みんなの議会

置戸町議会 平成26年第4回定例会 2014年6月17日

「通告にしたがいまして、町長にピロリ菌検査についてお問きいたし…」

2014年6月17日、置戸町議会の一般質問で、竹内雅俊議員が質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
竹内雅俊 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 竹内雅俊

それでは通告にしたがいまして、町長にピロリ菌検査についてお問きいたします。現在、日本人の病気による死亡率の高いのは肺がんです。かっては日本で最も患者数が多く、高いのが胃がんでした。その胃がんの要因の一つがピロリ菌と言われています。このピロリ菌検査を無料で行う自治体が出てまいりました。今回、網走管内では美幌町が中学生を対象に7月に問診、8月に尿や呼気の検査、陽性が出れば10月から投薬による除菌を行うそうです。今回の検査経費は日本胃疾患研究会が臨床研究の一環として負担するそうですが、来年度からは町が主体となり中学1年生を対象に継続するそうです。美幌町がピロリ菌検査を行うきっかけは、昨年の12月に医師会より町に要請があったこと。美幌町出身のピロリ菌権威の先生が北大特任教授でいたことも実施する要因になったと思います。道内でピロリ菌検査を行っている市、町には渡島管内の福島町でも平成24年度と25年度に中学生と高校生、それに新成人を対象に実施しました。稚内市でも高校生を対象に平成25年度に実施いたしました。検査の年齢が何歳が良いのか私にもわかりませんが、置戸町で町民健診を行っております。それに追加することも一つかと思います。町長の考えはどのような考えをお持ちですか、お伺いをいたします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ピロリ菌の検査についてということでご質問をいただきました。議員もご承知のように、このピロリ菌、胃の中に住みついて胃の壁を傷つけるというような細菌であるようであります。慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどと密接な関係があるというふうに言われております。感染経路についてはまだはっきりと分かっていないというところもあるようでありますが、主に口から感染するというふうに考えられておりまして、50歳以上の人で感染している割合が高いというふうにも言われております。日本でピロリ菌に感染している人というのは3,000万人以上いるんじゃないかというふうにも言われております。また、若い世代におきましては、上下水道の普及などによって衛生環境というのが整ったことなどから、このピロリ菌に感染している割合というのは年々減少していると。さらに今後減っていくのではないかというふうに予想されているようであります。そこで、このピロリ菌の除菌、治療でありますが、胃潰瘍あるいは十二指腸潰瘍、また早期の胃がんの治療などの症状が進んだ状態のほか、平成25年2月ですから昨年の2月からは、ピロリ菌による慢性胃炎の方にも保険の適用範囲というのが広げられました。置戸の日赤におきましても内視鏡検査で保菌が疑わしい患者さんへの検査あるいは除菌などの治療ということが置戸日赤でも受けられるわけであります。次に、本町の平成25年度に亡くなられた方の死因と言いましょうか、原因でありますが、悪性の新生物、つまりがんでありますが、17名の方がいらっしゃいます。全体の29%。それから呼吸器疾患が15名で26%。心疾患が7名で12%。さらに脳血管あるいは腎不全で亡くなられた方が5名で9%ということになっております。がんで亡くなられた方が約3割占めている状況であります。そのがんで亡くなられた方の内訳でありますけれども、肺がんが4名、大腸がんが2名、その他食道だとか前立腺だとか、あるいは白血病などのこれらのがんで亡くなった方々10名いらっしゃいます。それぞれ1名ぐらいずつなんですが、10名いらっしゃいます。胃がんで亡くなった方というのは1名ということで、少数になっております。先程議員の方からもお話がありましたけれども、美幌町における全中学生を対象にした検査あるいは除菌についてでありますが、成人に比べ確実な効果が期待できるというようなデータもあるようでありますが、中学生については保菌率というのが10%以下になっているというふうにも聞いております。しかし、先進的な取り組みとして今後の推移を含めて参考にさせていただきたいと、このように思います。そこで本町における町民健診への追加についての考え方でありますが、町民健診の対象者、中高年齢の方でありますが、胃がん検診をはじめ各種がん検診の受診勧誘と言いましょうか、管掌と言いましょうか、これらを行いながら早期発見あるいはがんの予防に努めていきたいというふうに今考えております。なぜならということを申し上げますけれども、この胃がん検診で申し上げますと、実は残念ながら受診率というのが30%でありまして、非常に低いというふうに思っております。少なくても50%までと言いましょうか、50%くらいまでには引き上げたいなというふうに思っています。保健師さんの方々、この日常的な健康診断あるいは健康教育、さらには広報を通しての周知というものをいろいろとやっていただいているわけでありますが、残念ながら今申し上げたような状況であります。したがいまして、決してこのピロリ菌検査というものについて無視をするというか、そういうものではありませんけれども、今はこの現状の町民健診というものの一層の充実を図っていくこと、そして町民の人たちがこの町民健診に積極的に言ったら言葉ちょっとどうなのかなという感じがいたしますけれども、せっかくのシステムがそうやってあるわけでありますから、受診率を高めていきたいと、私どもそう考えておりますし、町民の方々にもそうしたことでの検診を受けていただきたいなと、そのように今の段階では思っております。

質問 7番 竹内雅俊

答弁ありがとうございます。確かに町民健診で胃がん検診もやっております。少し引き上げるという手があろうかと思います。新聞によりますと、20歳までの除菌を確実になんて言うんでしょうか、こういう検査をして除菌するということは、次世代に菌を残さないという確かな事実も出てきております。先程、感染経路についても話がありましたけれども、確かに水道水のない時代、井戸水ですね、井戸水からよく感染されていると聞いております。そういった中で、一説では60代以上の中に70%から80%のピロリ菌が保菌されていると、そういう方から、例えば小さい子供さんが生まれた、その時にかわいいかわいいで口移しにする。そういったところからもまた感染するんでないかと言われております。ピロリ菌だけではありませんけれども、これからも町民健診の方に力を入れていただいて、と言いながらも、私もまだ町民健診を受けておりませんけれども、ほかの病院の方へ行って検査をやっております。そちらの方で対応しております。今後とも力を入れて頑張っていただきたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

先程も申し上げましたけれども、日赤の院長先生はじめ先生方のご意見なども伺いながら、おそらくそう簡単に消えるものではないというふうに思いますので、議員がおっしゃられたことも含めて意を用いていきたいと、このように思います。

出典:置戸町議会 平成26年第4回定例会 2014年6月17日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる