訓子府町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月19日
職員に対する安全運転講習の実施状況について
2006年12月19日、訓子府町議会の一般質問で、小坂正利議員が「職員に対する安全運転講習の実施状況について」質問し、町長 深見定雄、総務課長 山田日出夫、社会教育課長 佐藤明美が答弁しました。
- 質問者
- 小坂正利 議員
- 答弁者
- 町長 深見定雄、総務課長 山田日出夫、社会教育課長 佐藤明美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 小坂正利
通告書に従い、一般質問をさせていただきます。私は大きなテーマとして、交通安全の推進ということについて通告しております。1番から4番まで一気に読み上げたいと思いますので、答弁のほうもまとめてお願いしたいと思います。飲酒運転防止の取り組みについて、今年8月に福岡県において飲酒運転の乗用車に衝突され、RV車が海に転落し幼児らが3人が水死するという痛ましい事故が発生しました。その後も、全国各地で飲酒運転による事故が多発し、検挙件数も多く報道され、大きな社会問題ともなっております。今回の福岡県での事故は、加害者が市の職員であったことから公務員のモラルが問われたところであります。近隣の市においても、飲酒運転による物損事故が発生し報道されたことが記憶に新しいところであります。「酒を飲んだら絶対に車を運転しない、運転させない」を徹底すべきと考えます。飲酒運転の罰則の見直しをしてはということでありますが、先に申し上げた悲惨な事故があとを絶たず、全国的にも処分の強化が実施されております。訓子府町の「職員の交通事故防止に関する規程」によると、物損事故の伴わない酒気帯び運転による評点が40点で懲戒処分のうちの戒告に該当するものと思われます。近隣の市や町の規程の見直し状況を見ますと、「飲酒をしたら絶対にハンドルを握らせない」という強い姿勢を示すために、飲酒運転は「懲戒免職」という厳しい対応をしております。町の規程や基準を見直す考えはございませんか。次に、職員に対する安全運転講習の実施状況についてお伺いいたします。機会をとらえ繰り返し繰り返し行うことが大変効果があると思いますが、この1年間で開催した講習の内容等をお知らせ願いたいと思います。交通3悪の1つに「無免許運転」がありますが、免許所持の確認をしたことはございますか。また、なければその予定があるかどうかをお伺いいたします。これは一般の会社であれば、採用時に提出させるというところがございます。また、他県ではございますが、何年も無免許を知らずに運転させていたということも報道されております。4番目に、死亡事故発生現場の道路診断結果についてお伺いいたします。今年、先ほど町長から行政報告でお話がございましたけども、10月に町内で死亡事故が発生しております。これは同じような場所での3年連続の発生でございます。すぐに関係機関が集まって道路診断を実施されたと思うのですが、どのような診断結果が出たのか、どのような防止対策をとったのか、お伺いいたしたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
安全運転推進の観点からご質問をいただきましたので、お答えいたします。最初に、1点目でご質問ありました「飲酒運転防止に対する考え」につきましてお答えさせていただきます。飲酒運転は交通三悪の中でも最も悪質であり、運転者の反応や判断を誤らせ重大事故に直結する危険な違法行為であります。公共の福祉を増進させ人命を尊重しなければならない地方公務員による飲酒運転は絶対にあってはならないと考えております。今後におきましても、様々な機会をとらえて積極的に職員の交通安全意識の高揚と飲酒運転の防止を推進してまいりたいと考えております。2点目の「飲酒運転の罰則見直し」についてお答えします。残念にも職員が交通違反や事故を起こした場合、「職員の交通事故防止に関する規程」により、違反や事故の状況に応じて処分が決定することになります。規程では、責任度、被害度及び違反行為により点数をつけ、処分内容を決める仕組みですが、酒酔い運転により停職になり、事故があった場合は被害度や責任度に応じた加算をして最終的には免職か停職のいずれかの重い処分が科せられます。一方、懲戒処分の範疇に入る酒気帯び運転は罰則が軽いとのご指摘かと思いますが、いわゆる確信犯的な飲酒運転ではなく体調管理を怠っただけで酒気帯びの可能性があり、その一つの非をもって免職することが適正な処分か、また、厳罰主義と飲酒運転の抑止効果の確認等、罰則の見直しは総合的に、かつ、慎重に行わなければならないと考えます。いずれにしましても、罰則の見直しにより職員の飲酒運転を防ぐという貴重なご示唆をいただきましたので、引き続き職員の交通安全意識の徹底に合わせて、罰則規定の検討を続けてまいりますので、ご理解をお願いいたします。3点目にお尋ねのありました「職員に対する安全運転講習の実施状況」についてお答えいたします。職員を対象とした安全運転の講習は、平成15年に一度開催しましたが、最近は開催していません。しかし、交通安全町民大会などに職員が参加がしたり、職員が集まるときに交通安全の話題を出すなど、いろいろな機会をとらえて職員の交通安全意識の高揚に努めています。また、ユニークな取り組みとしては、「安全運転管理者からの交通安全情報」を庁内ネットワークを通じて全職員にメール配信しています。現在15号になりましたが、毎号のように飲酒運転防止の話題を載せ、今年だけで8回の配信をしています。次に、「職員の運転免許証の確認」について、お尋ねをいただきました。その確認の方法は、採用時に信頼関係に基づく職員の申告により行っております。万が一、虚偽の申告をした場合は、厳重な処分の対象にもなることもあり、不祥事を想定した確認方法は現在のところ行っておりません。しかし、不測の事態も考えられなくもありませんので、今後におきましては、確認方法を検討したいと存じます。4点目にお尋ねのありました「道路診断の公表」についてお答えします。重大な交通安全事故が発生した現場において、道路や交通安全施設の改良を目的とした道路診断を行います。今年10月16日、柏丘の町道交差点で発生した死亡事故現場で、翌日、警察等の関係機関による診断を実施しました。その診断内容は、北見警察署が一時停止の路面表示を、道路管理者がドット線の更新を、町交通安全協会が交通安全のぼりの設置を、町が回転灯の設置、ゼブララインの更新、郊外交差点における潜在的な危険性の周知等をすべきとの診断が出されました。そのうち、停止線の更新、ドット線の更新、のぼり旗の設置及び交通事故発生図の作成はすでに実施済みであり、10月27日に開催した交通安全住民大会の席上、事故発生図を参加者に配付し交通安全の呼びかけを行ったところでございます。その他の診断結果につきましては、来年度以降において対応したいと考えますので、ご理解をお願いいたします。
質問 8番 小坂正利
私も罰則を強化すれば飲酒運転や重大事故が減るとは思いませんけども、職員が町民に対し強い意志を持って飲酒運転はしないのだという姿勢を見せるためにも、この罰則の見直しはぜひ必要だと思いますし、これは総務課長が担当しているのかもしれませんけども、近隣市及び町のこの交通安全規程と言うか、この飲酒運転に関する規程がどのような見直しをされているのか、確認か調査したことございますか。
答弁 総務課長 山田日出夫(総務課長は2007年9月まで)
最近、飲酒運転等による非常に重大な悲惨な違反と事故が起きておりまして、それを受けて全国的に自治体においては、即免職を意識した処分を行っているように把握しております。私どものほうから各自治体に問い合わせをしたことはございませんけども、新聞報道、テレビ報道等で地方公務員における飲酒運転を起こした場合の処分は非常に社会的にも厳しいものがあるという認識でおります。
質問 8番 小坂正利
私は人づてに、市も含めて何ヵ所かの規程をいただいております。その中は全町とも飲酒運転については、懲戒免職という規程になっております。訓子府町の先ほど申し上げましたように、訓子府町の規程そのものからいうと、飲酒運転では評点が40点と戒告の処分だと思うのですけども、この戒告という意味なのですけども、この字だけからいうと戒めを言いわたすという判断でよろしいですか。だとすれば、この飲酒運転は懲戒免職というのと、この戒告というとあまりにも処分の重さ、軽減に差があるような気がしてならないのですけども、その辺も合わせてお答え願いたいと思うのですけども、先ほど1番目に飲酒運転全国的に大変増えておりますよと、検挙も相当行われておりますし、ただ、幸いにも訓子府町の職員においては、飲酒運転をして事故を起こしたとか、検挙されたという話は聞いたことがないのですけども、たまたま12月18日、これは朝日新聞の報道によるのですけども、町内のあえて団体職員と申し上げますけども、飲酒運転による物損事故を起こしております。その物損の箇所が町の施設でもありますし、その辺の後処理はどのようになっているか、ちょっとお答え願いたいと思います。
答弁 総務課長 山田日出夫(総務課長は2007年9月まで)
今、大きく2つのご質問あったと思いますけども、前段のほうについてお答えしたいと思います。今、議員ご指摘のありました罰則規程の中での評点40点というのは、酒気帯びの例でございます。飲酒運転は80点ということで、町長からの答弁も申し上げましたけども、最低で停職、状況によっては免職ということでありまして、飲酒運転と酒気帯びは大きく区分して、処分の内容が決まっているということでありますので、まずその点、1点ご理解をいただきたいと思います。それと酒気帯びにつきましては40点ですから、懲戒処分のうちの戒告ということでございます。戒告は議員が申されましたように、強く将来を戒めることであります。酒気帯びと酒酔いの区分は、先ほど言いましたけども、それにしても酒気帯びの処分は軽いのではないかというご意見は非常に参考になると言いますか、今の現状の全国的な状況の中において、地方公務員の置かれている状況において、戒告ではいかがかというご意見は重く受け止めさせていただきまして、町長の答弁にありましたように、今後引き続いて罰則の見直しをさせていただきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
答弁 社会教育課長 佐藤明美(社会教育課長は2007年6月まで)
続きまして、後段の部分でございます。町の施設の破損状況でございますけども、新聞報道でもございましたように、町の歴史館の南側、神社向き側ですけども、道路の境界と施設の境界の区切るフェンスがございますので、そのフェンスがやや1棟と言いますか、1基と言いますか、約1軒幅ぐらいでなぎ倒されたというような状況でございます。この事故を知りましたのが、実は昨日の午前中でございまして、その職場の上司の方が来て報告されて、本人とはちょっと会ってないものですから、会えない状況というのもありますけども、それはちょっとご理解いただきたいと思いますけども、いずれにしましても、その職場の上司の方が全面的に復旧をするという話し合いをついて、昨日ですけども午後からうちのほうの道路法の処理と同じような形で、その原形復旧と言いますか、復旧するという命令書を出してございます。そして、たぶん直すことになるのが来週ぐらいには直すというような形、会社のほうで業者のほうに発注して直接直すと。うちのほうでその直した状況を確認してOKを出すという形になるという話で進んでおります。以前として、今、当の事故を起こした本人とは話をできないという状況になっていますで、ご理解をいただきたいと思います。いずれにしても、町の施設については、復旧をさせるという方向で進んでおります。
質問 8番 小坂正利
この事故は、私が一般質問するという通告のあとでしたので、非常にがっかりし何とも言えない気持ちになっております。また、提案でございますけども、このように飲酒運転が非常に社会問題になっている現状、全国的には例えば新年交礼会ですとか、そういうその自治体が主催する酒席が伴う場所での見直しみたいなものが各地で行われておりますし、例を申し上げますと、乾杯は牛乳で行って、あとお酒や食べ物をお持ち帰りと。また、開催の時間帯等も検討する必要があるのかなという気がしておりますけども、町の考えはどうでしょうか。
答弁 総務課長 山田日出夫(総務課長は2007年9月まで)
いろいろなところで、今は議員がご指摘あった見直しが行われていることは私も承知しております。近い将来と言いますか、行われるいろいろな町の主催、または公的ないろいろな集まりあろうかと思いますけども、私どもが担当している新年公職者交礼会等はご案内差し上げまして、もう皆さんから往復はがきいただいているような状況で、大きな変更はちょっとその部分については出来かねると思うのですけども、受付の場で交通安全を呼びかけたり、飲酒運転の防止をご協力いただくように、何らかの方法を持って対応していきたい。これは別に新年交礼会に限らず、全町的にそのような取り組みを進めていかなければならないなという認識ではおりますので、また皆さんのご指導をいただきながら進めてまいりたいと思います。
質問 8番 小坂正利
今、総務課長がご答弁ございましたように、総務課長が新年交礼会の席でも、いろんな席でも飲酒運転はしないようにと。飲んだ場合は車を置いていきなさいというアナウンスはしておりますので、そのことは十分わかっております。ただ、実際問題わかっていても、この町内のある団体の職員みたいにわかっていても結果的にこうやって事故、飲酒運転で、これ酒気帯びでないと思うのです。いろんな状況を聞くと。だからこの人は免許取り上げられると思いますし、1年間を免許取れないと思うのです。非常に、おそらく町の職員に該当させれば、町にいたくたっておそらくいれない状況になると思うので、懲戒免職なんていう規程をつくらなくても、職員としてはなかなかそのまま勤務できないと思うのです。そういうこともありますし、また、北見市警察署からいただいた資料によりますと、全国と全道と北見署管内の3つの飲酒運転の状況を調べてもらったのです。そしたら全国的には、平成16年、平成17年、平成18年と減っているのです。北海道は、平成16年、平成17年、平成18年と増えているのです。それと同じく北見も増えているのです。その辺がどうしてなのかという分析までは聞いておりませんけども、現実にはこれだけ毎日、今日も道新に飲酒運転撲滅に関する啓発の記事が載っております。毎日のように新聞には載っておりますけども、それで最後にこうやって事故が起きるのです。だから職員も、また臨時職員も含めて、我々も議員も含めて、絶対飲酒運転はしないという、これから忘年会もありますしいろいろな会合ございますので、その辺の意識を高めていきたいと思うのです。それと、先ほど町長から行政報告の中に南8線の交差点での事故ございました。これはもう新聞でも報道されていますし、駐在所からのパンフレット出ておりますので皆様のすでにご存知だと思うのですけども、ただ、ちょっと気になるのがあの辺に集中して死亡事故が発生しているのですけども、この辺の何か対策がないのかと思って自分自身で考えるのですけど、なかなかいい案はないのですけども、この柏丘から高園にかけて、この一帯で集中しているのです。物損事故も。だから、今後とも起きるとも言えないし、起こらないとも限らないです。先ほど、診断結果は西21号と南8線の交差点ですね。その3年連続して死亡事故発生しているのですけども、その前年2ヵ所の道路診断結果というのは、今回の結果とどのような違いがあるのか、もしわかれば教えてほしいのですけども。
答弁 総務課長 山田日出夫(総務課長は2007年9月まで)
非常に訓子府町としましては、残念な3年連続の死亡事故の発生ということで、非常に交通安全担当しているものとしても非常に重く受け止めているところであります。議員もご指摘のように、柏丘方面に集中しているということで、どうも偶然ではないのではないかということで、私どもなりに分析をして、その分析したものを地図に落としたものをこの間の住民安全大会の中でお配りしたのです。よくよく地図を見ているとちょっとわかってくることがあると思うのですけど、一つは北見のほうに向かっての交通量が増えているのではないか、しかも、太い西19号線とか、そういう太い道路を使わないでたぶん早く行きたいという意識が働いているかと思うのですけども、わりとわき道的なものを使われている。しかも、そこは一見見晴らしのいい碁盤の目が連続している地域でありますので、いわゆる十勝型事故と言われる出会い頭の事故が増えているのかなと、私どもの段階では分析しております。出会い頭は皆さんご存知のように、非常に急に相手の車を確認しますので、いきなりドンとぶつかって重大な事故につながっているということが言えると思います。それで、これを防ぐにはどうしたらいいかということですけども、まず運転者の視認性と言って、運転者の目で交差点があることを認識してもらうことが一番大事だと言われております。それで道路診断も、先ほど町長の行政報告で言いましたように、一時停止線の更新とか、ゼブララインの設置とかという運転者が目で見て、ゼブララインというのはご存知のようにシマウマのようにガタガタしたものを路面に貼るものですから、ドッドッドッドッと手に振動がきます。そのように、運転者が認識できる交通安全施設の整備ということが、強く警察のほうでも言われております。それで平成16年9月3日、それと平成17年11月21日、それぞれ2名、1名の尊い命が失われたわけですけども、この診断においても、今年の現場と同じようにその視認性を高める診断が出ております。例えば、交通安全旗を設置するとか、各種ラインを引く、または薄くなっているラインを更新する、それと標識看板を設置する、ゼブララインを設置するということが診断されておりまして、それぞれ概ね一昨年、去年の現場においても、今言った視認性を高める手当は処置済みでございます。また、先ほど言いましたように、町民に広く危険な場所、危険性を知らせるために何らかの方法とるべきだという警察官のご指摘をいただきまして、先ほどの交通事故発生マップというものの作成につながりましたし、マップはもう少し充実させて、今後の広報の活動に使っていく計画をもうすでに立てておりまして、広く町民の皆さんにご理解をいただけるようこれからも努めてまいりたいと思います。
質問 8番 小坂正利
よくわかりました。先ほど、総務課長がちらっとおっしゃっていましたこの地図に落としたものですが、これはこの間の交通安全住民大会にはもらったのですけども、一般の町民には渡っているのですか。これ例えば、渡っていなければ広報にでもちょっと挟んで、実際に見たらどこが危ないかと一目瞭然にわかるのです。その辺の啓発を一つお願いしたいと思います。それと、先ほどから公務員の罰則を強化されているし、うちらも合わせて強化しなさいよという言い方しているのですけども、ただ、参考程度に申し上げますと、これは道新の記事なのですけども、飲酒運転で捕まっている分析あるのですけれども、職業別では会社員が約半分、無職の方が約半分近くで、公務員はたったの8人なのです。だから、公務員としてのモラルというのは十分守られると思うのですけども、いざだけど、公務員が事故起こせば、町民のほうから目で見ると相当悪く言われるというのは、これは仕方ないことなのですなのですけども、参考のためにお知らせします。また、いろいろ申し上げましたけども、我々議員、また私自身も自戒を含めてこの一般質問をしました。以上、終わります。