豊浦町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月20日
大岸、礼文駅廃止の方向とJRより豊浦町としての方向性について
2023年9月20日、豊浦町議会の一般質問で、小川晃司議員が「大岸、礼文駅廃止の方向とJRより豊浦町としての方向性について」質問し、町長 村井洋一、政策財政課主幹 武田貴博が答えました。
- 聞いた人
- 小川晃司 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、政策財政課主幹 武田貴博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 小川晃司
議長のお許しをいただきましたので、3番、小川が一般質問をさせていただきます。今回は、二つ質問をさせていただきます。最初の一つ目は、JR大岸、礼文駅、両駅の廃止という方向性で、新聞報道あるいはJRからの説明が行われました。このことは、礼文華、大岸地区の方はもとより、町民に大きな衝撃が走ったのではないかと思われます。地域の方々に行政として、JRの計画をそのまま受け入れるのか、存続する方向に向くのか、このことを広く地域の方々、町民に周知されたのか、広報での周知あるいは説明会を行うなどして、町民に対しフォローを行っているのか、お聞きいたします。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
それでは、一つ目、大岸、礼文駅廃止の方向とJRより豊浦町としての方向性についてお答えいたします。大岸駅、礼文駅廃止の方向についてですが、令和5年6月17日の北海道新聞朝刊におきまして、「JR無人駅42駅廃止検討」との記事が掲載され、その中に大岸駅、礼文駅が廃止検討駅として掲載されました。その後、令和5年7月7日にJR北海道の担当者が来庁し、令和4年度の調査により、平成30年からの5年間の乗車平均人数が3人となり、廃駅の検討対象となったことから、両駅の廃駅に向け検討、協議を行いたい旨の説明があったところでございます。豊浦町としての方向性についてですが、広報9月号、ホームページ、フェイスブック及びLINEにメッセージを掲載いたしました。私としては反対の意向ですので、今後、JR北海道とは廃駅を避けるための協議を実施してまいります。なお、鉄道を含む町の今後の公共交通に係る計画といたしまして、豊浦町地域公共交通計画の策定に令和6年度から着手する予定となっております。この計画策定の過程におきまして、大岸、礼文華の住民の皆様方から意見を頂戴しながら進めてまいりたいと考えております。
議員の質問 3番 小川晃司
今、町長の答弁の中にありましたように、6月17日の新聞記事で掲載があった。その後、7月7日にJR北海道から来庁され、両駅の廃駅に向け検討、協議を行いたい旨の説明があったという答弁をいただきました。JRが役場に来られて約2か月間がたっているわけですけれども、この間 、役場内でどのような検討と対策を話し合われたのか、お聞きいたします。
町の答え 政策財政課主幹 武田貴博
JRからの廃駅の検討、協議ということを受けて、庁内でどのような対策をしてきたかでございますが、町長の説明にもございましたように、来年度に公共交通計画の策定を準備しているところでございまして、鉄道だけではなくて、既存の町営バスとか福祉の有償運送、そういうところを全て含めて交通の在り方を検討しているところでございます。各所管の担当者が集まりまして、担当者会議をつい先日に2回目を行ったところです。町長の姿勢としては、もちろん反対ということですので、廃駅というところまで具体的に検討した中での協議は行っていない状況ですが、将来的に豊浦町の公共交通は、本来、どのような在り方が望ましいのかを担当者間で協議し、次年度の公共交通計画策定に向けた準備を行っているところでございます。
議員の質問 3番 小川晃司
来年度の公共交通計画の話はいいのですが、地域の大岸、礼文の住民に対して、直接、役場から話をするのが筋ではないかと私は思うのですけれども、庁舎内で2回の会議が行われたということで、今回、この一般質問をさせていただくに当たり、通告締切りが9月5日でした。それまで、役場からの廃駅に対しての発信がなかったものであります。9月6日にホームページを開くと、JR北海道大岸駅及び礼文駅の存続に向け、ご支援のお願いということで、町長からのお願いの文章がホームページに載っているのですけれども、私は、あまりにもタイミングがよ過ぎるのではないかと思うのです。それまでは何もされていなくて、慌ててホームページにこの掲載文を載せたのではないかと思うのですが、その辺はいかがですか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
タイミングも何もなく、私は私の考え方をまとめてホームページに載せたということでございます。
議員の質問 3番 小川晃司
町長の考えを載せるのであれば、7月7日にJRが来たときに、JRと協議を行ったわけですね。そうですよね。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
私は、そのように報告を受けたということでございます。
議員の質問 3番 小川晃司
報告を受けて、廃駅にはしません、二つの駅は残していきたいというのが町長の考えですね。それはいつからの考えですか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
根底にはそういう考え方があるということでございまして、いつからですかと言われても、地元の駅がなくなることについては、私も反対であるし、大方の皆さんも反対であろうということでございます。
議員の質問 3番 小川晃司
もちろん、町民の皆さんはどなたも反対だと思いますけれども、もう少し早いタイミングで反対の意見をホームページなり何なりで町民に対して表明するのがよかったのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
私のメッセージですけれども、別に一発でできるわけでもないし、私は何回も修正といいますか、言い方を変えたり、どれがいいのだろうと悩みながら作成したのが8月でございました。
議員の質問 3番 小川晃司
その掲載した日にちはあれですけれども、町長としては反対だということでございます。町長の発信した文章の中で、これらの駅は町民の方々が通院、通学、買物等に利用されている公共交通機関であることから、廃駅に関しては、町長として無論反対であり、廃駅を避けるためにJR北海道と協議を重ねてまいりますという文章が書かれておりまして、これは町民に対しての話かと思うのですけれども、それ以外は、町民に対しての話ではなくて、例えば、カムイチャシ公園であったり、イコリあるいは小幌に関することで、もちろん豊浦町の人たちは知っている場所ですし、町外の人たちに対してのお願いかなと私はこの文面で受け取ったのですけれども、もっともっと町長として地域の人たちに、この二つの駅が必要なのだよということを訴えるのが筋ではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
町民の方には、大岸駅、礼文駅を使われているのですから、大事な路線だということを申し上げております。当然、廃駅を避けるためにということでございますので、地域の方々には、できるだけ利用してほしいという思いは込めてございます。それから、私自身も、土曜日や日曜日の休みの時間があるときには、大岸駅、礼文駅を利用して小幌へ行ったり、大岸、礼文間をJRで行ったりということをしておりまして、そのときにも、小幌駅を訪ねる皆さん方には挨拶をしたりということでございます。そういうことを積み重ねるのは、例えば、大岸駅、礼文駅を利用してくれるのが一番でございます。これは、町民の方はもちろんのこと、町外の方にも利用していただきたいので、そういうことをすることによって、1人でも2人でも乗車数が伸びてくれれば、廃駅を避けられる部分があるのかなという思いでございます。町民の方には分かってもらえていると私自身は認識しておりまして、先般、16日の土曜日に礼文の生活館において敬老会がありましたが、皆さんへの挨拶の中でも、こういうことであるということをお話ししてきたところでございます。いずれにしても、1人でも2人でも大岸駅、礼文駅を活用してほしいという願いでございます。
議員の質問 3番 小川晃司
今、礼文のほうで、16日に挨拶の中でお話をさせてもらったということですけれども、町民の中には、小幌駅は存続するようにして、大岸、礼文駅はなくするのだねという言い方をされている町民もいるわけです。ですから、もっともっと町としてこの二つの駅を存続していきたいのだということを、礼文ではその集まりの中で話されたということですが、もちろん大岸の地域に行かれて話をしたほうがいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
このことは大岸でも話したほうがいいということですけれども、まず、自治会長と話してみたいと思ってございます。いずれにしても、大岸地域、礼文地域の皆さん方が、JRを使ってくれるのが一番でございます。それが廃駅を逃れる一つの大きな策でございまして、その辺はそれぞれの地域の方が十分に分かってくれているだろうと思ってございます。私一人が何回言っても一人でございますので、そういうことではなくて、その辺も地域の方々が利用してくれるのが一番だと理解をしているところでございます。
議員の質問 3番 小川晃司
もちろん、今、町長が言うように、地域の方々が利用されて乗降客が増えるというのが当たり前のことだと思いますので、その辺を生の声で町長から伝えるほうがいいのではないかと思います。この間、礼文の方と話す機会があって、礼文の駅がなくなるという話をしたのですけれども、そのときに、礼文の中には高校に通う子もおり、小学生が今はいっぱいいるので、これからどんどん増えてくるので、なくされては困ると言われていたし、もし必要ならば署名運動で集めてくるぞと言った礼文の方もいらっしゃるので、そこは町長自らが行って発信して動いたほうが町民に対して伝わるのではないかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。町長、何かありますか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
住民活動、そういう存続の要望ということになると思っていますが、それはそうすべきという考えは私自身も持っています。その中で、私もちゃんと名を連ねていきたいですし、そういう活動ができるのであれば、そういう活動が望ましいと思ってございます。また、大岸においても同じようなことがあれば、まずは大岸の自治会長と話をして、その辺についても協議できればなと思います。どんな考え方なのかということもありますし、礼文の子どもさんも増えて、学生さんも増えてきている認識を私自身も持っていますし、高校に通学していることも認識しております。そういうことから、私としても反対であるということでございますので、いずれにしても、JRは地域とのつながりが深いということでございまして、私も一緒になって活動ができればなと思ってございます。
議員の質問 3番 小川晃司
私は、町長自ら足を運んで地域の人たちと話をして、ぜひともこの二つの駅を存続するように働きかけ、考え方を伝えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。