みんなの議会

本別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

総合ケアセンターの土足禁止の見直しを

2025年12月10日、本別町議会の一般質問で、井上松子議員が「総合ケアセンターの土足禁止の見直しを」について質問し、町長 佐々木基裕、保健福祉課長 長屋和幸が答弁しました。

質問者
井上松子 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、保健福祉課長 長屋和幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 9番 井上松子

それでは、議長のお許しを得ておりましたので、通告してあります1問について質問いたします。本日も声がふだんより悪いのですが、鼻がつまっておりますので、途中ではなをかむかもしれませんがお許しください。それでは、質問事項。総合ケアセンターの土足禁止の見直しを。質問要旨。総合ケアセンターは、高齢者や障がいのある方など、福祉や介護に関する支援を受ける多くの町民が利用する施設です。ところが、玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えなければならなく、利用者にとって多くの弊害があり、改善が必要と考えますが、見解を伺います。要旨の明細。この施設のスリッパの履き替えという仕組みは、一見すると清潔を保つための配慮のようにも見えますが、実際には、足腰の弱い高齢者やつえや車椅子などを利用される方にとっては大きな負担であり、転倒の危険や介助者の負担にもつながると感じています。また、スリッパの共用は衛生面でも課題があり、インフルエンザや新型コロナなど感染症対策の面からも好ましいとは言えません。近年、多くの自治体では、福祉施設や公共施設のバリアフリー化の一環として、土足利用を基本とする方向に見直しが進んでいますので、以下について見解を伺います。①総合ケアセンターを土足禁止としている理由とその根拠、土足利用とした場合に考えられるメリット、デメリットは。②土足禁止に対する町民からの声は今までなかったのか。あったのであれば、要望に対してどのように協議、対応したのか。③高齢者や障がいのある方の安全確保や利便性向上の観点から、土足利用への検討をするべきでは。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕井上議員より御質問のありました、総合ケアセンターの土足禁止の見直しをについて、答弁をさせていただきます。1点目の土足禁止としている理由と根拠についてでありますが、総合ケアセンターにおいて、開設以来、土足禁止、スリッパへの履き替えとしている主な理由につきましては、利用者の皆様の安全確保と施設の衛生管理の観点からであります。現在の床材は、靴がぬれていたり土砂が付着していると滑りやすく、転倒につながる危険性があると判断しておりますし、施設内に土や砂、ほこり、泥などが入ることにより、施設全体の衛生環境を低下させるおそれがあると考えているところであります。また、私どもとしても、土足利用とした場合には、メリットとデメリットがあると認識しているところでありまして、利用者または介護者の利便性という面からは、靴の脱ぎ履きに伴う転倒リスクの低減につながる一方で、ぬれた靴などで歩行することで滑って転倒するリスクが増加する。また、衛生面では、スリッパの共用による感染症等の媒介リスクは解消される一方、土壌や動物の細菌、ウイルスなどの持ち込みが増え、感染対策が困難になると捉えております。2点目の町民からの声と対応につきましては、これまでもスリッパへの履き替えが困難であるといった御意見、要望があり、御意見をいただいた際には、安全と衛生を確保する観点から、土足禁止としている旨を説明し理解を求めながらも、その方の状況や状態に応じて、そのまま入っていただくなど、柔軟かつ適切に対応してきたところであります。しかしながら、その周知が十分に行き届いているのかといったところには課題があると認識しており、現在、総合ケアセンターで会議等が開催される都度、説明をさせていただいているところでもあります。3点目の土足利用への検討をすべきという点につきましては、これまでの運用も、床材が滑るという危険性や衛生管理の維持を重視し、利用者の皆様の安全を守るための措置であったと認識しているところでありますが、利便性の向上という観点から見直しが必要な段階にあるとも考えるところであります。今後、床材の安全性の検証や衛生管理方法の再検討を進める中で、一定程度の時間を要する部分もございますが、施設利用者の御意見も伺いながら、土足利用への見直しを検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 9番 井上松子

一番最後に土足利用の再検討というのはすばらしい言葉なのですが、それまでに言っていたのが、砂利がつくだの滑るだの衛生面がだの、では病院はどうするんですか。病院こそ、転倒するとか、ごみ、砂利とか、ちゃんと掃除してきれいになっていますよ。それなのに、広さと奥のスリッパ取るところの狭さ、スリッパ履いて転びそうなこと何回も私もあります。会議でそこを使います。皆さんには、どうしてそうなんだと。総合ケアセンターというのは、高齢者、障がいのある方が利用するところですよ、基本的に。役場の税務課といったらちょっと失礼ですが、税務課と違うんですよ。担当部署が高齢者とか障がいのある人の窓口を持っているところが、土足でなくて履き替えて、あの遠い距離で、そして滑る、あの汚いスリッパ、それでいいと思いますか。私、課長に言いましたよね。一番先に、なぜ今回質問するかというと、どうしてしないんですかと。そうしたら、病院は掃除する機械がある、ここには掃除する機械がない、その掃除する機械は高い、何ですか、その理由。保健福祉課ですよ。担当が障がい者とか高齢者とか、そういう福祉の施設でスリッパに履き替えるなんて、今どきないですよね。いろんな方から声を受けて、その方には履いていっていいですよと、そして書き換えました。私が質問した後に、書き換えました。でも、そのときに書いているのが、清潔な環境維持と安全のため、どこが安全なんですか。あのスリッパで履いていて滑る、履き替えるのに時間がかかる、そういう町民が多い中で、そういう簡単に片づけるということはいかがなものなんですかね。それじゃあ病院だって、土足禁止、土足厳禁にしたほうがいいのではないですかね。そういうことになりませんか。どう思いますか。最後に検討すると言いましたが、いつ頃するんでしょうか。もしするのであれば、すぐ、私が前にも言いましたけれども、決算のとき言いました、必要な行政サービス、まさにそのところでないかなと思うのですが、いかがですか。

答弁 町長 佐々木基裕

井上議員からの再質問に答弁をさせていただきます。なかなか厳しい御指摘でございますが、もっともな意見だろうと思っているところでございます。ただ、今、公共施設全般を鑑みた場合、役場庁舎、町体育館、それから先ほどお話があった国民健康保険病院、さらには特別養護老人ホーム、そして健康管理センター等々、それぞれ様々な用途で施設がございます。そういったところで、従前の取組といたしましては、なるべく町民の皆さんがストレートにその部署に行ける、そういったことがいいであろうということで、今のところで落ち着いてきたのかなと思っているところでございます。しかしながら、従前から、その施設でスリッパに履き替えて入館、入所してもらい、そういったところまで論議の話題になっていなかったというのも事実でございます。そういったところで、公共施設全般的にどのような形で入所、入館していただければいいのか、そこにはもう一つ、そこの利用者の声も聞く必要があります。町職員であれば、すぐそこの担当から声を聞くことはできますが、利用者の方々がどのように思っているのか、そういったこともしっかりと聞いた中で判断をしてまいりたいと考えているところでございます。土足でそのまま利用したいという方と、一方でやはりそういう介護、福祉施設等については、個人的には土足でなく履き替えてスリッパでも対応していただきたい、そういう声もあるのは事実でございますので、そういったことを総合的に判断をする期間をいただきたい。その期間につきましては、いつやるんだということでございますけれども、令和8年度の当初から施設の在り方について検討をした結果を、令和8年度から進めてまいりたいと考えているところでございます。そういったところで、もう3か月程度しかありません。そして、町民の皆さんにも周知しなければなりません。しかしながら、今、スピード感が行政は大切だということも理解してございますので、令和8年4月に向け、いろんな意味で検討をしてまいりたいと考えているところでございます。以上、申し上げ答弁とさせていただきます。

質問 9番 井上松子

今、前向きな検討で、それはいいんですけれども、利用者の方が言うから私は今回質問しているのであって、スリッパでいいという方は誰一人いませんでした。前にスリッパも履いていましたが、一回一回スリッパを履いたら、新しいスリッパになるように、段ボールのところに履いた人はそこに置くようにしているんですね。誰が履いたか分からないスリッパというのは、先ほども言いましたけれども、感染症、インフルエンザや新型コロナの感染症の面からも好ましいものではないんですよね、スリッパというのは。例えば、町民の皆さんがスリッパということに、8年度から聞いて、そうなるのであれば、スリッパを毎回替える。1人使った人のスリッパを次の人が使わないように考える。それと、あそこの間隔が非常に狭いです、スリッパの置いている間隔が。あの間隔をもう少し広くする。でも、そうじゃなくて、土足利用したら、そこまで行かなくても、足腰の弱い人とか高齢者は十分なんです、土足厳禁にしなければ。そういう人がほとんど多いんです。そして、あの椅子見ましたか、スリッパに替える椅子。あんな小さなところ、それも端に置いてですよ。皆さん一回経験してください、職員。一回自分が経験しないで言わないで、きちんと町長は前向きにこれから考えるといううれしい答弁をしてくれたので付け加えますが、一回皆さんもスリッパを履いてみてください。取り方と、あの汚いスリッパ、もう一度見てください。清潔感があると思いますか。8年度からということなので期待していますので、これで終わります。答弁していただけますか。

答弁 町長 佐々木基裕

いろいろ御指摘をいただきました。今年度中に検討するということをお話をさせていただきました。ただ、先ほど言いましたとおり、福祉、介護施設等々で井上議員が聞いた範囲では全てが土足利用という、そういうお答えの方だったと私も思います。しかし、一方でそうではないよという声もあるのか、ないのか、それもしっかりと検証していかなければならない。例えば井上議員が以前町職として特別養護老人ホームの所長をしていただきました。今も特養につきましては、スリッパに履き替えをして、そして、御主人、それから家族の方々と接していると。ですから、今までの従前は、町立病院は別としまして、介護、福祉施設関係については、やはりそういったところで、従前の流れからスリッパに履き替えていただいたという経過もございます。そういったことに慣れて、そういった感覚で入所してこられる方もゼロではない。そういった声もしっかりと耳を傾けながら今後の利用を考えていくべきと、私はそう考えておりますので、土足そのままという声もしっかりと承りながら、総体的に判断をし、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

町長の答弁の後に私がお話しさせていただくのもどうなのかなというところも正直あって、今、手を挙げたり下げたりやっておりましたけれども、私の立場といたしまして、もう1点検討しなければならないなという点がございます。アメニティ本別と渡り廊下でつないでいるというところがございまして、アメニティ本別につきましては、現在、ケアセンターと一緒の形で、玄関で靴を脱いでいただくという形になっております。特別養護老人ホーム枠30人がアメニティに今既に15人ほど移っていくという形になっておりまして、職員の往来も多くなってきております。また、渡り廊下をすぐ出ますと、アメニティの通所サービスのデイサービスで利用されている方々がリハビリを行なったり、また、食事を取る場所という形になっております。ですから、先ほどの町長答弁にもございましたけれども、土砂、また細菌、特にサルモネラ菌といったものが食事を取る場所といったところでは心配な部分が正直ございます。ですから、アメニティ本別ともそういったお話はまだしておりませんけれども、そういった土足による弊害があるのかもしれないというようなところで協議をする必要があるとは考えているところでございます。以上です。

質問 9番 井上松子

町長の前向きな回答で終わろうと思っていたんですけれども、課長が、町長もそうですが、老人ホームの所長をやっていましたよ、私、確かに。アメニティも知っていますよ。違うんですよ、私の聞いているのは。保健福祉課の窓口ですよと。保健福祉課の窓口のことを言っているのに、なんで老人ホームとアメニティのスリッパですよねと、なんでそれが出てこなければならないんですか。私は、保健福祉課、高齢者、障がい者の担当窓口の受付のところに行くのに、もしそういう汚い泥とか砂利とかあれば、ぬれた雑巾でもなんでも置けばいいじゃないですか。できる対処方法というのはあるんじゃないですか。どうですか、課長。

答弁 保健福祉課長 長屋和幸

答弁させていただきます。これまでも足の不自由な方、また補装具をつけられている障がいの方、車椅子の方につきましては、そのままお入りいただいているというような状況であります。足の悪い方につきましても、先ほど井上議員のほうからもありましたけれども、そのままお入りください、スタッフにお声かけをくださいというような看板を立てさせていただいております。ですから、町長答弁にもございましたけれども、そういったものを総合的に判断いたしまして、前向きに、しかも会議等でこれまでもお話をしてきましたけれども、そのままお入りいただくことも可能ですといった旨を周知してまいりたいと思っております。以上です。

質問 9番 井上松子

終わります。

出典:本別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる