みんなの議会

厚沢部町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日

元気な地域づくりの推進について

2018年12月11日、厚沢部町議会の一般質問で、佐々木宏議員が「元気な地域づくりの推進について」質問し、町長、副町長が答弁しました。

質問者
佐々木宏 議員
答弁者
町長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 佐々木

そんな部分を含めまして、次の2番目の元気な地域づくりの推進をというような部分に入っていきたいというふうに思います。2番目の質問です。本年、産業厚生常任委員会第1回所管調査において、限界集落の実態が本町20地区のうち8地区が規定の報告に当てはまるというような報告がされております。平成27年にはまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、4つの基本目標と基本方針を示しております。しかし、本年の町民文化祭が一会場の集約型となるなど、厚沢部町全体の地域力の低下を感じるものです。本町の素敵な過疎のまちづくり基本条例には、幾世の先人たちが築き上げ、受け継いできた文化・歴史・産業・人情を重んじ、さらに時代とともに発展させ、魅力ある住みよい厚沢部町として次の世代へと引き継いでいかなければなりませんと明記されています。日常生活は地域社会で営むほかないものでないかというふうに思います。あわせて、超高齢化社会になればなるほど地域志向は強まっているんでないかと思うところです。本町の伝統的な町内会、旧部落と言った地縁組織に期待し、その能力を引き出す手法が重要と考えるところです。そこで、元気な地域づくりに向け、人口が減っても元気な集落を維持できるような町内会が主体的に取り組めるよう丁寧できめ細やかな対応が求められると思います。秋田県五城目町では、人口減少、高齢化が進む中でも、68町内会でのワークショップを実施し、10年後の未来の目標を描く町内会ビジョンを作成しています。このように本町においても、地域合意の後押しが必要と考え、以下、4点について町長の所見を伺うものであります。①に8地区の限界集落はどこでありますか。②元気な地域づくり支援事業実施の考えはあるか。③に集落振興支援条例立案の考えはありますか。④町内会支援窓口の設置はどうなっていますかと。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長

佐々木議員の元気な地域づくりの推進をとの質問であります。1点目の8地区の限界集落はとの質問でありますけれども、議員も御承知と思いますけれども、限界集落とは、社会学者が提唱した概念、65歳以上の高齢者が半分以上占める集落のことを示していると。冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難な状態に置かれていると言われておるところでございます。その考え方のみを数値的にあらわしますと、本年5月末住民基本台帳の人口をもとに町内会単位で見ますと、まず、美和、滝野稲見、清水、鶉、木間内、社野山、城丘、中館、富里の8地区であります。しかしながら、地域の活力とは単に年齢で判断すべきものではなくて、地域住民の活発な交流や互いの助け合いなど、かたいきずなが大切でありまして、そのように活動あるものだというふうに認識しております。2点目の元気な地域づくり支援事業実施の考えはとの質問でありますけれども、何をもって元気な地域づくり支援事業というのかがちょっとわかりかねますけれども、質問の中にありました秋田県五城目町では、1町内会、3年間で150万円を上限とした既存集会所の改修などを支援すると、また、3年間で100万円を上限に花壇づくり活動に見守り隊設置をすると、除雪機械購入、ふれあいサロン等への支援を行っているというところでございます。本町では、地域のコミュニティーの場となる集会施設は、ほぼ町内会ごとに町営で設置をしておりまして、また、各町内会からの町政要望や各地区での座談会の開催で、町民からの御意見、要望をいただき、施策に反映しております。さらに、各地区には駐在員を配置して、役場との連携調整や住民の利便性を図りながら、防犯活動、敬老会、LED照明設置など、電気料の補助なども町内会での自主的な活動に対しての支援をしているところであります。今後もよく町民の声に耳を傾けて、健全財政を維持しながら施策を展開してまいります。3点目の集落振興支援条例立案はとの質問であります。本町では、素敵な過疎のまちづくり基本条例がありまして、この中で自治活動の推進やコミュニティーの活性化もうたっているところでありまして、集落振興に特化した支援条例の制定は考えていないところであります。4点目の町内会支援窓口の設置はとの質問でありますけれども、町内会連絡協議会の事務局である総務政策課住民運動係がこれらの窓口となっております。以上であります。

質問 佐々木

ありがとうございました。限界集落、改めて町民からも限界集落8つもあるんだねと、どこなんだというような質問をされて私も認識しておりませんでしたので、改めて私が当初限界集落といった文言が出たときには4つだったんですけれども、それから年数も経過しておりますので、8つまでになったがというようなことで、やっぱり中心街以外の地域がそういったくくりの中に入ってきているということで、何ともやるせない思いがあります。それで、2点目の元気な支援事業は何だんだと、何聞いているんだというようなことでございます。これについては、通告の仕方がもうちょっと私のほうで丁寧に通告すればよかったのかなというふうに反省しております。支援事業と言いますのは、ひと・まち・しごと創生計画の折にも、あの中にも出てきていました。出てきたんです、私も策定委員やった中で。これは地域ごとの集落の将来ビジョンといったような部分が何人になるんだという推計ができるプログラムが示されておりました。そういったようなことをつくるには、やっぱり集落ごとにワークショップと言っていいのかどうなのかわかりませんけれども、みんなに集まってもらって、ワークショップを開いて、そしてうちの町内会の課題って何なのというようなことを、これみんな言わなくてもわかっているんですよね。後継者いない、年いっていると、そういうのをみんなで話し合うことにおいて、きちっと改めて認識するということが大事だと思うんですよ。そして、それはどうやっていったらいいのよというような、要するに、五城目町でないですけれども、10年後のおらの町内会こういうことでやっていくべやというようなことがきっと出てくると思うんですよ。それを当然達成するためには幾らかお金もかかる部分も出てくるんでないのかいというようなことを言っているわけです。それを通り越して支援事業どうだというような質問であった部分については反省する部分であります。どうなんですか、これはまち・ひと・しごと策定計画の中でも示された集落ごとのやっぱりそういう、今からでもまだやっていったら間に合うんでないですか。私は必要だと思うんですけれども、いかがなものでしょうか。

答弁 副町長

町内会活動というのは本当に大切なことであります。町の活力というのは、まず、そういうところから出てくるのかなというふうに思っております。今ちょっと私も質問のほうがわかりかねるところあったんですけれども、集落ごと、町単位で全体の10年後の年齢の姿、いわゆるこういう動きになるよと、人口は推測すると、こうなるよというのも出ますから、当然集落単位でも出せないことはないと思うんですけれども、それが果たして結果としてどうなんだということがございます。限界集落、限界集落と言いますけれども、実際に木間内さんの山もあるわけです。国道を走っていて、ここが限界集落だなと思う人はほとんど誰もいないんではないかなというふうに思います。要は、その集落、集落でどれだけコミュニティーがとれているのかというところが一番大事だなというふうに思っております。私も五城目町知らなかったんですけれども、今回の質問を受けて、ネット等で見てみました。大変参考になるなというふうに思っております。本当の意味で協働のまちづくり、いわゆる行政と町民が対等の立場で協力し合って、ともに働くまちづくりを進めていこうとしているんだなということだと思います。我々も本当に参考にすること多々あるなと思います。私が感じたところによると、まず、まちづくり座談会をやっているとか、町政要望聞いているとかということがありましたけれども、とかく町が一方的に説明して終わる、あるいは町への住民の要望、陳情型になっているのではないかなと、地域全体の要望、陳情というよりも、だんだんの、その辺はクリアされてきたので、個人的な要望等にもなってきているのかなというふうになっております。そういうことだから、少し参加する人数もだんだん減ってきているのかなという反省をしているところでございます。もっと時間は限られておりますので、やり方として町民からの提案を受ける、要望、陳情でなくて提案を受ける仕組みにすると、少しは参加者もふえてもらえるんでないかなと思います。今年度は実施しないわけでございますが、来年度以降、いろいろ工夫するところがあるんだろうなと思います。それで、五城目町の例ありましたので言いますと、町内会アンケートをして、そのアンケートに基づいて10年後の自分たちの姿というのをワークショップしたということでございます。10年後一番大切なのは何かというと、やはり町内会のきずなと防犯、防災の強化を希望しているということでございます。それからいきますと、今年度の防災の関係で館町と富栄の町内会から声かかりまして、うちのほうの担当が行って、そういうワークショップ等をやっております。そういうところからだんだんとそういう隣同士のきずな、困っているときの助け合いが始まるんだろうなと思っております。もし、そういう声があれば、うちのほうでも日程調整しながら参加しますので、そういう中で町内会と協力しながらやっていければなというふうに思っております。

質問 佐々木

町内会からの声というのはなかなか出てこないと思うんですけれども、その仕掛けづくりといの、それが何なのか、ちょっとその工夫がやっぱり必要だと思うんですよね。そこを見つけた中で進んでいかないと、みんな実態はわかっているけれども、問題解決の方向には進んでいかないというのが大きな課題でないかなというふうに思っているところであります。それで、支援事業の中身というのは、そういうことでありまして、あと振興条例と窓口といった4点目の部分であります。残念ながら、本当に人口も4,000人去年切ったなと思ったら、あれよあれよという間に3,800人台になったということであります。私も以前2回ほど、3回ぐらいになると思うんですけれども、やっているよと、町内会はきちっとやっていると、民生委員の相談、地区駐在員の広報配布、町内会に対する支援、まちづくり座談会でもきちっと意向を聞いていますよと、それでもやっぱり減るというのは何だろうというようなことであります。それにはやっぱり、一番大きくショック受けたのが、若い世代が仕事ないから町場に出ていくというんならわかるんですけれども、年配の方でもいなくなる、いなくなるといえば失礼なんですけれども、病院の関係もあるのかどうなのか、転出されているというのがショックです。そういったような部分で何といいますか、従来の住民同士のきずなというのが薄れているのがそういった転出の要因にもなっているんではなかなというふうに思うんで、そこはきちっと、おらが町いいなという部分を何らかの形で進めていかないと駄目でないかなというふうにろ思うところであります。そういったことで、以前にも申し上げましたけれども、集落支援員の設置、担当職員の専任といった部分でも、そういうこと要らないでしょう、ペケというような答弁であったんですけれども、やはり従前といいますか、20年ほど前は町内の役場職員が各集落に必ずいたと言えば失礼ですけれども、いました。今現在の体制を見ると、なかなか年代も若返って職員の顔も知らないというようなこともありました。そうなると、やっぱり役場というか、行政とのつながりも、なおさら希薄になる部分もあるし、そういった部分できちっと職員と接点持つ方法も考えていただければというふうに思います。どうですか、これ、ショック受けるのはやっぱり葬儀ですよね。葬儀やるに人少なくなってきているなというのが実態的に感じます。そういった部分に滝野稲見地区は誰々が手伝いに行けやというような体制とられないんですか。

答弁 副町長

今、葬儀と、そういう場合、一言声かけてくれれば、誰それと決めなくてもお手伝いは幾らでも受けます。受けますけれども、担当、担当をつけて常にとなると、やはり今のなかなかそれは難しいのかなと思います。住民運動係という窓口ありますけれども、総務政策課の中に、そういう相談をしてくれれば、そういう対応はいたます。地域、地域でだんだん若い人がいなくなって活力が少なくなるということでございますが、五城目町のアンケート調査の中見ますと、やはり人口が減ってもみんなと地域で仲よく暮らしていきたい、あと楽しく近所づき合いをしていたいというような意見がほとんどだそうでございます。うちのほうも多分アンケートとると、そういうような町内会のきずなを求める声になるのかなと思います。地域の中で足りないところは我々も一緒になって知恵を絞って何らかの対応を考えていければなというふうに思っておりますが、あくまでも住民主体の協働の精神というのがやはり一番大切なのかなと、それが一番長続きするのかなというふうに思っております。

質問 佐々木

ビジョンといいますか、創生計画、ビジョンは立ち上げているんですけれども、ぼんと木は植えたけれども、植えっ放しで枝葉出てくるようなサポートが足りないんでないかなというふうに思いますので、より人口展望に近づけるためには細やかな話し合いというか、活動を進めていかなければならないんでないかなというふうに思います。町民一人ひとりがまちづくりの主役、主体であることを認識した中で、議会と町がともに力を合わせて、本当に各集落ごと、豊かで活力に満ちた素敵な過疎のまちづくりを実現するために、ともどもに頑張っていきましょうというようなことを、町と皆さん継続的に、改選期来年でございますので、なかなか計画にのせるというようなことも難しい部分があろうかと思いますけれども、すぐさま、何というの、改選になってでも取り組むという姿勢をぜひともお願い申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

出典:厚沢部町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる