本別町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月14日
部外者による第三者機関の設置
2017年6月14日、本別町議会の一般質問で、高橋利勝議員が「部外者による第三者機関の設置」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。
- 質問者
- 高橋利勝 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 高橋利勝
議長の許可をいただきましたので、通告いたしました2問について質問をさせていただきます。まず初めに、部外者による第三者機関の設置をということでありますが、先ほどからの一般質問にありますように、5月23日、地方税法違反、秘密漏洩で起訴された元町職員が加重収賄の疑いで再逮捕されました。新聞報道では、先日、追起訴されたということであります。本別町始まって以来と言われるこの不祥事には、町民からの厳しい批判があります。現在はまだ捜査が続いていますので、町や議会としては具体的に動くことは難しいのですが、町民の皆さんは、なぜこのようなことが起こったのかと不信を募らせています。したがって、この機会に、このように町政執行に当たっての重大な事件、重大事故の発生は、大きく町民の皆さんの信頼を失うことからも、その要因や再発防止については、部外者の専門家や町民による第三者機関を設置し、検証の上、議論を深めるべきと思いますが、まず考え方を伺います。また、今回の元職員の不祥事についても、個人の問題としてだけではなく、町政にかかわる全体の問題として受けとめ、ころ合いを見はからって、先ほど申し上げました部外者、専門家や町民による第三者機関を設置し、検証の上、議会に、町民に報告をし、議論を深めるべきと思いますが、以上、お伺いいたします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕高橋利勝議員の部外者による第三者機関の設置の質問の答弁をさせていただきます。これまでの御質問にも答弁させていただきましたけれども、今回の事件に当たりましては、あってはならないことでありますし、また、二度とこのような事件を発生してはならないということを深く受けとめている次第でもあります。今後もより一層の倫理観の確立はもちろんですけれども、この倫理観の確保や保持に向けて取り組んでまいる所存であります。まず、御質問の第三者機関の設置の件でありますけれども、町において何らかの問題が発生したときには、当事者以外の外部の有識者によって、危機管理体制の再構築を迅速、そして確実に行うことなどの目的で、問題を検証していただく機関としては有効なものと私どももとらえているところであります。他町村におきましても、内部的な要因により発生した事案においては、その必要に応じて、その都度、適宜設置されているということを承知をしているところでありますけれども、しかし、執行機関の附属機関たる性格の第三者機関の設置に関しましては、地方自治法の第138条の4第3項の規定によりまして、条例主義がとられておりまして、臨時的または速急を要する機関の設置であっても、条例によらなければ設置することはできないこととされていることでありますから、今後、条例の制定を含めて、第三者機関のあり方につきましては検討してまいりたいというふうに思っています。御質問のとおり、これらは有効な手段だというふうに考えておりますので、このような手続を含めて、それぞれ検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。なお、この機関に近い性格を持っているのは、私どもで昨年12月に制定をさせていただきました、本別町職員の公務員倫理に関する条例を定めさせていただきました。この本別町の職員の倫理委員会において、弁護士などの有識者らの意見を求めることができるということになっておりますので、これらの条例を制定する前につきましては、必要に応じて複数の有識者からの御意見をいただきながら対応をしてまいりたいというふうに考えているところであります。いずれにいたしましても、二度と発生させないことに傾注して、町民の皆様の信頼を回復すべく、この職務の執行に取り組んでいきたいと考えておりますし、なお、今回の事件につきましては、第三者である司法当局にゆだねられた案件になりましたので、その推移を見守りながら、事実関係をしっかりと確認することにより、今後の対応について検討してまいりたいというふうに思っています。それらの報告などなどの協議を含めては、第三者機関設置の中で事実確認をしっかりしながら、それらの公表含めて、議会への相談、また協議を含めて対応してまいると、こういう御質問の内容に応えていきたいなというふうに思っております。以上であります。
質問 11番 高橋利勝
今後、条例を制定して、第三者機関の設置についても検討するということでございますが、その考え方として、私は今回の不祥事に当たって、大きく二つの疑念を持っています。それは、今言われましたように、一つは、職員の意識の問題ということもあって、これまでも本別町の地方公務員法、倫理規程、倫理委員会の設置とか、コンプライアンス研修、また、きょうは人事評価制度とかというお話がございましたが、しかし、意識の問題として、確かにこれらのことについては進めていくということが大事ですが、これで全てが解決するのかどうかという疑念、さらには、先日、議員協議会での情報セキュリティのお話もございました。静脈認証など、新しい措置をして、情報の漏洩を防ぐというようなこともお話をされていました。さらには、これまでの話の中で、税の問題、伐採の許可など、いわゆる法的には全く関係のないということでありますけれども、しかし、今のいわゆる起訴によれば、詐欺が行われ、盗伐が行われているという、その実態を考えたときに、果たしてこのままでいいのかという、実は思いがあるわけですが、そういう意味では、まず、先ほども言いましたように、専門家の皆さんに、これらも含めて、やはり検証していただくということが私は大切でないかと思います。もう一つでございますけれども、町民の皆さんです。町民の皆さんですから、部外者ということにはちょっとならないのかもしれませんが、今回の、今後のそれぞれの事件や事故についても同じでありましょうけれども、私たち議員と、本日のように、本会議の中で理事者とのやりとり、あるいは議員協議会でのやりとりがあり、私たち議員も理事者もそうでしょうが、町民の皆さんの声を反映してということでありますが、ただ、今の現状で言いますと、町民の皆さんの疑心暗鬼というのは大変深いものがございます。先ほどの一般質問の中でも出ていましたけれども、町内の役職の方でも、一体どうなっているのだというようなお尋ねをされることもありますし、また、町民の間では、いろいろなうわさが飛び交い、混迷している、混乱しているというか、非常に戸惑っている人もいるわけであります。そういう意味では、私は、この機関の中に、町民の代表の人も入っていただいて、検証して、やはり町民の目線で議論をしていくということが、検証していくということが大事でないかと思っています。それらを踏まえて、私たち議員も、もちろん当然いろいろな調査や活動をするわけですが、それらを踏まえながら、議会として、町民として、職員として、やはり議論を深めていく、そのことが少しでも信頼につながるのではないかという、そんな思いがあるわけでありますけれども、もう一度第三者機関に対する考え方についてお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
御質問いただきましたとおりに私どもも受けとめさせていただいているところでありますが、先ほど申し上げましたように、本当に重要で、また、第三者機関というのは、私どもにとっても大変ありがたく、また、重要な機関というふうに認識をされていただいていますし、先ほども申し上げましたけれども、他町村もそれぞれ適宜、これらの第三者機関を設置するというような動きもあるようにも私どもも聞いているところでありますから、先ほど申し上げましたように、これらは今の倫理規程の中では、委員会の中では、弁護士さん含めて有識者ということもありますけれども、第三者機関を設置するということになったら、ただ全体的な専門的な第三者機関だけでなくて、やはりそこに私どものまちの代表たる町民の皆さんの代表もその中に加わっていただくというのは、御質問のとおりだというふうに思っておりますので、我がまちのことは我がまちの状況をよく知った人、また、それを広めていただける方々含めて、広く町民の皆さんに御参加もいただきながら、そういう第三者機関としての機能を十分に発揮していただけるような、委員会的な機関を設置していきたいなというふうに思っています。そのことによって、私どもも含めて、意識もしっかりと持ちながら、一層またこれらの検証、そしてまた、事故防止、また、再発防止含めて、全力で取り組んでいける、そういう信頼の大きな後ろ盾にもなることだなというふうに思っておりますので、そのことについては、御質問のとおり進めさせていただくことにしていきたいなというふうに思っています。以上であります。
質問 11番 高橋利勝
そこで、先ほども申し上げましたけれども、今回の不祥事に対しての考え方ですが、先ほどの大住議員の答弁によりますと、公判に入らないとなかなか状況がわからないということでありますけれども、そうであるとしたら、その状況になったときに、今回のこの不祥事の問題から、やはり第三者機関の設置ができるように、条例の制定を含めて考えていくべきでないかと思うのですが、その点についてもう一度お伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
内部でも今までこの問題について、今までもこの設置についての御質問いただいたところでございますので、それぞれ協議をしてきましたけれども、今回御質問いただいたのも、ちょうど私どもが協議を進めている中のことでありましたから、御質問いただきましたことを含めて、つくる上では、しっかり効果のある、また、そこにしっかり私どもの願いをきちっと対応していただける委員会として、第三者機関をぜひ設置させていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいなと思っております。以上であります。