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豊浦町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月21日

バイオガスプラント撤退の認識について

2023年9月21日、豊浦町議会の一般質問で、渡辺訓雄議員が「バイオガスプラント撤退の認識について」質問し、町長 村井洋一、副町長 須田歩、政策財政課長 本所淳、農林課長 井上政信が答えました。

聞いた人
渡辺訓雄 議員
答えた人
町長 村井洋一、副町長 須田歩、政策財政課長 本所淳、農林課長 井上政信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

議長の許しがありましたので、大きく分けて3点お尋ね申し上げたいと思います。この場に立つのは約3か月ぐらいになるでしょうか、ご無沙汰しておりました。1点目について、他の同僚議員から似たような内容でありましたが、これはまた別な角度で町長からも両名の質疑、議論の中で、少し時間がありましたので、いい発想が出たなと、そんなふうにも受け止めますので、第1答弁は別問題として、再質問のときに真意をお尋ねしたいと考えています。それでは、1点目お尋ね申し上げます。バイオガスプラント撤退の認識についてであります。このバイオガスプラントには、プラントができて、今までずっと関心があったものですから、毎回、毎回、質疑をしています。また、町長からもそのとき、そのときに応じて様々な答弁も賜っています。今日はもう最終ラウンドでギブアップするか、次に向けるかとそんな思いで申し上げたい。年度内に研究し、町の責任者として判断したいとのことだが、令和5年度はあと半年の期間しかありません、もうぎりぎりであります。様々な対応と後始末に向け、余裕を持って取り組む必要があるため、下記事項について具体的に所見を求めるものであります。一つ目、その後、環境省より補助金、返還金は幾らか、求めるわけであります。二つ目、検討チーム会議で、収支改善に向けアンケート調査などを整理し、事業経費削減の研究及び実態等について求めるわけであります。三つ目、令和20年まで続けると、26億7,000万円の赤字が見込まれているわけですけれども、それ以上に赤字が増額と推測するが、再収支状況の検証などについて、求めるわけであります。四つ目、年度内に増額補正はあるか、ないかについて求めるわけであります。以上であります。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

1点目のバイオガスプラント撤退の認識についてお答えいたします。1点目の環境省補助金の返還金は幾らかについてですが、仮に事業を中止した場合、一般的にはそのときの残存価格に基づき算定されます。当施設の耐用年数は15年で、5年経過している状況からしますと、交付された補助金に対し、15分の10を乗じた程度が現時点での返還額になります。2点目の事業経費削減の研究及び実態等についてですが、検討チーム会議では、歳入の増加、歳出の抑制についてのご意見があったことから、現在、収支改善に向け、内容を精査の上、検討しているところでございます。3点目の今後の事業収支の見込みについてですが、令和5年2月3日、産業建設常任委員会にてお示しした資料は、あくまでも現行の運営手法を変えないという条件で事業費見込みを推計したものでございます。運営を継続した場合、施設及び機器の突発的な故障、人件費、物価の変動などのリスク負担が別途に生じる可能性はあると考えております。4点目の年度内における補正予算の有無についてですが、令和5年度予算執行に当たり、現時点で予算不足は見込まれておらず、今後も可能な限り予算の範囲内で取捨選択しながら、物価変動などにも対応してまいりたいと考えております。ただし、今後、自然災害や突発的な車両機械の故障など、予期せぬ影響により補正予算を検討する可能性はあるとも考えてございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

平たく言うと、当たり前の回答かなと考えます。町長、ざっくばらんに、町長もいいアイデアなど、あるいは視察するところがあったらと言うけれども、それと同時に検討します、検討していますということでありますが、もうそろそろ、中止にしようが、継続しようが、後始末をしなければいけないのです。具体的に、それがないのです。町長に苦言だけを言うのではないのです。私も、今までいろいろなアドバイスもしてきました。コンサルの報告書などなど、収入アップに向けての単価のアップ、そして液肥を使ってもらいなさいと、コロナなどのいろいろな交付金で穴埋めをしたりとか、上っ面で、土地改良というか、農業者にそういう制度を利用して配慮することは何も否定しませんが、そこで、町長、この環境省の返還金はそれを確認した結果ですか、まず、そこをお尋ねしましょう。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

この補助金に対する返還金については15分の10、例えば、5年過ぎたとして、残り15分の10ということでございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

くどいようだけれども、豊浦町で中止したら、環境省では返金せよということは、数字も含めて事実なのですか。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

そのように制度上はなっているということでございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

制度上なっているということで、それはそれで受け止めましょう。それから、町長は検討委員会などで検討しているのだということで、同僚も言っていましたけれども、いつになったら、その検討委員会で、運営する、事業費が削減される、それも明確ではないのです。それで、結論でもありませんが、中止したら16億円程度を弁済しなければいけないのだと。室蘭民報にも載っていましたが、中止したら16億円で済むとか済まないとか、16億円というのは、財政上、多額の金額ですね。後でまた本所課長に聞く場合があるので、お尋ね申し上げるが、これをこのまま20年続けたら、約5年続けたので、あと15年で二十数億円なのです。20年で二十六、七億円だから、5年前後の差はあるにしても、町長、その差を認識して、どう思っていますか。この前に資料をもらったのは、20年で二十六、七億円ですね。これからあと15年では15分の10だから、16億円云々というものを中止した場合に弁済しなければいけない ですね。その差というのは、期間の違いの差は別にしても、続ければ10億円以上の差があるのですね。二十六、七億円と16億円の差だから、そこまで言えば後ろにいる課長さんや副町長も、理事者も分かるけれども、それでもこれを連動していった場合、利用者にもアップ、検討委員会でアップできればなと思います。収入アップですね。しかし、もう検討委員会の資料やアンケートが全部出ているではないですか。利用者に接触した結果、金を出して買う人は少ないようだと。検討委員会では、そこら辺のその他もろもろの改善はあったのですか。それが一つです。関連ですので、そこに10億円前後の違いがあるのです。あとは環境省に弁済する金額と、所管でつくった20年後、ずっと継続したら二十六、七億円、その差などを検討委員会で協議したり、アンケートの内容のすり合わせをして、何か前進したことがありますか。そこをまずお尋ねしましょう。

町の答え 副町長 須田歩(副町長は2024年3月まで)

まず、私からは、検討チーム会議でのことについて答弁させていただきたいと思っております。検討チームでの会議、今年度は開催しておりませんけれども、昨年度4回ほど開催していく中で、まとまった状況を申し上げますと、アンケート調査をするというふうに至ったわけでございます。そういう中で、収入をいかに増やしていくか、歳出をいかに抑えていくかというような、大きなまとめにはなるわけであります。最終的にアンケートを取って、利用者様のお考えというものを把握した上で、それを材料として、今後のバイオガスプラント事業の方向性を考えていきましょうという経緯となってございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

副町長も当たり前に、平たく答弁していると思うのだけれども、私の言っていることを分かっていても、全然答弁になっていないのです。今年は、検討委員会を開催していないのだと、それも事実ですね。ですから、副町長も町長も理事者側なので、同じ思いでいたいのだけれども、今年はアンケート調査の結果が出ましたね。後ろにいる課長が知っているけれども、その中にかなりの利用者あるいは農業者、利用者に関係する人、私はそういうふうに言葉を使いますが、その中でお金を出すなら要らないのだと言っている。液肥に自分がお金を出して購入するという利用者が何%いましたか。それから、豚ぷんですね。その内容も載っていましたね。うちは、豚ぷんを出しているのだと。そのときの話では、堆肥場をつくるというにもかかわらず、町から頼まれたのだと、今になってそんなこと言うのなら、訴訟したいとか、訴えたいとか何とかと言っている、そういう凸凹もあるけれども、もう5年も前だから、そのときはそのときであってしかるべきだ。後始末に向けてそういうのを解決して、そういうことを解決しないと、町長はまだまだ荷物を背負いますよ。それから、そこに働いている人が何人かいますよ。雇用の場にもなっているのです。それから、町の循環にもいろいろなっている。車両があれば燃料も使うわけだ。車検も取らなければいけないし、タイヤも買わなければいけないし、今後は建物もそうだ。そういうことに時間をかけないで、あなたたちはできるのではないですか。ですから、そのアンケートの調査結果に基づいて削減できるとか、プラスになるとか、そういう検討をしたかということを聞いているのです。働いている人だって、何も首切ることはないではないですか。別な課でもつくってそこにいてもらうとか、やる気のある人だよ。私はもう嫌だという人は別だよ。そういうガバナンス、リーダー、それがあなたの仕事だよということを私は度々申し上げているの です。批判ばかりではないです。収入を上げることは不可能と私は思っているから、あとは中止するか、継続するかはそっちで決める。私はそのように思っているのです。そこはいかがですか 。質疑が二つ、三つになっていますけれども、簡単なことです。そんなのは経営哲学だというのです。お尋ねしましょう。

町の答え 副町長 須田歩(副町長は2024年3月まで)

アンケートの結果を踏まえた取組はいかがかというご質問かなと捉えておりますけれども、アンケートの結果は、様々なご意見ございます。議員がおっしゃるとおり、消化液を有料にすると利用しないというご意見も当然ありますし、そういうアンケート結果を踏まえて、現在、関係者との懇談を開いております。当然、原料の受け料の値上げという検討チームの結果もございますので、そういう結果も踏まえながら、原料を入れていただいている酪農家さんや養豚屋さんの皆さんと協議をしながら話合いを持っており、そのような取組を継続して行っている状況でございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

副町長は、平たく可もなく不可もなくという思いは分かる。もうあと半年しかいないのだからね、予定はだよ。判断はそちらで結構だけれども。財政課長に聞きます。環境省へ中止した場合に16億円、そのときには町の財政状況はどんな状況ですか、まず1点お尋ねしましょう。

町の答え 政策財政課長 本所淳

今現在、基金が特定目的基金を含めて、全部で32億円程度あると思います。あとは比較的基金を融通できる部分としては、財政調整基金と減債基金とまちづくり基金、これらで大体18億円から19億円ぐらいですので、これがすぐ中止となれば、先ほどの18億円、19億円の中から16億円を取り崩すことになりますので、その場合ですと、現状の予算編成の規模から考えると、予算編成が難しくなるという現状でございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

町長、私も断腸の思いで申し上げているのだ。政策財政課長、町長にも確認しておくけれども、室蘭民報に16億円と出ていたが、それは利子も入ってですか、そこをお尋ね申し上げよう。

町の答え 農林課長 井上政信

先日お話したのは、仮に中止した場合ということです。私が試算したもので、今、返還することが確定しているわけでもないですし、そういうところで仮に試算をしたらということでした。まず、この補助金につきましても、一般的な考え方としてはこうなので、15億円の交付を受けたうちの10億円程度ではないかという試算でございます。ですから、実際に細かい数字として確定したものではございません。そして、過疎対策事業債についても、借入額は9億円でございます。そもそもこの事業の一部は一般財源を投入しなければならないということで、その分を除いてお話ししていますけれども、その分も含めると、もうちょっと数字が変わってくるかもしれません。9億円のうち、先日の質問では、代償という言葉を使われましたので、代償としては地方交付税の7割程度で6億3,000万円とお話をしましたけれども、厳密に言えば、起債の償還中であったり、細かい計算が出てきますので、16億円ちょうどではないと思います。概算で試算した場合は16億円で間違いはないのですが、確定額ではございません。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

これについての計算方法は、そんなに複雑ではないのです。ただ、利子が入っているか、入っていないかをお尋ね申し上げたい。

町の答え 農林課長 井上政信

私が言ったのは、借入額に対してのものですので、議員のおっしゃるように、利息はまた別に加味しなければならないと思います。プラスアルファだと思います。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

くどいようだけれども、中止か継続かというときに、新聞、マスコミにそういう数字が出るということは、そういうふうに思ったものだからね。普通は、払った時点で利息はかからないです。そんなものは言うまでもないけれども、そんな思いで聞いた次第でした。それから、町長、議会だよりにも、年度内に研究して町の責任者として判断したいと ありました。これを、町長、後始末に向けていろいろな思いで、ずるずると荷物を 背負っているのであれば、私は早く地を出したほうがいいと思います。それをずるずる延ばすのであれば、あの手この手で延ばすのであれば、責任者として判断しますということで、いろいろな責任の取り方があるだろうけれども、例えば、今までのマイナス分の3分の1を責任を持って払うとか、また別な責任の取り方をするのかは別問題として、私は早くしたほうがいいと思う。町長がやりたいというのであれば、前進すればいいし、私は先を見たときにはやめたほうがいい、中止したほうがいい、ただし、そのときに町長、私は今年の全員協議会だったでしょうか、ハザカプラントの海の恵み、何千トンも出る肥料を商品化して、できれば10キログラムの袋にして、何千トンも処理した場合、売れるか売れないかは別だよ。そのときに、かなりの数の10キロの袋にして、そういう展開をすると8,000万円も9,000万円も、そういう可能性があるのではないかという話もしたことがあった。それも理事者へのヒントです。そして、ちょっと前進したことがある。それは次の場面で申し上げるけれども、そういう前進した面もある。そのときに、プラントの赤字分をそういう収入になる原料を生かすのであれば、プラントの先の事業運営が楽になる。そして、その分、海の恵みの肥料がアップして、300万円や500万円、1,000万円であれば話にならないよ、そういうふうに協議会で計算したら8,000万円にもなるのではないか。その分でハザカプラントの穴埋めもできるけれども、バイオガスのプラントの穴埋めもできるのではないかという話もしたことがある。そういうことをご存じですね。それを知っていますね。それと同時にそういうヒントを与えて、今までどんなふうに展開してきましたか、お尋ねしよう。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

ただいま、海の恵みの話をされましたけれども、そのことについては、しっかりと私の頭の中に残っておりまして、ああ、なるほどなと思ったところございます。バイオガスとハザカプラントの施設は、それぞれ別でございますけれども、総体的にプラスになるのであればという考え方は当然に持ってございます。これからも、そういう収支不足を少しでも軽減できるように、両方のプラントで考えながら行っていきたいと思ってございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

総論なのだけれども、町長の責任ある判断です。単純なのだ。続ければ、後段に1点、2点、3点、4点目とあるのだけれども、3点目、4点目に載っているのです。3点目は、このままの状況であればそういう状況だけれども、一番最後の4点目、今後、自然災害や車両や機械は、やればやるほど老朽化していくのだ。私は、それを申し上げているのです。ですから、早く後始末をして英断してくれと。するのだったら、今までのマイナス分の責任を取るために、最低1億円は町に出しなさい。それぐらいの思いでないと、いつまでも堂々巡りです。いつまでやってものらりくらりで、ガバナンス、リーダーシップ性、それと同時にもう所管だって、半分はやる気がないのではないですか。やればやるほどかかるのだから、私はそこに大きな乖離があると思うのです。町長、そこはいかがですか。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

まず、判断についてですけれども、ご存じのとおり、町としての予算のこともございますので、それらを含めて、まず最終判断の日程を決めて、それから、物事の材料を集めたりということを今やっているところでございます。いずれにしても、ずるずるというわけにはいきませんので、最終判断の日程に合わせて、今、取り組んでいるところでございます。私は、このプラントについて、収支の改善の努力をしていくことが私の責任であると捉えてございます。いずれにしても、できるだけ早く判断したいと思ってございますし、現在も関係者と話合いをしながら取り組んでいるところでございます。なかなか日程等が合わないところもございますけれども、一軒一軒と話合いをしながら詰めており、また詰めていきたいと思ってございます。いずれにしても、皆さんの話を聞きながら、シミュレーションをして、最終判断をするという取組をしているところでございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

町長は、よかれと思って取り組んだし、私もすごくいい発想だなと、あの報告書を見て賛成もした。後から資料を見たら、これは一体どうなっているのだと。でも、そこを100%稼働することはできないのです。細かいことは別にして、難しいのです。何を言いたいかというと、失敗はいっぱいありますよ。これが失敗とは申し上げませんが、これをやると財政が言ったように、これでは現実に重要なまちづくりができなくなっていく 。そして、失敗は失敗で仕方がないですが、先のほうが重要です。そのために肩の荷を下ろして、失敗はあるよ。もうこれ以上は責めませんが、あまり遅くならずに、最低でも12月の定例会前に判断してくれますね。いかがですか、町長。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

ただいま収支改善のことばかりでございますけれども、そればかりでなくて、今、現に利用されている農家さんも多いわけでございますので、そういうことも考えながらやっていかなければ駄目だと思ってございます。とにかく、先ほども言いましたように、できるだけ12月に判断できるように、皆さん方にお示しをしたいと考えてございます。

議員の質問 6番 渡辺訓雄

たまたまこの事業で私も思っていることを申し上げたけれども、町長も様々なまちづくりのために、今年は、共同墓地だとか、その前はお金をかけたくないのだとか、そのときの所管課長が自ら手をかけて、駐車場十二、三台分ということで町有地に手をかけたり、本当にそれなりに創意工夫をして町民のためにはやっている。でも、町長、これは別だ。今、それなりに回答をいただきましたので、1点目について終わります。

出典:豊浦町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月21日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる