美幌町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月3日
人口減少社会への挑戦と学校給食費の無償化について
2023年3月3日、美幌町議会の一般質問で、古舘繁夫議員が「人口減少社会への挑戦と学校給食費の無償化について」質問し、町長 平野浩司、政策課長 沖崎寿和が答弁しました。
- 質問者
- 古舘繁夫 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、政策課長 沖崎寿和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 古舘繁夫
私は、さきに通告しております2点について一般質問をさせていただきます。1点目は、人口減少社会への挑戦と学校給食費の無償化についてであります。2点目は、高齢者に対する支援及びサポートということであります。1点目からお話をさせていただきます。人口減少に対しては、移住対策と小中高生への投資及び無償化による人口増ということを考えております。財政は厳しい現状にありますが、小中学生に対する投資により、必ずや美幌町に対する強い愛着心が生まれ、将来に大きな希望を持つ頼もしい大人になってくると思います。学校給食費の無償化は、自然環境豊かなオホーツク管内の中で美幌町に住み続けたいと思う方々、また、美幌町に移住を考える方々への強いメッセージにもなると思いますが、無償化についての考え方をお聞かせいただきたいと思います。また、人口減少を食い止めることは大変厳しい状況にありますが、このような社会情勢で美幌に住み続けたいという町民に対する応援、支援はどのようなものがあるか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。2点目は、高齢者に対する支援及びサポートということで、町民70歳以上の方々への峠の湯の入浴料金及びもーびー乗車料金の無償化についてであります。美幌町は、人口減少と少子高齢化が一層進み、ますます厳しい状況になってきております。諸先輩が築き上げてきた御労苦に対する感謝の思いとして、70歳以上の町民の方々への峠の湯の入浴料金及びデマンドバスもーびー乗車料金を無償化にすべきと考えておりますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
古舘議員の御質問に答弁いたします。初めに、人口減少社会への挑戦と学校給食費の無償化についてですが、これからの美幌町を担う子供たちの成長に対して、何より安心して子育てできる環境づくりの強化が必要であり、子育て世帯の経済的負担の軽減の観点からも、学校給食費の軽減は有効な支援策でありますが、財政負担の面からも、これまで、第3子以降の世帯に対して給食費の無償化を実施しているところであります。本来、学校給食費の無償化は、義務教育の公費負担の原則から国がしっかりと費用負担の責任を果たすべきと考えております。一方、昨年から続く食材の価格高騰の状況から、給食費を値上げしなければならない窮状にありますが、これまでの経済情勢を考慮し、子育て世帯の負担とならないよう、何らかの支援策を講じる必要があると認識しております。しかしながら、無償化は多額の財政負担が伴うことから、全体の子育て支援施策の状況も踏まえて、慎重な判断が必要であると考えております。また、美幌に住みたい、住み続けたいと思う町民に対する応援、支援はどのようなものがあるかにつきましては、第6期美幌町総合計画や美幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略により、子育て、医療、福祉政策、インフラ整備を進めており、今後も引き続き、このまちに住みたい、住み続けたいと思っていただける施策を進めてまいります。美幌町は今年、町制施行100周年を迎えます。この機会を通して、町民全体で歴史を振り返り、先人の功績に感謝するとともに、いろいろな記念行事を行い、町民の皆さんとまちへの愛着や誇り、まちづくりへの積極的な参画意識の醸成を図り、次の100年につながるまちづくりを実行してまいりますので、よろしくお願いいたします。次に、高齢者に対する支援及びサポートについてですが、美幌町交流促進センター峠の湯びほろにつきましては、令和4年度に入浴料金を改定しており、今年度の入浴収入は、コロナ禍前の平成30年度と比べて約900万円の増収を見込みますが、電気料及び燃料費の高騰により支出が増加する見込みから、年間の収支としては減益となる見通しであります。また、峠の湯びほろの利用者数増加に向けた取組及び福祉施策の充実を図るため、本年度より送迎バスの運行、福祉風呂の介助用リフトを設置、障がい者を対象とした入浴料の半額助成を開始したところであります。御質問の70歳以上の町民に対する入浴料金無償化については、恒久的な多額の財政負担を伴うことから、現在のところは考えておりませんが、今後も利用者サービスの向上に努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、デマンドバスもーびーの無償化でございますが、令和4年1月に策定しました、美幌町地域公共交通計画に基づき、公共交通の収支改善に取り組んでおります。町民の皆様に御理解をいただきながら、将来に向けて持続可能な公共交通を構築していくためには、一定の受益者負担は必要であることから、現状では無償化することは難しいと考えております。今後、町内公共交通の利用状況等を注意深くみながら、交通事業者や関係機関と協議し、適正な運賃の設定に努めてまいりますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。以上、答弁いたしました。よろしくお願いいたします。
質問 10番 古舘繁夫
人口減少と給食費の無償化についてですが、過去に先輩議員並びに同僚議員が学校給食費を無償化すべきではないかというお話を議会で随分されておりました。第3子以降の無償化を進めているということは承知しておりますけれども、私は、無償化することが人口減少社会に対して何よりのことだとは思っておりません。何でもただにするというのはどうかと思いますけれども、給食費を無償化にすることで、美幌町への定住の思いや、美幌町に移住したいと思う方々などにはインパクトがあると思います。町長は、答弁の中で、これは義務教育だから国がというお話をされておりましたが、つい最近の農業新聞の記事に、自治体の3割が無償化をしており、さらに給食費助成の動きもあるということも書いてありました。ある経済人が、美幌町内で投資をしたい、建物を新しくして事業を進めたいということで私のところに来たのですが、美幌は本当に大丈夫なのかという話をされていました。今、美幌町の人口は、加速度的にという言い方はどうかと思いますが、少子高齢化で経済活動が立ち行かなくなるのではないか。いや、平野町長は、人口減少に挑戦をするということを町民の多くの皆さんにお訴えをして、4年間、町長をされてきて、多くの皆さんの御支持をいただいているはずですよ。しかし、1自治体または何かの施策一つで人口減少を止められるとは誰も思っていないと思います。しかし、その中の一つとしてインパクトがあると思っています。くどいようですけれども、町長がおっしゃっている人口減少に挑戦をするということについて、具体的に、もうちょっと分かりやすく、こんなことが施策として、また町の取組としてあるのだということをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
人口減少に歯止めをかけるのはなかなか難しいという認識は持っております。それは、私どもの町だけではなくて、全国的にそういう認識だと思います。あとは、減少を完全に止めるのは難しいと思いますが、傾斜率をできるだけ抑える、最低でも横向きにする努力が必要かと思っています。そうなれば、美幌にたくさん住んでいただけるということになると思っておりまして、他の町との差別化というか、美幌の特徴を何かつくっていかなければいけませんので、子育て、教育に力を入れるべきだと考えました。あわせて、町民へのまちづくり等のアンケートの中では、医療や介護の充実を求められていますので、今、私がふだん言っているのは、子育て、教育、それから、介護というよりも、高齢の方が元気で長生きしていただく場づくりをしっかりやることが大切であると思っております。
質問 10番 古舘繁夫
今、町長がおっしゃったことは、総論的なことが多いのです。先ほど言いましたように、何か一つをもって人口減少を止めるのはなかなか難しいです。今、子育てのこともありましたが、平野浩司町長は長く経済部長をお務めいただき、教育長という立場にもありました。特に、美幌町内の経済活動を含めたいろいろなことを熟知されていると思いますが、先ほど私がお話しした、商売をやっている人が投資になかなか踏み切れない理由は、人口減少の話が根底にあるためです。町長が就任されて1年たたないときに、新型コロナウイルス感染症が拡大して、大変大きなダメージといいますか、行政も大変な御苦労をなさいました。遅ればせながら、国がいろいろな政策で応援をしてきたという状況はあるのですが、就任1年目の平野町政は、オーバーに言えば、コロナに振り回されたところもあったのかもしれません。話を戻しますけれども、その美幌町に長く定住したいということも含めて、新たに美幌町内で生まれる赤ちゃんの数は80人いらっしゃらないのではないかと記憶しています。そしてまた、残念ながらお亡くなりになる方は、アバウトで言うのはどうかと思いますが、200人前後ではないかとということですと、どうしても人口減少になってしまいます。先ほど町長は、減少ではなくて横にスライドできるようにとおっしゃいましたが、なかなか厳しい状況にあると思います。とりわけ、今回、このことを一般質問にさせてもらおうと思ったのは、今日の美幌新聞を見たところ、平野町長に対抗する方がいないと書いてあったでしょうか。これは残念なことで、やはり、私はこう考えて美幌町を引っ張っていくのだという声を聞きたかったのです。どなたがやっても大変厳しい状況が待っていると思います。しかし、そんな中でこの美幌町は若干光っているところが幾つもあるぞということを考える。その一つに、給食費の無償化や、美幌に移住したいと思っていらっしゃる方に対する思いを、ここでお話しするということも一つではないかと思います。また、もしデータとしてあれば、平野町長が就任されて以来、何人が美幌町に移住してきたのか。南3丁目、南4丁目に体験型のお家がありますが、あそこを利用していただいて、美幌町並びにこの管内を体験していただいて、美幌町で生活をしたいという人のためにも使ってもらうということだったと思うのですけれども、その辺の成果を教えてほしいのです。美幌町に移住してきたのは何人ぐらいとか、もちろん農業も含めて、もし数字があるのであれば教えてほしいです。
答弁 町長 平野浩司
人口減少に関して総論的だという話でありましたので、具体的に何をやったかということです。例えば、子育てということでは、まずは第3子以上の多子世帯への支援ということで、第3子以降の給食費を無償にしました。また、保育に関して、幼稚園もそうですけれども、無償化になったときに大きな決断をしなければならなかったのは、それまで、それぞれお弁当を持ってきたり、保育費の中に給食費が入っていたものを出さざるを得ないということになったときに、いち早く、町は民間も含めて全て無償化したということはやってきました。そういう意味では、他のまちに自慢できるものはあると私は思っております。実際に、通常の人口推計は結構当たるのですが、その人口推計と今計画しているもので、私の分析でいくと、当初の計画のとおり人口減少が進んでいるのが実態かと思っています。ということは、逆に考えれば、先ほど言ったように、極力、下がらないようにするための努力ということであれば、まだまだ足りないのかなと思っております。確かに、就任して1年後にコロナ禍でいろいろな状況が変わってきました。ただ、コロナに対して自信を持って言えることは、町民の命と健康、そして、町の経済を何とか維持しようということはそれなりにやってきていると思っております。御質問がありましたが、移住してきた人数とか、農業者がこちらに何人移住してきたかというデータは持っていないのですが、新規就農のものだけをお話しさせていただければ、平成30年度から令和4年度までの5年間で3名の方が農業に新規従事しております。もう一つ、非常にうれしいのは、農業後継者という新規農業従事者、要はUターンされている方がこの5年間で23名もいるのです。人が増えているというか、それだけの方が美幌に戻ってきているという一つの事例です。そういう意味では、全てが私どもの施策の影響下ということではないですが、一つのデータとしては、こういう状況になっております。
答弁 政策課長 沖崎寿和
移住体験施設の利用実績について御説明させていただきます。直近で言いますと、令和3年度は、四季彩美幌を利用したのが1件となっております。そして、令和2年度は0件ということで、こちらは新型コロナウイルスの影響があり、こちらから利用をお断りして、施設の運用を停止していたという状況にございます。そして、移住の実績ですが、政策課を通じて相談がありまして移住に結びついた件数ですけれども、令和3年度は7件、令和2年度は相談がなかなかなかったということで0件となっております。以上でございます。よろしくお願いします。
質問 10番 古舘繁夫
私は、数字をという意地悪なことを言ってしまったかもしれません。しかし、先ほどからお話をしていますが、ロシアのウクライナ侵攻によってなおさら厳しい状況が続いている中で、さらにコロナが追い打ちになってきて、大変厳しい経済状況だと思っております。そんな中で、昨日、町長並びに教育長からありました令和5年度の予算並びに執行方針を見ると、町民の皆さんに夢を与えるというか、私に投資をしたいという人に、そんなことないぞ、美幌で商売はできるし、投資をどんどんしたらいいではないかと言ってやりたいと思っています。それは、決して皮肉ではなく、町長を先頭に多くの職員の方々の日頃の仕事ぶりや能力を考えると、この管内でキラリと光る町にきっとなるのだろうと思います。令和5年度の執行方針を見て、そのように実感しております。先ほど言いましたけれども、町長のお仕事というのは、町民の皆さんに夢を与えるというか、希望を持ってもらうという本当に大切なお仕事の一つだと思うのです。12月の定例会で稲垣議員が、平野町長に2期目はありますかというお話や、皆さんにお約束した公約に対する完成度とおっしゃったか、成し遂げたこととおっしゃったか、ちょっと忘れましたが、そのときに町長は七割、八割はやれたとおっしゃったのではなかったかと思うのですけれども、私は、正直に言って、そんなにやれたのだとびっくりしたのです。就任して1年もたたないうちにコロナがあって、全ての職員が対応されて、大変な平野町政の1期目だったと思っていた中で、稲垣議員に対してそういう御答弁があったので、そのように感じました。もう一回言います。町民に対する令和5年度の執行方針の夢、人口減少に対する思い、公約に挙げたもの、稲垣議員に対する答弁は間違いないということなのか、その辺をお話ししてください。
答弁 町長 平野浩司
私が就任したとき、当初、全体で44項目の公約を挙げました。その内容は、全てが皆さんにとって華々しい話だけではなくて、細かい話も含めて、こういうことを一つ一つ積み重ねてやりたいという項目から、結果的に途中で2事業をやらないと修正させてもらいましたので、42事業に対して、何らかの手をかけるか、完結したということでお話しさせていただいております。ただ、事業の深みといいますか、例えば、美幌の宿泊施設については、期間中に民間参入の努力をしたいということで、本当に4月から着工していただきますけれども、そういう項目であればきちんと実行できたと思っています。そういう意味では、項目として出したものはしっかりやったと思っております。ただ、その熟度については、まだまだ不十分なものがあるので、私の思いとしては、次期もしっかり担わせていただきたいという思いでお話をしました。いずれにしても、例えば人口減少については、議会の中で古舘議員と、私の立場としては夢をということもあるのですけれども、着実に歩むこともしなければいけないですし、派手さはなくても、やれることをしっかりやりたいです。美幌に来ていただけるチャンスがあって、その中で何が必要かということについては、その方ときちんと向き合いながら、制度的に直す必要があるものは直すとか、そういうことはしっかりやってきています。起業であれば、団地にも倉庫を建てていただいたり、衛星のアンテナがありますが、基地局の誘致などは、そんなに目立つ存在ではないですけれども、しっかりやってきたつもりです。そういう意味では、これからも可能な限り、まずは町民にこの町に住んでいてよかったなと思っていただける施策を一つ一つ皆さんに示して、それをしっかり実行していきたいという思いです。
質問 10番 古舘繁夫
人口減少と令和5年度の話をお願いします。
答弁 町長 平野浩司
令和5年度の予算編成方針で、実質的には骨格予算ということで、これを新たにやりますよというのは、そんなに示しておりません。なぜかというと、予算が伴うものについては、次の町長になられる方がしっかり示すべきだと思っています。ただし、今まで継続的にやっていたもの、例えば、幼稚園、保育所の給食費の無償化とか第3子以降の給食費の無償化は継続しています。また、制度で変えられるものは、今回いろいろと提案させてもらいますけれども、リフォーム制度の中で、これは少しでもよくしたほうが皆さんにとって使いやすくなるというものは、申し訳ないですが、次の町長が誰になろうが、今回しっかり示させていただいておりますので、それを皆さんで判断していただければと思っております。
質問 10番 古舘繁夫
いろいろなお話をさせていただいておりますが、究極は、人口減少への対応と学校給食費を無償化にすること、それが唯一ではないけれども、とても大事なことなのです。同じ話を繰り返しますが、美幌町にこれからも長く定住しよう、子育てをしていこう、住み続けたいという思いの方々に対する大きなインパクトがあるからお話をさせていただいております。町長の4年間の評価については、どこにその方の思いがあるかによって違いが出てくるし、町長が四十何項目の話をされたのは少し記憶があるのですけれども、令和5年度の予算組み並びに執行方針のお話をさせていただいていることを聞けば、美幌がこれからもきらりと光るまちになるのだろうということを強く大きく期待をしているところです。しかし、国並びに道の財政的なことも含めて、町民の皆さんに夢だけを与えるということではなくて、町長も具体的にお話していただきましたが、これからさらに厳しくなるであろうという状況の中で、人口減少社会へ挑戦するのではなくて、人口減少に立ち向かうという思いで、意をもって対処していただきたいと思います。この項目について終わりにしたいと思いますが、いま一度、人口減少、給食費の無償化並びに人口減少対策についてお話をいただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
人口減少の対応については、本当に積極的にさせていただきたいと思いますし、今回は骨格予算でありますけれども、当初の予算編成方針でお話をしたときは、減少をとどめる方法として、4月1日にオープンする美幌みどりの村につくっている移住相談拠点施設を挙げております。民間の力を借りて、ここには移住相談の窓口もありますので、そこに来てもらうということです。それから、私はふだんから関係人口というお話をしておりますので、美幌に関わる企業が、ワーケーションでもいいのですけれども、それを使ってこちらに滞在してもらうということです。それは、町の経済の活性にもつながりますし、大学等にも関わってもらって学生がこちらへ来て、我々に足りないものを若い世代に補完していただいております。それらをしっかり維持するというよりも、チャレンジをしていきたいという強い思いがあります。また、給食費のことで今言えることは、原則は原則ですが、子育てというトータルの中で皆さんは何を望まれるのかです。今、給食費だけではなくて医療費のことも言われていますし、もうちょっと的を絞れば、保育料の0歳から2歳児までの負担を町がしてほしいとか、トータル的に皆さんが一番背中を押してくれるものというのは、それだけ財源が伴うということです。大きな市というよりも、ふるさと納税の寄附金が多いところは、皆さん、特定財源ということでいろいろなことをやっています。ですから、私が町長に就任したときに、まずはふるさと納税のお金を増やしましょうということで、私どものスタッフとそこに関わる業者がタッグを組んで、7,000万円ぐらいの一部修正がありましたが、それでも4億円を超えるお金を得ております。そして、いただいたものを何に充てていくかです。給食費という話はありますけれども、それだけ特化してやると言える時期ではないので、それはその立場にある中で判断することだと思っています。こういう中途半端な言い方で申し訳ないのですけれども、御理解いただきたいと思っております。
質問 10番 古舘繁夫
それでは、二つ目の高齢者に対する支援とサポートについて、もーびー号の料金の無償化と峠の湯の料金の70歳以上の方々を無償にするということでお尋ねいたします。伺えば、もーびー号は大変好調ということですが、峠の湯については、電気並びに燃料の高騰で大変厳しい決算をしているというお話がありました。峠の湯に関係しては、年間10万人前後の利用ということについては、公営温泉で大変御努力をされている数字だなと本当に敬服しているところです。町長からお話がありましたが、町制をしいて100年になるということで、先人のたゆまぬ努力で美幌町はここまで発展してきました。しかし、大きな社会情勢の中で、少子化と高齢化という大変厳しい状況下にありますが、そういう人たちに敬意並びに、昨日、木村議員から、若い人に対するサポートとか、もっと支援をしてほしいというお話がありました。それはすばらしいことですが、そうなってくると財源が幾らあっても足りないと町長に言われそうですけれども、私はぜひ、70歳になったら年間入浴無料パスとか、1万円いただいたらお風呂は無料でデマンドバスは乗り放題ということを考えてはどうかと思っています。だって、高齢者の方々で免許証を返納する人が増えてきて、今はお家の中にいてもいろいろなものを自宅に届けてくれたりして生活ができますが、それは駄目です。家でごろごろして、朝、昼、晩、食べる物を届けてもらっていたら、病気になります。外に行って、人に会ったり、買物をしたり、お風呂に入ったりするということが何よりも健康なのです。高齢化がこれだけ進むのですから、お風呂とバスをセットで1万円負担したら年間ただにするというのはどうですか。町長、これは冗談で言っているのではないですよ。対抗馬がいないのだから、それぐらいのことは考えてください。令和5年度はこういう考え方でいく、高齢の皆さんに、これから100年のことを考えて、今までの100年に対する感謝も含めて、1万円を負担していただくことで、1年間、デマンドバスと峠の湯のお風呂は無料にする。1万円をもらうので、無料とは言わないですけれども、まだ統一地方選挙になっていないので、誰か出る人がいるかもしれませんが、これは町民に与えるインパクトも大きいですから、町長、そういう高齢者に対するサポート、支援はどうですか。1万円で1年間、お風呂に入り放題、デマンドバスに乗り放題、ちょっと考えてみるぐらい言ってください。
答弁 町長 平野浩司
高齢者というか、これまで町を築いていただいた方々に対して、私は常に敬意を払いたいと思いますし、皆さんは必然的に高齢になります。この頃は長生きをされる方が多いですが、皆さんに言っているのは、本当に元気で長生きしましょうねと。認知症とかフレイル予防という施策はしっかりやっていきたいと思います。今言われたように、ただではないけれども、一部負担した場合に何かセットでということは、一つの考えとしては理解できます。ただ、それを今やるということではなくて、公共交通としてのもーびーの動きと、高齢の人たちが家に閉じ籠らない、足がなくて買物に行けないのであれば、公共交通を整備しなければいけないけれども、そうではなくて、家にただいるだけだったら、外に出るほうが絶対にいいと、それは別な考えで整理しなければいけないと思っているのです。ですから、今、それに対してこんな施策がということを言う時期ではないので、お話としてはしっかり承りたいと思います。
質問 10番 古舘繁夫
最後の発言にさせていただきます。町長には御理解いただいたと思うのですけれども、復唱しますと、高齢化が進んでお家にいるというのは、精神衛生上、また肉体的にも決していいことではない。だから、動く、外に出るということで、デマンドバスについては、議員に大変熱心な方もいらっしゃって、滑り出しは本当に好調でよかったなと思っています。そしてまた、利用度がどんどん高くなっているというお話を伺いますので、家にいても届けてくれるということではなくて、近くの店やスーパー、金融機関、しゃきっとプラザなどに出かけていただく、そのためには足の確保はとても大事です。それから、峠の湯を利用するということについても、そのほかのことも考えると町長はおっしゃってくれましたので、高齢の方々に対する敬意、そして、これからも元気で長生きしてもらえるということを考える施策をぜひ令和5年度に、選挙が終わったら大型補正がきっとあるのだろうと思うのですが、その中に含めていただきたいと思います。学校給食と峠の湯と全部をただでというのは虫がいいと言われるかもしれませんが、一歩でも半歩でも私の言ったことについて進めていただければと思います。最後に一言お願いします。
答弁 町長 平野浩司
高齢の方々にはしっかり敬意を払うということは当然のことでありますが、皆さん元気で長生きをしていただく施策、それから、これは行政だけではなくて、皆さんとやらなければいけない、そういう町にしていきたいと思うのです。基本的には家の中にいない、外に出ましょうということを、令和5年度だけではなくて、それから先もと、そういう立場になればしっかり考えていきたいと思っております。