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遠別町議会 令和8年第2回定例会 2026年3月10日

内部統制制度への取組みについて

2026年3月10日、遠別町議会の一般質問で、橋本初昭議員が「内部統制制度への取組みについて」質問し、町長 國部雅人が答弁しました。

質問者
橋本初昭 議員
答弁者
町長 國部雅人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 橋本初昭

おはようございます。令和8年第2回定例議会において、議長より一般質問のお許しをいただきましたので、通告書に従い、一般質問させていただきます。私の一般質問の件名は、内部統制制度への取組みについて。地方公共団体における内部統制制度は、地方自治法等の一部を改正する法律により、市町村においては、事務の適正な管理執行を確保するための方針を定めることが努力義務と規定され令和2年4月1日に施行されました。内部統制制度の整備は、制度設計の方針に基づき、組織体制を整備しつつ、組織内の全ての部署において、リスクに対応するために、規則、規定、マニュアル等を策定し、実際の業務に適応することをいい、地方公共団体における事務が適切に実施され、住民の福祉の増進を図ることを基本とする組織目的が達成されるよう、行政サービスの提供等の事務上のリスクを評価及びコントロールし、事務の適正な執行を確保するために行うものであります。さきにも述べましたが、内部統制制度の整備は、指定都市の市長以外の市町村長は努力義務となっておりますが、今後の本町における内部統制制度への取組について、町長のお考えを伺います。なお、答弁内容によりましては、再質問の権利を利用いたします。以上です。

答弁 町長 國部雅人

おはようございます。それでは、橋本議員よりありました、内部統制制度への取組みについてお答えさせていただきます。地方公共団体における内部統制制度は、地方自治法の一部を改正する法律により、監査制度の充実強化及び地方公共団体の長や職員等の損害賠償責任の見直し等とともに、一体的に導入されたものであります。その背景には、地方制度調査会の人口減少社会に的確に対応する地方行政体制及びガバナンスの在り方に関する答申の趣旨を踏まえ、人口減少社会においても、行政サービスを安定的、持続的、効率的かつ効果的に提供していくため、その要請に対応した地方行政体制を確立することが求められていることがあります。内部統制制度の導入により、地方公共団体は、組織としてあらかじめリスクがあることを前提として、法令等を遵守しつつ、適正に業務を執行することが、より一層求められております。そうした組織的な取組が徹底されることによって、町にとってはマネジメントが強化され、政策的な課題に対して、重点的に資源を投入することが可能となります。また、職員にとっても、業務の効率化や業務目的のより効果的な達成等によって、安心して働きやすい、魅力的な職場環境が実現され、ひいては、信頼に至る行政サービスを住民が享受することにつながることと理解しております。以上のとおり、内部統制の導入については様々なメリットがありますが、本町においては、小規模自治体であり、内部統制制度に取り組む人材の確保が難しい状況であります。当面、組織として法令等を遵守し、適正に業務を管理及び執行し、適正な行政サービスの提供に努め、リスクの発生の未然防止に重点を置くこととし、内部統制については完全な導入ではなく、制度の概念を参考にしながら、リスク管理を進めてまいりますので、御理解願います。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 2番 橋本初昭

再質問させていただきます。内部統制制度の取組みについては、様々なメリットがあることは町長も認めつつ、組織における人材確保の観点から、導入は困難であるとの答弁であります。ただ、町長自身が代表監査委員であった令和2年度定期監査報告結果の指摘事項で、内部統制について、事務処理におけるリスクの未然防止の観点から、制度の導入検討を望んでいましたが、当時の行政は、具体的な対応はしておりませんでした。そこで答弁の中で、当面、完全な導入ではなく、制度の概念を参考にしながらリスク管理を進めるとありますが、具体的にどのような体制を組織として構築していくのか、町長のお考えをお知らせください。

答弁 町長 國部雅人

再質問にお答えしたいと思います。そもそも内部統制を導入する意味としましては、いろんな業務上のミス等があったときに、そのミスを個人の責任にするのではなく、ミスを未然に防ぐ、組織として防ぐという体制を取るというところが目的と考えております。この内部統制制度の全てのフルスペックでの導入となりますと、専門的な内部統制専任の職員も必要と考えますし、それぞれ毎回、内部統制の評価等もしていかなきゃいけない部分でありますので、個人のミスを個人では済ませないようにするということが大事でありますので、そういった未然防止を防ぐような体制をつくるというところでございます。その中で、どのような部分でどこに部分採用するかというところが問題ではありますけれども、それはリスクが様々なところに存在すると考えられますので、例えば、問題が起きたところですとか、重要な点、私が監査させて、この内部統制について指摘したときは、重大な事故が起きた際に、組織として防ぐことはできないかということの意味で指摘させていただいた部分でありまして、その部分は、今も私は変わっておりませんので、内部統制、フルスペックというわけではなく、問題が起きたところに、組織として対応できるような体制を取っていきたいという考えでございます。

再々質問 2番 橋本初昭

再々質問させていただきます。今の町長の答弁聞いていると、いや、分かるんです。完全にがちっとやるとなると、それなりの体制は整えていかないと。ただ、今言っている、僕ははっきり言って、ちっちゃいところから始めると言うと、はっきり言って、組織のリスク管理だと思うんですよね、突き詰めて言えば。そこで、ちっちゃな事例なんですが、リスク管理の対策の一つとして、今回の定例議会における議案等の差し替えの多さも、一つのリスク管理だと思うんですよ。前回の12月の定例会も多いと思いましたが、今回もそれに増して、また多いんですよ、議案の差し替え等が。はっきり言えば、12月から今回まで、何らリスク管理における対策が講じられているのかなという思いが、僕の中でもあったもんですから、ただ、これは一つの例なんですが、私が行政に在籍したときは、定例議会ごとに終了したら課長会議を開いて、議会対応に対して齟齬がなかったかというのを検証してたんですよね。例えば、議案の差し替えが多かっただとか、議員に対する答弁はそれでよかったのかとかいう反省会と検証を兼ねたものを実施したものですから、それは一つの事例ですけども、そうはいっても、いま一度、組織での今後のリスク管理の重要性について、職員にいま一度きちっと周知することが肝要だと、私はまた考えておりますが、いま一度、再度、町長のリスク管理に対する考え方をお知らせください。

答弁 町長 國部雅人

再質問ありがとうございます。私も具体的な例として、今回の差し替えが多かったという点を取り上げて考えました。そこで私が、何が原因でこのようなことが起きたんだということで、今までは個人の責任というか、個人のミスという形になっておりましたが、二重チェック体制がどうなっているのか、二重チェック体制に取る時間はどうなのか、内部的な締切りはどうなのか、そういったところを精査して、内部ルールをもうちょっと厳格化してやらなければいけないということが、今回の例に関しては感じたところでございます。今、橋本議員から、御指摘というか、例を挙げていただきました、議会後の課長会議に関しましては、私もその会議をやっていた過去というのは知らなかったものですから、非常にいいことを伺ったということで、参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございます。

出典:遠別町議会 令和8年第2回定例会 2026年3月10日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる