深川市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日
深川産米の消費拡大
2021年12月9日、深川市議会の一般質問で、北村薫議員が「深川産米の消費拡大」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 北村薫 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 北村薫
令和3年度もあと僅かで、今年1年が終わろうとしています。先日の山下市長の行政報告でも述べられておりましたが、本年度の農作物の出来につきましては、米の作況が108と数字的には大変いい出来になりましたが、いかんせん、夏場の猛暑と干ばつの影響があり、米に至っては胴割れ、腹白米の発生、また麦、大豆においても干ばつの影響を受けた年になりました。また、昨年からのコロナ禍の影響で米の消費が減り、在庫が増え、令和3年産米の価格が下がり、農家にとってはかなり厳しい年になっております。この後、国によるナラシ対策が発動されると思われますが、決定的な解決策にはならないと思われます。また、新型コロナウイルスにつきましては、3回目のワクチン接種が始まると聞いておりますが、外国では新変異株のオミクロン株が発生しておりまして、日本におきましては、11月30日付で全世界を対象に入国禁止の措置がなされ、まだまだ予断を許さない状況下にあります。令和4年につきましては、コロナ禍も落ち着き、以前のような生活ができる年になるように心から願うばかりでございます。それでは、通告に従い一般質問いたします。最初に、深川産米の消費拡大について伺います。今ほど述べましたように、令和3年産米の出来につきましては、作況108といういい出来になりましたが、昨年より流行している新型コロナウイルスの影響で外食・中食産業の営業自粛並びに外国人観光客の来日禁止により、米の消費が著しく減少しています。国内の米の在庫は増え、令和3年産米に至っては、価格が1俵当たり2,500円以上の下落で、我々農家にとっては厳しい年末になると思われます。国では、ナラシ対策の発動、また備蓄米の用途変更等の対策が検討されているとは聞いていますが、抜本的な解決策とは思われません。また、先日、機会がありまして、ある国会議員の方と話をしたのですけれども、国民1人当たりが1日に食べる御飯の量を、茶わん半膳余計に食べていただけるとお米がかなり消費され、米余りが解消できるという話をされていました。しかし、しょせん机上の空論でございまして、なかなか解決策にはならないと思います。また、話は変わりますけれども、先日、JAきたそらちのゆめぴりかが全道コンクールにおいて最高金賞になり、作付農家にとっては大変喜ばしいことと思います。それが今後の消費拡大につながればと思いますけれども、先ほども言いましたように、それがすぐに消費拡大へつながるかはなかなか難しいと考えますが、深川市として何か考えがあれば伺いたいと思います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
深川産米の消費拡大についてお答え申し上げます。本年におきましては、人口減少等により、主食用米の需要が減少している中で、新型コロナウイルス感染症の影響等も重なりまして、一層の米余り状態になっていると認識いたしております。農林水産省の発表によりますと、全国の米の出荷及び販売段階における民間在庫は、令和3年9月末現在、前年同月比で24万トン多い214万トンが積み上がっており、このうち北海道米については、やはり前年同月比で9万トン多い23万トン在庫になっていると発表されております。また、このことに伴い、令和3年産米の玄米60キログラム当たりの相対取引価格は、北海道で作付されている主な品種の9月の価格で見てみますと、ななつぼしが前年比81%の1万2,157円、ゆめぴりかが前年比87%の1万5,049円と大幅に下落している状況にあります。こうした中、国においては新型コロナウイルス感染症拡大の影響による需要減に相当する15万トンの米穀について、集荷団体と実需者等が連携し、計画的な長期保管を行うことや、中食・外食事業者等への販売促進を図ったり、子ども食堂等への提供を支援するコロナ影響緩和特別対策を実施することで、何とか販売環境を整備したいとしているところであります。ここで質問の深川産米の消費拡大についての考えについてであります。本年度におきましては、市内を対象とした米消費拡大対策として、深川市農業対策協議会において、本年6月に市内の幼稚園、保育園、小中学校、そして拓殖大学北海道短期大学に深川産米及びパック御飯を全体で約4トンの配布を行うなど米消費拡大事業を実施いたしておりますほか、10月には本市も入りましたこめッちフェスタ実行委員会主催により、こめッち&そばフェアを開催いたしまして、いわゆる地産地消の取組拡大に向けて支援を行ってきた経過がございます。また、市外に対する米消費拡大対策としては、市がJAきたそらちなどの関係団体と連携して、札幌市で開催された空知フェアへの出展・販売、また、ふかがわまい生産組合による道の駅での新米即売会の開催などを行ったほか、先月の第4回市議会臨時会で補正予算の議決をいただきました農畜産業経営継続支援事業によりまして、JAきたそらちが行う米のネット販売や実需への販売の送料に対し、市が財政支援を行うことにしており、さらに、海外に対しましても、JAきたそらちにおいて、香港のおむすび店向けに約131トン、シンガポール、台湾など、アジア圏向けに約835トン、それぞれホクレンを通じ、本年産の輸出を行っているところでございます。今後におきましても、輸出の拡大に向けた取組のほか、今回国の補正予算で示されております販路拡大等対策について、活用できるものはしっかり積極的に活用するとともに、議員も触れられておりましたとおり、このたびJAきたそらちのゆめぴりかが北海道米の新たなブランド形成協議会・北海道米販売拡大委員会主催のゆめぴりかコンテスト2021におきまして、見事最高金賞を受賞されましたことから、市といたしましても、ホームページ等による一層の周知を図るとともに、ふるさと納税での寄附サイトにおいても、全国の寄附者にこの点をよりアピールするなど、そうした様々な取組を通じまして、市内外に広く深川産米のPRを図り、一層の消費課題につなげてまいりたいと考えております。