豊浦町議会 令和7年定例会3月会議 2025年3月6日
豊浦中学校線の速度対策について
2025年3月6日、豊浦町議会の一般質問で、大髙一敏議員が「豊浦中学校線の速度対策について」質問し、町長 杉谷佳昭、政策財政課主幹 武田貴博が答えました。
- 聞いた人
- 大髙一敏 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭、政策財政課主幹 武田貴博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 大髙一敏
続きまして、3点目です。豊浦中学校線の速度対策について、速度超過による事故がありました。速度対策についてお伺いいたします。よろしくお願い申し上げます。
町の答え 町長 杉谷佳昭
3点目、豊浦中学校線の速度対策についてお答えいたします。町道である豊浦中学校線に係る速度対策についてですが、令和6年定例会12月会議及び令和7年2月17日開催の全員協議会においてもご説明させていただいたとおり、今年度の取組の成果を基に、より安全性の高い施策の実証実験を令和7年度に実施する予定となっております。具体的には、総重量5,000トン以上の大型車の道道側からの右折、国道側からの左折進入禁止規制に対して、啓発効果のあるラバーポールの設置と、道路上4か所に、速度軽減を目的として、ハンプと呼ばれるこぶ形状の舗装の実施、加えて、これらの設置が分かる啓発と注意喚起を行う看板の設置であります。どのような対策が交通安全の効果が高く、加えて、町民の皆様の利便性を損なわないものとなるか、実証事業の効果検証と町民の皆様のご意見に耳を傾けながら、対策の検討を行ってまいりたいと考えております。
議員の質問 1番 大髙一敏
豊浦中学校線の速度対策は、知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、2月9日に車両の単独事故がありました。ちょうど給食センターのちょっと上のほうですね。上から来ると、左側に左折する道路のちょっと先の辺りですけれども、ガードレールを突き破りまして、5メートルぐらい崖下に転落した状況です。現在も痛ましい事故の状況は見て取れますので、放置された状態と言えばいいのでしょうか、車は今はありませんが、ガードレールが突き破られて放置された状態になっています。豊浦中学校線は、一昨年、国道37号線を突き破って、軽乗用車だと思いますが、JR側のガードレールにどんとぶつかった、追突した状態で放置されていました。何日か車が放置されていたので、見られた方もいらっしゃると思います。ほかにもまだあるのだろうと思いながら、私が目撃した事故はこの2点です。先日、自治会長研修会がありまして、この場でもお話しさせてもらったのですが、私はこのときに、職員から、この件を誰に聞いたのですかとか、言われたのですかということを言われまして、一瞬、えっと思ったのです。私は町民選出の議員ということで、町民の声を可能な限り届けることを使命としてやっております。正直に言って、びっくりしたのですが、2月9日の事故に関しましても、実は、町民からLINEで事故状況が送られてきました。大髙さん、これは本当に大変だ、危険だ、時速70キロメートルぐらい出ていたかもしれないねという話でしたね。町民の皆さんも、随分と心配されているのだなという印象を受けました。実は、この話は、私は去年の10月にあちらこちらを町民の方のいろいろなご意見を伺いながら回っておりました。その地域の方ですけれども、年齢でいくと後期高齢者、75歳過ぎなのだろうと思います。立派な方です。子育ても終わって、今は悠々自適の生活をされている方ですが、大髙さんと、我々はこの道をちょっと散歩するのだと、いや、速度がすごいのだと、物すごいスピードで来るのだと、これはどうにかならないのか。その頃は実証実験をされていましたけれども、このままではいずれ事故が起きるよという指摘を一部の町民から受けまして、これは本当に皆さんが注目していることなのだなと思いながら、私は去年の12月にこの件について一般質問をさせていただきました。その後に、私の近所になりますが、特に、歩かれる町民の方何人かに聞いたときに、最初は、道道97号、シュタイナー学園の上の出入口を通行止めにしたら、ちょっと私、困るのだけれどもと言われて、確かに困る人もいるだろうなと思いました。その後、つい最近ですけれども、いや、やっぱり危ないねという声を伺いました。利便性、危険性、両方を私は聞きながら、今、こうやってお話しさせていただいておりますけれども、それで、自治会長会議の研修会のときに申し上げたのは、道道97号、そして、国道37号線、これを横断する道路は、実は昔は3本あったわけです。1本は、一番勾配のきつい東雲桜線です。ここが通行止めになっていることを私は知らなかったのですが、私の何年か前の記憶ですけれども、上から進入できないだろう、ただ、下からは行けました。ですから、下からは登っていけるのだろうと自分では認識していたのですが、いや、上下通行止めなのだ、夏も冬も関係ない、今はそういう状況になっていますということで、あれはいつ変わったのだろうかと思っています。まず、東雲桜線が1本目です。次に、農協スタンドの坂です。あれは何線というのは分かりませんが、自治会長研修会のときに、東雲線と言ったような気がします。東雲線でよかったのでしょうか、東雲線にしておきましょうか、農協のスタンドの坂でもいいです。あそこが、今現在、上りは通行可能、ただし、下りに関しては、進入禁止になっていますね。ここは、分かっていると思いますけれども、速度規制が40キロなのです。次に、今問題の豊浦中学校線です。これは、実は上も下も通行可能なわけです。大変危険な状態にもかかわらず、そういう状況になっております。ここは、実は、なぜ速度規制が30キロか、私もちょっと調べました。その理由としては、傾斜なのです。傾斜が8%を超えると30キロになるのです。一般道路です。あそこは最大傾斜で11%ぐらいあります。これは、きちっと標識が出ていますから、そういった形で速度規制がされています。なおかつ、様々な対応はされていると思いますけれども、大型車に関しては、私も分からないところもあるのですが、あそこが通行止めというのは分かりませんでした。そういった対応もされております。今言った3本目の中学校線は、危険な状態にもかかわらず、通行止めにしたらどうですかという話をしているのですが、今、対応されるのですね。これから対応されようとする交通安全対策は、その上下の出入口にラバーポールを立てて大型車を規制しましょうと。これはよく分かります。大型車は、ラバーボールを立てることによって規制されると思います。ただ、問題は速度なのです。ラバーポールを設置した場所は入り口ですね。ここで減速は4キロであったと答弁書に書いてあるわけです。ラバーポールがあるわけですから、ぶつからないように徐行で入ってきます。4キロの減速は当然のことなのです。確かに、結果として減速があったということは分かります。ただ、問題は、危険な場所というのはここではないのです。丁字路は歩行者は歩かないのです。武田主幹、分かりますよね。ここは歩行者が歩かないのです。例えば、高齢の方や子どもたちはここを歩かないのです。ここを通るのは、今言った大型車であったり、普通車です。言うなれば、車両がここを通るわけです。そういった中で、危険な区域というのはこの中間にあるわけです。道道97号と国道37号の中間にあるわけです。この中間がどういう道かといったら、抜け道なのです。抜け道という言葉があるのです。言うなれば、札幌-函館間の都合のいい、利便性の高い抜け道なのです。利便性を追求するとはこういうことですから、皆さんは抜け道を利用するのです。武田主幹も、いろいろやりました。本当に一生懸命されていると私は理解しています。あの手、この手でやってきました。ラバーポール、そして、ハンプをやりました。そこで、ラバーボールのところは減速4キロと書いていますので、私は理解しますが、ハンプも、一時期、実証実験をされていましたね。このときの効果は何かあったか、お尋ねします。
町の答え 政策財政課主幹 武田貴博
お答えします。質問項目が多かったので、整理させていただきながらお話しさせていただきます。まず、東雲桜線の通行止めがいつからかというご質問があったと思います。令和5年の冬、毎年、冬の期間は通行止めを行っているのですが、春に向けて、令和6年の3月だったのですけれども、雪解けが近づいてきまして、例年であれば、あちらの通行止めをそろそろ解除するというところだったのですけれども、近隣の方から、あそこが開いていることによって、ショートカットで入ってくる町外の方の車が近所の子どもが遊んでいるところを通るので、とても危険だというご相談を受けておりました。特に、農作業であそこを車で通られる方もいらっしゃるとお聞きしまして、道を通年の通行止めにしてもよろしいですかというお話をいただきまして、令和6年4月の広報にて、あそこを、通年、通行止めを行いますということを町民の皆さんに啓発させていただいたという経緯がございます。また、ホクレンスタンドの横の町道は、名称が豊浦東雲線という道路になっています。おっしゃるとおり、あの道は、途中から時速40キロに規制速度が上がっている道路ですので、あちらのほうも、今後、豊浦中学校線と併せて何らかの交通安全対策は必要かなというふうに捉えております。豊浦中学校線の速度規制は、確かに30キロで、傾斜もあるというところもあるのですけれども、我々の認識では、あちらの道路は町民の方の生活道路、ふだん町民の方が使う道路という位置づけでおります。生活道路は一般的に30キロの規制を考えております。これにつきましては、警察庁から、2026年9月以降、いわゆる一般的な生活道路の速度規制を現行60キロとなっているところを、全面的に30キロに変えるという通達も来ております。我々は、中学校線というのは、30キロの規制の生活道路という位置づけでおります。ただ、どうしても車幅が広いので、そういった位置づけであるにもかかわらず、町外の方がスピードを出して通過しているという現実を何とかしたいと考えているところです。ハンプの効果ですけれども、令和3年度ですか、私も過去の資料が手元になかったのですが、1か所にハンプを設置しました。設置は1か所だけだったのですけれども、1か所だけですと、その1か所を乗り越えた後にアクセルを踏み込んでしまって、よりスピードが加速してしまう傾向があったということと、途中にハンプがないものですから、ある程度の速度を軽減した状態でハンプを越えていただければ衝撃も少なく済むのですけれども、そのハンプの存在を知らずにある程度のスピード、60キロ、70キロのスピードを出してきてハンプを越えると、すさまじい衝撃が伝わると 。それに対する苦情の件数が多かったということもあって、設置の期間を少なくして外してしまったという経緯がありました。ところで、そのハンプを通る際は40キロぐらいの速度に減速して通るという効果はあったのですけれども、それ以上に、ハンプの存在が分からず、ドライバーの方に衝撃が伝わってしまうということがそのときの実証実験で見られたということが分かっております。そういうこともありまして、令和7年度のハンプの設置は、1か所ではなく、4か所設置することで、そもそも速度を加速させないままこの道路を通過していただくことを目的にしたものとなっております。
議員の質問 1番 大髙一敏
今、主幹からお話がありました生活道路は、ゾーン30ということで、令和3年8月26日に施工になっておりますね。ゾーン30は、生活道路です。生活道路、そこに住まわれる方の安全対策ということで、ゾーン30プラスというものがありますけれども、今お話のあった内容で、ゾーンというのは、そのエリアと言えばいいのでしょうか、ここの走行速度の抑制がまず対策のポイントです。次に、その通過交通です。先ほど申し上げたように、ここは抜け道なのですよ。抜け道の抑制、それと排除となっています。生活道路という位置づけであれば、ゾーン30というのを適用して考えるべきだろうと思います。今申し上げたポイントとして、走行速度の抑制、通過交通、抜け道の抑制と排除です。私がここは危ないから通行止めにしようと言うのと合致するわけですね。ゾーン30の絵を見ると、至るところに通行止めがあるのですね。これは、町民の子どもたち、お年寄り、または、皆さんの大切な命を守っていこうという目的ですから、私は上下は止めなくてもいいと思います。上から入ってこなければいいのです。なぜかというと、下り坂に危険があるのです。私はあそこを何度か通りましたけれども、上りは速度調整ができるのです。しかし、さっき申し上げたように、傾斜がきついので、下りは、実は、通常のドライブモードで来ると、フットブレーキだけでは抑制できないのです。ですから、エンジンブレーキと いうか、Sモードというか、ドライブモードの右隣にあるのですが、シフトレバーを1、2、3、4、5、6と6段階ありまして、大体2段階にすると時速30キロでゆっくりと下りてこられるのです。ただ、抜け道として通っている方々は、そんなことは気にしませんよ。ハンプがあろうが、何しようが、もうハンプがジャンプになりますよ。本当に飛んできますよ。そういう本当に危険な状況の中に子どもたちがいるということをしっかり認識しながら、いろいろと計画を練っていただきたきたいのです。ゾーン30は、先ほど申し上げました令和3年8月に施工しており、この整備状況が載っていますね。令和5年度末ですが、実は、北海道はまだまだ足りないのですね。令和5年度は、北海道は1件の申請、平成30年まで125件ありましたけれども、令和5年度は1件、令和4年度は4件、令和3年度は3件で、合計で162件なのですね。ですから、162か所の北海道の地域でゾーン30が使われていまして、ゾーン30プラスとなると、まだ1件しかないのです。ですから、まだまだ認識が足りないのかなと思います。これをやることによって、様々な障害もあると思いますが、先ほど申し上げた利便性が障害なのだろうと私は思います。利便性というのは、先ほど申し上げましたが、札幌ナンバー、函館ナンバーは、利便性がいいから道路にする。町民ばかりではないのです。町民はそういったところをよく理解していますので、きちっと配慮しながら運行されますけれども、町外の方は分かりませんから、利便性で来ますので、どんどん通り抜けていきます。これはなかなか難しいので、ゾーン30、そして、入り口のところにしっかり規制を明示して、子どもたち、または、そこを歩かれる高齢者の方々の安全をしっかり守っていくということです。車に乗っている方は、なかなかその認識が薄いのかなと、それは自分だけかもしれませんが、武田主幹はしょっちゅう歩いていますので、その辺は、あちらこちらに目を光らせながら見ているだろうと思います。上のほうのシュタイナー学園の辺り、中学校、小学校、あの辺りをたまに散策していただければと思います。私もたまに病院に行ったりするときに歩くのですが、物すごいスピードで下りてくるのですよ。いや、切れないなと、特に連休、特に、やっぱり連休が続くと、あそこは増えるのですよ。今はまだ、皆さんは日中はお仕事をされていますので、そうでもないのですが、どんどん国民の祭日が増えていますから、連休になってくると、たくさんの車両がここを通過していきます。立ち寄ってくれればいいのですけれども、通過するわけですから、抜け道ですから、本当に残念で、北の収穫祭が今週の金曜日にありますけれども、そこにいっぱいいらっしゃるのはありがたいのですが、なるべく安全道路を通っていただいて、道の駅の上の道道97号を通って来ていただく、そういった形で皆さんに周知をしていく、そんなこともぜひやっていただきたいと思います。長々と話をしましたが、令和7年度は分かりました。将来的に町民の皆さんのご意見を伺ってということですが、ぜひともゾーン30を検討していただいて、両方通行止めではなく、せめて上だけでも車両を規制していただければと思います。ラバーポールは分かりますけれども、乗用車にはあまり効果はありません。ラバーポールはもう完全に大型車だけですから、壊していくのも大型車ですから、乗用車はぶつけて壊しませんから、そして、大型車はスピードをそんなに出しません。やっぱり、出すのは普通乗用車、抜け道として使っている普通乗用車、こういう方々がスピードを出して、子どもたちが危険な状態になっているということですから、ぜひとも事故のないうちに、今は単独でひっくり返ったりなんだりしていますけれども、犠牲者が出ないうちに、何とか新たな対策を検討していただきたいです。この辺は、町民の代表としてお願いしたいと思います。最後に、一言、お願いいたします。
町の答え 政策財政課主幹 武田貴博
豊浦中学校線の交通安全対策に貴重なご意見をいただきまして、どうもありがとうございます。我々も、あそこの交通安全対策は一体何が一番効果が高いのか、加えて、どういった施策が町民の皆さんの日常の生活に不便を感じないものなのか、手探りでやっているところもあります。ですから、令和7年度も実証実験の継続という形でやらせていただきますので、このような場も含めまして、日常的な部分でも結構ですし、様々な立場の方からご意見があるかと思いますので、引き続きご意見を頂戴できればなと考えております。また、令和7年度にアンケート等も実施して町民のご意見を賜りたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
議員の質問 1番 大髙一敏
3点目を終わります。