みんなの議会

本別町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日

本別高校の存続

2018年6月14日、本別町議会の一般質問で、高橋利勝議員が「本別高校の存続」について質問し、教育長 佐々木基裕、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
高橋利勝 議員
答弁者
教育長 佐々木基裕、町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 高橋利勝

〔登壇〕議長の許可を得ましたので、通告をいたしました2問について質問させていただきます。まず最初に、本別高校の存続についてであります。平成30年度の本別高校の入学者は40人以上の欠員となり、2間口には届かず、1間口となってしまいました。当初は2間口の確保の期待が強かっただけに、町民の中には失望感があります。しかし、多くの町民の願いは、本別高校の存続だと思います。そこで、今後の取り組みについて、以下、3点お伺いします。まず1点目でありますが、道教委は、ことしの入学試験で40人以上の欠員のあった高校の来年度の募集学級数を9月に発表するとしています。新聞報道では、教育長は、厳しい状況だが、道教委には2学級維持を要望したいとコメントしていますが、9月決定に向けて、どのような展望のもとで臨む考えか、お伺いいたします。次に、2点目でありますが、本別高校への町内外からの入学に当たっては、本別高校を考える会の役割は大きいと思います。5月30日に総会があり、新役員で平成30年度事業計画がスタートしました。総会には教育長も出席されていると思いますので、今後の取り組みについて、どのように受けとめているのか、お伺いします。最後に3点目でありますが、本別高校の存続は、本町の教育だけではなく、まちづくりの上でも重要な課題だと思います。改めて町長の所信をお伺いします。以上3点、お伺いいたします。

答弁 教育長 佐々木基裕(教育長は2021年6月まで)

〔登壇〕高橋議員の、本別高校の存続についての御質問についてお答えいたします。1点目の、2間口要望に関する考え方でありますが、今春の本別高校への入学生は32名と、3年続きの1間口となりましたことから、4月26日に町長と私どもが北海道教育委員会を訪れ、本別高校の入学状況等を報告するとともに、次年度も引き続き2間口募集枠を確保していただきたい旨の要請をしてきたところでございます。6月5日に道教委が公表しました、平成31年度から33年度の公立高等学校配置計画案によりますと、本別高校の募集枠は、定員割れしている他の14校とあわせ、9月の計画決定時に公表するとのことでありますので、厳しい状況にはありますが、何とか2間口の募集枠を確保できるよう、引き続き要請活動を積極的に展開してまいる所存でございます。また、このままでは存続が危ういのではとのことでありますが、道教委がことし3月に策定しました、これからの高校づくりに関する指針によりますと、1学級1間口の高校にあっても、地元進学率が高く、1学年20人以上の在学生が確保できるのであれば、再編を留保するとのことでありますので、本別高校が仮に1間口の募集枠になったとしても、即廃校につながるものではないと捉えております。私どもは、本別高校を維持、存続させていくための最優先すべき取り組みは、地元中学生の進学率向上にあると捉えていますことから、現在、本別高校の魅力発信や進路指導対策、中高連携による出前授業等について、本別高校及び町内中学校と協議を重ねつつ、情報を共有しながら、連携した活動を展開しているところであります。2点目の、本別高校の教育を考える会の取り組みについてでありますが、遠距離通学支援や学力向上支援、進路指導対策支援、体育・文化部活動支援、入学準備支援金等の各種支援策につきましては、今後も継続して支援することとし、今年度は、仮称ではございますけれども、本別高校の支援の輪を広げる町民の集いを開催し、全町挙げて本別高校を盛り上げ、その町民力をもって本別高校存続に向けた気運を高めることとしてございます。町教委といたしましても、本別高校の教育を考える会の皆様とともに知恵を出し合い、連携した取り組みを展開してまいりたいと考えておりますので、引き続き議員の皆様の御理解と御支援をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕高橋議員の3点目の御質問の答弁をさせていただきます。私どもは、一貫して地域の子どもは地域で育てるということを今までもずっと基本に据えて取り組んできました。特にまちづくりの原点はやっぱり人づくりでありますし、特に教育、医療、産業がしっかりしているということが、やっぱりまちづくりの大きな基本だというふうに思っておりますので、私ども、特に本別高校、御質問にありますように、取り組みを全力で、今、教育委員会、また、支える会を含めて、種々、本当に知恵を絞りながら取り組んでいるということについては、やっぱり基本的には、私どもは18歳の春まではやっぱり親元で、そして生まれ育った地域の歴史や文化や、また、風土や、また、親御さん、家族含めてのしつけや、人との絆などを深めて、大人になるための準備をしっかりとそこで育み、育てていただくと、そういうことがやっぱり人づくりとして基本でありますし、その人に対する思いやりが、それぞれ社会人になって、それぞれ日本で、また世界で、しっかりと人として通じる人材を育てる、そういう意味では、何としてもこの本別で、住みなれた、生まれた、また、ここへ来て定住している、そういうお子さんをしっかりとまちを挙げて育てていくことが私どもの使命だというふうに思っております。そういう意味では、今、教育長からお話がありましたように、残念ながら今回は、かなりの期待をしながらも、1間口ということになりました。でも、希望は捨てずに、道教委はもちろんですが、知事部局にもこのことをしっかりと伝えながら、やっぱり責任を持って、今、特に子どもたちは、この北海道から、少子化の中で、人材を育てて、都市部へそれぞれ進学しながら行って、都市部で活躍するという人ももちろん必要ですけれども、やっぱりこれだけの人口減少の中では、特に北海道を支える、地域を支える人材をどう育てていくか、こういう教育方針も、道教委が中心となって、そういう教育方針をしっかり立てながら、北海道のために、また、この北海道を支えるそれぞれ地域のために、しっかりとこれからもその地域を支える人材を育てていく、こういうことを基点に、しっかり道教委とも交渉させていただいていますし、その方向で取り組みをさせていただいています。そのためには、地域で子どもを育てるためには、北海道や道教委に任せるだけでなくて、それぞれ我々も地元として、地域自治体として、できる限りの支援もさせていただきながら、子どもたちをしっかりと、安心して学ぶ環境をつくりながら育てていくということにこれからも全力を尽くしていきたいと思っています。やっぱり条件の中では、それぞれ1番は地元の子どもたちが地元の学校へどれだけの進学をしていく、そういう希望を持つかということが一番大事なことでありますが、以前にも町民集会的なものについてもさせていただきましたけれども、今回もそれぞれ町民の皆さんとともに、本別高校の存続、そしてまた、子どもたちの学びの環境をしっかりとつくっていくということで、町民の皆さんと一緒に、その仲介的な役割をしながら育てていくということをやっていきます。大変少子化で厳しい状況でありますけれども、しっかりと本別高校を中心に子どもたちを育てる、学びの環境を育てるために、これからも全力を尽くしていきたいなと思っています。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。

質問 11番 高橋利勝

今、それぞれ教育委員会、あるいは町の次年度に向けての決意をお聞きしました。改めてその決意に向けて全力を上げてほしいと思います。ただ、私が申し上げたいことは、今年度というか平成30年度に残念な結果になったわけですが、問題は、なぜそうなったのかというのは、これは子どもたちの責任とか親の責任ということではないですけれども、やはりそれをちゃんと分析をして、やはり一定程度総括をした上で臨むということも含めてなければ、なかなか今の思いだけでは、私は今の進路のあり方という意味でいうと、大変難しいのではないかと思っています。特にことしの場合ですと、これは本別中学校の進路希望を見ての話ですが、今までは、スポーツ、進学、就職等のことを考えて他校へ進まれるということもあったわけですが、ただ、今年度の傾向でいくと、一部、町の隣の高校へ行っている生徒、また、通信制高校へ行く生徒、結果としてこれがどれだけの生徒になったかわかりませんけれども、今までと違った、そういう傾向が出ており、募集人員の確保の中で大きな影響を与えているように思っています。それともう一つは、32人入学されましたけれども、結果として女性は6人というふうに聞いています。これは今までにない傾向でありまして、私なりに考えますと、本別高校は女性でも吹奏楽とか弓道とか、いろいろ活躍されているわけですけれども、それがこういうような結果になったわけですが、一つは、やはりこの辺のところをどういうふうに考えているかということを再度お聞きしたいと思います。それから、2問目になりますけれども、本別高校を考える会の役員も新たにかわりまして、会員も見ますと、やはりそうそうたる体制で、学校PTAなどなど、総力を上げて会員が取り組むということになりますので、平成30年度の事業計画もありました。先ほども言いましたように、その中で、新聞にも出ていましたけれども、7月に町民集会を実施したいということも書かれていますが、ただ、私は、その部分では、今、町長が言っていましたように、町民全体でということでありますから、やっぱり教育委員会、町、そして私たち議会も入るのでしょうか、そうしたところとも連携をして、主催は本別高校を考える会ということですが、やはり昨年の集会を上回る町民の皆さんの参加をいただいて、盛り上げていくというか、そういうようなことも大事ではないかと思いますので、その点、2点についてお伺いします。

答弁 教育長 佐々木基裕(教育長は2021年6月まで)

御質問にお答えしたいと思います。まず1点目でございます。平成30年度の本別高校への入学者が32名ということで、一部女子生徒が隣の高校のほうに行ったのではないだろうか、その分析はということでございますけれども、私どもも最大の要因につきましては、地元進学者が19名ということで、その前の年と比べまして12名の減となりました。この部分につきましては、地元中学生が本別高校以外の高校を選択したということでございますけれども、特に進路を決定する終盤に来まして、女子生徒の一部が隣の高校のほうへ進学を希望したということでございます。私どもは、昨年度におきまして、アンケート調査を各中学校に3回実施しまして、進路希望がどうであるのか、その部分のアンケート調査をとって分析をしてございます。その分析の結果等につきましては、3月の議会で報告させていただいたとおりでございますが、いずれにいたしましても、女子生徒の入学者が大幅に減ったということでございますので、この辺につきましては、今、各中学校を回りまして、担任の先生及び進路指導の先生、それから管理者と、私どもがそれぞれ直接にひざを交えて協議をしているところでございます。これらの部分につきましては、今後、今の3年生がどこの進路先を選択するのか、それを十分に把握しながら、それぞれ個々の対応をとってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を願いたいなと思ってございます。2点目の、本別高校の教育を考える会のことでございます。私どもは、本別高校の教育を考える会の皆さんが、ことし、新たな体制で、会長さんもかわりましたけれども、今の会長さん以下、本別高校の教育を考える会の会員の皆さんそれぞれが熱い思いを持って、今後、本別高校を存続するためにどのような支援がいいのか、それを今、十分に論議していただいているところでございます。実は本日午後6時から、本別高校の教育を考える会の役員さんにお集まりいただきまして、7月24日に開催する町民の集い等を初め、さらに今年度の活動をどのようにしていくのか、協議を進めてまいるところでございます。その本別高校の教育を考える会の皆さんとともに、またさらに町議会の皆様、そして各関係団体の皆様とも、今後十分に協議を進めながら取り扱って、前に進んでいきたいと思ってございますので、よろしく御理解を願いたいと思います。以上でございます。

質問 11番 高橋利勝

進路の問題ですから、生徒自身の希望を阻害するようなこともあってもいけないし、親の希望を阻害するようなことがあってもいけないと思うのですが、そういう意味では難しい問題ですけれども、ただ、今、再質問でも言いましたように、隣町の高校に行かれた、それともう一つ、通信制高校に多くの方が行っていますけれども、通信制高校というのは、なかなか学校になじまないとか、過去にはそういういろいろな事情のある子が行っていたというふうに聞いています。ただ、現在は、授業のあり方として自由なので、そういった問題と関係なく、いわゆる進路として選択をするというふうなお話も聞いていますから、そういう意味では、通信制高校というのも、そういう希望の進路の一つに改めて入ったのだなというふうに思っています。そこで、町民集会も、やはりさらに我々も努力していきますけれども、何と言っても生徒が本別高校を選択していただかなければ2間口にはなっていかないわけですし、先ほど言いましたように、本年度の傾向というのは、本年度の一時的なものというふうに受けとめるのか、それとも、今後こういう傾向になるのかというふうなことによって、これは大きな違いがあると思うのですが、そういった関係でいきますと、基本的には、先ほども答弁にありましたように、中学校と高校の連携、いろいろなことをやっていますし、今、高校生が小学校へ行ってというような形で連携をとったりして努力をしていることについては理解をしますが、それが思うようにいかないと言うとちょっと語弊があるのかもしれませんが、結果がなかなかついていっていないというふうな気持ちもあるので、その辺の連携と、それから、小中高の連携について、今もう既にやっていますけれども、改めて今後の新たな考え方もあればお伺いしたいのと、今言ったように、進路の傾向というのは一時的なものなのかどうか、その辺の受けとめ方について再度お伺いします。

答弁 教育長 佐々木基裕(教育長は2021年6月まで)

御質問にお答えをさせていただきます。今年度、入学者の状況は一時的なものなのかということでございますけれども、私といたしましては、今年度の入学状況を見ますと、終盤に来てから一定程度の塊の女子生徒が他校に行ったということにつきましては、私は一時的なものと捉えてございます。一昨年度におきましても、勇足中学校さんで隣のまちの高校に行っていますけれども、ことしは誰もそこを選択していないということでございますし、通信制の関係もあろうかと思いますが、ことしの入学者の状況を見てみますと、それぞれのお子さんがいろいろな環境にありまして、どうしても通信制を選択しなければならない状況といいますか、要は個別的な教育を受けながら通信制で頑張りたいというお子さんが数多くおりましたので、そういう状況になったものと捉えておりますが、今の現中学3年生を見ますと、そういう状況ではありませんので、通信制もひっくるめて、ことしの状況は、私どもは一時的なものと捉えておりまして、その部分につきましては、今後、もう検証は終わっていますけれども、それを土台に、基礎にしまして、次年度の進学率を向上させるための努力をしてまいりたいなと思ってございます。高校との連携でございます。今、高校の校長先生とたび重なる協議をさせていただいてございます。それで、小学生と高校生の連携といいますかふれあい、それから、中学生と高校生のふれあい、そして、高校の先生と中学の先生の交流等、さまざまな観点から、何ができるのか、今協議をしてございますし、このたび通学合宿、中央公民館で小学生が行いますけれども、そこには高校の校長先生がみずから高校生を何人か連れてきていただいて、理科教室を開催することになってございます。それで小学校と高校の連携もそこで図られますし、また、出前授業、高校の先生が中学校に来て出前授業をするとか、いろいろあります。そのほかに、私どもが今注目しておりますのは部活動でございます。部活動につきましては、高校におきましては顧問教諭の配置が必須でございます。それで、1人の先生が複数の部活動を受け持つなどして、生徒が望む部活動を何とか維持できるように、今配慮いただいているところでございまして、特に今年度は新たに卓球部を創設させていただきました。また、野球部に関しましても、これまで他の高校との連合チームとして大会に出場してございましたけれども、この夏は単独チームで出場できる体制を整えていただきましたので、生徒も張り切って、今練習に励んでいるところでございます。高校の先生方の惜しみない努力に感謝しているところでございます。町教委、それから高校の教育を考える会といたしましても、各種部活動に対しましても、今まで以上に外部指導者の派遣等について積極的に支援してまいりたいと考えてございます。以上でございます。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

補足というか、一つ答弁させていただきますけれども、本別高校に進学する中で、実に早い段階から、本別高校は先生方を中心に、就職指導、また、進学指導含めて、本当に熱心に取り組んでいただいて、町もわずかばかりですけれども、教材だとか資格のそれぞれ認定についての支援をさせていただきましたけれども、最近になって道教委とかなり私どもも町村会としてそれぞれ協議をする場が多くなっているのですが、少子化ですから、少人数の教育をどう保障していくのか、これは本当に人づくりとして一番大事なところですから、それぞれ特色のある学校をつくろうということはもちろん大事なことなのだけれども、特色のあるということで、そして少人数になると、逆に高校がなくなるのではないかと、こういうことが、地域も、もちろんPTAもそうですし、子どもたちも不安なのです。ですから、こういうことではなくて、本当に少人数でもいかに子どもたちをしっかりと、何回も言いますけれども、学べる環境をしっかりと保障して、北海道としてそのことをバックアップしていけるかということを、自治体と一緒になって頑張りましょうということで、方針をそれぞれつくらせてきました。今回の指針の中でも、例えばキャンパス校が20名以下だったら、それは即廃止対象になるのですが、今回は、それも少人数で、さらに10名という枠の中にハードルを下げながら、離島などなど含めても、子どもたちがちゃんと学べる環境をつくる。また、少人数でも、1間口になったからとすぐ廃止対象、統合の対象でなくて、先ほど教育長も答弁しましたように、進学率が、地元からの願いがあれば、そこはしっかり保障していくと、こういうことにさせていただいていますが、特に本別高校に限って言わせていただくと、今申し上げましたように、先生方は本当によく努力していただいて、休み時間、また、夏休み、冬休み含めて、しっかりと指導していただいていますし、また、国も、本別と上士幌と大樹に、ちょっと科目的に不安のある生徒さんがいたら、それを特別支援という形で、年間80時間の特別支援を個別に指導していただけるという、そういう指定校にもなっておりますので、本別はそういう意味ではいろいろな意味で子どもたちの不安を解消できるような指導体制があるのですが、残念ながらそこが十分に子どもたち、また、親御さん方に伝わっていないというところが今までありました。いろいろな部活も含めて、指導体制などを含めても、これは学校だけに任せるのでなくて、まちの指導員もたくさんおりますので、それぞれの人たちも協力しながらやっていこうということで、今、話をずっとさせていただきましたので、それら含めて、昨年の特徴的なのは、早い時期に野球部の親御さんが来られて、本当に本別高校で野球ができる環境であれば、全員が本別高校に進学を希望すると、こういうことまで言っていただきながら、子どもたちに少しでも希望をつなぐということで、大きく今回頑張っていただいて、この前、校長先生のお話を聞くと、春は野球の試合はそれこそ複数校で連携して出場しましたけれども、夏は単独で、それぞれの部活の中から、また応援団もいただきながら、単独でやるということでありますから、これがこれからの希望する子どもたちにまた大きな希望も与えますし、また、一時できなかった卓球もそうでありますし、また、伝統的な弓道だとか、子どもたちの勉学はもちろんですが、部活にも希望を持つ、そういう部活があれば、しっかりとまちも挙げて応援しながら、地元の高校にしっかりと進学して、本当に伸びやかに学んでほしいと、こういうことで取り組んでいくということであります。もう一つ申し上げますと、十勝管内でも大きく声が上がっているのは、要するに4学区あった十勝の教育環境が1学区になって、全部帯広のほうに集まっていっても不思議でないぐらいな、そういう状況にしておいて、地域を守れ、特色を守れ、学校を守れといっても、それはなかなかいかないだろうと。そういうことを含めて、本当に子どもたちの未来を考えるのだったら、学区の復活もしっかりとしていって、それぞれ地域が競争したり、とんでもない財政支援をするようなことで、本当に言い方はあれかもしれませんが、ぶんどり合戦みたいなことになっていますから、これは全道的ですけれども、そのようなことが本当にいいことなのか、こういうことを含めて、しっかりと北海道も町村もこのことを、子どもたちがそれに翻弄されることのないように、しっかりと本当に地元で安心して学べる環境をつくるために、もう一度教育環境も含めて取り組んでいこうと、こういうことに今進めさせていただいています。何とかそういう中でも、本別高校も少し中学生が少なくなっていますけれども、できれば、今答弁ありましたように、小中高一貫教育の、まさにそのような町でありますから、そこもしっかりと先生方にもさらにお互いに連携もしてきていただきながら、大変忙しい中ですけれども、子どもたちに少しでもふれあっていただいて、地元の高校へということも含めて努力させていただきながら、本当に結果として子どもたちが、やっぱり地元で、親の中で、そして地域の中で育てていただいたことに感謝していただけるような環境をつくっていきたいなというふうに思います。ぜひ議会はもちろんですが、町民の皆さんも御理解をいただきながら、全力で取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上であります。

質問 11番 高橋利勝

今、町長から答弁いただきましたけれども、私も、今、2間口の議論をしているときに、例えば1間口になったらどうしようというふうな議論は余りするということはどうかなとは思ってはいるのですけれども、ただ、やっぱり町民の皆さんからも言うように、将来的にも少子化というのは目に見えて、今は2間口確保について努力していけるけれども、将来的に見ると、なかなかそれは難しいのではないかと。その中で、今、町長の答弁があったように、パイの奪い合いのような議論ではなくて、1町1村というのですか、そこに一つの高校をという、そういう方針をやはりきちっと、それも求めていかなければいけないのだろうと思います。議会としても、今回の議会に道教委の高校の方針見直しの意見書を提出しますので、そういった形も含めて、要するに2間口に努力しながらも、一方、1間口でも本別高校が存続していけるように取り組むということは、町民にとって大変関心のあるところだと思いますので、改めてその決意をもう一度お伺いします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

1間口で、統廃合対象で、なくなるのでないかと。現実にそうですね。隣の町もありましたし、十勝管内も複数校ありましたけれども、そういうことは、やっぱり本当に子どもたちを育てる環境としてはまずいということを含めて、今までそれぞれ協議させていただいて、少人数の教育をどう確保して保障していくのかということにシフトをさせていただきました。今回の指針の中にもそれは明確に記述されて、それは1間口だからといって学校が即なくなるということはないよということで、ちゃんと明記させていただきました。まさに今御質問のとおり、子どもたちの学びの環境というのは本当に大事なことですから、それは本当にパイの奪い合いどころか、本当に特色ある学校をつくれと言いますから、教育でなくて別のほうにいってしまって、私もいろいろな町村会、14の旧支庁の町村会のお話を聞くのですけれども、お互いにすごいのですよね。1億円以上も財政支援するとか何とかというのも当たり前のようにやって、それで行ったとか、少なくなったとかという話で、これは本当に子どもたちの教育ではないだろうと。そのことをもう少し本当に正しいというか、きちっと未来に向かった方向に目を向ければ、まだまだ子どもたちにいい教育環境がつくれるのではないかと、そういう思いでありますから、それは私どもは1間口になったから大丈夫だということでなくて、やっぱり子どもたちのそれぞれの、進学も就職も部活も含めて考えるときに、やっぱり1間口で募集するのと2間口でいるというのは、これは大きな差があると思うのです。1間口でいくと、やっぱりだんだんだんだん30人になったり20人になったりということになりかねないということでありますから、できれば最低限の2間口を何としても維持させていただきながら、どうしても少なくてかなわないときは、そのときはまた1間口でも仕方がないかもしれませんが、必ず2間口という、そういう少し波がありますけれども、必ずそのことを常に頭に入れながら、子どもたちがよりよく元気に活動できる、学べる、そしてまた、部活も含めて本当に希望を持てる、その環境のためには、最低限、やっぱり2間口を目指しながら、しっかり頑張ることが我々の使命だというふうに思っておりますので、それは我々の思いだけではできませんので、子どもたちにも、そしてまた、それぞれ保護者の皆さん、PTAの皆さん方にも御理解いただきながら、なぜ地元に営々たる80年の歴史を超える高校があるのかということも含めて、しっかりとその歴史も、また文化も継承できるように、そして今、いろいろ取り組んでいただいている学校現場のそれぞれ小中、そして高校の先生方の頑張りや、また、熱心さなどもしっかりと子どもたちに理解いただきながら、目の前にある高校と二つの中学校がしっかりと連携できるように、またそれぞれ取り組みの中で努力させていただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。

質問 11番 高橋利勝

次に、通学路、歩道の補修、整備についてお伺いします。町道の歩道は傷んでいるところも多く、町民から補修や整備を望む声があります。その中でも、せめて児童生徒が利用する通学の歩道は、徒歩通学にしても自転車通学にしても、安全に歩行できるように、通行できるように補修、整備をするべきではという声があります。そこで、以下2点についてお伺いします。1点目でありますが、本別中央小学校通り、本別大橋過ぎの高校側信号機左折から中央小学校までの歩道、自転車道は、ひび割れ、でこぼこ、縁石の崩れなどが至るところにあり、児童生徒が安心して通学するためには支障を来しているのではという指摘があります。歩道、自転車道の状況から見て、再整備を検討するべきと思いますが、考え方を伺います。2点目でありますけれども、町道中央橋通り、中央橋から高校交差点までの歩道はひび割れがひどく、一部補修していることからも、全体的に補修するべきと思いますが、考え方をお伺いします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

高橋利勝議員の2問目の、通学路、歩道の補修、整備についての御質問の答弁をさせていただきます。まず、歩道の舗装につきましては、整備後、年数も経過していますし、特に小学校通りは昭和45年に中央小学校に改組されて、設立してから、そのときに整備した道路でありますから、私もしょっちゅう通りますからよく見ているのですけれども、あそこは少し安心できるのは、今までは自転車が歩道を走るというのは、ほとんど交通ルール上、認めなかったのですが、近年は交通安全上でそれも可能となりましたから、そういう面では、あれだけ多くの子どもたちが通うときに、事故のないようにと願いながら見るのですが、そういう意味では、小学校の通りに限って言うと、歩道の部分と自転車の部分と両面ありますから、少し余裕があって、ありがたいなと思うのですが、御質問ありましたように、確かに年数がたっていますから、ひび割れ状態というのですか、斑紋が広がるような、クモの巣状態みたいな、そういうひびが入っていることも事実でありますし、また、縁石は、除雪の関係で、もろいものですから、かなり欠けたり、そういう部分がありますが、ただ、全体的に波を打っているとか穴があいているとかということはほとんどありませんが、そういう劣化した部分等もしっかり考えながら、子どもたちに間違っても事故のないようなことにしていかなければならないという意味では、かなり気を配りながら、担当のほうも巡視しながら修理をしています。特に傷みが激しいところは、即応急措置、修繕をしながら対応していくということでありますが、ただ、少しひび割れ状態のやつを全部改修するというのはなかなか難しいですが、町の中の歩道もそうですけれども、今、順次、年次計画で歩道整備をしておりますので、通学路などを含めても、特に傷みの激しいところなどは、その維持、補修に努めながら、交通安全上、支障のないような歩道にしていきたいなというふうに思っておりますので、そういう意味では、この部分についてはしっかりと対応させていただきたいと思います。小学校通りは、どうしても最終的に改修しなければならないということになるだろうと思っていますし、私どもも担当と話しているのは、ちょうど車道と歩道の部分は別に問題ないですが、歩道と自転車道の部分については、今言いましたように、ちょうど真ん中に縁石が入っているものですから、それがかなり削られて低くなったりしていますけれども、できれば、一気にはできませんが、そこは逆に縁石を外して、そこを全部オーバーレイか、また、その部分だけでも舗装にして、また白線で区切るとか、そうすれば維持管理ももっとしやすくなるし、道路の傷みも解消できるのではないかと、そんなことも含めて今対応させていただきますが、当面はひび割れや、また、特にひどい、著しく傷んだところについては、順次、補修工事をやりながら対応していくということで御理解いただければと思っています。2点目の、町道中央橋通りの歩道のひび割れの補修につきましては、今、御質問いただきましたけれども、中央橋のたもと付近につきましては、一部補修を行なっているところでありますが、全体的には横断状にひびが入っていることは間違いないことでありますから、これも一部補修をしながら、全体的には、このひび割れも含めて、それぞれもっと口が開かないよう、そういうことになれば、また順次補修をもちろんしなければなりませんが、そのひび割れ状態や、また段差、それから、急に穴があくなどということについては、随時補修を進めて整備していきたいなというふうに思っています。全体的に、この整備については、それぞれいろいろな技術や工法も含めて、順次対応して、支障のないように努めていきたいなと思います。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。

再質問 11番 高橋利勝

中央小学校通りの歩道について再度質問しますが、昭和45年ということですから、もう相当の年数がたっています。それで、今、支障があれば、それぞれ応急措置も含めてやるということですが、ただ、私は、あそこの歩道についての考え方ですが、本来、通行するという意味だけのものではないというふうに思っています。ただ通行するのでしたら、いろいろでこぼことかいろいろあるけれども、通学をする姿を見せてもらいましたら、子どもたちはあそこを歩いていくのに、友達と話をしたり、ふざけるというか、そういういろいろ遊びをして、道路がでこぼこだとか何とかというのは余り気にはしていないのです。そういう意味では、もっとそれよりも、一緒に帰ることの楽しさみたいでわいわいがやがや帰っているというのが事実ですが、ただ、本別大橋から高校にかけての道道、花壇があって、舗装がきれいになっています。その整備について、当然、生徒からもいろいろな好評を得ているというふうな話も聞いていまして、教育施設としてのいわゆる環境整備というか、子どもたちがあの歩道を通るのに、やはりそういった今のような高校に向けての道路、歩道のような、そういうような道路も含めて考えていく必要があるのではないかというふうに思うのです。あそこはほとんど子どもたちしか通りませんし、今の状況でいうと、自転車道が低くあって、ただ、歩道も、自転車道が低いゆえに、歩道自体も全体的に下がっているというか、そういうふうな状況で、これは子どもたちがどうかということではなくて、やっぱり我々大人が見ても、歩道としてはちょっとひどいなというのが率直な環境ですし、学校施設としての環境ということからいっても、これはやはり再考しなければ私はいけないのではないかと思いますので、その点についてお伺いします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

子どもたちが通学する、その通学が少しでも元気よく、また感性を少しでも磨きながら、豊かにということで、農村女性部の皆さんがみずから種をまいて、苗をつくって、中学高校通り、あれだけの歩道に花壇をつくっていただいて、子どもたちと一緒に秋は花壇の花の撤収をしていただくなどなど含めて、本当にそういう意味で、御質問ありましたように、教育環境含めてものすごくいい状況をつくっていただいて、本当に地域の優しさや、そういう心配り、気配りをしっかり感じながら子どもたちが元気に通っているという姿はそのとおりだろうなというふうに思っています。そういう意味で、そこと特に比較するわけではありませんが、今御質問ありましたように、小学校の子どもたち、本当にお話ありますように、1年生はいつもぴかぴかのカバンを背負いながら、また、上級生などを含めて、あそこは本当に大きなにぎわいの中で、子どもたちが行き来する姿の中で、いろいろなことを覚えたり、いろいろなことを体験したり、大事な大事な通学路だと思っています。そういう意味では、今、急にどうこうということの支障はないかもしれませんが、お話いただきましたようなことも含めて、やっぱり子どもたちが少しでもそのような思いだとか環境や状況を少しでもつくっていけたらなと、今本当に思っているところです。特に両側は畑になって、そこの畑の地主の皆さんは、そこに夢のある作物を植えていただいたり、また、この次の春には、あそこにヒマワリの迷路ができるような、そういう希望の持てるような、そういう環境をつくっていただくということも私どもにお話いただいていますから、そういう意味では、大事な子どもたちの通学路、そして子どもたちの学びの庭でありますから、そういう面では、そのことに少しでも私ども応えるような方向でいろいろ検討させていただければなというふうに思っています。先ほど少し言いましたけれども、逆に今まで劣化してきた、また、ちょうど除雪などでかなり傷んできたブロックなども、この処理の方法もありますが、全部一遍にというわけにいきませんが、それぞれ御質問いただいた中身を含めて、少しでも子どもたちにそういう環境が、また、見た目でも本当に心がほっとするような、そんな環境の通学路にできるように、少しでも努力していければなというふうに思っておりますので、また順次取り組みをさせていただく、また、計画もつくっていきたいなと思っています。以上であります。

再質問 11番 高橋利勝

終わります。

出典:本別町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる