本別町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月13日
市街地付近における鹿対策
2018年3月13日、本別町議会の一般質問で、高橋利勝議員が「市街地付近における鹿対策」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。
- 質問者
- 高橋利勝 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 高橋利勝
〔登壇〕議長の許可を得ましたので、通告いたしました2問について質問させていただきますが、なお、2問目の使用していない公共施設の活用については、この場での質問を保留させていただきます。まず、市街地付近における鹿対策についてでございます。農業に大きな影響を及ぼしている鹿の出没による被害は、市街地付近においても畑の食害や車の衝突事故による被害などが続いており、苦情の声があります。特に本別公園のパークゴルフ場、芝生広場の鹿のふん、東町、朝日町、錦町などの畑や庭の食害、上本別から北8丁目にかけての国道における鹿と車の衝突による事故被害については、苦情の声が後を絶ちません。鹿の被害を防ぐためには、基本的には、駆除と防護柵の設置ということになりますが、市街地付近ということで、条件的には難しいことからも、防護柵の整備、ふんの処理、また、国道においては、看板の整備や見通しをよくするなどの対応の強化を図るべきと思いますが、考え方をお伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕高橋利勝議員からの市街地付近における鹿対策についての質問の答弁をさせていただきます。本町に設置されています鹿柵でありますけれども、農業被害の防止の目的で設置をしておりますが、市街地の山側を横断して張られておりますことから、市街地への鹿の浸入防止の役割も一定程度は果たしているというふうに思っています。しかし、鹿柵の設置で全ての鹿の侵入を防ぐことは難しく、特に、平成28年度の台風によりまして、鹿柵の被害が7.1キロにも及んだことから、被災した部分から、この部分の補修、また新設については今年度で完了していますが、工事期間中に電気牧柵の設置などで応急対策を講じましたものの、この影響で鹿の侵入がふえたという状況もあるというふうに考えているところです。市街地区などにつきましては、鹿柵が住宅に近いことから、わなの設置も難しいという状況でありますけれども、上本別地区や東本別地区につきましては、農地の所有者の了解をいただきながら、わなを設置して駆除を実施しているところでもあります。御質問にあります本別公園のパークゴルフ場、また、芝生公園の鹿のふんへの対策ですけれども、公園管理人、特に6月から、山にまだ緑が、新芽が出てこない間は、やっぱり芝の方へ出てくるものですから、これは毎朝、特に館の前の芝生公園は毎朝、公園管理人と館の職員の皆さんが、毎朝そこでふんの処理をしているということであります。また、パークゴルフ場につきましては、点検をしながら、特に午後からになりますけれども、点検をしながら、コースの支障にあるところは、もちろんふんの処理をさせていただいていますが、出てくるピークの期間中は、ほぼ毎日のように実施をしているということでありますけれども、そのほかについては、ところどころ点検ということで進めさせていただいておりますが、全面的に、子どもたちを含めて遊ぶという芝生公園のほうは、朝からびっちり、ふんの処理をするのですが、パークゴルフ場については、それぞれ清掃、除去ということで、点検をしながら実施をしているというのが現状であります。また、市街地区での家庭菜園だとか庭木の被害の対策ですが、これは、鹿の食害防止対策で防護ネットを、これは設置に係る材料費の補助をさせていただいています。これは、かかった経費の8割ということで、毎年呼びかけはするのですけれども、なかなか実施しているという部分については、ほんの数件が、ここ二、三年であるということです。割りとこれはまだ知られていないのかもしれませんが、まだそこまで、今後、被害というものがどこというのは十分に把握できませんけれども、そういうような補助もさせていただきながら実施しているということでありますから、鹿が出てくるピークなどは、これらによって対応して、ぜひ被害の防止をするために、またさらに呼びかけをしていきたいというふうに思います。また、国道だとか公の道路での飛び出しがあるということですけれども、特に、御質問のあります北8丁目から上本別にかけてのあの辺は、一時は、もとの線路側からかなり横断するというのがあって、私どももそこは開発にお願いをして木を切ってもらったり、見通しよくしているのですが、川のほうはまた木がふえてきていますから、これも今、開発や、それこそ北海道にお願いして、特に河川の中、川の中に柳が大きくなって、大木までいきませんけれども、かなり生息するような状況になってきているということを含めて、鹿もここに巣をつくっているようでは、町の食害含めて、交通安全上よくないということも含めて、これはずっとお願いしているのですが、それに伴いまして、今、御質問にあります注意看板の設置などは、これも国道、道道含めて、それぞれ要請を行いながら対応させていただいているところであります。また、これらの鹿柵の管理、補修につきましては、台風もありましたけれども、これは、鹿柵の管理組合、JA本別町等含めて、今後とも協議を重ねながら、鹿の侵入を少しでも防げるように体制をとっていきたいというふうに思います。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。
再質問 11番 高橋利勝
それぞれ再質問させていただきますけれども、まず、本別公園の関係ですが、パークゴルフ場、見たところは、パークゴルフ場付近の山側の部分には防護柵が見当たらないわけですが、そのことでということではないですけれども、昨年、例えばあそこのそばに町の文化財であるマメシジミが生息しているのですが、関係者の方から、マメシジミがほとんど見当たらなくなったというお話がございました。当然ほかにもいますから、移植をしたりしていますけれども、そこで、これは社会教育のほうでお話をして、その生息地に、本来は、生息地ですから、なかなかそれを明らかにするというのはいかがなものかという議論はあったのですが、その生息地を簡易な防護ネットを張っていただいています。そういう意味では、先ほど言われたように、本格的な防護柵を設置するというのは大変難しいのかもしれませんけれども、やはり状況によっては、簡易な防護柵というか、そういうのも必要なのかなと思います。私もそう多くは聞いていませんけれども、中には、義経のパークゴルフ場は鹿のふんがあるからちょっと遠慮するというような声も聞いたことがありますので、その辺は、パークゴルフ場の管理者と連携をして、もしそのほかにも簡易な防護施設で対処できるのであれば、検討するべきではないかと思いますが、お伺いをします。あと、パークゴルフ場、それから芝生公園も当然ですが、ふんについては、今言われているように、シーズンというのもいろいろあるので、一概には言えませんけれども、ただ、例えば本別公園というのは、近年非常に訪れる人が多くて、特に芝生公園などは家族連れでピクニックというか、そういう感じで使用している人もいるわけですから、そういう意味では、訪れる人は、平日でも団体で来ているということもありますけれども、やっぱり土日が多いわけですから、特に鹿のふんの多い時期には、金曜日、土日の前あたりにもちゃんとふんの処理というのはするべきではないかと思うのですが、その点についてもう一度お伺いします。それから、東町、朝日町、錦町と、そのほかにも地域としては、そういった鹿の食害の影響というのは、畑や庭にということがあるのかもしれませんけれども、私が見た範囲では、今言った3町は、先ほど言った助成もあって、防護ネットをほとんどの畑でつけているということですが、鹿はどこまで行っているのかというのはちょっと確認できませんけれども、そういう意味では、鹿の防護ネット、広さにもよりますけれども、例えば設置した場合に自己負担というのはどのぐらいかかっているのか、その点について、お伺いをしたいと思います。それから、上本別から北8丁目の国道の関係についてですけれども、今回の質問に当たって、何人かの方から、鹿と車が衝突して、幸いなことにけがはしなかったけれども、車を大破したとか、そういうような声があります。これから、今まではそうですが、今の現状からいうと、一歩間違うとけがや命を失うことにもつながりかねませんので、町としてできる範囲の対応、御答弁がありましたけれども、進めていくべきと思いますが、特に、先ほど申し上げましたけれども、基本的には、駆除や防護柵の設置、あるいは補修が解決の道となるわけですから、そういう意味では、例えば防護柵が破損したときには速やかに補修するなど、鹿が市街地に入り込んで、そのままとどまるというようなことがなるべくないように努力する必要があるのではないかというふうに思っていますけれども、今、看板の話、それから見通しの話も出ていましたが、ただ、ぶつかった場所というのは、1カ所だけで何台かというのはあるけれども、そのほかにも、例えば足寄から来ると右側の築堤から出てぶつかった。本別から行くと左側の、先ほど言っていました柳原のところから出てぶつかったというようなことが言われていますので、そういった、当然見通しの問題と同時に、今、相談をしているようですが、なるべく早くその区間の、鹿の事故があるというような注意喚起というのもドライバーに対してするということも大事ではないかと思いますので、それに対する考え方、以上について再度お伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
再質問の答弁をさせていただきます。まず、公園の芝とパークゴルフ場ですけれども、芝生のところは、土日も朝必ず処理をしています。これは、今、御質問のように、土日が特に子どもたちが多いですから、そういう多いときに、そのような被害というか、そういうことのないようにということで、これはずっとやっていますし、パークゴルフ場につきましては、点検含めて、コースに支障のないようにやっていることは間違いないですけれども、その中でもたまにはそういうところが見受けられるかもしれませんけれども、できる限りパークゴルフ場についても対応させていただきますが、今後さらにまた、せっかくのコースで、来て楽しむわけですから、支障のない対応をしていくということにさせていただきたいというふうに思っています。また、防護ネットですけれども、それぞれ経費がかかった分の8割は負担をしていますから、自己負担が幾らだということになれば、その経費の2割が自己負担ということになるかと思いますが、ここ3年、4年では、3件申し込みがあって、防護柵をつけたのは。去年は1件もなかったのですけれども、28年が2件、27年が1件、その前が、4年ぐらいは全然なかったということですから、そういう意味では、自力でネットを張っているだとか、漁網を張るとか、そういう人が結構おいでになると思うのですが、どうしてもそういう被害となると、こういう制度もありますということをさらにお知らせをしながら、対応をさせていただきたいというふうに思っています。また、衝突事故ですけれども、この衝突事故、本当に出会い頭ですから、どんと出てきますから、隠れるような場所のないように、見通しがいいようにということで、私どもも関係機関にお願いしていますが、さらに注意喚起含めて、飛び出し注意のような看板の設置ということで要請していますが、早く設置をしていただきながら、間違っても事故の起こるようなことのないようにしっかり対応していきたいなというふうに思っています。ただ、鹿全体、今までもいろいろな議論がずっとされてきていますけれども、山際から必ずしも来るだけでなく、西側に川があって、本別はこういう川のほうからもたくさんの鹿が出てきて、逆に山際がとめられていますから、そこへ行けなくて、その辺に生息をしているというようなこともかなり多くなってきていますので、全体的にもっと根本的な対応。農家の皆さん方もそれぞれ防護柵、電牧だとかで対応している人もかなり多くなってきていますので、少しでもそういう農作物の被害や、また、人的な被害のないように対応していきたいというふうに思いますが、ことしも猟友会の皆さんも大変努力いただいて、今ところ222頭の駆除をしていただいたりしていますので、わなについても50数頭、わなもやって、特に東町、本別公園のほうは、そのうちの半数以上がわなで捕獲をしていただいているところでありますので。また、若い世代の人も、農家の人もわなの資格を取るという人もふえてきましたので、それぞれ猟友会、また、わなの講習も含めて、しっかり駆除に向かって対応していくように努めていきたいというふうに思っています。とにかく交通事故だけは、本当に一瞬で大きな事故になりかねませんので、注意喚起も含めて、さらに力を入れていきたいというふうに思います。以上を申し上げて、答弁とします。
再質問 11番 高橋利勝
今、上本別から北8丁目の国道にかけての鹿と車の衝突ですが、町長の答弁にもありましたけれども、車だけでなくて、けがをしたり命を失うということになると、大変な状況になるわけですから、あそこは、国道、開発、あとは、事故では警察ということになると、道。そして、その上とかは防護柵などがあったりして、今言うように管理組合で管理しているということですが、町として、そういった防護柵等の対応についても、先ほど申し上げましたように、例えば破損したとしたら、速やかにそういった修理をするとか、そういうようなことで、やはり国、道、それから町がきちっと協議をして、そういったことが起こらないように、最大限検討するということが大事だと思うのですが、その点についてもう一度お伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
国も、特に一昨年の台風被害のときにも、さらに協力要請ということで、なかなか鹿柵の話を、霞ヶ関へ行っても余り、すっと理解度というのですか、何となくというような感じがしないわけでもないのですけれども、一昨年、前大臣だとか5区の国会議員や、また、職員の方も来てくれましたので、あれ何だというぐらいだったのですが、最初は、そういう人が中にいましたけれども、あれが実は鹿柵なのですと言ったら、こんなことをやっているのだと。自分の選挙区は、鹿ではなくて猿だとかイノシシだとか、そういうことで、それぞれ違うのだなということで、改めて鹿柵の現状だとか対応については、かなり理解もしていただきましたので。それで、今までは予算も、毎年の予算の中でしか、そんなに多くない予算の中で、それぞれ鳥獣被害防止、食害の防止でやっていたのですが、一昨年のあの台風以来、かなり理解がありまして、国も道も力を入れて、この部分については予算の対応もするという方向になってきましたので、私どももさらに、今がそういう意味では、ちょうど防護柵のかけかえみたいな時期になってきましたので、延長も含めて対応していくということで対応させていただきます。さらに、農協とも、農業振興基金を積ませていただいておりますので、それらの活用も含めて、農協ともJAとも協議をして、鹿柵、今、御質問ありましたように、修繕などは速やかに、破損したところなども修繕できるように対応していくということにしておりますので、今後とも、そういうこともしっかりと踏まえなから、浸入防止はもちろんですけれども、事故防止も含めてしっかり対応していきたいというふうに思います。以上であります。
再質問 11番 高橋利勝
終わります。