深川市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日
JR留萌本線の廃線後
2025年3月6日、深川市議会の一般質問で、北村薫議員が「JR留萌本線の廃線後」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。
- 質問者
- 北村薫 議員
- 答弁者
- 市長 田中昌幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 北村薫
2番目の質問に入らせていただきます。JR留萌本線の廃線後についてです。最初にJR留萌本線の廃線後はバスへの転換が計画されていたと思いますが、残すところあと1年となりました。廃線後のバスへの転換の見通しについて伺いたいと思います。2点目、この本線の廃線後には、隣接する農家さんからは跡地の利用について、補助事業等で圃場整備等をしていただきたいという声が結構ございますので、市としての考え方を伺いたいと思います。
答弁 市長 田中昌幸
JR留萌本線の廃線後について質問いただきましたので、お答えいたします。初めに、1点目の廃線後のバス転換についてでありますが、JR北海道は平成28年11月にJR留萌本線は極端に利用が少ないことから、単独では維持することが困難な線区として、バス等への転換に向けた協議を沿線地域と進めることを公表いたしました。このことを受け、沿線自治体である深川市、秩父別町、沼田町、留萌市の首長で組織する沿線自治体会議を設立し、存続の可能性を探るために協議を重ねてまいりましたが、令和2年8月の沿線自治体会議において留萌市が廃線受入れの姿勢に転じたことを発端に、留萌・石狩沼田間は5年3月末をもって廃止されたものです。残りの石狩沼田・深川間については、留萌市を除く自治体とJR北海道で協議し、3年間の延長はできたものの、令和8年3月末をもって廃線とすることでJR北海道と合意がされたものです。廃線合意後につきましては、JR廃止後の代替交通が最優先の検討課題となり、一部廃止となった留萌・石狩沼田間は、沿岸バスと道北バスが共同運行する既存の留萌旭川線を代替交通に指定することでJR北海道から提案を受け、沿線自治体会議においても了承したものであります。その後、石狩沼田・深川間について、JR北海道が既に日中帯に沼田線を運行している空知中央バスと交渉しましたが、早朝と夕方以降の時間帯は運転手不足のため運行は困難であるとの回答がありました。路線バスのように不特定多数の乗客を有償で運送するためには、道路運送法第4条で規定する一般乗合旅客自動車運送事業の許可と料金を受け取る設備が必要となることから、JR北海道では新たな路線バス事業者を模索するべく、近隣の乗り合いバス事業の許可を有するバス事業者と交渉してまいりましたが、どの事業者にも運転手不足を理由に断られ、最終的にJR北海道側からは貸切りバスにより無償で乗客を乗せる運行方法の提示があったものであります。沿線自治体としては、他の地域においてそのような運行形態の例がないことに加え、持続可能な交通体系の観点からも好ましい運行体系ではないことから、再度路線バス事業者と交渉するよう要請していたところ、今般、道北バスから自社の持つ路線バス等において運行便数等の整理をしたことにより、石狩沼田・深川間の運行を受けることが可能な体制になったとの申出をいただいたものであります。このことから、沿線自治体をはじめ、JR北海道や北海道運輸局、北海道の担当職員で組織するJR留萌本線沿線自治体会議実務者会議にバス事業者にも参加していただき検討した結果、平日は、空知中央バスが運行する既存の10便と明日萌観光バスが早朝に運行するJR留萌本線定期券保持者専用バス1便に道北バスの早朝と夕方以降の8便を加えることで計19便の運行、土日、休日は、既存の6便に道北バスの早朝と夕方以降の7便を加えて計13便の運行とすることで話がまとまり、各自治体の首長に了承を得て、このたびJR北海道と合意したものであります。今後においては、バス停や運行経路、発着時間などの詳細を詰めていく必要がありますことから、さらに協議を続け、赤字に対する支援金の積算がまとまった時点でJR北海道と代替交通支援に対する覚書を交わす予定としております。なお、JR北海道からは、令和8年3月末をもって鉄道を廃止する場合には、1年前に国土交通省に鉄道廃止届を提出する必要があることから、今月中に届出をするとお聞きしております。一方、北一已駅周辺の方に対する代替交通でありますが、現状の北一已駅の利用人数などを勘案しますとバスでの代替交通は現実的ではないことから、タクシー助成を視野に検討を進めているところであり、今後、留萌本線北一已駅沿線地区対策会議をはじめ、地域の方々と調整を図った上で決定してまいりたいと考えております。次に、2点目の跡地利用についてでありますが、令和6年第4回市議会定例会において村上議員からも質問をいただいておりますが、現在は代替交通の協議を優先的に行ってきており、跡地に対する詳細な協議までは至っていないのが現状であります。議員の質問にもございましたが、JR留萌本線の西側に面した地区の土地改良事業を要望する一已地区土地改良事業促進期成会からは、留萌本線跡地について管理しやすい形に整備してほしい、可能であれば、土地改良事業と共に整備すれば市の負担軽減が図られるのではないかという旨のお話もいただいておりますので、まずは跡地を整備する場合、どのような負担が生じるかを調査しているところです。しかし、前段で申し上げましたとおり、代替交通がほぼ決まりつつありますので、今後は跡地について、地元期成会はもちろんのこと、土地改良事業を担う土地改良区や北海道と協議を進めてまいります。