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上富良野町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日

商工会の町補助金増額支援について

2015年12月15日、上富良野町議会の一般質問で、竹山正一議員が「商工会の町補助金増額支援について」質問し、町長 向山富夫が答弁しました。

質問者
竹山正一 議員
答弁者
町長 向山富夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 8番 竹山正一

さきに通告いたしました商工会の町補助金増額支援ということについて質問いたします。今まで商工振興ということで、商店、個店、商店街を対象にいろいろ質問がされて、実行・実施されていましたけれども、今回は商工会に対しての支援ということで質問いたします。地域経済活動の回復が、まだまだ感じられることもなく、商工会は小規模事業者に対し、経営改善普及事業に取り組んでおります。組織の構成員は、廃業や撤退により事業所の減少はとどまることなく続いております。最盛期であった昭和54年ころには416名の会員がおりました。しかし、三十五、六年経過した平成27年の春には、個人会員が140人、法人会員が115団体、定款・賛助会員が17人、青年部・婦人部が8会員の合計280会員の現況になっております。これは、マイナス136会員の減少、率でいきますと、32.7%の減少になっております。こういう現状の中、現行会費財源等の収入維持にも困難が伺える中、新たに小規模企業振興基本法が昨年6月に制定されました。この基本法を踏まえて、商工会を中核とした活動支援体制を構築、経営改善普及事業の中で最も重要である経営発達支援事業を実施し、経営発達支援計画を策定しております。国が行う新たな小規模企業の振興施策などを活用しながら伴走型支援という、ともに歩んでいく指導体制へとなってきております。一方、資金面での自己努力を求められ、毎年、二百数十万円を持ち出し、予算を作成している現況でございます。しかし、手持ち資金が減少し、枯渇へと向かうと、町で取り組み始まります「上富良野町まち・ひと・しごと創生総合戦略」、この戦略とほかの今まで実施されて、同じ期間内に取り組んでいきます多数の実施にも影響が懸念されることから、次の点について町長に考えを伺います。一つ、経営改善普及事業の中における職員設置費の町負担部分の考え方について。2番目、経営改善普及事業費等の人件費相当額、補助率100%への改定における町負担の考え方について。最後3番目、今後の商工会振興支援策をどのように考えていくのか。以上、町長にお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

8番竹山議員の商工振興支援に関します3点の御質問にお答えさせていただきます。― 23 ―まず、1点目の経営改善普及事業の中におけます職員設置費の町負担部分の考え方についてでありますが、経営指導員等の職員の配置による適切な経営指導が行われることにより、地域の小規模企業者の経営改善・体質強化につながるとの基本認識に加えまして、商工会及び会員の負担軽減を図り、商工会の活性化のため、これに要する経費を補助しようとするものであります。次に、2点目の経営改善普及事業などに対する人件費相当額の補助率についての考え方についてでありますが、町では、平成23年度から3年間、商工会における財務基盤の強化と活動の充実を図るため、一定額を通常補助に上乗せしてきたところであります。また、上乗せ部分の活用につきましては、商工会の自主的判断により御活用いただいたものであります。商工会の財務状況につきましては、商工会は商工業者により設立された団体でありますことから、商工会みずから事業内容や活動方針を決定し、財源も含め運営されているものと考えておりますので、運営方針に係ることにつきましては、町として申し上げる立場ではなく、人件費に対する補助率につきましても、同様でありますことを御理解を賜りたいと存じます。次に、3点目の今後の商工会振興支援策についてでありますが、当町におきます小規模事業者の現状は、平成26年度経済センサス基礎調査によりますと、農業、林業、教育、学習支援業、医療・福祉、公務を除く産業で433事業所がありまして、そのうち従業者数20人以下が411事業所で、94.9%を占めております。さらに、そのうち従業員数5人以下が326事業所となっておりまして、当町における事業所の大部分が小規模事業者であるということが、おわかりいただけるものと思います。このように、町内の事業所の多くを占める小規模事業者が安定して存続し、町内経済の担い手として積極的に事業を行っていただくことは、町の経済活性化のために大変重要であり、商工会はそのために大きな役割を果たされておりますので、町といたしましては、引き続き経営改善普及事業を初め商工会の事業を支援するとともに、意欲ある小規模事業者が行う事業活動に対しましても、国の制度等を活用しながら商工会と連携し、協力し、支援をしてまいりたいと考えております。また、現在、商工振興計画を策定しており、これを通じ、さらに商工会との情報共有や連携を強化し、再び町のにぎわいが戻ってくることを目指し取り組んでまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 8番 竹山正一

先ほどの答弁をいただいた中ですけれども、人件費に対する補助というか、人件費が道費の補助金、そしてその差額が生じたときには町の補助金ということで、100%になるように制度がなっています。しかし、ここの町では自己負担、自己財源という形を求めて、商工会自身の負担を求めております。ですから、その分、若干、町のほうの補助が少ないわけです。この町のほうにしては少ないというような金額ですけれども、二百数十万円が毎年毎年、自己負担として自己財源の中から支出して充当しております。先ほどもありました平成23年度から3年間、24、25と3年間、通常の補助に一定額を上乗せして出しているという内容がありました。しかし、この3カ年度出していただいたものでも、今は平成27年です。これから8、9と行く中で、いただいた補助金、聞くところによりますと500万円の3カ年、計1,500万円とい うふうに聞いております。しかし、そのうち二百数十万円ずつ毎年毎年、自己負担ということで出していきますと、経過年数含めて5年たっていれば、1,000万円を超える持ち出しが発生しているわけです。これらについて、やはり小さな会というか、自己財源しかない会については、やっぱり相当な重い負担になってきて、また、この繰り返しになろうかとも思います。今の早い段階で、町のほうの考え方を変えていただき、補助率を100%にして、自己財源の持ち出しをないようにしていただければと思います。そういうことの商工振興の商工会振興について、町長の先ほどの答弁に対する意見をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

8番竹山議員の商工会の振興策に対します御質問にお答えさせていただきますが、まず再質問でいただきました補助率についての考え方でございますが、北海道が主体的に補助をし― 24 ―ていただいているわけでございますが、他の満たない部分を町村が100%、その差額の100%になるまで満たさなければならないというような、そういう仕組みではないというふうに私も理解しておりまして、100%差額を町が補助をすることもできるというふうに私ども解しておりまして、毎年、商工会の理事者の皆さん方と商工会に対します町の応援の仕方、補助の仕方について十分議論をさせていただいた中から、双方が合意の中で現在の補助率も定められておりますことから、100%義務的に満たすというような性格でないという私ども押さえをしておりますので、御理解を賜っておきたいと思います。それから、過去に別上乗せ分として、別枠で補助をさせていただいた経過もございます。これらについては、冒頭お答えさせていただきましたように、商工会みずから自分たちの体質強化、あるいは経営改善のために役立てていただいているものというふうに思っておりまして、その後、3年が経過した後、先ほど申し上げましたように、毎年、予算編成の前段において商工会の皆さん方と私どもと、当該年度の補助のあり方について議論をいたしまして、そしてお互いが合意を得て予算編成をさせていただいておりますので、商工会と私どもとに思いの誤差が生じているというふうには考えておりませんので、ぜひその辺は御理解いただきたいと存じます。

質問 8番 竹山正一

今のお話でございますけれども、対等に立った協議がなされているかというのもちょっと疑問に思われます。ということは、補助を受けている団体は状況をお伝えしても、出しているほうの町から見れば何というのですか、これで終わりだよ、打ち切りだよ、ここまでだよというようなことで、とても納得して合意できる内容、協議ではなかろうかと思います。弱い立場の団体は、飲まざるを得ないのではないかと思います。そういう中で、二百数十万円というお金なのですけれども、やはりこれらについては6人の職員が道の補助の内容も一人一人、道の負担分が違ってきています。その合計が二百数十万円ということで、1年間に自己財源の人出しておりますので、これらについても町のほうの一方的な見なくてもいいようなそういう発言、その範囲内であればいいような発言というのは、ちょっとやっぱり理解できないというか、納得できないというふうに思います。それらについて、再度お聞きしたいのですけれども、これらの財源とか、こういう財源不足を生じるという、今の今ではないです。これが2年先、3年先になったら、また以前と同じような何カ年か分を、上乗せして出さなければならないという事態になろうかと想定されます。それであれば年々、毎年毎年補助率を満たしていけば、その点はなくなるのではないかと思います。そして商工会の活動自身を支えるような形でいけばいいと思います。商工会自身も、新しい法律に基づき活動を進めております。小規模企業振興基本法というのが昨年6月に制定されて、それに基づいて地域の小規模事業者の持続的発展を位置づけるということと、この法に基づいて新たな取り組みにかかっております。そういう中で、手持ちの財源が心細くなっていくと、活動自体、運営自体にも支障が来すのではないかと思われます。この法律に基づくのは、国とともに地方公共団体が小規模企業の振興の施策を策定し、実行していく責務を負っているという内容になっております。これらにつきましては、やはり一番最後に言われています商工振興計画を策定中だという、年度内にでき上がるということでございますけれども、それらについては当然町の仕事であって、そこに商工会がどのようにかんでいくか、主体は当然、商工会になります。でもこのとき、資金不足を生じている状態であれば、積極性にも欠けて、新たな事業にも取り組みにくくなる。たとえ取り組んだとしても事業規模が小さく、後で結果を報告するときには、さほど効果を得てないようなそんな状況になりかねないような気がいたします。ですから、先ほどの補助率についても、これ以上見るつもりはないと、町長、おっしゃいましたけれども、それらについて再度お聞きしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

8番竹山議員の商工会に対します御質問にお答えさせていただきますが、まず冒頭お尋ねありました補助側と補助を受ける側との力関係というものは一切働いておりません。商工会のみならず、町といたしましてはさまざまな団体、さまざまな事業に助成・補助を行っておりますが、どれをとらえてもそういった上下関係、あるいは力関係というものが働きながら、協議をしているという形跡もありませんし、まさしくそんな形をとるものでもありません。ましてや商工会におきましては、特別認可法人という法人格を持っているわけでございまして、全くそこにはお互いに疑義を挟むものは持っていない中で、協議をしているということをまず御理解いただきたいと思います。それから、いろいろ今の中小企業振興法の中におきますそれらを推進する推進力として、当然、商工会が主体的に取り組むわけですが、町もそれを支え― 25 ―る組織としては、それは役割を果たしていかなければならないと思っておりますし、人件費等の補助率、あるいは補助額等についても、それは上富良野町商工会の皆さん方が組織決定をいただいて、そして私どもはそこにかかわりを持たせていただいているということでございまして、町と商工会との間で合意と申しましょうか、気持ちがすり合っていない中で、商工会が事業運営をしているというふうにはとらえておりませんので、もし竹山議員から御質問のようなそういう内部課題を内包されているということでありましたら、それは商工会としての中でしっかりと合意をいただいて、そして町と協議をさせていただくことがあるべき姿かなというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 8番 竹山正一

今、お伺いした中で、双方の合意ができるような内容、そして商工会もそういう内容を持って町のほうに要望というか、協議のテーマとしてともに話し合える状況をつくればというように受け取りました。そういう中で、これから商工会のほうも難しい運営になっていこうかと思います。町のほうで今ずっと取り上げております、まち・ひと・しごと創生総合戦略これは31年度まで、第5次総合計画も平成30年度まで、人口ビジョンについては平成52年までという、長期にわたる計画を持っております。その計画期間の中で、商工会が幾多かやはりきょう申し上げたような内容で、いろいろまた詰めなければならない部分が出てこようかと思っております。そして、あとこの人件費につきましては、独身の人、定年間際の人というか、年齢の高い職員、そういう中での異動があれば、当然、町の補助率によって算定された金額も減少、若い人が来れば減少、また同じような人が来れば従来と同じような形。でも200万円というラインは、ずっと行くのではないかと推測されます。そういう中での弱い団体、そして強い指導ということで、個々の商店に向かって動かなければならない商工会の実態も改めて確認いただいて、理解をいただきたいと思います。以上でございます。

出典:上富良野町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる