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上富良野町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月18日

(1)日の出パークゴルフ場オープン後の対策について/(2)上富良野小学校校舎改築へ向けての計画について/(3)公民館、図書館再整備について

2003年6月18日、上富良野町議会の一般質問で、佐藤政幸議員が「日の出パークゴルフ場オープン後の対策について」「上富良野小学校校舎改築へ向けての計画について」「公民館、図書館再整備について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝が答弁しました。

質問者
佐藤政幸 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 佐藤政幸

本定例会の質問に当たって、3項目7点について質問いたします。まず、最初に、町民が待ち望んでいた本格的な日の出パークゴルフ場が4月にオープンして、5月末で利用者8,500人を超える大盛況であることは、喜ばしい限りであります。町民の健康増進の上からも、その価値は大きいものと思います。日の出パークゴルフ場の開設前は、島津公園はパークゴルフ場が優先して、公園本来の機能が損なわれていたことは周知のことだと思います。これからは、一日も早く公園の環境や雰囲気をよみがえらせて、町民の憩いの場として提供しなければならないと思うので、その対策についてお伺いいたします。一つ目は、島津公園内のパークゴルフ場移転後の環境整備、施設改善等の計画はどのように進めるかということであります。二つ目は、日の出パークゴルフコースは大盛況であることは、先ほど申し上げましたが、パークゴルフ人口の増加に伴い、初心者や親子で楽しめる簡易パークゴルフコースを望む声が多く出てきております。そこで、日の出公園イベント広場周囲の活用等々により、簡易コースをつくって町民に開放する考えはないか、お伺いいたします。次、上富良野小学校校舎改築に向けての教育委員会の当面の考え方についてお伺いいたします。町内小中学校7校のうち、6校は全面改築は終了しておりますが、上富良野小学校は昭和35年、36年、45年度に改築を終え、その後改造を加えて現在に至っていますが、築後30年あるいは40年を経過し、老朽化も進んでいることは御存じのとおりですが、現在の教育環境としては、不十分な点も多く見られることから、校舎の全面改築に向けての計画についてお伺いいたします。一つ目は、近い将来に向けて全面改築の計画は立てることができるのか、そういう計画はあるのかということであります。二つ目は、明年度以降、大きな改造を要する事業及び計画はあるのかどうかということであります。次、3番目に、大規模校でもあり、老朽化も進んでいるので、全面的な改善対策の必要性が考えられるが、教育委員会として対策をどのように考えているかということであります。以上についてお伺いいたします。次に、公民館、図書館の整備についてお伺いいたします。現在の上富良野公民館は、築後30年以上を経過し、老朽化していることは周知のとおりであり、公民館本来の機能を有する場所も分散化して、建物の中には観光協会の事務所、高齢者事業団、そしてまた図書室というようなイメージしかない状態では、本町公民館としては、まことにお粗末としか言いようがありませんので、この際お伺いいたします。一つ目は、公民館活動の場所が分散化して、本町公民館としての拠点が薄れてきているが、既存の施設等を改修して、公民館本来の機能を持った拠点として位置づけをする計画はあるかどうかということであります。― 5 ―二つ目は、図書館の整備については、同僚議員2人から質問もあり、けさの道新の記事でも詳しく報道されたところではありますが、上富良野町として図書館の整備は急を要し、駅前開発とあわせて図書館を整備するとの案もありましたが、私はそれを待つのではなく、新たな対策が急務であると考えますので、改めてどのように考えているのか、お伺いいたします。以上、質問といたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

ただいま、10番佐藤議員の都市公園に関する御質問にお答えさせていただきたいと思います。まず、1点目の島津公園の整備計画についてでありますが、現在総合計画に予定している事業としては、公園内の池のしゅんせつ事業、トイレの水洗化1カ所を予定しているところであります。パークゴルフ場移転後の環境整備については、コースとなっていた撤去後の芝生手直し、木の枝払い、休憩施設の配置見直し整備などを現在進めているところであります。2点目の簡易パークゴルフコースについてでありますが、上富良野町日の出パークゴルフ場は、4月27日に開設し、5月末現在の利用者数は8,592人となっているところであります。同施設のコースは3コースに別れており、初心者から上級者まで利用できる施設となっていることから、町内外の多くの方々の御利用をいただいております。町内には、このほかに簡易プレーができる施設として、東中コミュニティ広場パークゴルフ場18ホール、社会教育センター前が9ホール、中央コミュニティ駅裏が9ホール、草分防災センターが9ホールと、初心者にも十分利用できる場所もあり、日の出公園イベント広場周辺に、新たに新設をすることにつきましては、現在の財政事情からしても困難であると考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

10番佐藤議員の2番目の上富良野小学校改築に関する3点の質問につきましては、関連がございますので一括お答えさせていただきたと思います。現在の上富良野小学校の校舎は、第1線校舎は昭和35年に建設し、その後昭和57年に管理棟を、文部省の補助にあわせ、防衛補助を受け改築し、普通教室等は防衛補助により防音改造をいたしております。第2線校舎は、昭和36年に普通教室棟を建設し、その後昭和58年に防衛補助により改造いたしております。3線校舎は、昭和45年と46年の2カ年で改築し、平成3年にそれぞれ防音補助により改造しているところでございます。校舎の建物自体は、改造工事を実施してはいるものの、古い方では築後43年、新しい方でも築後31年が経過しておりまして、毎年教育環境をより良好な状況のもとに維持していくための対策として、校舎の壁の補修、屋根の塗装、屋上防水の補修、トイレの改修など、改善を必要とする箇所の整備計画を立てて改修工事を年次的に実施しているのが実態であります。今年度に上富良野小学校の特殊教育にかかわる教育環境を整備充実するために、公立学校施設整備事業として、文部科学省の補助を受けまして、特殊学級と普通指導教室等の大規模改修を計画しているところでございます。このほか、現状といたしましては、第1線校舎及び第2線校舎の教室の床などの老朽化が進んでおりますが、将来の全面改築といったことも視野に入れ、当面は児童の危険性と適正な維持管理を要する改修工事を進めてまいりたいと考えており、明年度以降の大規模改修は、今のところ計画しておりません。上富良野小学校校舎の全面改築の将来構想でありますが、本町の小中学校7校のうち、6校は整備が完了しておりますが、中心校の上富良野小学校のみが未整備となっており、施設の老朽化からも早い時期に全体計画を策定し、将来見通しを明確化していかなければならないと考えているところでございます。また、全面改築の実施に当たっては、現在の校舎は昭和40年代の児童数が約1,200人を超え、学級数も28から29学級と、最も多かった状況に合わせた建物であり、さらに少子化の影響等で、現在の児童数も半数以下となっていることも踏まえまして、児童数と学級数の適切な想定のもとでの教育環境の整備が必要となりますが、全面改築には多額の財政投資を必要とすることもあり、現在の町の財政事情を考えますと、平成21年度からの第5次上富良野町総合計画に上富良野小学校校舎改築事業を位置づけ実施するよう進めてまいりたいと考えているところでございます。次に、3番目の公民館図書館の再整備についての質問についてお答えさせていただきます。1点目の既存の公民館の位置づけと今後の改修計画についてでありますが、現在の公民館は、昭和46年に建設され、以来32年を経過し、施設も老朽化してきておりますが、公民館の位置づけと活用に― 6 ―つきましては、これまで町民の皆さんに長い期間なれ親しまれ、現在も有効に利用していただいておりますし、また近年の町の都市形態も時代とともに大きく変化し、JR富良野線の東側が著しい発展を遂げている状況下にあるだけに、町の全体の都市形態を考えますと、現在の公民館は西側地区の公共施設としては、重要な位置づけがなされている施設でもあります。現在、公民館としての機能だけではなくて、図書室も兼ね備えた複合施設として有効活用を図ってきておりますが、施設の老朽化などを考えますと、今の状況のままで継続して維持管理することに限界があり、抜本的な対策を講じる必要があると思っているところでございます。また、2点目の図書館の整備につきましては、先日村上、小野議員の質問にもお答えいたしましたとおり、町民の方々から早期実現を熱望され、また町の重要な懸案事業であることは十分認識しており、今後の方策について、教育委員会で上富良野町図書館新設整備基本構想及び既存図書室改築計画を策定いたしまして、現在町理事者と協議を進めているところでございます。本年度中には公民館の位置づけと図書館の整備計画の方針をを明確にし、早期に事業の推進が図られるよう、一層の努力をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

再質問 10番 佐藤政幸

それでは、再質問をいたします。まず、島津公園整備計画についてですが、先ほども申し上げましたように、一日も早い都市公園本来の姿によみがえることを願っておりますが、計画の中で、公園内の池のしゅんせつ工事を計画しておりますが、しゅんせつに当たって、池が公園のど真ん中にあるわけであります。そのことを考えますと、今後小さな子供たちが公園の中を自由に散策するということになりますと、非常に危険を伴うというようなことが考えられますので、それらの安全対策について、どのように考えているかお伺いをしたいと思います。最近の例といたしまして、道内でも池での死亡事故が発生いたしております。そのようなことで、安全対策についてお伺いをしたいと、このように思っております。次に、簡易パークゴルフ施設の考え方でありますけれども、ただいまの御説明では、東中、草分コースがあるというような話でありますが、町からの距離もございます。それから、社協センター等のコースでありますけれども、そばに駐車場がありまして、自動車が絶えず駐車しているというところでボールを強く打つということはいかがなものかというような難点もありますので、日の出公園イベント広場周囲の活用について再度質問をしたいと思うわけであります。それに現在の財政事情からしても困難であると考えるというお考えでありましたけれども、これはいかがなものかなと思っているわけであります。広場の周辺に、今まで使用していた古いものを活用しながら、ポールを立てる程度の簡易コースでも十分初心者や親子連れは楽しめるのではないかと思っているわけであります。誠意のある答弁をもう一度望むところでございます。次に、上富良野小学校校舎は、築後31年から43年も経過して老朽化が進んでいるという実態であり、全面改築につきましては、財政事情から平成21年度からの第5次総合計画によらなければ不可能だというような御答弁であります。また、今年度は大規模改造も実施をする予定になっておりますけれども、上富良野小学校の現在の姿を見るとき、児童数の減少あるいは教育環境というものは著しく変化をしております。どんどんと小学生の中にもパソコン等の教材も入れなければならない時代になっておりますので、全面改築をするまでには、少なくとも今の計画から言うと10年以上もかかるということは、もうはっきりしているわけでありますから、ある程度の抜本的な改造、修理等どうしても手を加えなければならないものがあるのではないかと思います。当面の課題として、教育委員会として考えているものがございましたらお伺いをしたいと、このように思います。次に、公民館の位置づけと活用については、複合施設として有効活用を図って、非常に親しまれている施設であることはわかりますけれども、今の状況のままでは、継続して維持運営に限界があるというお答えでございました。そして、また抜本的な対策を講じる必要もあると考えているということでございます。そして、また教育委員会としては、図書館新設基本構想及び既存図書館改築計画を策定して、現在町理事者と詰めているというようなお話もきのう伺ったところでございますが、もしよろしければ、その概要について少し御説明を願えれば、町民の方々も御理解をいただくのではないかと思いますので、お聞きしたいと思います。以上であります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

10番佐藤議員の再質問に― 7 ―お答えさせていただきますが、まず島津公園であります。このことにつきましては、パークゴルフを利用しておりましたけれども、それを閉鎖して、議員おっしゃるとおり都市公園として復活していくための対応は、急遽取り進めなければならないと。そして、都市公園として本来の姿に早急に戻さなければならないというふうに認識いたしておりますので、御理解を賜りたいと思います。また、加えて池のしゅんせつ工事等々を計画しているところでありますが、これらにつきましては、議員から御指摘ありましたように、安全対策を第一に考えながら、都市公園としての利用を一部できない部分も生ずるでありましょうけれども、第一に安全対策ということを重点に置いて対処してまいりたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。2点目のパークゴルフ場の日の出公園に新設する件でありますけれども、先ほどもお答えさせていただきましたように、我が町におきましては、5カ所72ホールのパークゴルフ施設があるわけでありまして、これらの施設の利用状況、パークゴルフ人口がふえてきているということは、私も承知いたしておりますので、これらの5施設72ホールの利用状況を見きわめながら、増設を必要とする状況下に生ずるならば、先ほども申し上げましたように、財政的な部分のみを云々でなくて、やはり対応を措置していかなければならない。ただ、いましばらくは日の出パークゴルフ場の新設27ホールの利用状況と他の施設の利用状況を十分見きわめた上で、増設については判断をしてまいらなければならないというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

10番佐藤議員の再質問にお答えいたしたいと思いますけれども、1点の上小の大規模改修につきましては、教育の現場を預かる私どもといたしましては、早い時期に子供たちの教育環境ということの視点から立つと、早い時期にということの願いは持っております。私も常日ごろから、父兄の方々から素朴な願いで、よい教育環境でよい先生によい教育をしてほしいというのが、本当に地域の保護者の皆さんが願っていることですから、それぞれの立場で汗を流して条件整備することが必要なのだなと思っております。その中で7校のうち6校は整備されておりまして、今の上小、先ほども御答弁させていただきましたけれども、継ぎ足し、継ぎ足し、継ぎ足し、生徒も当時から見ると半分ということで、外から見ると非常にまだ使えるような現状に見えますけれども、中身を見ますと、外だけの改造ですから床が落ちる、そういうことで図書室やなんかも、いつ何時腐って落ちるような、そういう状態の中であれしてますので、そういうことで、当面今の財政的なことを考えますと、今の西小学校で約11億円かかっておりますから、上小でやるとしたら、恐らく15億円ぐらいはかかるのだろうなと。もう一つ、今の上小大規模改造をするということになりますと、約7億円ぐらいの費用がかかります。その選択肢はどちらがいいのか、これからまた中身を十分検討しなければならないと思っておりますけれども、先ほども御答弁させていただきましたけれども、今の財政的には、第5次の総合計画の中に位置づけして、何年には上小をやるのだぞというような一つの指標を持ちながら、今度その指標に向かって鋭意努力するように、さらなる努力をしてまいりたいと考えております。それから、図書館の問題については、これ本当に今非常に世論が盛り上がってきていますし、またきょうも道新に出たことによって、朝から早速電話いただいて、頑張れという激励の電話いただきました。それで、これも夢と理想を語るのでなくて、現実的にやっぱり町民の方に、これから生涯学習の大切さということからいくと、住民サービスが公民館であり、図書館のサービスだと私は思っております。そういうことで、今の財政的なあれからいきますと、きのうも村上議員にもお答えいたしましたけれども、三つの試案を考えております。一つは、新築した場合にはどうなるのだろう、それともう一つは、今の2階から1階におろしたときにはどうなるのだろう、それから、民間施設の活用をした場合にはどういうような条件でどういうような財政投資が必要なのだろうということで、既に私たちでもって、この基本計画つくってありますので、何度もお答えしておりますように、町長も理事者の方も、この件については耳を傾けていただいておりますので、そういうことで私の方から、今年度中に方向づけを明確にし、何年にどういう方法でやるというようなことの指針を明確にしたいということで御答弁させていただいているところでございます。

出典:上富良野町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月18日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる