みんなの議会

上富良野町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日

上富良野町商業振興計画について

2018年3月14日、上富良野町議会の一般質問で、竹山正一議員が「上富良野町商業振興計画について」質問し、町長 向山富夫、企画商工観光課長 辻剛が答弁しました。

質問者
竹山正一 議員
答弁者
町長 向山富夫、企画商工観光課長 辻剛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 竹山正一

さきに通告いたしました1項目、上富良野町商業振興計画について質問いたします。第5次上富良野町総合計画の分野別計画として、農業、観光、そして商業という位置づけで策定され― 87 ―た今回の上富良野町商業振興計画、平成28年度から30年度の3カ年の計画について伺いたいと思います。まだ経過は2年目ということで、途中ではありますけれども、現在までのことについても伺っていきたいと思っております。当町においては、現在、人口はかろうじて1万人台を維持している、この中で減少傾向がずっと続いております。にぎわいを形成していた市街地区全般での生活必需品を扱い、商店街を形成していた商店が歯抜け状態になり、その傾向がずっと続き激減しております。町民のニーズに対応しきれない状況となっております。町外への購買流出、以前は中富良野町から上富良野町へ来ていたものが、今では逆転して中富良野町・富良野市・旭川方面ということで流出が続いております。また、車やJRで訪れた国内外の観光客の皆様に、上富良野の町に踏み入れたとき、一目で活力のない雰囲気を印象づけてしまうこの市街の現状をどのようにとらえ、改善・実現に向け連携・提案していくのか、下記のことについて伺いたいと思います。(1)個店の魅力づくり。①消費者に選ばれる魅力づくり、②快適に買い物ができる店づくり、これらについては高齢化社会、高齢者がますますふえていく中での将来、現在もそうですけれども、将来に向けてのいろいろな店づくりというのも問題になってこようかと思います。③町外からの来訪者に選ばれる魅力づくり等ということです。(2)不足業種の出店促進。①町内で買うことができない商品を扱う業種の出店促進。以上、上記の項目について、町長の見解を伺いたいと思います。これらにつきましては、具体的な政策たくさん盛り込まれて実行されております。これらについては内容的には活用を待つだけ、活用件数をふやすだけとなっておりますけれども、そのほかの項目について順次お聞きしたいと思います。以上でございます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

8番竹山議員の商業振興計画に関する2点の御質問にお答をえさせていただきます。現在の市街地のにぎわいにつきましては、郊外型大型商業施設の立地やネット販売の普及など、買い物環境や消費動向の変化から、町内購買力の流出に拍車がかかり、これらが大きな要因となり、商店街の活気が年々失われてきている状況にあると、私も認識しているところであります。まず1点目の個店の魅力づくりについてでありますが、平成28年から30年度までを計画期間とする商業振興計画に基づき、個店における買い物環境の向上や消費者ニーズに対応するサービス・機能の導入など、商業基盤の強化を目的として、商工業者持続化補助事業を創設し、商工会主導のもと、個店の魅力づくりに取り組んでいるところであります。この事業につきましては、多くの事業者が積極的に活用されており、このような活発な動きの中から、徐々に成果が出てくるものと期待をしているところであります。また、執行方針でも述べさせていただきましたように、複合的施設の整備等を通じ、市街地の活性化につなげてまいりたいと考えているところであります。次に、2点目の不足業種の出店促進についてでありますが、商業振興計画の施策にも位置づけており、支援策も設け、新たな展開による開業支援を整備してまいりましたが、現在のところ不足業種の開業実績には至っておりません。今後、高齢化社会を踏まえ、買い物弱者等への対応としても不足する業種への経営転換や、入手困難な日用品の取扱拡大などへの支援は必要と考えておりますが、事業者におきましても営業成果を生むことも重要でありますことから、今後、町民のニーズ等も聞きながら、商工会など関係機関と連携し、改善につながるよう検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 8番 竹山正一

今、お話ありましたけれども、初年度からの28年、29年、まだ29年度は終わっておりませんけれども、この2カ年のいろいろな町が主体としてやるべき事業ということで、計画の中の一番最後に、それぞれの3事業主体ですか、想定される実施主体ということで、それぞれの項目に配置されております。その中で町とのかかわりの項目中での今までの2年間での実績ですか、進捗状況とかというそういうものをちょっと報告いただきたいと思いますけれども、お願いいたします。

答弁 企画商工観光課長 辻剛(企画商工観光課長は2020年6月まで)

8番竹山議員の御質問にお答えをさせていただきます。商業振興計画の中で議員御発言のとおり、想定される実施主体ということで、町が行うものというものございますが、こちらのほうについては町が主体というか、町だけが行うものというのは融資関係の助成でございまして、それについては既に制度も以― 88 ―前からございまして、そちらのほうはルールにのっとった形で進めてございます。ただ、商業者・商工会・町という、三者が連携して主体となって行う事業につきましては、昨年から初めております商工業者持続化補助金、町のほうで予算を取りまして、それは商工会の事業として、商工会が主導として行っているものでございますけれども、そちらの事業につきましては、具体的事業といたしましては、平成28年度において15件の事業採択がございまして、補助額にして約550万円、また、29年度におきましてはまだ年度途中でございますが、6件に対して約250万円のそういう事業への支援の実績がございます。以上です。

質問 8番 竹山正一

そういう制度面はよくわかります。そして現在も活用している事業所があるということ、そしてこれからもあるというのも実際聞いております。こういう資金を使って、今ある店舗を変えていきたいとかということも聞いております。これらについては、後継者のいるまだ70歳になっていない事業主、おやじさんの息子さん、継ぎの息子さんですか、事業継承については聞いております。その中で、そういうことの制度面では十分わかります。あとは使うか使わないか、使えるか使えないかということの中身になっていこうかと思いますけれども、それとは別に実施主体となるべき三者の話し合いというか、そういう場をどれぐらい持っているのか。どういう内容で話を出しているのか、伝えているのか、それはあくまでも町の立場として、この上富良野町の住民の生活を守るというか、いろいろな生活消費ですか、消費の今の状況でいくと、大きいと言われるスーパーが1軒、会社が法人でやられている小さなスーパーが1軒、セブンイレブン2軒、ローソン2軒、セーコーマート2軒、この1万人ぐらいの町で今言った8軒が、そういう食材・食料品を提供しているお店になっているかと思います。その中でのそれ以外の小売店というのは、なかなかいらっしゃらないのですけれども、そういう中での話し合い、制度面はわかります。あとは活用、件数、そして枠が超えれば補正でふやしていただくという内容で、これが活発に動くということになりますけれども、その前段の話し合い、いろいろな意見交換というのはなされているのでしょうか、その辺伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

8番竹山議員の商業振興に関します御質問にお答えさせていただきますが、商工業者、あるいは商工会、町当局、これらの情報交換、あるいは意見交換、そういったものは私がふだん仕事を通じて見ている限りにおいては、相当頻繁に行われていると思います。ただ、町が出店を促すとか、あるいは新しく事業を開設するとか、そういうことを旗を振る立場ではございませんので、商工業者、あるいは商工会の皆さん方とほとんど毎日といってもいいぐらい、そういう情報交換をしている実態にあるというふうに理解しております。

質問 8番 竹山正一

そういう中での町中の動きとして、やはりちょっと薄いというか、見えにくいというか、そういうように感じてしまうのですよね。今、この町は農業関係のいろいろな団体がクローズアップされています。その中でやはり薄れてきているのかなというふうに感じます。やっぱり何というのですか、お店が閉店していって、商店街という組織もだんだんなくなりつつあり、以前のような活動も少なくなってきている。残っている商店街などは、やはり皆さん協力してやっていますけれども、その中のとらえ方として、だんだんだんだんリーダーがいなくなってきているというか、そういうような状況になっています。でもそういう話し合いを何回も重ねているというふうに言われましたけれども、それが具体化できるようなそういうような取り組み、そして新しく今度31年度に向けて、30年度は複合施設の調査研究が始まるということになっております。町長の所信では出ております。こういう中では、建物は建てたはいいけれども、地元の企業がテナントとして入れないというような状況にもなりかねないのではないかという、そういうような長期的な先に大きな投資をするということであれば、事前に若い人とかそういう意欲のある方々を集めてというか、事前のそういう説明、できるから説明でなくて、こういうのがあるのだよというお話も伝えることによって、また、動きが町の中で活発化するのではないかと思います。そういう中で、あと企業の誘致で人をふやし、働く場所はでき、そして商品が動くという設定の中で誘致を進めていますけれども、企業の大きなというか、中堅どころの企業の誘致をやるのも一つ、それは今までずっと継続していますけれども、若い人に向けての個人事業、この町に住みながら商売やりませんかというそういうようなPRとか、そういうような外部からの刺激を入れるような形での取り組みというのは、PRとかというのはどんなものなので― 89 ―しょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

8番竹山議員の御質問にお答えをさせていただきます。町内・町外を問わず、さまざまな起業を志す方々に対しましての支援制度も持っておりますし、既にそういった動きも町内ではあります。それらは、これからも継続して取り組んでまいりますが、さまざまな複合施設のお話もしていただきましたけれども、町として、行政としてできる部分、あるいは商業者みずからが取り組む部分、そういったものはやはりしっかりとお互いがそれを認識し合うことによって、一つの形として成り立っていくというふうに考えておりますので、全てを行政が満たして、ごちそうが並んだから食べてくださいということにはならないと、そんなふうに私は、お互いの努力が結び合うことが必要だと考えております。

質問 8番 竹山正一

今、言われた中もわかります。わかりますけれども、まずこの振興計画で提起されています現況ですか、現状と課題、そして基本方針というこの大きな塊で提案、提示されております。やはりこれらの実施に向けては、つくったからあとは商工会、商業者あなた方で取り組んでくださいよ、向かってくださいよというのもわからないわけではありませんけれども、やはり主体となってつくった町が間に入って、町としての将来の町のあり方を商工会・商業者に伝えながら、それに向かってのいろいろな意見交換、話し合い、そしてその積み重ねであって、振興というのにつながっていくのかなと思っております。制度面ではいいと思います。あとは使っていただいて、その活用の結果、町外からも人を呼ぶ、そして新しくそういう消費をつくっていく。現状のままですと、そういうのが欠けてしまっているという町の状況だと思います。ですから、これからに向かって観光の推進とかということで、また、商業振興と観光振興の関係で新たな5年計画を立てるというのですけれども、その立てるにしても役場の強い思いを話し合いの中で三者ともども共有して、そして組み立てていかなければならないと思います。そうでなければ、今の3年計画のこの計画自体が何だったのか、次の5年に向けてのかけ橋になるのかどうか、それまで逆に言うと、商店がどこまで残っているのかということにもなりかねないと思います。まして生活弱者、高齢に伴う生活弱者の関係なのですけれども、店に出てこられないのだったらこちらから出向くとか近くにということで、それは商業者が考えることだと言われるかもしれませんけれども、そういういろいろな思いを町のほうから発信していただいて、商業者とつながり、さらに上乗せというのを考えていただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

竹山議員の御質問にお答えをさせていただきます。ただいま議員から御意見がございましたような取り組みは、私的には既に日常的に商工会の皆さん方、あるいは商業者の皆さん方と積み重ねているというふうに思っております。そして、これまで取り組んでまいりました持続化補助事業を通じての店舗の展開、あるいは新規開業等のそういった方々の営業はしっかりと実を結んでくる、そういう姿をまた見ていただくことによって、他の皆さん方の意欲にもつながっていくというふうに考えておりますので、この努力を続けると、お互いが努力を続けるということは、これからも継続して当然成すべきことでありますし、いろいろな新たな竹山議員からお話ありました高齢化時代を迎えての買い物弱者等に対するアプローチも、これまた新しい商売の一つのきっかけも暗示しているものでございますので、そういったことは町は商業者でございませんので、商業者の方々ほどノウハウは持っておりませんが、町も一緒になって汗をかいていくということは、これは絶対必要だとそれを共有しておりますので、これからも御理解を賜りたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日 議事録 PDF(98ページ) 間違いを知らせる