訓子府町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月8日
町公共施設へのAEDの設置について
2007年3月8日、訓子府町議会の一般質問で、小坂正利議員が「町公共施設へのAEDの設置について」質問し、町長 深見定雄、総務課長 山田日出夫、管理課長 平塚晴康が答弁しました。
- 質問者
- 小坂正利 議員
- 答弁者
- 町長 深見定雄、総務課長 山田日出夫、管理課長 平塚晴康
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 小坂正利
一般質問をさせていただきます。私は通告書にありますように、町の公共施設へのAEDの設置についてご質問したいと思います。本文に入る前に、一言ご説明しておきますけども、AEDとは最近新聞等では連載されて載っておりますから、もしかしたらご存知のことと思いますけども、一応AEDというもののちょっと説明したいと思います。日本語に訳しますと、自動体外式除細動器と言います。これは、皆さんはおそらく記憶にあると思いますけども何年か前です。皇族の高円宮さまがスカッシュ、テニスと卓球の合いの子みたいなスカッシュという競技をやっている最中に倒れまして、結果的には除細動器を使って蘇生措置を取ったそうなのですけども、結果的には助からなかったということはあったのですけども、そういうところで使われておりますし、皆様もある程度の年になりますと不整脈というのが出ると思いますけども、不整脈の中には心房細動、それから心室細動。心臓は4つの部屋があって、右心室、右心房、左心室、左心房というのがあるのはすでにご存知のことと思いますけども、そこの生命の維持に関係してくるというか、危険な不整脈というのは心室細動というものらしいのですけども、それが規則正しい動きをしないで早く収縮するというのが心室細動ということで電気ショックを与え、元の心臓の動きに戻すのがAEDという機械でございます。心臓停止の状態になった人に、自動的に電気的ショックを与え、心臓を正常な動きに戻す装置を言います。今までは、医師法の関係で医師、または看護師等に限って使用が認められておりましたが、平成16年7月より一般の市民にもAEDが扱えるようになりました。生命の危機は時間、場所、年齢に関係なく突然に訪れるものであります。救急車が到着するまでは、これは全国平均ですけども5分ないし6分が必要とされています。一方、心停止に至ってしまうと、1分毎に10%ずつ救命率が低下するというデータが出ております。その場に居合わせた人の応急の仕方で大きく救命率が変化いたします。日本における病院外での心停止は、年間で約2万から3万件と言われております。これは交通事故死の3、4倍になると言われております。以上の観点から、町内の施設、学校ですとか、スポーツセンター、役場庁舎内等に早期AEDを設置すべきと考えますが、町長の考えをお伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
ただいま「町公共施設へのAEDの設置について」、お尋ねをいただきましたのでお答えいたします。はじめに、「町内の施設等への設置の考え方」につきましては、議員ご指摘のとおり、突然の心臓停止の場合は早急な対応が必要であり、そのための手段としてのAEDの有効性は、私どもも十分認識しているところであります。つきましては、厳しい財政状況ではありますが、導入方法や設置箇所、効果的な活用方法など含めて、前向きに検討してまいりますのでご理解賜りたいと存じます。
質問 8番 小坂正利
大変失礼しました。通告に従って全部話していなかったので申し訳ございません。救急車にAEDを搭載されていると聞いておりますけども、今まで数多くの町内での救急車の出動はされていると思いますけども、出動して現場への到着時間は平均してどれぐらいかかるか教えてほしいのですけど、例えば北見に近い訓子府なのですけども、例えば居武士小学校までを仮定した場合、救急車の到達される所要時間はどれぐらいになるのかお教え願いたい。また、AEDを使用して、救命措置をしたことはあるのか。これは救急車なのですけども、その辺もわかれば教えていただきたいと思います。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
「救急車の到着時間」につきましては、救急車出動の要請を受けてから道道北見置戸線の北見市境界及び置戸町の境界までそれぞれ6、7分で到達いたします。次に、「AEDの救命措置」につきましては、平成13年の導入以来、4件の使用があり、搬送中のAED措置により1名は救命されました。しかし、あとの3名はすでに重篤な状態であり、措置はしたものの病院入院後に死亡されたと伺っております。いずれにいたしましても、住民が安全・安心して暮らしていけるまちづくりを進めていくことが必要と考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
質問 8番 小坂正利
3月5日の新聞に、北見市のトレーニングセンターですとか、11施設への予算が提案されていると、この万が一に備えAEDの導入ということになっておりますけども、これ見ますと常呂あたりはもうすでに設置しているようですけども、この近隣市町村を含めてAEDの設置状況がわかれば教えていただきたいのですが。
答弁 総務課長 山田日出夫(総務課長は2007年9月まで)
近隣市町村におけるAEDの設置状況ということでございます。正式に調査したわけではございませんけども、私ども新聞報道等の把握にとどまっておりますけども、ようやくこの地方において、北見市を皮切りにAEDに対する配置なり、必要性を認識し出した時期だと認識しております。今後、徐々に導入が進むものと認識してございます。
質問 8番 小坂正利
学校、教育現場への設置状況がわかれば、教えていただきたいのですが。
答弁 管理課長 平塚晴康(管理課長は2009年3月まで)
学校の状況でございますけども、平成18年度3月1日現在でございますと、管内小学校に3校、それから中学校に3校ということになってございます。そのあと平成19年度予算を予定しているところが、すべての学校につくかどうかはわかりませんけども、6市町村で予定をしているとお聞きしております。それから、そのほかに社会教育施設につきましては、これは近隣の状況でございますけども、北見市には先ほど議員言われましたように、スポーツ施設に設置するということでございますし、津別町につきましては、今のところ検討中ということでございます。それから、美幌町につきましても、現在1ヵ所で公共施設に付けておりますけども、それ以外はまだ検討中ということでございます。学校につきましては、平成19年度で中学校だけ予算付けをするというようなことをお聞きしております。それから、津別町は先ほど管内の状況を言いましたけども、津別の小・中学校については、平成19年度で予算措置するということでございますし、置戸につきましては中学校1校、小学校は統合後ということでお聞きしております。社会教育の状況は、平成20年度以降ということで、パークゴルフ場、それから総合スポーツセンターについて今検討中ということでお聞きをしております。以上であります。
質問 8番 小坂正利
今の学校に設置するところが増えてきたけども、これは文部科学省の指導なのでしょうか。
答弁 管理課長 平塚晴康(管理課長は2009年3月まで)
今、文部科学省からは特段設置という指導は、今のところは来てございません。ただ、消防行政のほうから設置ということで要請は来てございます。
質問 8番 小坂正利
AEDを使って、例えば救急救命処置法というのが、そういう講習は訓子府町で行ってはないと思いますけども、例えば心臓マッサージですとか、人口呼吸ですとか、そういうことでの救急処置法の講習をやったことがあるかどうか、ちょっとお伺いしたいのですが。
答弁 総務課長 山田日出夫(総務課長は2007年9月まで)
うちの消防の救急救命士が講習と言いますか、指導をした実績はあります。現在、積極的に今後も対応していくように、消防を中心に考えていると聞いております。
質問 8番 小坂正利
今までのご答弁で、積極的に導入されるという雰囲気を受けましたけども、今年度の予算では処置されておりませんし、その小さな機械ひとつで大切な命を救えるということもございますので早急に導入をお願いしたいのですけども、再度そのことについてお考えがあれば再度お願いいたします。
答弁 総務課長 山田日出夫(総務課長は2007年9月まで)
全体的なお答えになろうかと思いますけども、今議員ご指摘のように、また最近の報道等でも私たちはこのAEDの有効性は非常に高いものだと認識しております。特に、人のお集まりになる公共施設においては、今後積極的に導入を検討し、導入を進めていかなければならないという、今時点での認識は持ってございます。それに沿って対応をしていきたいと思います。
質問 8番 小坂正利
早急に設置のほうをよろしくお願いしたいと思います。また、釈迦に説法になるかもしれませんけども、AEDを使って例えば素人がやるわけですから救命できなかった場合、遺族に訴えられる心配はないかという素朴な質問があると思いますけども、これは救命行為が善意で常識的なものである限り訴えられることはないというし、罪にはならないという民法第698条、私これ見ていませんけども、そういうふうに書いてあるそうです。釈迦に説法で申し訳ありませんけども、早急に設置方お願いしたいと思います。以上で、私の一般質問を終わります。