問題につきましては、大きな課題であります。そのためには、医療機関にかかる前の予防段階における取り組みがより一層重要になってくるものと、このように考えるところでありまして、これは決して傍観視でなく、即対応していかなければならない大きな課題でありまして、その選択肢として温泉の活用ということについても十分お考えをいただければと、このように思います。幸いと申しますか、町長も温泉の愛好者と、このようにお聞きしておりまして、温泉の持つ効能につきましては、御自身日ごろの激務のリフレッシュに有効に活用されていると、このように思います。先日の町政執行方針で述べられました「おとふけ生きいきプラン21」、この策定見直し作業が本年中に行われると、このように伺っておりますので、そうしたことからも今後の健康長寿の施策に期待をいたいしまして、質問を終わります。以上です。