みんなの議会

広尾町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月11日

(1)臨港道路十勝港線(港湾道路)の壁画の汚れについて/(2)町内に現存する記念碑・像の移設について

2018年9月11日、広尾町議会の一般質問で、渡辺富久馬議員が「臨港道路十勝港線(港湾道路)の壁画の汚れについて」「町内に現存する記念碑・像の移設について」について質問し、町長 村瀨、教育長 笹原が答弁しました。

質問者
渡辺富久馬 議員
答弁者
町長 村瀨、教育長 笹原

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 8番 渡辺富久馬

私は、2点について町長あるいは教育長の判断を仰ぎたいというふうに考えています。1点目ですけれども、皆さん毎日のようにお通りになってわかるだろうというふうに思いますが、臨港道路十勝港線、通称港湾道路なのですけれども、その壁画が非常に汚れが目立ち、醜くなっているということが方々から指摘されておりまして、それについてどうこれから対応していくのかということをお伺いしたいと思います。昭和60年に完成して、重要な交通路として利用されてまいりました。平成8年のフェリー就航に伴い、十勝の玄関口として夢と期待を背負いながら、各市町村の宣伝を担う画期的な取り組みとして壁画を描いたものであります。その後、平成11年ですか、フェリーが撤退し、壁画だけが残るという、そういう状況になってまいりました。年月がたちまして、今では色あせ、風雨にさらされ、汚れが目立っている。このままでは、見ばえの悪い姿をさらし続けるだけになってしまいます。この企画は、港湾建設業者の寄附行為による協力あるいは管内・管外各市町村の応援があった貴重なものと考えております。今後、どのように対応するか、町長のお考えをお聞きしたいというふうに思います。次に、町内に現存する記念碑あるいは像を、関係先といいますか、どこへどう移転していくのかということをお聞きしたいなというふうに思います。項目別に挙げてありますけれども、私も現地に行ってまいりまして、本当に草深いところにある像だとか、あるいは碑を散見しますので、これについて、どうこれから対応するのかということのお考えをお伺いしたいというふうに思います。まず、第1点は、旧広尾小学校玄関前にある昭和42年に寄贈された石碑であります。「よく学びよく遊べ」という石碑でありました。これについて、これをどうするのか。2番目には、同じく旧広尾小学校のグラウンド横にあります開校100年記念時の像、「われら海の子」という像がございまして、大変すばらしい像だと思います。これをどこに移転するのか。それから、シーサイドパーク旧事務所前にある広尾ロータリークラブから寄贈された母子像、親子像というのですか、これをどのようにするか。同じく旧水族館前にあるベルゲン水族館、1980年だったかな、提携記念時の像、カモメのブロンズ像がありますけれども、これも本当に草を分けて行かなければわからないところにありましたけれども、これをどうするのか。それから、もう一つは、シーサイドパークの駐車場にありますけれども、皆さんご存じかと思いますが、大きな夢街道の案内看板があります。すごい立派な看板ですので、これを動かすのも大変だろうなと思いながらも見ておりましたが、この今まで、今言いました3番、4番、5番は、実は私の口から言うのも大変はばかられるのですけれども、私にも責任がありまして、青少年教育協会が終了するときに、本来ならそういうきちんとした処分をしなければならなかったという、そういう反省を踏まえまして、じくじたる思いで発言しているわけでございますけれども、これを含めて、町長並びに教育長のお話をお聞きしたいというふうに思っております。以上です。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

渡辺議員の質問にお答えをいたします。臨港道路の壁画の関係についてであります。この壁画につきましては、昭和60年、港湾道路の擁壁に十勝管内の各市町村の特色ある絵を壁画にしたものでありまして、平成8年にはフェリー就航を記念し、18社で構成する十勝港及び大津漁港建設業者連絡協議会によりまして、それぞれの壁画を改修していただいたものであります。壁画の内容につきましては、当時、十勝管内市町村及びえりも、様似、浦河を含む23市町村からいただいたカラーイラストに基づきまして、1枠縦4メートル横5メートルの観光PR用として制作し、以来22年経過し、風雨にさらされ黒く汚れているところであります。修復するには、コンクリート色に塗り潰す方法もあるかとは思いますが、それだけでも多額な費用となるところであります。十勝港の施設には、老朽化により更新していかなければならない道路転落防止柵、防舷材等がありまして、補助対象となる施設につきましては、計画的に国の交付金による財源を確保しながら、事業の執行を予定しているところであります。しかし、補助対象とならない施設につきましては、厳しい財政状況のもと、多額の財源の確保は難しい状況にあるところであります。事業の優先順位からいたしますと、非常に厳しい状況にありまして、見苦しいことではありますけれども、当分の間は、現状のままと考えているところでありますので、よろしくお願いを申し上げます。次に、町内に現存する記念碑、記念像、また、看板の取り扱いについてであります。ご指摘ありました5つの記念碑等につきましては、当初の設置に当たって経緯などが違うことから、一律に同じ方法での対応は難しいものと考えているところであります。また、これらの記念碑等につきましては、それぞれの構造、老朽化の違いなど、現状も異なることから、安全性などの状況を見きわめながら、また、寄附者の意向なども確認をしながら、移設等を含めて今後協議してまいりたいと思っているところであります。以上、答弁とさせていただきます。

質問 8番 渡辺富久馬

壁画の関係なのですけれども、毎日のようにあそこを散策している町民が、何かあれを見ていると、寂れ行く広尾町を見ているその象徴のように思うと、そういうふうに言っておりました。それから、7月ごろに広尾に見えた私の友人なのですけれども、ここの壁画に描かれている町村の一町民なのですが、この方が、だんだん汚くなっていく自分の町の壁画を見ていると、ゴーストタウンのように見えてしまう。あるいは、ホラー映画のポスターのように、だらっとなってしまっている。そういう状態が非常に寂しいという声が聞こえております。どのように対応するかにしましても、現存のままにするにしましても、今まで協力のあった港湾関係の企業あるいは他町村に対して、礼を失することのないように誠意を持って説明する責任はあろうかというふうに思っております。町民憲章の中に、「わたしたちは、港とともにひらけゆく、広尾の町民です」ということ、また、町歌の中に「のびゆく広尾 のびゆく広尾 わかさの広尾」というこの文章があります。これからいいましても、老朽化したものをそのままにしていくというのは、非常に抵抗があるのではないかという気がいたします。「夏草や兵どもが夢の跡」、芭蕉の句です。右肩上がりの発展途上時にこうした建造物が時代の変遷とともに風化していき、そういうことは当然あると思いますけれども、そこは町長のポジティブな思考をもって、どのように対応するかをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

いろいろなご意見を賜ったところであります。ここに壁画の写真を持っているのですが、おっしゃったとおり、上から黒く流れているのですね。本当に、大変見苦しい点、申しわけなく思っております。早速見積もりをとったところ、400万円、500万円というお金が、見積もりが出てまいりました。本当に協力をいただいた各町村については、大変申しわけなく思っているところであります。修復に当たりまして何かいい知恵はないかと、今、知恵を絞っているところでありますが、今のところ知恵が浮かんでまいりません。議員のほうで、理詰めに原則論を言われますと、大変苦しいのですけれども、しかしやっぱり周りののり面がきちっと緑で整備されていますから、余計に目立つのですね。この辺につきまして、今後どうするか、再度検討させていただければと思っております。

質問 8番 渡辺富久馬

1点目、本当によろしくお願いしたいというふうに思っています。2点目なのですが、今、答弁あったのですけれども、町内に現存する記念碑や像は、設置の目的や経緯の違いというのがあって、一概的にあれすることはできないというお話でした。当然、そういうことはわかっておりますけれども、ただこれは、例えば1番、2番が教育委員会の管轄になろうかと思いますし、あるいは3番、4番については、これは町のほうの、私の責任になりますけれども、町のほうの管轄になろうかというふうに思います。案内板については、観光課になるのかどうかというのは、ちょっとはっきりわかりませんけれども、そういうふうに分類して考えていただければと思います。私も、広尾小学校の石碑、昭和42年に建てられたもの、それから開校100年の「われら海の子」の設置については、移設場所を、移設できるかなということで見てまいりましたけれども、これは現広尾小学校の敷地の中で、移設する場所があるのではないかというふうに考えております。この辺については、教育長に答弁願いたいというふうに思いますけれども、3番、4番につきましては、これは提案なのですけれども、できればなくすることなく、シーサイドパーク内における博物館の庭といいますか、俳句の句碑があったりなんだりする場所の、あの辺のちょっと見ばえのいい場所に設置するのがいいのではないかなというふうに考えています。それから、案内看板については、大変本当に立派過ぎて、費用というのはかなり莫大にかかるかなというふうな気はしますけれども、ただ、これはそのまま置いておくといっても、最初の設置目標がやはり広尾町の観光なり、あるいは管内の観光なりということを表明してつくったものでありますから、だからそのことが目的を失ってしまう、あの場所においては失ってしまうのではないかという危惧はあります。ですから、あるいはサンタの山に移設するとかなんとかという人目に触れる場所に移設すべきかなという気がしないではありません。これはもう予算の絡みありますから、かなり莫大な金がかかるというふうにお聞きしていますので、ただ、壊れてしまうまで待つという消極的な考え方ではなくて、何とか移設を考えていただきたいなというふうに思っております。1番、2番の件については、教育長にお答え願います。教育長、最後の答弁になろうかと思います。ちょっと軽い質問で大変申しわけなかったのですが、答弁願いたいというふうに思います。

答弁 教育長 笹原(教育長は2018年9月まで)

それでは、私のほうから先に、1番、2番についてお答えをさせていただきたいと思います。旧広尾小学校に設置されております「よく学びよく遊べ」と記された石碑、それと「われら海の子」の銅像につきまして、私も改めて確認をさせてもらいました。非常に状態はいい状態で保たれているのかなというふうに思います。ただ、「よく学びよく遊べ」につきましては、以前には何かPTAの皆さんが修復されたというようなことも過去にあったというふうに聞いております。いずれにしましても、状況は非常にいい状態でございます。そういった意味では、旧第二小学校と統合されました現在の広尾小学校の敷地内への移設がふさわしいのではないかと、私も思っております。例えば、国旗掲揚塔もございますし、そういった付近もスペースがありますので、そういったところへの移設というのも検討してまいりたいと思いますけれども、これも先ほど来町長のほうからお話ありましたように、実際に移設となりますと、どのような費用がかかるのか、あるいはそれらも調査を含めまして、関係者の方々ともよく相談をさせてもらう中で、検討させてもらいたいというふうに思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

今、議員のほうから3番、4番、5番、これは広尾町のほうでというところでありまして、3番、4番、これもやはりどこがふさわしいのか、議員のほうから提案がございました、そういった博物館など検討させていただいて、いつできるかというところは今申し上げられませんけれども、検討させていただければというふうに思います。5番目の夢街道の案内看板でありますけれども、あの案内看板は広尾町、南十勝5町村でやったことでありますけれども、それぞれ同じ看板を5町村で設置をしております。あそこのところは、広尾町はこういう位置にありますよという位置図的な観光案内というまでもなく、広尾町を訪れた方が、広尾町は十勝の中でこういう位置にありますよという、そしてまた市街地もちょっと小さくあるわけでありますけれども、全く目的がなくなったというわけではないと言えば言いわけになりますけれども、非常に所期の目的からすれば、多くの人が訪れるところに建てたわけであります。もう水族館も遊園地もあるところに建てて、多くの方が駐車場から誘導する、遊園地に行くときにあそこの前を通っていくものですから、非常に所期の目的も達成されたわけでありますが、そういった意味では、非常に効果が薄れているのが現状であります。多くの人が来るところに移設できるのが一番であります。しかし、これ、新しく建設するぐらいかかるのではないかというふうに思っておりまして、そういった意味では、非常に歯切れの悪い答弁になりますけれども、財源含めて検討させていただければと思っております。

質問 8番 渡辺富久馬

今の最後の誰も見ない案内板みたいなものは、これからどういうふうになるか。ただ、像とか記念碑を含めて、設置したときの先人の思いを決して忘れてはいけないなというふうに考えています。教育長、最後になりますけれども、答弁ありがとうございます。長い間、ご苦労さまでした。ありがとうございます。終わります。

出典:広尾町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月11日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる