本別町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日
定住化政策
2015年9月16日、本別町議会の一般質問で、高橋利勝議員が「定住化政策」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。
- 質問者
- 高橋利勝 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 高橋利勝
2問目の定住化政策について質問させていただきます。9月5日、6日と開催されたきらめきタウンフェスティバルは町内外から多くの人の来場があり、花火の打ち上げなど、たくさんの出店などと近年になく好評であったと思っています。本町はこのほかにひまわり3,000坪迷路、本別肉祭りなど、町外から訪れるイベントも多く交流人口が着実にふえていると思います。これらの要因は、イベント内容の充実もありますが、道東道の開通、延伸も要因の一つと言われています。そこで以下、3点について伺います。1点目ですが、交流人口の増加は地元経済が潤うことになりますが、同時に定住化へと結びつけていくことが大切だと思います。道東道の開通、延伸の効果も見えてきたことからも、改めて定住化に向けての政策の強化が求められていると思いますが、考え方を伺います。2点目でございますが、3月の定例会における林議員の質問に対する答弁で、町内版まちおこし協力隊のような仕組みを制度化したいとしています。定住化政策の強化のためには、経験者でもあるIターン者、Uターン者の声が大いに参考になると思います。そこで、Iターン者、Uターン者を組織をして意見を聞くなど、取り組む考えはないかお伺いをします。3点目でありますけれども、交流人口の増加には本別子供民泊受入会による農村ホームステイも成果を挙げていると思っています。生徒の受け入れた農家の皆さんと生徒の皆さんのそのつながりが広まっているとも聞きます。将来的には本町に住んでいただける人が生まれるように、農家、農協、町と連携して本町をもっと知ってもらうような取り組みをすべきと思いますが、考え方を伺います。以上、3点お伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕高橋議員の2問目の定住化政策についての答弁をさせていただきます。最初に、道東道の延伸による交流人口の増加と定住化に向けての強化に関する考え方ですが、本年3月29日ですが開通をいたしました道東自動車道、白糠インターチェンジまでですけれども、やはり延びることによって相当効果が出てくるということでありまして、8月10日から16日までの、ちょうどお盆の期間ですが、本別インターから浦幌インターの交通量、昨年と比べて3倍、1,600台から4,800台にふえたということも新聞報道にありました。4月以降は本別公園や道の駅の入り込み客がつつじ祭りや、きらめきフェスタなどで大変なにぎわいを見せていただいていますから高速道路の延伸効果がまさにしっかりあらわれてきているところだというふうに思っています。御質問にありますように、交流人口の増加に鑑みた定住対策の強化ということでありますが、そのためにもやはり前提となるのは今までもいろいろ調査しながら議論してきました。前提となるのはやはり就労だとか雇用の課題がありますし、教育や福祉、医療といった町の環境が定住を促進するという大きな要素となっておりますので、これらの環境、条件整備を整えながら、住居を構えて住みついていただく定住につながるという、こういうプロセスをしっかりとこのまちづくりに生かしながら、一方では交流人口は観光や買い物を主とした目的により、来町されることも多いということでありますから、観光振興や経済振興に資する施策を講じるものとなっておりますけれども、交流人口の増加は実際には本別町には来ていただいて、すぐに本別町を知っていただく機会の増加というふうになるものでありまして、本別町の魅力や本町のまちづくりの現状をしっかりと発信をしながら、さらに理解を深めていただけるように関係する環境整備を進めてまいりたいと考えています。また、次の御質問でありますが、定住化政策強化のためにUターン、Iターンをされた方々を参考とする会の組織化はどうだという御質問でありますが、年間で1万人を超える面談、セミナー参加を持つ移住をあっせんしますNPO法人の調査でありますけれども、移住希望者の7割は候補地が未定で、全く知らない地域を選択することはまずないだろうということでありまして、実際の決め手となるのは何かの機会で、また観光で訪れたとか、それぞれ住民とのかかわりを持ってきた、また一体感や一緒といった町のその雰囲気というものを非常に重視をするという、そのような方向性を報告をいただいたところですが、特にそれら含めてまちおこし協力隊、また高橋利勝議員からも以前に町内の退職されたOBの方々のその経験だとか、知識を生かしながらまちおこしに協力体制をとっていくかという御質問もいただきましたし、また林議員からは高橋議員の御質問のとおりまちおこし協力隊にはしっかりと対応すべきだというお話の御意見もいただきました。それら含めて、私どももやはり考えているのは、確かに国の創生含めてまちおこし協力隊、それも私ども大事なことだと思っておりますが、それも今、国といろいろとお話をさせていただきますけれども、まずはこの町の歴史や人や地域を知っている人、そしてまたそれの多くの人生経験、そして知識も技術も含めてあるその人たちを町内から協力隊という形の中でぜひ選任をさせていただきたいと、こういう答弁をさせていただきますが、それら含めてまた小笠原議員からもその質問をいただいておりますので、それは今、内部で創生の絡み含めて種々協議を進めていますが、人選も含めて近いうちにしっかりとしたこの協力隊の活動いただける範囲も含めて、今、比較検討させていただいております。それら含めて、移住相談の方は企画振興課に担当窓口を置いて直接の対応をさせていただいていますが、町の公式のホームページで情報の発信、また移住を検討する方々の情報収集の一助となるよう、お試しの暮らしプログラムというのもつくって、移住を希望される方にとっては町の気風や住民気質が重要なことでありますので、移住体験者が本町に好意を持っていただいて、また好感の持てる、そういう声が広がっていくようなまちづくりに期待をいただけるような地域づくりを進めることが何よりも大事だというふうに思っております。移住者の方々の組織に特化するという部分については、少しまたちょっと私どももこれは町民皆家族のまちづくりという意味では、それに特化することは本当はどうなのかなということも検討の中でありますけれども、そういう地域に一体となってとけ込んでいただけるような、そして町ぐるみで住民の先ほど申し上げましたように、その地域に人がいる、その地域の人が本当に家族としてまさに受け入れていただけるような、そういう環境や状況をつくるためにしっかりと取り組んでいきたいなというふうに思っています。また、3点目の農村ホームステイと将来の定住につながる取り組みでありますが、本別町の子供民泊の会の皆様には、食の絆を育むといったコンセプトで首都圏や関西圏からの中高生の受け入れに取り組まれておりまして、私どもときどき立ち会いさせていただきますけれども、特に1泊といいながら、出発時の涙の別れや、その後の手紙の交流だとか、メールだとか、初めて訪れた本別町に対する、また民泊を受け入れていただいた家族の皆さんに対する思いというのは非常にやはり強いものがありまして、私どもも昨年4人の男の子の民泊を受けさせていただきましたけれども、帰りに体育館にみんなで集合するのですが、そこのリーダー的な男の子が開口一番何を言ったかというと、先生、今までの修学旅行なんかしなくていい、こればかりやろう、これが最高だと、そんな本当にみんなに賛同いただけるような大きな声で言ってくれたことがありました。今は直接、民泊の会の事務局の会長さん方は本当に、そういう意味ではしっかりと将来に結びつく、また特に農村部と都会が触れ合って食だとか、農業だとか、しっかりと発信していただきますから、何かの機会があればまた、特に仕事もそうですけれども、また例えば結婚して新婚旅行は外国に行かなくてもいいから本別においでねと、こんな声もたくさんかけていただいたりして、それに子供たちもしっかりとうなずきながらいろいろなこと、思いを持って都会に戻りながら頑張っているということでありまして、わずかな時間の触れ合いですから、非常に絆の深い思い出深い民泊になっているということ含めて、できれば御質問のように将来、また本町にも職を求めたり、また居住を求めたりして来ていただけるような人がきっとふえてくれれば、本当にありがたいことではないかなというふうに思っていますが、そのようなことも含めてこの大事なホームステイの取り組みをしっかりまた応援させていただきながら、現実に受け入れしている方も大変でしょうけれども、これもまた継続していただけるように我々としてもお願いをしながら進めていきたいなと思っております。また、3点目の定住促進の課題でありますが、さまざまな施設の集合体の最上位の質問でありますから、この定住問題については、先ほど申し上げましたけれども、これを解決するには相当困難なこともありますが、特に本町はこの官公庁、また大企業と言われる企業が多いという、そういう雇用の場でありましたから、そういう意味では人口減含めて、これらの環境が変わってきたということで、今まではきょうも自治会長さんたくさん来ていただいていますが、官公庁の退職した方が、現職のときからそうですが、本町に定住を決めていただいて、しっかりそこで、また企業や官公庁の職場はもちろんですが、町を支える大変な人材として活躍をいただいているというのが本当に多くの今までの成果でありました。残念ながら今、その組織自体が縮小されたり、廃止をされたりしてなくなって、OBとして残っていただける方が本当にいなくなったということは寂しい限りでありますが、また、それらを含めて今、非常に環境が変わっているといいながらも、やはり今、そのような状況の中で本別ばかりではありませんけれども、全国的にそういう状況の中で、国も人口減、地方に目を向けて地方創生という政策をとらなければならないというふうに、本当になってきましたので、それをまた私たちもチャンスと捉えて、本別町の住民会議、本別町まち・ひと・しごと創生推進委員会の皆様に多くの御意見もいただいていますので、この委員会の皆様方の英知を結集して、本町の持てる資源を最大限に生かして構想をまとめて、総合計画と一体となった取り組みを町民の皆様とともに展開してまいりたいというふうに考えております。移住、定住、大変希望を持ちながらも、なかなか現状難しいという点はたくさんありますけれども、しっかりと希望をつなげながら、少しでも、1人でも、1組でも多くの方が定住できるようなそういう環境をしっかりつくっていきたいなというふうに思います。以上を申し上げて答弁とさせていただきます。
再質問 9番 高橋利勝
再質問をさせていただきます。交流人口がふえるということが、今、答弁にもありましたけれども定住の大きな道をつくっていくということで、その受け皿としていろいろな努力が必要だということで言われています。私は、この流れとしては二つあると思っています。一つは、今、御答弁いただいたように行政や町内外、いろいろな雇用とか、いろいろな定住に当たっての条件というのを整えていくということだと思いますが、もう一つありますのは交流人口がふえてくることによって、本別に移住をして、その移住者がみずから仕事をつくり、人を雇用していくというようなことも、そういう定住化というのが進んでいるところもあります。本別町の場合は観光でいうと本別公園というのもありますが、なかなか思うようにいかないということもあって、基本的にはその流れというのはなかなか難しいのかなと思いますけれども、そういった流れと同時に一方で先ほども言いましたが、道東道の開通延伸という問題が大きく要因としてありますが、何といっても地道に町民として今、言われたようにイベントとか、いろいろな取り組みを続けていくということだと思っていますので、そういう意味では先ほど申し上げましたけれども、私はこの一つの状況として絶好の機会というか、そういう状況になりつつあるのではないかと思っていますので、改めてその辺の考え方についてお伺いをしたいと思います。2点目でありますけれども、これも答弁にありましたように、確かに町のまちづくりというのは全体的にいろいろな人たちが携わっていくということについては私もそう思います。ただ、定住ということをIターン者、Uターン者だけがということではなくて、やはりその経験者として、その声を聞く場を設けてはどうかということです。町村によっては、会をつくって取り組んでいるところもありますけれども、例えば先ほど言いましたように大きなまちづくり組織をつくるとすれば、その中にその部会的なものをつくって、やはりいろいろな意見をいただいて参考にしていくということも私は大切ではないかと思うので、改めてお伺いをいたします。3点目のファームステイの関係でございますけれども、これも今、御答弁にありましたように受け入れていただいている農家の皆さん、あるいは生徒の皆さんの反響というのは大きくありまして、町長の答弁にもありましたけれども、いわゆる都市と地方というか、地方のこの環境について非常に評価をいただいているというふうに聞いています。そこで、それぞれの学校の取り組みですから、カリキュラムというものがあってなかなか日程的にどうするのかというのは難しいのですが、これも町村によってはどのレベルでやるかということはありますけれども、そういった人たちの歓迎パーティーとかさよならパーティーみたいなのを開催をして、そこで本別町の特産物だとか、郷土芸能だとかと触れ合って、本別町の魅力をさらに知ってもらうというか、個々の農業なりの魅力を知ってもらうと同時に本別町の魅力を知ってもらうというようなことの取り組みがどうなのかというふうに思っているわけですが、その点について3点、もう一度お伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
再質問の答弁をさせていただきますが、数は少ないですけれども、まだ。でも、町の施策として起業化など含めて、本当に本別に全然住んでもいなかった人たちが起業化していただいたり、また親御さんだとかがそれぞれ先代の皆様方が本町に御縁のある方が来ていただいて、またそれぞれ起業化していただいた、そういう人たちもいました。また、ほかには例えば病院の技術を持った方が親と一緒に本別に農村地区、市街の街中ではなくて本当に景観を一望できる山だとか、空気だとか、風だとかに当たりながら暮らしたいということで移住をされた方もいますし、また、第一線を退いて第二の人生を本町に求めて移住をされた方などなど含めて、複数、そんなに数は多くないですけれどもそういうことも事実であります。その方含めて、いろいろな場面で今、御質問、前後しますけれども、いろいろなまちづくり含めていろいろな部分で参加をいただいて、御意見をいただく場面って非常に多いではないかなというふうに思っていますが、改めてそういう意識して組織化というよりも、普段のいろいろな取り組みの中で積極的にまた参加をいただきながら地域づくりだとか、コミュニティーの中でまちづくりに参加していただきながら御意見をいただいてとか、それをまちづくりに生かしていきたいと、こういうことで今、引き続きその方向で行きたいなというふうに思っています。特にイベントなどもそうですけれども、きのうも開町記念日で多くの人が集まっていただきました。ちょうど、そのときと前のときにもそうですけれども、あそこのところからハイキングコースで展望台まで行って、また公園まで降りてと、非常に整備していただいて、ボランティアの方にも本当に敬意を表していますけれども、あそこで触れ合った人たちが言っていましたという紹介もいただきました。一つの例ですけれども、たまたま千葉に住んでいる御夫婦が本町に来て、こんなにすばらしい景観なり、この自然の中、我々住んでいれば当たり前だから自然もあるし、神威山があるのは当たり前なのですけれども、都会の人は私の住んでいるところは住宅ばかりですと、全くこんな空間ありません、それよりも何よりもすごいと思ったのは、あの人とこの人とその人って、ここでどうした、どうしたと、そういう話がたくさん出てくると、人の名前が。全然そんなこと考えられないと、これだけ本当に自然の中で息づいた、そして育まれた人とのつながり、コミュニティーがしっかりとある、これは理想的なところですねというお話もいただいたり、また本町に来て、イベントに来て何日間かキャンピングカーで来て、寝泊まりしながら毎年、このイベント欠かせないのだと、必ず本州からここに来て、このイベントにあわせて本別に来て何日か滞在すると。本別の印象はということであれば、それは間違いなくきれいな町だと。きれいな町というのは街並みが新しいとか何とかではなくて、本当に町がしっかりと気風も含めて、ごみが落ちてない、また雑草がそこらにむやみに生えていない、本当に整理整頓がされて、また町民の意識がしっかり伝わるような、もっと言えば、公園から含めていろいろなトイレがありますから、そこを全部歩くという人も中にはいたそうで、その人方が感心したのは、どこの町に行ってもいろいろ課題はあるけれども、本別はどこのトイレに行っても全部きれいに清掃されている、よくこうやって町民の意識が行き届いた町だと、そんなお褒めをたくさんいただいております。そのようなことを含めて、そういう利点がこれだけの環境をつくっています。今、高橋利勝議員の質問のとおり、そのことをしっかりと生かしながら定住、移住につなげていけるような方式をしっかりととっていって、また、もう一度言いますがIターン、Uターンの皆さんの声はしっかりと日常の取り組みの中で、またまちづくり中で聞かせていただきながら取り組んでいきたいなというふうに思っています。もう一つは、民泊の関係ですが、民泊パーティーとかいろいろありますが、これは例えばミッチェルだとか、友好都市の部分、何日滞在するとかあるのですが、民泊の会は本当に少ない時間の中で非常に頑張っていただいていますので、また子供たちとか町を挙げてパーティーというのも、これも趣旨からしてなかなかそうなじむものではないのかなというふうに思っていますそれらを含めてどのような交流の仕方、また子供の民泊における方向などは今、取り組んでいただいているそれぞれ役員の皆さん方がしっかりと担っていただいていますので、その趣旨を壊さないように、また都市と農村との交流の思いをこれからもずっと続けていただけるような、そういうかかわりの中で我々もしっかりと取り組んで、この応援をさせていただきたいなというふうに思っておりますので、せっかくのいろいろな御提案でありますけれども、その趣旨をしっかりと生かした中での我々も一緒に参画させていただくということでありますので、御理解いただいて答弁といたします。以上でございます。
再質問 9番 高橋利勝
終わります。