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南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日

地域医療を担う町立南幌病院の将来像は

2017年3月9日、南幌町議会の一般質問で、本間秀正議員が「地域医療を担う町立南幌病院の将来像は」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
本間秀正 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 本間

それでは、地域医療を担う町立南幌病院の将来像はと題し、町長に質問をいたします。江別市立病院より医療連携の派遣支援をうけ、総合内科2名の医師が町立南幌病院を担っています。地域のかかりつけ医として住民より信頼を受けていると思います。しかし、外来患者の減少、入院患者減による病床利用率の低下など病院経営の悪化により、一般会計の負担も大幅にふえ本町の大きな負担となりえる要素であり、町民に理解を得られるのか大きな課題であります。しかし、町立南幌病院は、町民の生命・健康維持など、地域医療の確保のため、重要な役割を果たしていることは承知のことであり、町の病院として町民が求める医療など、町財政を圧迫しない病院経営が求められると思い、2点伺います。1、総務省は、公立病院改革ガイドラインを出してきたが、従来の柱である経営効率化、再編・ネットワーク化、経営形態の見直しに加え、地域医療構想を踏まえた役割の明確化を掲げてきているが、一向に経営状況が好転しない中、今後の町立病院の方向性を伺います。2、執行方針の中で、新たな病院改革プランに基づき、将来の医療需要の増加を見込み病床数を維持していくとともに、経営の安定化を図り医療機能を維持しますとありますが、どのような施策を行うのか伺います。

答弁 町長

地域医療を担う町立南幌病院の将来像は、の御質問にお答えします。町立病院は、平成28年度より常勤の外科医師が不在となり、江別市立病院から派遣を受けた2名の総合内科医により運営してきました。常勤医師による診療科は内科のみとなり、外来患者数も2科体制と比較すると減少していますが、入院患者数は前年度を上回っており、経営は厳しいながらも安定した状況となってきています。町民の信頼も徐々に上がっていると感じており、江別市立病院の先生方に大変感謝しています。1点目の御質問については、町立病院は町内唯一の病院として、町民の予防医療や初期救急などの役割を担っています。また、急激に高齢化が進む中、地域包括ケアシステム構築に向けても、医療提供体制を維持、整備することが必要と考えています。特にかかりつけ医は、その機能を地域で十分に発揮することが期待されることから、今後の動向を見極めながら、現行の形態で町立病院の体制を維持していきたいと考えています。次に、2点目の御質問については、今後も病院を維持していくため、新たな改革プランに沿って取り進めてまいります。医療機能の維持においては、引き続き江別市立病院との連携や札幌医科大学などの関係機関への働きかけを行いながら、医師の確保を図っていきます。

再質問 本間

今後の町立病院の将来像についてと、再質問いたします。町長の御(再質問) 答弁の中でかかりつけ医は、その機能を地域で十分に発揮することが期待されるとありましたが、また、現行の形態でいきたいとありました。この先、繰出基準を大幅に超える約7,000万円を出し続ける病院会計と大規模改修も含めて、町財政を圧迫しかねないと思います。今後進めていく、かかりつけ医としての機能を果たすことは、このままではできなくなるのではないかと心配をいたしております。また、2040年には我が町の高齢者人口がピークを迎えますが、改革プランに沿って取り進めるとありましたが、町民が望む診療科目や経営形態、足の確保など、病院のあり方を見出していかなければなりません。そこで、将来に向かいしっかりとした病院経営計画と、今後望まれる医師3人体制、看護師確保など、どのように進めていくのか。またあの答弁では、医療連携、札幌医科大学等関係機関への働きかけをしますとありましたが、将来どのように進めるのかを伺います。2点目に、病院周辺の旧6区団地には依然全員協議会の中でも医療福祉ゾーンにと議会に示しましたが、民間の誘致など、今前向きに検討しているのかを伺います。

答弁 町長

本間議員の再質問にお答えをいたします。現状でいくと病院の周辺は、そういう医療福祉のゾーンということで、分ければそういうことでありますし、ただ現状でそんなに待機者がいるわけでありません。ですから、まだその次のことについては、あの辺でどうのこうのということでは考えておりません。それから、自治体として基本があると思います。教育・福祉・医療というのは行政が担わなければならない部門であります。これが放置するようであれば、私は自治体の体はなしていかないというふうに思っています。しかしながら、現状の病院の先生は今、江別市立病院にお願いをしている状況で江別市立病院の進め方もございます。地域連携医療を含めて、それらとマッチングをしながら、うちの南幌病院を応援をいただきながら、今の高齢化の社会に向かって何とか維持していかなければならないということでお願いをして今継続していただいているところであります。その他札幌の医科大学などには、今足りない部分を応援に来ていただいております。これも当然、今後とも江別だけでは難しいんでありまして、医師確保のためにはそういうとこにもお願いをして、継続してお願いをして派遣していただくというようなことを考えているところでございます。そしてうちにはもう一つ大事なことがあります。今皆さんが定住移住だって言って、それで住宅団地が空いてるのをどうすんだと言っています。医者のいない町には誰が来ますか、私はだから維持をしながら、町民になっていただくために最低限の自治体としての持ち分はしていかなければ、まちづくりというのはできないだろうというふうに思ってますから、ハードルはかなり厳しいですけども、それを乗り越えて何とかできるように、近隣の病院やら大学やら町民の皆さんの理解をいただいて、病院を維持していくべきではないかなと。国ではまだ出てこないんですが、在宅医療っていう言葉だけは出てくるんですが、本間議員もわかるとおり今在宅されて、できる家庭ってどのぐらいあるでしょうか。ですから、私は病院をなんとか維持しながら、皆さんが仕事で精を出して、そっちで頑張れる体制はつくってあげたいなと。それから、これから福祉関係の施設がふえる可能性はありますけれども、それもふえることによって、行政がまた負担もふえていきます。その辺を上手に判断をしながら、病院経営というものは守っていかなければならない。金額で言われると非常に厳しいですけども、私は金額だけの問題ではないと思っております。まちづくりの根幹でありますんで。この間から見に来ていただいた方々のお話を聞くと、学校はどこにありますっていう話から始まります。そして役場はどこにあります、病院は、って必ず聞かれます。その時には、いや診療所ですという言葉は出せませんし、民間の診療所はあります。町には町立病院があります。そういう言葉で安心していただいてます。そんなことを考えると、苦しいんだけども何とかこれを乗り切って、南幌町として一つのまちづくりが、進める大事な根幹だと思っておりますんで、何とか頑張って皆さんに心配をいただいて申しわけないですが、できるだけ心配を軽減していきたいなというふうに思っております。

再質問 本間

ただいま本当に、町長から今すばらしい御回答もいただきました。そして、きょうの道新にも出てましたけども、病院削減率北海道12.4%、本当に町長の言われたとおり、在宅での苦しい判断をこれからまた国は言ってくるのかなというふうに思います。本当に最後になりますけども、町長も今回4期目就任以来、ずっと病院の改革プランですとかいろんな面でお考えを述べられ、そして議会とも相談しながらということでやってきたと思います。それで、最後に本当に今回出されました病院改革プランを鑑み、南幌町立病院として町民が求める、そして今後進むべき、今町長からも言われましたけども、最後に町長の思いをですね、語っていただきたいというふうに思いますんで伺います。

答弁 町長

町立病院は先ほど申し上げたとおりであります。やはり町民の方が24時間安心して、医療を診ていただける病院は確保すべきと、やはりどんなに小さくなっても、これからの時代を踏まえていくと私の南幌町では、維持をしていかなければ非常に厳しい分野であると思ってます。ですから、江別市を初めとする関係機関に継続して病院運営ができるように、これからも要望活動していきたいというふうに思っておりますし、国のほうはこの秋ぐらいまでには出ると思うんですが、それがどうあろうと町として頑張れる範囲は頑張っていこうというふうに思っております。

出典:南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日 議事録 PDF(70ページ) 間違いを知らせる