みんなの議会

新冠町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月18日

まちづくり公約の進捗状況と決意について

2020年12月18日、新冠町議会の一般質問で、芳住革二議員が「まちづくり公約の進捗状況と決意について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
芳住革二 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 芳住革二

議長より発言の許可が出ましたので、まちづくりに公約の進捗状27況と決意について質問いたします。鳴海町長が就任されて間もなく4年間の任期が終わろうとしています。私たち議会と行政はまちづくりの両輪であると言われ、ともにまちづくりを進める者として新冠町よりよいまちにするために、この4年間ともに歩んできました。鳴海町政の4年間を振り返ると国保診療所の有床化、学校給食の無料化など、町民の生活に直結する事業を立て続けに実現し、また光回線の全町を敷設など将来を見越した事業も達成されようとしています。しかしながら、多くの施策が実現する一方、町内公共施設の老朽化に向けた取り組みについては、取り組みの実感が得ることができずにいます。近年、町内公共施設の修繕報告が増加したことを感じています。老朽化が進む施設を管理する町職員の努力により、施設維持に限界があるものと考えます。いずれ訪れる施設の改修、財政負担の軽減、あるいは町民ニーズの充分に推し量り、計画的に進めることが肝要と考えています。4年間の任期を終えようとする現在、公約として掲げた施策の進捗具合と今後における課題、そして次期に向けた決意についてお伺いいたします。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

答弁に先立ち少々のお時間をいただくことを、お許し願いたいと存じます。それでは、芳住革二議員からご質問のまちづくり公約の進捗状況と決意についてお答えいたします。私が、就任いたしました平成 29 年5月9日の第2回臨時会におきまして、8 つの柱に基づく町政運営の所信を述べさせていただきましたとおり、思いやりと笑顔にあふれた新冠の実現に向け、町政運営を担ってまいりました。その1点目として、国保診療所の入院病床の再開と町民の健康増進についてであります。国保診療所は一般会計からの繰り出しの増加に加え、医師や看護師等、医療スタッフの確保の難しさなどの理由から、平成 27 年 12 月入院病床を休床いたしましたが、町民の皆さんから入院環境のない診療所に対する不安の声が多く寄せられていたことから、医療スタッフの確保のもと平成 30 年8月病床を再開するに至っております。また、画像診断の高性能化を図るためX線CT装置の更新をしております。その一方、健康増進対策として「定期健康診断の無料化」、「寿入浴券及び寿バス利用対象者の年齢を 70 歳に引下げ、寿入浴券にあっては 36 枚を交付」、「若年健診事業」、「介護職員実務者研修費助成金」等を実施してまいりました。2点目は、鮮食料品等の買い物対策についてであります。農協ストアーの廃止により、近隣町へ出向くことができない方々が自ら見て、選び買うことのできるような施設の整備を検討してまいりましたが、町民有志によるにいかっぷキッチンの出店により、町が誘致した民間ストアー等と競合するものもあることから整備を控えております。3点目は、防災対策についてであります。防災対策は町民の生命と財産を守る安心・安全なまちづくりのスタートラインであります。当町の地形は丘陵地が多く、大雨による土28砂流出と常に背中合わせにあることから道路、河川、農地などの維持管理に適切な予算配分をし、災害対策に努めております。また、近年の高浪・高潮による本町地区防波堤の越波による被害を防止すべく北海道建設管理部に嵩上げ要望をし、年次計画で実施しているところであります。新冠川浄水場地先にあっては近年のゲリラ豪雨にかんがみ、現築堤高を検証し高規格道路も視野に入れながら河川管理者に対し嵩上げ改修を要望しております。さらに、町事業といたしまして町民センター付近の堤防の嵩上げを年次計画で実施しているところでもあります。このほか節婦町避難路の改修工事、千年に一度を想定した最大規模の降水量を基にした「洪水ハザードマップ作成」、「防災行政無線のデジタル化」を実施し、さらに、このシステムに町民へ周知手段として電話、ファックス等への一斉配信システム機能を連動させております。4点目は、学校教育及び子育て施策の充実についてであります。少子化が進む中、義務教育の機会均衡や水準維持・向上の観点を踏まえ、朝日小学校の児童数の減少による複式学級を極力解消するため、町が独自に教員2名を採用し解消に努めております。一方、児童生徒の健やかな成長を後押しするとともに、子育て世帯の経済的負担を軽減するため「給食費の無料化の実施」、また「外国語指導助手を2名に増員」、「小中の児童生徒用及び教員用パソコンの更新」、「教職員住宅2棟の新築」、「小中学校の体育館の照明をLED化に更新」、さらにこども園の待機児童解消のため職員の増員を図っているほか、高校生の通学費の支援のため新ひだか町と共同で運行する「静内駅から静内農業高校までの無料スクールバスの運行」、「奨学金貸付金額の増額」、子育て施策として「誕生祝金の贈呈事業」、「不妊、不育症治療費助成事業の拡大」、「新生児聴覚検査費用助成金事業」、「妊娠期・出産時支援事業」、「出産時緊急ハイヤー助成事業」などを実施しております。5点目は、第一次産業の振興であります。新冠町はいうまでもなく第一次産業の町であり、第一次産業を活性化し、産地としての発展や活力を維持して行くために各種の振興策を図ることが大事であり、関係機関と連携し課題解決に向け取り組んでいるところであります。そのような中にあって、主な施策として実施したのは「ハウス自動換気設備に対する補助」の拡充をはかり「新設に加え既存ハウスにも拡大」、農家子弟が経営継承のため親元に就農した場合の「親元就農支援事業の創設」、町営牧野にあっては「哺育牛舎の新築」、体温センサーを膣内に挿入する「分娩感知通報装置導入事業」等を導入しでおります。6点目は、開かれた行政の実現についてであります。町民との対話を大切にし、町民に寄り添ったまちづくりを実施するために、「町政懇談会」の再開や町民からの要望・意見を聞きながら行政運営を行うための「マイタウン 30 委員会」を再開しております。7点目は、市街地計画と環境整備であります。JR日高線の線路用地が市街地を二分している現状の中、JR日高線の廃線に伴い今後は一体となった市街地の再開発に取り組むことが可能となり、かつ高規格幹線道路新冠インターチェンジの開通を見据えた「道の駅ゾーン」の整備計画においても、線路用地を活用したリニューアルに取り組むことが可能となったことから、本年度新冠インターチェンジの開通に間に合うよう道の駅の調査設計29業務を発注したところあります。8点目は、通信格差の解消であります。携帯電話の不感地域解消につきましては、携帯大手事業者2社により不感地域の解消が図られてきております。また、多くの町民皆様の要望に応え、市街地以外の地域における情報通信インフラ整備の格差是正を図るため、令和元年度から2カ年の計画で光回線の整備を進めており、本年度で事業が終了いたします。特に、生活様式が一変したコロナ禍にあっては家庭、学校、職場等あらゆる分野における活動にブロードバンドの需要が増大しており、早期に着手したことにより各分野での利用に寄与できたものと考えております。以上、この4年を振り返り主な事業について申し述べさせていただきましたが、これらの事業を進めるに当たっては町民の皆様方、議員の皆様方、そして町職員皆様方のご協力をいただき進めることができたものであり、皆様方に心から深く感謝を申し上げる次第であります。しかしながら、国保診療所や恵寿荘の移転改築、道の駅のリニューアル、高規格幹線道路日高自動車道に係るホロシリ乗馬施設の移転と土捨て場指定地を含む西泊津地区の再開発、あるいはアイヌ新法に基づく多機能型交流施設、一貫教育の推進に伴う学校統合や建て替えなど、大型事業が残されているほか、老朽化が進む公共施設の維持・管理の問題等々課題は山積しております。私は、4年間町政の運営を任せていただきました。今また、郷土を大切に思う心を改めて見つめ直し、町民の皆様方と一緒に「思いやりと笑顔にあふれた新冠」の実現に向け、全身全霊で町政に打ち込む覚悟であります。多くの町民の皆様から新冠町の発展を目指し、「次期もしっかり頑張れ、頼むぞ」と言った励ましの言葉をかけていただけます。本当にありがたいことと思ってございます。このような町民の皆様方の負託にこたえるべく、再び町政の舵取りを担わせていただきたいと思っておりますので、ここに出馬表明をさせていただき、芳住革二議員の答弁にかえさせていただきます。

再質問 1番 芳住革二

ありません。

出典:新冠町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月18日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる