みんなの議会

本別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月10日

勇足地区の振興について

2014年6月10日、本別町議会の一般質問で、高橋利勝議員が「勇足地区の振興について」質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
高橋利勝 議員
答弁者
町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 高橋利勝

続きまして2問目の仙美里、勇足地区の振興についてお伺いをしたいと思います。市町村において、人口減、高齢化等から限界集落の増加が問題となっています。道は、全道市町村の集落環境に関する2013年度実態調査をまとめました。このうち、高齢化率、人口に65歳以上が占める割合の項目では、全道では3,747集落のうち、603集落が高齢化率50パーセント以上となり、2011年度の前回調査に比べて128集落がふえました。十勝においては653集落のうち、高齢化率50パーセント以上の集落は、前回よりも16集落増の78集落となっています。このように、地区において高齢化が進むと同時に生活環境の後退が進み医療福祉難民、買い物難民だと言われる人々がふえ、高齢者や障がいを持つ方々はもちろんのこと、一般住民の方々も不便さを感じるようになります。このことによって、さらに人口減少や高齢化が進むことになりかねません。そこで、2点についてお伺いします。本町においては、本別市街地区から離れている仙美里地区と勇足地区があります。その実情を見ますと、仙美里地区では中学校の閉校があり、またお店も閉店や縮小によって、地元住民が利用できる主なお店は農協支所の店舗だけとなります。また、勇足地区においては町の中心の交差点の角地にありましたラーメン店が閉店をし、更地になっています。両地区とも限界集落になるということではありませんが、先ほども言いましたように生活環境は着実に後退しているのではないかと思います。改めて、両地区の振興といいますか、まちづくりについて考えるときがきていると思いますので、どのように考えるかお伺いします。また、2点目でありますけれども、住民が安心して生活できるためには医療福祉、教育、子育て支援を取り組める施設や交通の便、生活必需品の買えるお店、ガソリンスタンド、金融機関などなどの確保が必要となっています。ただ、現在のところ両地区とも福祉施設、子育て支援施設の整備、農協支所、郵便局、会社などが存在し、周辺には農家もあることから、一定の確保はできていると思います。しかし、行政を除きその他の多くは民間であることから、経済的な理由により今後、閉店や撤退の可能性はゼロと言えません。そこで、改めて行政、農協、商工会、郵便局、自治会などの関係者がそれぞれ地区ごとで連携をし、状況の変化に応じてまちづくりの観点から話し合える場を設けてまちづくりを取り組んでいけるようにしてはどうかと思いますが、どのように考えるかお伺いをします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

髙橋利勝議員の2問目の仙美里、勇足地区の振興についての答弁をさせていただきます。人口動態などなど含めては、何度か御質問に答えさせていただいて、また午前中の質問にもありましたけれども、本当に仙美里、勇足地区、そして私ども美里別も同じく考えていました。以前に、やはり今、頑張って残っていただいているのはAコープの本別農協の店舗なのです。ですから、ここもやはりなかなかそれぞれ内部の事情もあって、この店舗をどうするかということも含めて農協でも検討していただいたり、また支所体制もどうするかということをずっと協議をさせていただいていますが、地域の思いというのもありますから、なかなかこれをすんなりと統合するとか、廃止をするとかというのにはなかなかならないということ含めて、かなり熟慮されて、苦慮もされているというようなこともよくお話を聞いておりますし、でき得れば郵便局の統合、廃合のときもそうなのですが含めて、何とかこの郵便局もそして農協の支所機能も店舗も含めて、また美里別にはありませんけれども勇足、仙美里には私どもの役場の支所もありますから、これらも一緒になって御質問のように地域のこの衰退を防ぐ、できればその地域の方々が最低限の買い物ができるという条件を何とか残していかないと、農家の休みのときに買い物に行くところない、暑いからちょっとジュース買いに行こう、本当に俗っぽい言い方をするとキャンディー1本買うところがない、パン買うところがないという点は、1回1回本別の街中まで出てくるということには、なかなかならないだろうと、そういうことも含めて、その地域で暮らす人たちのことを思ったときには最低限、本当に汗を流して、そういう機能を残すことも我々の役割だなということをずっと思ってきて、何度もそういうことも含めて話をさせていただいたことがあります。現実にまだどうこうということにはまだ至っておりませんが、そのころからずっとやはり1軒やめ、2軒やめということで、地域から食堂機能もなくなったり、もっと言えば買い物するお店屋さんが仕出しもやってくれたところもなくなったと、そういうところが仙美里、勇足含めてありました。今、仙美里はほとんどAコープだけのような形になってしまいましたし、また勇足は本当に民間で頑張っている人もやはり一、二軒頑張ってくれています。でも、今のうちにそういう協議をしなければ本当に地域で何か進む条件というものが非常に狭まります。毎年、子供たちと町長と語る会というのやらせていただいたのですが、子供たちの願いはやはりイベントがあって、自然があって、楽しい町なのだけれども、それが第一番なのだけれども、やはり仙美里、勇足に買い物できるところをぜひ残してほしい、つくってほしいというのが大きな願いの一つなのです。住んでいる立場から考えると当然のことでありますし、それを何とか今流のコンビニ的な形の中でも、その利便性を高めて、言うなれば国道242号線がど真ん中走っているわけですから、それらの中心的なところにそういうものを設置をさせていただいて何とか、地域の願いに応えることができないのかなとよく考えているのですが、ただこれも私たちだけの思いではなかなかできませんので、本当に地域の皆さん方含めて、ぜひアンケートになるかどうかわかりませんが、その思いをしっかり確かめて、やはりそういうときには本当に地元みんなで利用していただいて、継続できるような協力体制ができるのかということを含めて考えなければなりませんし、また、市街地区からちょっと距離のあるところは、宅配も含めて、昔は本当に宅配でしたから、朝から、夕方からと、それぞれ業者もそうですけれども、自転車でも何でも宅配の時代でしたから、それを考えると今もやはりひとり暮らしなどなど含めた、高齢化含めたり、なかなか足の確保が難しくて来れないという方もたくさん地区の中には、それでもやはりこの住みなれたところでずっと住みたいという願いに応えるためにも、その宅配制度なども含めてしっかりと、やはり対応できるようにしていかなければならないと思っています。本町の企業の中にも宅配をと考えているその企業もあるやに聞いておりますので、また、農協のほうも担当の中ではぜひ宅配して、地域の農業者の皆さんの利便性を高めたいという、そういう話も実はあるということも聞いておりますので、何とか頑張ってやりましょうねと声をかえているのですけれども、そのようなことも含めて御質問にありますように本当に地域の人たちも含めて、一堂に会してこのような体制がとれないのか、またどういう体制がいいのか含めて、また十分に協議をいただきながら、日々の暮らしも大事なことですから、しっかりそういう環境をつくっていくように努力したいなというふうに思っております。これは本当にせっかく学校機能がありながら、地域の金融機関もありながら、ないのは商店、要するに物を買う、そういうところがないというのが一番、住む上で大事なことなものですから、仙美里、勇足は特にまた分譲地もゆっくりながらも、また一つずつ住宅が建ったり、また新しい学校の先生方の定住も非常にふえてくるなどなど含めて、かなり福祉施設も充実させていただいていると、これからもっともっと充実させていかなければなりませんから、そういう住む環境状況をつくりながらも、その中での一つの大きな買い物ができるということがないというのが非常に、これは一番つらいことでありますので、これを含めて考えていきたいなというふうに思っています。今、車社会だからすぐどこか行ってしまうのだよと言えばそれまでかもしれませんが、それだけで暮らしが全部、完結するわけではありませんので、そういう機能もありながら、やはり地元で最低限の買い物ができるという、そういうまちづくりというか、地域づくり、商工会ももちろんですがしっかりと協議させていただいて、その方向性を定めていければなと思っておりますので、またいろいろな御意見がありましたらまたぜひ御指導いただきながら、しっかり取り組んでいきたいなと思っておりますので、よろしく申し上げて答弁とさせていただきます。以上であります。

質問 9番 高橋利勝

今、御答弁いただきましたけれども、まさに答弁のとおりだと思っています。そういう状況の中でも、例えば今、仙美里では学校跡地をどう活用するかということで、いろいろと取り組みをしていますし、勇足は定住団地の取り組みをしていますが、そういった新たな取り組みをするに当たっても、今、言われているように生活環境がなかなか不便であるということになれば、状況としては大変、厳しいのではないかというふうに思っていますので、そういう意味でも生活環境の維持、充実維持というのは大事だなということを改めて思います。それともう1点は、今、お話がありましたように、その地域の人々がどう受けとめているかということでありますが、今、答弁にもありましたけれども仙美里は店舗とガソリンスタンドは農協の支所が撤退をすれば全てほとんどなくなるというような、そういう農協の支所が撤退をするとは思いませんけれども、そういう状況にありますし、また勇足の部分については、これは観測的希望だったのかもしれませんが、その更地のところにコンビニエンスストアが一時どうかというような話も聞きましたけれども、現実的にはそうなっていません。ですから、今の答弁を聞くと、そういう子供たちの思いやらもあってそういうお話が出たのかもしれませんけれども、そういった意味でいうと、それぞれがスタンドだとかお店だとか、そういうことになりますと、あとは会社がありますが、今、中小企業も経営厳しいですから、そういう意味では心配をしていますけれども、そういったことについてそれぞれの個々の会社や個々のお店だけでは限界があるわけでありまして、今、町長の答弁にもありましたけれども、その背後というか背景には農協があり、商工会があるということもあって、そういう意味では地域にも今、言われていますように地域別の生活環境も考慮した上でどうしていくかということをやはり考えていくべきだと思いますし、それぞれ本町には全体的にそういった連携していくところがありますが、それぞれ勇足、仙美里地区はそれぞれの状況が違いますので、やはりそれぞれの状況にあわせて、特に地域の人も、本来はその自治会等で取り組んでいることも多いのですが、今、言われているようなことも連携をしていくというか、そういうようなことを実質として、地域の思いをつくっていくというようなことがそれぞれの仙美里、勇足地区の現状や今後のことを考えていけるのではないかと思いますで、その辺は行政が今のお話ですと主体となってということになるかもしれませんけれども、改めてその点についてもう一度、お伺いをお聞きしたと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

御質問は仙美里と勇足ということの部分に大きく聞いていただいている方にもマイクを通して、聞いていただいている方もそういうことかなと思っているかもしれませんが、これは御質問にありますようにもう少し大きく捉えれば全町的なことを象徴している部分だと私も思っているのです。ですから、私どももやっているからどうこうではなくて、やはり地元にあるものがみんなで支えていかなければ、いざというときに本当に大変な状況になるのだよというのが、まさにこのことだと思うのです。唯一、頑張ってくれていました仙美里の民間の1店舗がありました。地域の人にも事あるごとに、何とかここだけでも頑張ってね、何とか支えてね、私どもも本当に年間少ない買い物だけど、でも必ず意識してそこは行きますし、でも、やはり地域のニーズ、そこまで及ばなかったなどなど含めて、中身はそんなに十分には把握はしていませんけれども、やはり店を継続することは難しいと、こういうことになってしまうのです。でも、これは本当に先ほど答弁させていただいた思いをずっと持って私どももいるのですけれども、それが例えば農協さんと商工会と、それこそ郵便局さん方と話をして、そういうことをしようと言っても本当に来てくれるのか、地元の人がそう思っているのか、このことが一番大事なところなのです。ここがなければ、いや車で近いからすぐ隣町行くし、こっちに行くし、南のほうは隣に行ってしまうし、北のほうは向こうに行ってしまうしなどということになってしまったら、それこそ何をやっても同じことになってしまう、こういうことでありますから、なぜそういうことを取り組むのか、なぜそういうことをしなければならないかということを含めて、やはりもっともっと考えていただきながら、ちょっと目線を変えてもらうというか、将来のことを考えて、現状も考えたときに、やはりここだよね、地元だよねという意識を持っていただけることが、これは愛町購買含めて一番大事な視点だというふうに思っているのです。ですから、そういうことも含めて地域とあわせて、いろいろな相談をさせていただきながら、どういうことを今必要なのか、どうすればいいのかということをやはり考えていく必要があるだろうと思うのです。商工会だけだといっても、商工会だってやはりビジネスだから、なかったらとてもではないけれどもできないので、そういうところの役割、また地域の農業者含めて、基幹産業としての役割として、やはり農協もどう頑張ってくれるのか、その頑張るその体制をやはり町も全面的に一緒になってバックアップさせていただきながら、地域のニーズというか、地域の思いを、そして願いに応えていく、そういう体制がやはりとれることが一番だなと思っていますから、そのことができるように、そういう環境が、合意ができるような地域との協議というのはしっかり進めていかなければならないと思うのです。なかなか地域といっても幅広いですから、せっかくあんなに広い距離持っていますから、やはり本当に横向けば隣の町あるかもしれないけれども、町内の店があるかもしれないけれども、やはりこのエリアの中で頑張っていただくということの意識も含めて、ぜひ持っていただくようにしなければならないなというふうに思っておりますので、ぜひそういう体制もとっていきたいなと思っています。全体的な商店街の振興も含めて、ただ少しでも地元で買い物意識を高めてもらうなどなど含めて、プレミア商品券などのアイデアも出しながら、また商工会に協力いただいて、それぞれ商店主の皆さん方に、また商店主の皆さん方も、またいろいろなポイントカードなどなど含めて、地元の皆さん方と少しでも多く触れ合って、また夜でかけナイトなどもそうですけれども、そういうことを一生懸命やっていただいたり、またこれからもビア彩イベントなどなど含めてあります。特に、消費者と町民とのそういうコミュニケーションだとか、つながりというのを大事にしてやってくれるということですから、そのことも思い起こしながらしっかりと私どもも職員はとにかく、いつも言っていますけれども、とにかく地元を大事にして、地元の皆さんのおかげで我々も、こうやって仕事して行ける当たり前のことだから、その地元が元気になるためにどういう自分たちのみずから仕事をさせてもらうということも考えてやろうということに、いつも話しています。本当に力及ばずのところもあるかもしれませんが、何としても、なくなってしまったときに本当にどうしようもないことになってしまいますから、そうならないように少しでも地域の人たちが本当に最低限、何とかそこで頑張っていけるような環境をつくるためには、本当にこれらを決死の覚悟でやって、協議をしていかなければならないと思います。そのようなことがきっと地域の皆さんと共通認識が持てることを願いながら、しっかり取り組んでいきたいなと思っています。以上を申し上げて答弁とさせていただきます。

質問 9番 高橋利勝

終わります。

出典:本別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月10日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる